モジュール作成補助機能プラグイン by さかみち

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モジュール作成補助機能プラグイン by さかみち」を以下のとおり復元します。
わたくし"さかみち"が作成したのモジュール作成補助機能プラグインを紹介させていただきます。

本来は対戦のためのプラグインの方が需要は高いのでしょうが、そこに到達する前に、そもそもモジュールの作成をもっと楽にできないかと思いVASSALの中身を解析がてら作成したものです。

-VASSALの中身は公開されていますので解析そのものに問題はありません。念のため。

まだ全面的に安定した動作をするわけでは有りませんが、ご希望があれば配布いたします。、
ご希望の方には、ウォーゲームSNS"MustAttack"のほうで"さかみち"あてにご連絡をいただければと思います。

-ご使用の際には基本的に自己責任でお願いいたします。念のため。

プラグインを利用する前に、モジュールのバックアップをとっておいて頂ければ、致命的なことにはならないと思います。

*プラグインを利用する準備

**プラグインをモジュールのファイルに組み込む

プラグインはJAVAのプログラムです。これを利用するためにはそもそも、モジュールの中にJAVAのプログラムを組み込む必要があります。
組み込む作業は、モジュールの実態はZIP形式のアーカイブファイルです。ZIP形式の解凍及び圧縮ができるツールで、モジュールをいったん解凍し再度圧縮するという作業になります。

ですがこのプラグインの組み込みは、JAVAのプログラムについての若干の知識を必要とするものです。
というわけで、配布する際には、プラグイン組み込み済みの空のモジュールの形にしようと思います。

**モジュールにプラグインを追加する

プラグインは、モジュールのマップやボタンあるいは駒と同じように追加して利用します。

ここで紹介するモジュール制作補助プラグインは、モジュール編集画面のツリービューの一番上のゲームモジュールの中に作成することを想定しています。
それ以外の場所に追加することもVASSALの基本的な仕組み上できてしまいますが、動作を保障しかねますので、やらないでください。

***操作手順
ツリービュー上の「ゲームモジュール」を右クリックしてメニューを表示し、Add Imported Classを選択してください。
次に表示されるダイアログの入力欄に、利用したいプラグインのクラス名称を入力してください。この名称はプラグインの説明の場所に合わせて記述してあります。

これでモジュールにプラグインが追加されますので、あとは各プラグインの詳細を参考にして利用することができます。

-これまでに作成した作成補助機能プラグインは基本的に、ひとつだけモジュールに追加すればよいものですので、配布する時の空のモジュールでは、すべてのプラグインを追加した状態にしておきます。

*プラグインの使用方法

以下、プラグインの使用方法を、実際の例とともに説明していきます。

***データの作成について
ここで紹介する作成補助プラグインは、駒関連のデータを一つ一つ登録するのが面倒になった私が、Excelを利用して表形式でデータを作成して、これを取り込んで一度にデータを作成したり、修正したりしようとして作成したものです。

この表形式のデータは、テキストファイルになっていて、1行が表の行になっていて、毎行各列のデータはTABで区切られたものを読み込むようになっています。私がExcelを使い慣れているため、Excelを利用していますが、表計算ソフトの多くで楽に作成できるかと思います。

またテキストファイルの文字コードはUTF-8を使用するようになっています。私個人はこれが一番便利なのですが、皆様のご要望があれば、この部分は容易に変更できますので、適宜変更したいと思っています。

**駒作成登録プラグイン

このプラグインでは、作成したコマの一覧表をもとに画像の作成と駒の登録を行います。
画像の作成はオプションで、あらかじめスキャンしておいたデータを利用することなども可能です。

用意する一覧表では1行が、コマひとつ、あるいはコマの面ひとつとなります。
複数の面を持つコマは、複数の行で1個のコマとなります。

ちょっとした制約として、1つのコマの複数の面は、連続した行にする必要があり、
また最初に登場した行が、最初の面となります。

-現時点では3面以上のコマ自体は作成できますが、その場合実用には耐えません。現在一番機能強化が必要と思われる部分で鋭意作業中です。

そのほか一覧表の項目として、駒の番号(同じ駒の複数の面では同じ値にする必要があります)、駒画像の名前、駒の名前、および駒の登録先(Piece Windowや初期配置のスタックなど)を含める必要があります。
また一覧表の項目として用意しておけば、PrototypeとMarkerを追加することができます。
駒画像を作成する場合には、その画像の作成で利用するVASSAL標準のコマ画像作成機能のレイアウトの名称を含める必要があります。
またそのレイアウトの中で利用する各種値も一覧表の中に入れておくことになります。

具体的な表の作成はコンポーネントの個別の機能を見ながら説明していきます。

***画像作成機能のレイアウトの用意

画像作成機能を利用する場合には、VASSAL標準の駒画像のレイアウトをあらかじめ作成しておく必要があります。
色についてもあらかじめNamed Colorを使って用意しておいた方が後で便利です。

***駒の登録先の用意

作成したコマを登録する場所もあらかじめ用意しておきます。
地図上に初期配置する場合には、Mapを必要なだけ用意しておきます。
Piece Windowに登録する場合には、Pulldownメニューや、
リストをあらかじめ作っておきます。


***レイアウトへのデータの適用を設定する。
これからいよいよプラグイン本体を設定していきます。
画像作成機能を使う場合には、レイアウトにデータの適用を設定していきます。


***出力場所の登録

***挿入画像の準備

***データとその情報の設定

***実行

- 現在の機能では、駒の数の増減や、登録する場所の変更などがあって、モジュールの内容を表すツリービューの表示を変更しなくてはならないケースについても、ツリービューの内容を変更することができていません。
このため実行直後に一旦ファイルを保存し、再度開くという手順をとって下さい。それまで作成された結果を確認できない可能性があります。
なお駒の数が増減することがなければ、ツリービューの内容に変更がないため、特に問題にはなりません。
またこのツリービューの表示を変更する箇所については、修正にVASSAL本体に手を入れる必要があるかもしれず、現在調査中です。
私としては駒を一つ一つ登録する手間に比べれば、閉じて開く手間は大したことはないと思っていますが。。。


スタック位置編集プラグイン

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