俺の妹がこんなに可愛いわけがないSS in VIP@WIKI内検索 / 「無題:3スレ目98」で検索した結果

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    ...桐乃 【7巻if】 無題:3スレ目98 京介×桐乃×あやせ×沙織、京介×黒猫 【ドM】 無題:3スレ目119/小ネタ 京介×桐乃×黒猫×沙織 【死亡遊戯】 無題:3スレ目120 京介×黒猫 【縛りプレイ】 無題:3スレ目162 京介×桐乃 【小ネタ集】 無題:3スレ目197 京介×麻奈実←桐乃 【誕生日プレゼント選びは大変だ】 無題:3スレ目221 京介×麻奈実 【きょうちゃん、誕生日】 4スレ目 無題:4スレ目37 京介×桐乃 【7巻後】 無題:4スレ目86 京介×黒猫 【子猫の黒猫、7巻後】 無題:4スレ目101 京介×桐乃 【大学進学】 無題:4スレ目106 京介×桐乃 【泣きデレ】 無題:4スレ目129 京介×黒猫 【呪い】 無題:4スレ目138 京介×黒猫 ※残酷描写アリ注意 無題:4スレ目219 ( 前編 / 後編 ) 京介×桐乃×黒猫×あやせ 【あやせの恋愛相談...
  • 作者別
    ... 3スレ目98氏 無題:3スレ目98 京介×桐乃×あやせ×沙織、京介×黒猫 【ドM】 3スレ目119氏 無題:3スレ目119/小ネタ 京介×桐乃×黒猫×沙織 【死亡遊戯】 3スレ目120氏 無題:3スレ目120 京介×黒猫 【縛りプレイ】 4スレ目101氏 無題:4スレ目101 京介×桐乃 【大学進学】 4スレ目106氏 無題:4スレ目106 京介×桐乃 【泣きデレ】 4スレ目129氏 無題:4スレ目129 京介×黒猫 【呪い】 4スレ目138氏 無題:4スレ目138 京介×黒猫 ※残酷描写アリ注意 4スレ目299氏 無題:4スレ目299/小ネタ 京介×桐乃 【エレベータに閉じ込めてみた】 4スレ目305氏 無題:4スレ目305 京介×桐乃×黒猫×沙織 【コレクション公開】 4スレ目381氏 無題:4スレ目381 京介×桐乃 【嗅ぎ人】 4スレ目681氏 無題:...
  • カップリング別
    ...桐乃+あやせ+沙織 無題:3スレ目98 【みんなドM】 ※キャラ崩壊注意 京介×桐乃×黒猫×あやせ×麻奈実 無題:4スレ目838 【お前たちは俺の翼だ、またまた彼氏役】 無題:6スレ目772 【転校生】 ※オリキャラ注意 高坂桐乃の消失:9スレ目208 【普通じゃない世界】 桐乃「闘牌!」 【動機不純の麻雀バトル】 ※鬱展開注意 京介+桐乃+黒猫+あやせ+沙織 人類惑星移住計画:7スレ目391 【地上最後の楽園】 京介+桐乃+黒猫+麻奈実+沙織 沙織「みんなでモンハンするでござる!」 【みんなでモンハン】 ※未完 俺の妹が身長180cmなわけがない 【ガンオタマイシスター】第一話 / 第二話 / 第三話 / 第四話 / 第五話 / 第六話 / 第七話 / 第八話 / 第九話 / 第十話 / 第十一話 第十二話(桐乃√) / 第十三話(桐乃√) / 第十四話(桐乃√) / 第十五...
  • 無題:3スレ目98
    98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/03(金) 16 32 54.81 ID YJbL8xSb0 [1/17] あやせ「お兄さん。人生相談があります」 京介「はあ。その手錠は何なんだ?」 あやせ「これですか?もちろんこうやって……」ガチャン あやせ「手の自由を防ぐためですよ」 京介「はあ」 あやせ「はい」 京介「……なんで自分にやってんだ?」 あやせ「それが人生相談です」 104 名前:ここでやるわ[] 投稿日:2010/12/03(金) 17 16 31.39 ID YJbL8xSb0 [3/17] 京介「……は?」 あやせ「は?じゃないですよお兄さん。どうにかしてください」 京介「いや、俺にどうしろと」 あやせ「だから、私に変な性癖ができてしまったんですよ」 京介「あー……いわゆるマゾヒストってやつか...
  • カプ別
    カップル別SS一覧 京介×桐乃 無題:1スレ目306 京介×桐乃 ※いい兄さんの日 無題:2スレ目707 京介×桐乃 ※ヤンデレ 無題:3スレ目35 京介×桐乃 無題:3スレ目162 京介×桐乃 京介×黒猫 無題:1スレ目2 京介×黒猫 ※桐乃嫉妬 無題:1スレ目34 京介×黒猫 ※デート&看病 無題:1スレ目62 京介×黒猫 ※あやせ嫉妬 無題:1スレ目130 京介×黒猫 ※瀬菜の反応 無題:1スレ目376 京介×黒猫 ※コスプレ
  • 無題:3スレ目35
    35 名前:設定は7巻開始時の告白騒動から 2010/12/03(金) 05 57 08.57 ID 1130UnU20 ―――あんた、あたしの彼氏になってよ。 そのとんでもない台詞を聞いた俺は、自分の耳が信じられず、咄嗟に返事ができなかった。 驚愕に目を見開き、全身を硬直させ、困惑するばかり。 そんな俺を見た桐乃は、 「……えと……」 かぁっと頬を紅潮させたまま、もごもごと言葉をさまよわせていた。 弱気な上目遣いで俺を見上げ、 「あの……だ、ダメ?」 「いやっ……」 俺は思わずたたらを踏んだ。 「駄目っつうか……言ってる意味が……!?」 反射的に、様子のおかしい妹から距離を取ってしまう。 最初の人生相談で『桐乃が妹ゲームにはまっている理由』を考え、最悪の想像をしてしまったあのときと、似たような心境だ。 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 201...
