李華

 百年戦争初期の実在した女性射手。
 出身はミョウジョウチャイーナという地方。黒髪に黒瞳をもつ絶世の美女であったと言われる。
 ウィルドネア《神族》の無法により連戦連勝だった。みるみるうちに進軍を進めるウィルドネアに対して数人の仲間と共にミョウジョウの山中にてウィルドネア軍へゲリラ行為を繰り返し、進軍を完全ではないものの魔法の発明まで三年間ほど食い止めていた。
 ダキム(現トゥトゥカトゥルフ)の遺跡から取り出し、修理と改修を繰り返すことによって出来上がった巨大な弩(いしゆみ)はウィルドネアの騎士の鎧を打ち抜き、かつ彼女自身の腕前により最強の武器となった。
 魔法発明後は自分の街を守り続けその美貌からありとあらゆる男性が彼女を手に入れようとしたが、ついにはかなわず、生涯独身だったといわれるものの子供はいたようだ。

 名前はチャイーナ地方独特の名づけ方で「李(リー)」が名前で「華(ファ)」が苗字だが、いつの間にか「リーファ」が通称となってしまった。
最終更新:2013年12月26日 23:28