フィオナ・レダーニ

 アベル家騎士団《ゲオルギウス》に所属していた最強の突撃手であり、現当主アルト]の叔母。
 金の巻き毛と青い瞳を持った非常に美しい戦士であった。
 アベル家領に神骸獣である葬剣ディルフィングが現れた際に自らが先陣を切って戦闘に参加。躊躇するほかの騎士たちを鼓舞した。
 しかし、神骸獣は追い払えたものの生き残ったのは彼女と団長のみで、フィオナ自身も左手と左目を失っていた。
 その後彼女は現役を引退したものの、その性根は死ぬまで衰えなかったという。

 神骸獣との戦闘時の全身血に濡れたその姿から《血濡れの君》とも呼ばれる。
最終更新:2013年12月26日 23:24