  • 無題:3スレ目162
    162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/04(土) 09 16 48.84 ID A9ayQxbY0 桐乃「~♪~♪」チクチク 桐乃「~♪~♪~♪」チクチク 桐乃「~♪」チクチク 桐乃「できた!」 桐乃「……」 桐乃「ぎゅ~」ギュー 桐乃「…えへへ///」 京介「なんか俺に似てるな。その人形」 桐乃「!?」 164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/04(土) 09 33 59.68 ID A9ayQxbY0 桐乃「兄さん!」 桐乃「ん~……」 桐乃「あに…たま…」 桐乃「いやいやいや////」 桐乃「……」 桐乃「お、お兄ちゃん!」 京介「おう。呼んだか?」 桐乃「!?」 165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします...
  • 無題:3スレ目197
    197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/04(土) 17 40 40.68 ID 8NErAx5h0 [6/17] 俺はいま、妹の部屋の前で、かれこれ10分ほど悩んでいる。 このドアをノックするべきか、そして妹の力を借りるべきか…… いつも妹の人生相談を受けている俺だが、今回ばかりはちょっと事情が違うんだ。 ――そう思案していると、ふいにドアが開き、お約束のように俺の額を強打した。 「いってぇ!」 「……あんた、人の部屋の前でなにやってんのよ」 そこにはドアを半開きにし、不愉快そうなツラを見せる桐乃が現れた。 「あ、ああ、実はな……桐乃、お前に相談があるんだ!」 俺は意を決してそう切り出した。 199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/04(土) 17 43 2...
  • 無題:3スレ目120
    120 名前:よっしゃ[] 投稿日:2010/12/03(金) 17 58 27.85 ID YJbL8xSb0 [12/17] 「おう、黒猫。俺んちに何か用か?」 「え?桐乃?今日はいねえぞ。モデルの仕事だ」 「こ、これからお前んちに!?」 「いやいやいや嫌じゃないぞ!おっしゃ行ってやるさあ行こうぜ!」 「おいおい、そんなにニヤニヤすんなよ。まったく…」 121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/03(金) 18 05 01.87 ID YJbL8xSb0 [13/17] 「おじゃまするぜ」 「へえ、意外と部屋綺麗だな」 「おう、サンキュ」ゴクッゴクッ 「珍しい味がするな。このジュース」 「で、連れてきた理由はなんだ?」 「桐乃?あいつがどうかしたか?」 「はあ!?あいつは妹だぞ!?そんな関係になるわけねえだろが!...
  • 無題:3スレ目221
    221 名前: ◆5yGS6snSLSFg [] 投稿日:2010/12/04(土) 19 06 42.14 ID ckuC63na0 [6/15] ちょっと今までとは書き方変えてみた もし読みにくかったらごめんさなさい 一応5巻の頭くらい想像してます いつものように二人そろって下校する最中、俺はこう切り出した。 「そういえば、お前もうすぐ誕生日だよな」 「うん、そうだよ~」 いつもの間延びした、しかし聞くだけで不思議と落ち着く返事。 「何か欲しいもんとかねえの?今年は受験勉強とかで世話になりそうだから奮発してもいいぞ」 そう、俺はがらにもなく麻奈実に誕生日プレゼントを買ってやろうとしているのだ。 今まではあまり気にしなかったし、本人曰く「そんな気遣わなくていいよ~。気持ちだけで十分」 とのことだったので、一言おめでとうと言っておしまいだったわけだ。 「そんな気遣わなくてい...
  • 無題:13スレ目9
    「あのさー」  木曜日、学校から帰宅した俺に、リビングのソファに座っていた妹様からお声が掛かった。 「あんだよ」 「今度の日曜、アキバに行くから」  そう言えば、ゲーム会社『ありす+』が妹めいかぁシリーズに関連したイベントをやるってどっかのニュースサイトで言ってたな。  言っておくが、俺が自主的にこの情報を入手したのではないという事を力の限り強調させてもらう。  ネットサーフィン中、あくまでなんとなくリンクをクリッククリックしている最中にそのページをチラ見したに過ぎない。  その時は、こういうの絶対桐乃が見落とさないだろうな、と漠然と思っていたのだが案の定だったワケだ。 「何しに行くんだ?」  分かっていながら聞いてみる。 「『ありす+』のイベント」  ビンゴ。 「そっか。ま、行ってこいや」 ...
  • 無題:12スレ目98
    あの夏、俺には、短い期間だったが恋人がいた。 その、付き合い始めて間もない彼女とすぐに別れる原因になったのは、 俺が「妹に彼氏ができるのが許せないシスコン兄貴」で、一方、妹の 桐乃の方も、「兄貴に彼女ができるのが耐えられないブラコン妹」 だったから、だった。 結局、俺は、「実の妹を一番に思いやる兄」でいようとして、その夏、 こんな俺でも好きになってくれた、初めて出来た彼女と、別れた。 俺は酷い言葉でののしられても、殴られた上で絶交されてもいい立場 だったと思うが、何故か彼女はそうせず、『まだ俺に好意があること』 だけをはっきりと告げ、元のポジション(=妹の親友)に戻ることを 宣言して、その場所から離れていった。 その時の事を思い出すたびに、あの時の判断はどうだったのか、他に やり方はなかったのか、何度も思い悩む事にな...
