#contents ***TrueType Font製のイラストを使う ユニットを自作するときに一番楽な方法は、ユニット向けイラストが描かれたTrueTypeの記号フォントを使うことです。フォントをインストール後、CGツールの文字入力モードで、記号フォントを選び描きたい記号に対応する文字を入力するだけです。 後述のリンク先から好みのものをダウンロード、インストールしてください。 ***既存のCGから画像を抜き出す 既存のCGから画像を抜き出す方法です。画像の細かいゴミ取りなどにも使えます。 ただし、色数が多かったり色の違いが少ないと作業が煩雑になるので、色数の少ない、また色の違いがはっきりした画像向きです。 |>|CENTER:&ref(Sample_Extract01q.png)| 元のCGです。| |CENTER:&ref(Sample_Extract_CMYK01q.png)&br()CMYKのシアン・チャンネル|CENTER:&ref(Sample_Extract_Lab01q.png)&br()Labのaチャンネル| 既存のCGを、色のチャンネルごとに分解します。色のチャンネルには「RGB」「CMYK」「HSL」「Lab」など様々な種類があり、どの種類で分解するのがベストなのか、正直言ってケースバイケースです。画像の精度を良くしたい場合は、全部の色分解を試してください。| |~|~| 色分解した画像から、抜き出したい色に一番近い画像を選びます。 (br,3)画像選択のポイントは&br()● 「抜き出したい色」と「その他の色」が、できるだけ明確に分かれているもの&br()● 「抜き出したい色」と「その他の色」が明確に分かれていれば、必ずしも白黒でなくても(グレーがかっていても)、どちらの色が濃くどちらの色が薄くても、構わない&br()● 後で手作業で細かいゴミを取れるので、多少のゴミは気にしなくて良い (br,br,3)(元の画像に誤って上書きしないよう)選んだ画像は作業用窓にコピーし、グレイスケール化します。| |~|~| 選んだ画像の「抜き出したい色」と「その他の色」の、およその濃度を覚えておきます。| |CENTER:&ref(Sample_Extract_CMYK00q.png,,width=213,height=204)&br()PaintShop Pro 7|CENTER:&ref(Sample_Extract_Lab00q.png,,width=202,height=168)&br()Photoshop| 選んだ画像の濃度を、トーンカーブで(プレビューを見ながら)調整します。「抜き出したい色」の濃度を出力0(黒)に、「その他の色」を出力255(白)にすると見やすいはずです。先ほど覚えておいた濃度の前後で、入力値を1ずつ調整して、手作業でゴミ取りできるレベルの濃度にします。調整のポイントは&br()● 手作業でゴミ取りできるようであれば、ゴミは残っていて構わない&br()● 手作業でゴミ取りできると思うギリギリの数値に調整する| |CENTER:&ref(Sample_Extract_CMYK02q.png)|CENTER:&ref(Sample_Extract_Lab02q.png)|~| |CENTER:&ref(Sample_Extract_CMYK03q.png)|CENTER:&ref(Sample_Extract_Lab03q.png)| 手作業で地道にゴミを取ります。| |CENTER:&ref(Sample_Extract_CMYK04q.png)|CENTER:&ref(Sample_Extract_Lab04q.png)| 全ての色でゴミ取りまで終わったら、画像をカラー化してマスクを作り、彩色します。| |>|CENTER:&ref(Sample_Extract02q.png)| 2色以上の画像を合成する場合は、レイヤー機能を使って重ね合わせます。| |CENTER:&ref(Sample_Extract01q.png)&br()Before|CENTER:&ref(Sample_Extract02q.png)&br()After| 元の画像と色を抜き出した画像を並べてみました。| |>|CENTER:&ref(Sample_Extract03q.png)| マスクで透過しているので、色の変更やグラデーションなども自由自在です。| **リンク ***TrueTypeフォント(ベクター) -[[MapSymbs>http://www.mapsymbs.com/]] (br,3)APP-6(NATO式兵科記号)を配布。Other Fontsには各種影絵フォント(シェアウェア、試用制限なし?)も有り。 --http://www.mapsymbols.com/symbols2.html ---Military (br,3)兵士や武器、戦車や戦闘機などの影絵を収録。 ---MilitaryID (br,3)軍のシンボル(だと思います)、NATO式兵科記号パーツを収録。 ---Mil fonts(ESRI) (br,3)NATO式兵科記号を収録。 -CorelDraw dingbats (br,3)Corel Drawに、Military と MilitaryIDと言うフォントが収録されているらしい。上記のものと同じものかは不明。 -http://www.specialtyfonts.com/patr/dings.htm -http://www.iconian.com/ --http://www.iconian.com/a.html Air Force --http://www.iconian.com/t.html Time Warriors --http://www.iconian.com/u.html US Army, US Army II, US Navy --http://www.iconian.com/w.html Wings of America -http://www.dingbats-uk.org.uk/mvdl/dinglinks3.html#sectionm  (br,3)Militaryの欄を参照。 ***SVG(ベクター) -[[http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=4054]] (br,3)SVGフォーマット、著作権フリーの国旗。 ***PDF(ラスター/ベクター) -[[John Cooper's Web Site - Gaming Stuff Page>http://www.jrcooper.com/gaming.htm]] (br,3)ページの中央やや下「Color Counters ~」の欄に、該当ルールに対応するユニットのPDFファイルあり。また、ページ上部のユニット画像にはリンクが張られており、他のユニット画像も見られる。 -[[Web Grognards: wargame files>http://www.grognard.com/board.html]] (br,3)ゲームに関する各種ファイルへのリンク。ルールやチャート類、作成済みマップ画像、ユニット画像のPDFやJPEGファイルがある。 ***スキャン済み画像(ラスター) -[[TheWargamer.com: Counter Scans>http://www.thewargamer.com/Scans/CounterScans.html]] -[[SimBase Scans>http://www.isimulacrum.com/Scans.php]] (br,3)各ゲーム名をクリックすると、ゲームパッケージ詳細が別窓で開き、下部の「Graphics」欄に画像へのリンクがある。
下から選んでください: