大陸南部諸部族の一つ、ムハマウンズ族の族長。
ムハマウンズ族は南部の覇権争いから距離を置き、古代遺跡の発掘や調査を行う学術一族。其処から得られた古代の技術などを応用し、人々の生活を豊かにしようと努めてきた。
拳帝傭兵団はラキネの母、エルニの代から度々ムハマウンズ族の部落に逗留し、食糧や生活用品の援助を受けている。これはエルニと前族長バダ(ホズの父)が旧知の間柄であったため。
故郷なき拳帝傭兵団にとって、温かく迎え入れてくれるムハマウンズ族は家族も同然であり、彼等の元は心安らぐ家のようだった。
そんな間柄であったため、ホズとラキネは幼少の頃から知り合い同士、所謂幼馴染の関係にある。
ホズは昔から一風変わっていたラキネの良き理解者で、エルニが戦死し、彼女が次代団長を継ぐ際には大きな支えとなった。
拳帝領建国時、ラキネからプロポーズをされて結婚。女帝を助ける宰相となり、国家安定のため精力的に働いた。今日の拳帝領があるのは、ラキネの統率力とホズの政治的手腕があってのこと。
元々責任感が強く、真面目で心優しい性格のため、国務の多くをこなし、国民第一義とした善政を敷いている。女帝の右腕として実直に国政を回し、様々な案件に対処する日々。
夫婦仲は良好で、傍らから温かく妻を見守る。また愛娘には殊更甘い。
ちなみにムハマウンズ族は現在、国家直轄の研究機関を統括する立場にあり、国の支援の下で
古代文明解明に勤しんでいる。
最終更新:2013年10月20日 07:27