  • 無題:5スレ目629
    無題:5スレ目572 http //www43.atwiki.jp/vip_oreimo/pages/145.html のつづき 629 名前:585[sage] 投稿日:2010/12/28(火) 22 38 09.47 ID 9wzCRoAO それからどんどこしょ 今年も残すところ僅か。もう大掃除もしないと。 などと勉強に身の入らない合間で考えていると、階下で呼び鈴が鳴る。 どうやら今日もアイツが…加奈子がやって来たらしい。 律儀に連日見舞いに通う必要はないと言い含めたつもりだが なかなかどうして、義理堅いやつなのだった。 「来てやった。調子はどうよ?」 「どうって言ってもな。昨日今日で完治したり、逆に急に悪化したりはないさ」 経過良好ではある。例えば食事時なんかも不自由しない。すこし違和感はあるが 「折角の見舞いだ、有難く思うけどな。そんな大事じゃないんだぞ」 実際親...
  • 無題:13スレ目97
    「ねー高坂くんってさ、結構たらしだよね?」 「・・・いきなり何を言い出すんだお前?」 季節は寒風吹き荒ぶ2月半ば。 さっさと大学進学を決めた俺は、卒業までなにもすることもなくダラダラと過ごしていた。 そこに後輩である黒猫から、一つお願いをされた。 『妹・・・日向の勉強を見てくれないかしら?』 日々を無為に過ごしていた俺はこの提案にすぐさま飛び付いた。 いい加減、妹物エロゲ漬けの日常には嫌気がさしていたからだ。 桐乃はいい顔をしなかったが、俺は正直助かったと思ったね。 そんなこんなで、只今黒猫の家で即席家庭教師をしているわけだが、 「たらしってなんだよ?」 「えーだってさ」 日向は俺をみつめると指折り数えだす。 「桐姉でしょー、瑠璃姉でしょー、沙織さんでしょー、あとこないだ会ったあやせさんでしょー・・・他...
  • 無題:3スレ目119/小ネタ
    119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/03(金) 17 55 43.85 ID 6YWj5OdP0 沙織「おや?あれは黒猫氏ではないか」   「おーぃ、黒猫氏ぃ・・・?(あらっ、お店に入っていくわ)」 沙織「え~となになに」   「死・亡・遊・戯?」   「え?」 ピッポッパッピ、トゥルルルルr ガチャ ??「もしもし」 沙織「あっ、桐乃氏!一大事でおじゃる!黒猫氏が」 桐乃「“ただいま電話に出ることができません。ピーっと発信音・・・”」 沙織「あああ(しょうがないわ、京介氏に・・・!)」 ピッポッパッピ、トゥルルルルr ガチャ 京介「もしもし」 沙織「あっ、京介氏!一大事でおじゃる!黒猫氏が」 京介「“ただいま電話に出ることができません。ピーっと発信音・・・”」 沙織「いったい何をやってるのござるか...
  • 無題:8スレ目9
    9 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/03/01(火) 23 28 42.64 ID t89Ck0Vpo [2/8] 窓から外を眺めながら私は大きくなったお腹をなでる。 言葉では言い表せない愛しさと、やりは言葉では言い表せない後ろめたさ、 そして生まれてくるこの子への謝罪をしながらなでた。 「いよいよ来週……かぁ。元気に生まれてくれるといいなぁ」 子供は親を選べない。なんて残酷なことなんだろう。 この子は生まれる前から罪を背負って……いや、両親に罪を背負わされて生まれることになる。 「妹も……兄を選べないよね」 ふと考えてしまう。 あの人と兄妹でなかったら……。 例えばまなちゃんのような幼馴染だったら、例えば瑠璃のような後輩だったら、 こんなに悩まずに済んだだろうか。 「……いっっっまさらねぇ」 いい加減にしよう。 ...
  • 無題:5スレ目95
    95 名前: ◆qPOxbu9P76[sage] 投稿日:2010/12/20(月) 22 26 05.06 ID PfhQkCIo [5/11] 京介「人生相談があります」 あやせ「え?……お兄さんが私にですか?」 京介「おう。それがさ……」 あやせ「えええええええええええええええ!?こ、告白されたあああ!?お兄さんがですか!?」 あやせ…いくらなんでも驚きすぎじゃねえ? そんなにモテないように見えるかな俺。 いや、確かにモテるわけじゃないけどさ。 あやせ「だ、誰にですか!!」 京介「俺の学校の後輩だ」 あやせ「そ、そんな………お兄さんに限っては絶対そんなことはおきないと思って安心してたのに……」 異様に狼狽しふらつくあやせ。 いくらなんでもショック受けすぎだろ。そのリアクションが俺にはショックだよ。 京介「続けていいか?」 あやせ「だ、だって……お兄さんは私にプ...
  • 無題:7スレ目95
    95 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/22(土) 04 56 04.67 ID YM/ATvuS0 [7/13] 「桐乃、実は俺、お前の事が好きなんだ」 「……は?」 状況を説明しよう。 俺はまた桐乃の部屋でエロゲをやらされている。 いや、きっと今重要なのはそこじゃない。 そう、今日は4月1日、エイプリールフールである。 つまり今日ばかりは合理的に嘘をつくことが許される。 だが、偽彼氏の一件でダメージを受けた俺にとっては、あまり大きな嘘は躊躇われた。 あまり家族関係がギクシャクするのも好ましくないからな。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― だから俺は、 (シスコンキモッ、馬鹿じゃん?) ぐらいの反応を期待していたんだよ。 あいつもすぐに嘘ってわかって、そう返してくる。 そう思うだろ? 俺とし...
  • 無題:8スレ目966
    966 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福井県)[sage saga] 投稿日:2011/03/26(土) 12 44 17.95 ID 4VMu2sJ5o [3/7] 「二人とも、お疲れ様」 深夜番組の収録が終わり、控え室に戻ってきた弊社所属のタレントを労う。ここ最近、こういう場面が続いていた。 一ヵ月半前に収録したバラエティ番組の反響で、この二人に対するテレビ出演のオファーが増えたためだ。 「お疲れ様です、高坂さん」 「マネージャーさん、お疲れさまです」 安っぽいパイプ椅子に腰を下ろした二人に、それぞれ飲み物を手渡す。 加奈子には、いつものクラッシュタイプゼリー入りのカフェスイーツを。 ブリジットには、ペットボトルに入ったロイヤルミルクティーを。これも、最近では当たり前となった光景だ。 笑顔を浮かべ「ありがとうございます」と丁寧な礼を述べる二人。疲れているに...
