オウミ・マツナガ

 拳帝領トゥカトゥトゥルフの三大将軍が一翼。
 49歳。艶やかな黒髪を首筋に揃え、筋骨逞しい体躯をする大柄の女傑。顔立ちは整っている。
 様々な事態に迅速な対応を求められる遊撃部隊、疾風の拳帝第三軍団を統率する将軍。

 拳帝傭兵団時代からラキネ・トゥカトゥトゥルフと共に戦ってきた朋友で、「拳帝四強将」の覇名で知られる武人。
 全ての断ちを征すると言われる古流剣術「征断剣」の使い手で、魔法さえ寸断する天剣士(ソードマスター)。
 慎重さと大胆な行動力を等しく具え、ここぞという時の決断力には定評がある。
 懐が深く、気さくで面倒見もよいため、彼女を慕う兵士は多い。
 掛け声一つで混乱した自軍を立ち直らせ、再び統制を取り戻した例もあり、軍団を率いる上での重要な資質に富む。愛称は姐さん。

 元はミョウジョウ連邦の武家出身だが、家が没落して行き場を失い、大陸南部へと流れてきた。その時にラキネと出会い、一度は剣と拳を交えたが、実力を認めて意気投合。以来、拳帝傭兵団の一員として共に戦線を越えてきた。
最終更新:2013年10月20日 07:33