肉芝仙人

魔術師ではなく呪術師であり、ミョウジョウ国に伝わる長き歴史の呪術の全てを受け継いだといわれる人物。泰山府君の配下の中で唯一の女性で、また泰山府君に次ぐほど謎に満ちた人物あったという。その昔彼女は山中に籠もって生活していたが、あやかしの類とふもとの村の人々より勘違いされ、討伐に乗り出た泰山府君と出会い、妙に気に入り配下となる。
 泰山府君が異世界に飛んでから数年後、彼女も宮殿から突然姿を消す。その後、ある霊峰にてその姿が見られたことから、彼女もまたあやかしと化したのではないかといわれている。

余談であるが、魔術の開祖とされる五黄灯 博文に「うるせぇハゲ」と暴言を吐き憤死させたことがあり、その際「一生独身の呪い」を受ける。さすがは名魔術師の放つ呪いであり、肉芝仙人は生涯を費やしても解呪することはできず、涙目になりながら「別に独身でいーし!男なんかいらねーし!」と語っていたという。
最終更新:2013年10月22日 23:34