  • 無題:4スレ目959
    959 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/19(日) 20 40 10.29 ID J.VqS.6o あやせ「お兄さん早くしてください」 今日は8月17日、コミケ最終日の2日後だ。 突然だが、俺は今、あやせとふたりきりだ。 ふたりきりで秋葉原に来ている。 大事な事だから二回繰り返しました。 しかしまぁ、状況が状況じゃなければ手放しで喜べたんだけど…… あやせ「ちょっと、お兄さん!     何変な顔してるんですか、気持ち悪い。ちゃんと見てないと見失っちゃうじゃないですか、桐乃のこと」 変な顔で悪かったな。うれしいんだよ、俺はお前といられるだけで。 京介「ああ、悪い。ちょっと考え事だ」 あやせ「ちゃんと見ていてくださいね?じゃないとお兄さんを連れて来た意味がなくなります」 京介「了解。それにしてもあいつらはどこに行く...
  • 無題:11スレ目97
    97 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2011/06/21(火) 01 48 34.13 ID yIC2+Vkno 「ところでさ桐乃ー、ちょっと頼みがあんだけどさー」 放課後、三人で帰ろうとしたとき、加奈子があたしに向かってそう言った。 「どうしたの加奈子?先に言っとくけど、お金は貸さないよ?」 「金の話じゃねーし!桐乃さー、前にスイーツショップで一緒だった彼氏いんじゃん?  そいつにちょっと用があんだけど会わせてくんねー?」 スイーツショップで一緒だった…ってことは、あのバカ兄貴の事か。 そういえば彼氏ってことにしてたんだっけ。…それにしても、ブリジットちゃん可愛かったなあ… なんて考えていると、 「…桐乃?彼氏ってなんのこと……?」 瞳から虹彩の消えたあやせが、黒いオーラを纏いながら静かな口調でそう聞い...
  • 無題:2スレ目954
    954 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/02(木) 20 30 57.60 ID SjenZRVl0 [1/11] 桐乃「これで……全部よ……」 麻奈美「これが……」 黒猫「先輩の……」 あやせ「へぇええ…」 沙織「……では皆の衆…」 沙織「これより!京介氏の私生活用品オークションを開始するでござる!」 958 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/02(木) 20 39 50.51 ID SjenZRVl0 [2/11] 沙織「ではまず一品目……」 沙織「京介氏の枕with枕カバー!」 麻奈美「きょ、京ちゃんの枕……!」 黒猫「先輩の…匂いが…!」 桐乃「いきなりとんでもないもん出してきたわね…」 沙織「500円からスタートでござる!」 あやせ「5...
  • 無題:7スレ目949
    949 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/28(月) 01 57 35.15 ID 8cnOQ5sEo [3/8] 「ここ……ね?」 店の名前を確認して店内に入る。 少し明かりの量が少ない、どちらかといえばカップル向けの店だった。 「いらっしゃいませー、お一人ですか?」 「いえ、ツレが先に来てるので。」 店員の案内を制して、奥に入る。 そうするとすぐに待たせていたツレの姿を見つけることができた。 窓際の外がよく見える席。 カップルが二人で外を見ながら食事やお酒を楽しむという席だろう。 そこで1人、水を飲みながらメニューを眺めている彼女を見て私は苦笑しながら声をかけた。 「おまたせ、ごめんなさいね。遅れてしまって。」 「まったくですよ。こんな雰囲気の店のこんな席で女一人で待たすなんて! どういうプレイですか!瑠璃さ...
  • 無題:9スレ目944
    944 : ◆NAZC84MvIo [sage saga]:2011/05/04(水) 00 03 29.97 ID iWfXVOwW0 「ふ~ん・・・それで最近あたしを避けてたんだ」 「当たり前だ!これ以上あやせたんに嫌われてたまるかっ!!」 「もうこれ以上嫌われるなんてありえないくらい、嫌われてると思うけどね」 「もうやめて!!俺のライフは0よっ!!」 先日の約束を破ったらどうなるかなんて想像したくない。なのに桐乃はお構いなしに俺にちょっかい出してくる。 まあ、俺としてもあやせの話を聞けるのは大歓迎なのだが、こうやって会ってることがバレたらと思うと頭が痛い。 「でも失敗だったな~。あやせがメルルもダメだなんて言うとは思ってなかった」 「テメーみたいなオタクの感覚をあやせたんに押し付けるのが間違ってるんだよ・・・」 「ん~~、でもさぁ、親友...
  • 無題:9スレ目938
    938 :◆NAZC84MvIo [sage saga]:2011/05/04(水) 00 00 56.78 ID iWfXVOwW0 「はいこれ」 「なんだこりゃ?」 「エロゲー」 「ふざけんなっての!!」 あらためて自己紹介しよう。俺の名は高坂京介、どこにでもいる普通の高校生二年生だ。 取り立てて自慢できる特技や能力など無い男だが、唯一、自慢できるものがある。 妹のあやせである。身も心も美しい俺の妹はまさに地上に降りた天使と表現するに相応しい。 そんな妹を持つ俺は、14年間兄として妹を守り続けていた――そう、あの日までは・・・ 「一応、あんたのモノってことになってんだからさあ、一通りやっとかないとマズいっしょ?」 「俺は本来こんなものに興味なんてねーんだよ!!」 さっきから話しているのは新垣桐乃――ラブリーマイエンジェルあやせたんの...
