感想
ボギー愛子の悪霊退治。
元ネタの宜保愛子は霊能力云々の言動を除けば、実の所、至極普通なおばさんであったというが、ボギーは松五郎や国会議員、橋友などのパロディに比べると、純粋に本家よりもある意味で高潔な人格と高い能力を与えられたキャラクターであるのが特異である。宜保がインチキババアかどうかというのは置いておいて、とにかく作中のボギーは本物の霊能力者なのであり、活動の目的は詐欺ではなくリアルに心霊問題の解決にあるのである。
さて仕事の電話を受け、ボギーモービルに乗り現場に急行するボギーであったが、途中で性質の悪い悪霊と絡まれ乱闘になる。しばしの激闘の後、ドラゴンスープレックスで見事悪霊をスリーカウント成仏させるが、観戦していた小鉄らから現場に連れて行くようにせがまれて仕方がなく連れて行く事に。(現場の依頼主に小鉄達の素性を聞かれて、「友達です。」と答えるボギーは人間が出来ている。)
依頼主の家の一室には悪魔が憑いた鶴田リンダちゃんがいる。悪霊パワーで宙を舞い、サタニックなアクションで一行を大いにビビらせるが、そこはベテランのボギーである。プロレスラーよろしくガラス瓶で後頭部を一撃し、昏睡状態の所を「ギロチン除霊」であっという間に片付けてしまった。除霊大成功に沸く一行であったが、悪霊は別の宿り主を見つけまたしても悪行を働くのであった。
春巻が最終的にとばっちりを受け、あかねちゃんが全くの無傷という珍しいパターン。
個人的評価 ★★★☆☆
作者評
「これと次は2本立て。ボギーネタの方が評判はいいが俺は次の作品の方が好き♥」
俺はこっちの方が好き♥ つか改めてボギーさんマジに善人
最終更新:2012年06月09日 00:19