  • 無題:8スレ目944
    944 名前:CP表記忘れた…。京介×ブリジットです…[sage] 投稿日:2011/03/26(土) 00 48 25.20 ID v/3esz+F0 [2/6] 俺の名前は高坂京介。18歳。 彼女いない歴18年…だったんだが、そんな俺にもついに彼女が出来た。 先日、俺たちは『偽装デート』の名目で遊園地に行った。 しかしそこで俺が本当に彼女の虜となってしまい、最終的には俺が告白して、俺たちは晴れて付き合えることとなったのだ。 …そう。 俺の彼女の名は、ブリジット・エヴァンス。10歳。 彼女は正式に事務所にも所属しているコスプレイヤータレントで、ちょっとした有名人でもある。 無論、俺たちの関係は二人だけの秘密だ。 『俺、8歳年下の小学生と付き合ってるんだ!』なんて、周りに打ち明けるのは結構な勇気がいることだからな……… だが、ここだけはハッキリさせておこう。 決して俺は“ロリコン...
  • 無題:7スレ目920
    920 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/26(土) 09 21 44.90 ID n+3j7BBT0 [2/6] 「高坂くんって・・・・・・・・・浮気してるでしょ?」 「なっ!?えぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」 「にいさまは、ねえさまのことが嫌いになっちゃったのですか?」 興味深々で聞いてくる五更家の次女。 そして当然驚く俺。 下の妹は・・・・・・アレ?なんかちょっと怒ってる? 「にいさま。にいさまとお話がしたいです。明日、学校が終わったら公園に来てください。」 昨日、五更家から帰ろうとすると、黒猫の一番下の妹から小声でこんなことを言われた。 あの子から頼まれたら行くしかないだろ?いや別に変なことは考えてないけどよ。 わざわざ俺に小声で言ったってことは他の人には内緒にしたいことかもしれない。 そう思ってこのことは黒猫には言わなか...
  • 無題:13スレ目73
     えっと、あたしは漫画家をやっています。  名前は……仮にK.Kという事にしておいていいかな?  本人はバレてるって気付いてないみたいなんだけど、あたしの妹は某魔法少女ものアニメの公式レイヤーをやっている、と言えばあたしが誰なのかは分かってくれると思う。  あたしの漫画が原案となったアニメがかつてはあったんだけど、そのアニメの裏番組があたしの妹がやってるキャラのアニメっていうのも、いったい何の因果なんだろうね。  もちろん、その裏番アニメも同人誌を作っちゃう程度には好きだよ?  でも、割り切れない部分はあるわけで── 「まずい。このままでは妹の学費が出せない……」  通帳を見ながら悩むあたし。  なんで妹の学費の事で姉が頭を痛めているかというと、二人暮ししてるから。  あ、両親は健在だよ?  でも、妹が親と折り合い悪くてあたしのマンション...
  • 無題:7スレ目974
    974 名前: ◆5yGS6snSLSFg[sage saga] 投稿日:2011/03/01(火) 15 11 11.83 ID wbznHPa7o [3/5] 桐乃「鬼は外! 鬼は外!」 京介「い、いてえ! やめろ! 人に向かって豆投げつけてんじゃねえよ!」 桐乃「うっさい! この変態! あたしが恵方巻き食べるの見てニヤニヤしてたくせに!」 京介「そのどこが変態なんだよ!」 桐乃「口答えすんな! 出てけっ、この変態がっ!」 京介「大声で変態変態叫ぶんじゃない! 親父とかに聞こえたらえらいことになるだろ!?」 ――――――――――― あやせ「と、こんな感じだと思います」 麻奈実「え~、そうかなあ」 あやせ「じゃあお姉さんはどんなだと思います?」 麻奈実「う~んと、多分ね……」 ――――――――――― 桐乃「福は内! 福は内!」 京介「い、いてえ! やめろ! 人に...
  • 無題:5スレ目917
    917. ◆qPOxbu9P76 2011/01/02(日) 01 12 00.60 ID sXuewvQo 「あ、そう言えば京介氏、拙者と付き合って欲しいでござる」 俺達がいつもの4人で集まって遊んでいると、何の脈絡もなく唐突に沙織がそう切り出した。 「は?」 いきなり何言ってんだおまえは!? なんでそんな“明日ちょっと買い物付き合って”みたいな軽いノリなんだよ! 「ちょ、ちょっとあんた何言ってんの!?ふざけんじゃないっての!」 「わ、わわわわ、私の妖気にあてられて気でも狂ったのかしら?」 そしておまえらは怒りすぎ 慌てすぎだ。ちょっと落ち着け。 なんでおまえらが俺以上に反応してんだよ。 「あの…駄目ですか?」 いつのまにか眼鏡を外し、真っすぐに俺を見つめてくる沙織。 両手は胸の前で組まれており、祈るようなポーズで俺の返事...
  • 無題:5スレ目907
    907. あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! 2011/01/01(正月) 23 33 51.88 ID fMACecwo 桐乃の誕生日が迫って来たある日、俺はあやせに呼び出されていつもの公園にやって来ていた。 あやせ『相談があります。公園に来てください』 と、電話がかかってきた。 あいつは俺のことを重度のオタクで近親相姦上等の変態鬼畜野郎だと思われている。そんなあやせが相談なんておかしいと思いながらも 京介『分かった。何時くらいだよ?』 あやせ『20分後に公園に。待ってますんで』 とまぁ、このように呼び出されたわけだが、また桐乃にどうのこうのな話なんだろうな……はぁ… 大きく溜息をつくものの何も変わりはしないだろうな 京介「しっかし、あやせのやつおせーな。何が『待ってますんで』だよ。俺のほうが待ってんじゃん」 そう、ひとりゴチて...
  • 無題:8スレ目991
    991 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/03/26(土) 22 30 38.81 ID D9sHB5Dmo [5/9] 「ん~……」 リビングで本と数枚の書類を前に俺は悩んでいた。 俺は高坂京介、22歳。大学4年生。 無事に就活も終え、あとは卒論を仕上げるだけだ。 そして俺を悩ませている原因はというと 「さっきからなにしてんの?ずっと唸っててキモいんですケド」 「いきなりだな、おい」 いきなり俺に暴言を吐いてきたコイツは高坂桐乃、19歳。大学1年生。 いわずと知れたハイスペック妹である。 いや、義妹である。 ついでに俺の彼女である。 「いや、車買おうかなって思ってな」 「え?いまさら?」 「う……まあ、そうかもしれないんだが……」 もう免許を取って3年近くになる。 この間車に乗ったのは親の車で、それも数えるほ...
  • 無題:4スレ目943
    943 名前: ◆qPOxbu9P76[sage] 投稿日:2010/12/19(日) 16 58 40.50 ID oU6aH5Ao [4/10] 桐乃「うんっ、我ながら上出来!いただきまーす!…………まっず!!!」 桐乃「あれぇ?おっかしいなぁ、ちゃんとレシピ通りにやったのに…このレシピ間違ってんじゃないの!?」 桐乃「………いや、いい加減認めないと……あたしってやっぱり料理音痴だったんだ……」 桐乃「炒飯すらまともにつくれないとか…ははは、何やってんだろあたし」 桐乃「このままじゃいつまでたってもあたしの手料理を兄貴に食べさせてあげられないじゃん。……誰かに教わるしかないか」 桐乃「でも誰に?お母さんはカレーしか教えてくれなさそうだし、あやせは料理しないっていってたし……」 桐乃「そうだ!困ったときは兄貴の人生相談があるじゃん♪」 コンコン 「ちょっと人生相談がある...
  • 無題:5スレ目956
    「ふあぁ~……ぁふ」  ついつい大欠伸を洩らしてしまうのも仕方ないやな。  ほんの数時間前、親父に付き合って二年参りに行ったばかりだ。  あの外見に違わず家長として家内安全無病息災の験担ぎを大事にする人であり、今年はおそらく俺や桐乃が無事に受験に臨めるようにという祈願もあったのだろう。  特に誘いがあった訳ではないんだが、同行することにした。  結果、元日で普段より大分朝が遅いってのに、やたらと欠伸が出てしまう。なんだかな……  家族全員の失笑を買いつつ、餅と雑煮を食べ、こうして二度めの初詣?に出掛ける俺だった。  というのは、正月早々赤城からメールが届き新年の挨拶がてら初顔合わせという趣きらしい。  麻奈実も誘ってくれと頼まれ電話してみたはいいものの、今年は和菓子屋のがいつになく好調で今日は時間を取れないと言う。  後で改めて俺の方から挨拶に行くべきか...
  • 無題:12スレ目920
     あたし、高坂桐乃は、今お風呂に入っている。  髪を洗おうと自分専用のシャンプーに手を伸ばそうとしたところである物が視界に入った。  京介の使っているコンビニでも売ってるような普通のシャンプー……。 「ゴクリ……」  数日後── 「おい桐乃。お前シャンプー変えたのか?」 「そ・それがどうしたの? 妹のお風呂の事まで気にして。あ─ヤダヤダ、これだからシスコンは~」 「ちげーよ。俺のと同じだから間違えて使いそうになっただけだ」  京介の言う通り、あたしは同じシャンプーを買ってきていた。  区別するため、マジックで大きく『桐』と書いている。 「それにしても、どういう風の吹き回しだ? こんなシャンプー、モデル様のお前には合わないだろ?」 「っさいなー。シャンプーした後リンスとかコンディショナーとか使うから、とりあえず洗うってだけならこんな安物で...
  • 無題:11スレ目924
    924 名前: ◆Neko./AmS6[sage saga] 投稿日:2011/11/13(日) 06 42 22.31 ID hMM60VVZo [2/15] 誰もいない公園のベンチで独り、俺は沈み行く夕陽に我が身を重ねて眺めていた。 これから一体どうしたらいいもんかね。 家に帰れば桐乃がいるし、かといって公園でこのまま夜を明かすわけにもいかねえだろ。 夏ならまだしも、十一月も中旬となれば下手すりゃ凍え死んじまうもんな。 桐乃があれ程までに激怒するとは思わなかったんだ。 俺の親切心がたまたま裏目に出ちまったと言えばそれまでなんだけど、 結局は桐乃の一方的な剣幕に押されて、仕方なくこの公園へ避難して来たってわけさ。 あのまま家に居たら今頃、俺は全殺しになっていてもおかしくはないかも。 何が原因だったのかって? 別に大したことじゃないんだ。 アル...
  • 無題:10スレ目926
    926 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県)[sage] 2011/06/12(日) 02 34 45.62 ID HuALm+CG0 俺が社会人になって2度目の春を迎えた。ここんとこ最近は仕事が立て込んでてろくに実家に帰省できていなかったので3日ほど有給をとって帰省している。 職場が実家から極端に遠いというわけではないがいまは1人暮らしをしているので帰ることもないと思い帰っていなかった。 ただ桐乃はちょこちょこ俺の部屋に遊びにきている。ちなみに大学でも陸上を続けているらしいがモデルはやめてしまった。 理由は陸上に専念したいだからだそうだ。さすがに大学は陸上とモデルを両立してやっていけるほど甘くはないようだ。 「ただいまー」 「あ、お帰り兄貴」 俺が帰るとタイミングよく桐乃が2階から降りてきた。 「あ・・・今日はさ、兄貴が帰ってくる...
  • 無題:10スレ目990
    990 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/14(火) 23 20 06.79 ID osec1Wi70 「兄貴、耳かきして。」 「おまえ、耳かき1人で出来なかったの?」 「う、うん…。」 「マジかよ…、ちょっと綿棒貸してくれ。ホレ」 ホジホジ…。 「こんな風に自分でできるだろ。」 「そりゃそうだけどさ、他の人に見てもらった方が汚れとってもらいやすいじゃん。」 「う~ん、そう言われてみりゃそうだな。じゃあとりあえずベッドの枕に…。」 「はあ?耳かきって言ったら普通膝枕でしょ!というわけでさっさと正座する。」 「へいへい。」 「桐乃?痛くないか?」 「うん…、ちょっと強いかな?」 「じゃあ、もうちょっと優しくするわ。」 「うん、お願い。」 ホジホジ… 「んあ…、そこ。」 ...
  • 無題:10スレ目957
    957 ◆kuVWl/Rxus[sage saga] 投稿日:2011/06/13(月) 23 32 01.55 ID 0kkrz6kAo 夏休みのある日の午後―― いつものように黒猫の家を訪れた俺は、五更家の居間で一人、ぼんやりテレビを眺めていた。 なんで彼女の家に来てるのに一人なのかって? 黒猫の奴は、買い物があるとかで外に出てったっきり。俺はいつもの放置プレイを頂戴してるってわけだ。 ……薄々感じてはいたけど、なんか彼氏の扱いが悪くねぇか? あいつと付き合い始めたばかりの頃は、こういうシチュエーションに緊張して、実に落ち着かない気分になったもんだけど、もう今ではすっかり慣れちまったよ。ハァ…… いいや、だけど逆にさ、お客扱いされてないことが、今の俺達の親密ぶりを表しているとも言えるよな? 気を許しているからこそのこの処遇なんだよ、きっと。 そう考え...
  • 無題:10スレ目943
    943 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県)[sage] 投稿日:2011/06/13(月) 10 41 23.88 ID LdpCAvpN0 [1/5] 「お・・・おにいちゃん、好きです。大好きです。付き合ってください!!」 俺は衝撃を受けた。俺は昔付き合ってた彼女、黒猫の妹である珠希ちゃんから本気の告白を受けているのだ。 「このクラスの担任になる高坂京介だ。年齢は27で趣味はとくにない。つまらない教師かも  しれないが我慢してくれ。1年間よろしく」 俺は大学で教員免許をとり教師となった。俺は根っからの世話好きだったようで麻奈美から教師を薦められたときはどうかと 思ったがやりがいのある仕事につけたと思った。 そして俺が教壇にたっているのは自分の卒業した高校・・・つまり母校で教鞭を振るっている。 俺が担当するのは今年入学して...
  • 無題:11スレ目959
    959 名前: ◆Neko./AmS6[sage saga] 投稿日:2011/11/20(日) 23 02 36.85 ID Lo9WU8Kro [2/6] 俺は河原の土手に腰を下ろし、河川敷で草野球に興じる小学生たちを眺めていた。 時を忘れたかのように夢中で遊ぶ子供たち。……ふと、俺も幼かった頃のことが胸に甦る。 この季節、うかうかしていると、立ちどころに日が暮れちまう。 いつまでも遊んでいて帰らねえと、家で子供の帰りを待っている親が心配するだろうが。 俺の場合は、親父に怒鳴られ、逆に家を飛び出してきたわけだが……。 親父との衝突は以前からもしょっちゅうあったし、今更珍しいことでもない。 しかし、親父が今日みたく本気で怒ったことなんか、俺の記憶を遡っても無い気がする。 強いて言えば、桐乃のオタク趣味がバレたとき以来のことかもな。 あのときは俺も身体を張って...
  • 無題:13スレ目42
    俺の名は高坂京介、どこにでもいる平凡な高校三年生……のつもりだ。 二年前までは確実にそう言えたのだが、ちょっとここ最近自信がなくなってる。 俺は本当に「普通の」高校生なのか、と。 特に今現在、この瞬間において、その疑問はMAXだ。 原因はこのメール 差出人:フェイトさん  題名:やっほー(^^)/  本文:京介くん今日ヒマ?ちょっとご飯食べに行かない? はたして日曜の昼間っから社会人に飯を奢らされる高校生が、世の中にどのくらいいるのかと。 そもそもこの人は別に友人と言うわけでもない。 出会いのきっかけは、俺の妹、桐乃が書いた小説をこの人が盗作したことだ。 その後色々あったが、妹とフェイトさんは和解して一応「知人」という枠には収まっている。 しかし、それがなんだというのだ。 この人はわかりやすいほどのダメ人間で...
  • 無題:13スレ目84
    「ではよろしくお願いします」 そういうと加奈子は親父とおふくろに抱いていた娘を差し出した。 昇進祝いの豪勢な食事の後、加奈子の提案で俺達3人は久しぶりに水入らずで飲むことにしていた。 勿論今から飲みになど出るわけはない。 リビングでの家飲みである。 『「或る結末の続き」の続き』 「飲みすぎるなよ?」 「わぁーってるよ」 「ばいば~い」 「おやすみ~か~なみちゅあ~ん」 「ご迷惑おかけします」 「なに他人行儀なこと言ってるの。好きでやってるんだからいいのよ」 三者三様に挨拶を交わす俺たち。 それから二言三言話して親父たちは自分たちの寝室へと向かった。 パタンとリビングの扉が閉まるのが合図。 「さてそんじゃ始めますか」 そう声を掛けて俺たちはささやかな酒宴の用意を始めた。 ※ ...
  • 無題:13スレ目62
    「ねー・・・あんたさ」 「んー?なんだ?」 カリカリと書き込む手を止めないまま俺は声だけで答えた。 夕食を終え戻ってきた自室の中、俺はあと僅かと迫った受験日に備えて最後の追い込みをかけていた。 『一緒に居ようよ』 「えーっとさ・・・んーと・・・」 「なんだー?随分と歯切れ悪りーな?」 一旦手を止めて俺は椅子ごと振り向いた。 「どうしたよ桐乃?」 キイッと背もたれに体重を預けながらみつめる先、妹様は俺のベッドにうつぶせになったまま枕に半分顔をうずめていた。 「うー・・・」 ホントに歯切れ悪いーな。 しかしここで『早くいえよ』などと言おうもんなら、『はぁ!?ちょっとくらい待てないの!?バカじゃん!?』とか罵倒されるのは目に見えてる。 やれやれ。大分妹様の扱いにも慣れちまったもんだぜ。 それから...
  • 無題:13スレ目212
    「・・・京介?」 「・・・ベランダでなにしてんのあんた?」 「んー?」 背後から声を掛けられ、俺は肩越しに真っ暗な部屋の中を振り返った。 「星を見てた」 「星?」 「ああ」 桐乃にそう答えてまた目の前の空に顔を向ける。 目の前には満天の星空が広がっていた。 俺が大学を卒業してすぐ。 今俺は、桐乃と黒猫とで郊外のマンションに住んでいた。 「・・・そんなによく見えるの?」 「ああ。部屋を暗くしてるとなおさらな」 カラカラと窓を開けつつ黒猫が出てくる。 自然と隣にスペースを作ってやると、ちょこんとそこに収まった。 そして、「へえ」と楽しそうな息をもらす。 「すごいわ。松戸のアパートでもこんなに良くは見えなかった」 「ここが最上階ってのがあるんだろうな。周りを遮るものや街灯の明かりが邪魔...
  • 無題:13スレ目165
     桐乃がまた小説を書くと言い出した。  俺は例によって例のごとく取材と称して引きずられる運命となった。  という訳で着いたのは── 「なあ、桐乃」 「なに?」 「なんでまた皇居なんかに。皇室でも題材にするのか?」 「違うよ。あたしが見たいのはあくまで江戸城址」  江戸城、ね。  どうやら時代小説のようだ。  これなら危ない事を書いて不敬罪でしょっ引かれる事は無さそうだが。  現在地、堀の前の道路。  桐乃は現在の地図と古地図、江戸城の図面を見比べている。 「江戸時代の火事で無くなっちゃったけど、天守があったのはこの方向か……よし」  ……この時点で嫌な予感がするのは気のせいだろうか。  桐乃はおもむろに紙袋を俺に差し出してきた。 「なにこれ?」 「ロケット花火」 ...
  • 無題:8スレ目898
    898 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福井県)[sage saga] 投稿日:2011/03/24(木) 16 57 15.92 ID Rv5FFuxvo [3/8] 「新垣さん。俺が嫌いなのはわかりますが、仕事はちゃんとこなしてくださいね」 「そんなこと、言われるまでもありません」 唐突で申し訳ないが、誰か助けてくれ。 俺は今、あやせを車に乗せて現場に向かってるんだが、車内の空気がひっじょ~~~~~~によろしくない。 俺とあやせの仲を改善しろとまでは言わないから、この空気だけでも何とかしてほしい。 はぁ、やっぱり安請け合いしなけりゃよかったかなぁ……。 ーーーーーーーーーーーー 「臨時マネージャー、ですか?」 「そう。来週の火曜は来栖さんはオフだから、高坂くん、手が空いてるでしょ?」 事の発端は一週間前、事務所の先輩の一言がきっかけだった。 なんでも、...
  • 無題:7スレ目904/小ネタ
    904 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/02/25(金) 09 03 22.08 ID 99+CyQDBo [1/2] メガネ「こっちジロジロ見ないでください!視線だけで妊娠させる気ですか?この変態っ!ぶち殺しますよ!!」 麻奈美「きょうちゃーん…(泣)」 京介「」 俺は、途方に暮れて泣きじゃくる麻奈美からメガネを借り受け、専門家の判断を仰ぐことにした。 あやせ「お姉さんのメガネがしゃべった?頭大丈夫ですか。本気で」 京介「…まぁ、これを見てくれ」 メガネ「また新しい女の方ですか?この節操なし。さっさともげて死んじゃえばいいんです!!」 あやせ「」 京介「麻奈美がショックでダウンしちまってな。その…お前なら何とかしてくれるんじゃないかと思ったんだが」 あやせ「私、別にメガネつけてる訳じゃないですよ?」 京介「(お前と性...
  • 無題:10スレ目898
    898 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県)[sage] 2011/06/10(金) 14 57 32.65 ID HAs4+bF40 「お兄さん、ご相談があります」 俺はいつもの公園にあやせに呼び出された。何か今回はもじもじと恥ずかしそうにしていていつにもまして可愛い。 「分かってる結婚の相談だな、それならおススメの式場が」 「何言ってるんですか!?ぶち殺しますよ!!」 「俺はいつだって本気なのに・・・」 あやせはいつになったら理解してくれるのやら・・・そろそろ真面目に聞くか。 「今度はどうしたんだ?またマネージャーの真似でもすればいいのか?」 「いえ、今回は私のことに関することです」 マネージャーの真似事でもなく桐乃のことで相談でもなくて・・・あやせ自身のこと。なんだろうか? 899 VI...
  • 無題:9スレ目51
    51 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福井県)[sage saga] 投稿日:2011/03/27(日) 22 01 59.41 ID VzcOF4WKo [3/14] 春と訪れと共に始まった俺のマネージャー生活も、早いもので五ヶ月が経った。 俺の担当である来栖加奈子は順調に知名度を上げ、タレントとして着実に成果を上げている。 そう、何もかも順風満帆。誰もがそう思っていた。……俺を除いては。 「……またか」 俺はたった今まで読んでいた紙束をデスクの上に投げ捨て、天井を仰いで目頭を揉んだ。 ここ最近、同じような内容の文書ばかり読んでいたため、正直辟易している。 デスクの上にブチ撒けられたものもそうだ。その内容は――――。 「ブリジットとセットでオファー……これで何件目だ?」 二ヶ月前に出演したバラエティ番組をきっかけに、加奈子たちへの取材や出演オファーが激増した...
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