俺の妹がこんなに可愛いわけがないSS in VIP@WIKI内検索 / 「無題:6スレ目14」で検索した結果

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    掲載順SS一覧 ※投稿の第一レス番を基準にソートしています。 1スレ目 無題:1スレ目2 京介×黒猫 【桐乃嫉妬】(桐乃「え?嘘でしょ?」) 無題:1スレ目34 京介×黒猫 【黒猫とデート&看病】 無題:1スレ目62 京介×黒猫 【お兄さんの彼女、あやせ嫉妬】 無題:1スレ目89 京介×麻奈実 【田村家へクリスマスのお泊り】 (これに続く) 無題:1スレ目130 京介×黒猫 【俺の彼女はこんなに可愛い、瀬菜の反応】 無題:1スレ目141/小ネタ 俺×京介 無題:1スレ目160 京介×あやせ 【俺の彼女は妹の友人】(七夕デート→エロ展開) 無題:1スレ目196 京介×あやせ 【告白、両想い】 無題:1スレ目235/小ネタ 京介×あやせ 【告白】 無題:1スレ目241 京介×加奈子 【マネージャー】 無題:1スレ目257 京介×あやせ 【仲直り、泣きデレ】 無題:1スレ目30...
  • 作者別
    作者別SS一覧  IDとスレの流れから判断して作者を分けております。  複数書かれている方のみのリストとなります。  誤りがありましたら訂正お願いいたします。 1スレ目2氏=◆5yGS6snSLSFg氏=◆qPOxbu9P76氏 無題:1スレ目2 京介×黒猫 【桐乃嫉妬】(桐乃「え?嘘でしょ?」) 無題:1スレ目34 京介×黒猫 【デート&看病】 無題:1スレ目62 京介×黒猫 【お兄さんの彼女、あやせ嫉妬】 無題:1スレ目89 ( 01 / 02 ) 【田村家へクリスマスのお泊り、尾行】 無題:1スレ目160 京介×あやせ 【俺の彼女は妹の友人】(七夕デート→エロ展開) 無題:1スレ目241 京介×加奈子 【マネージャー】 無題:1スレ目257 京介×あやせ 【仲直り、泣きデレ】 無題:1スレ目376 京介×黒猫 【コスプレ先輩】 無題:2スレ目5 京介×瀬菜 【プレゼント選...
  • カップリング別
    カップリング別SS一覧 京介×桐乃 無題:1スレ目306 【「いい兄さん」の日】 無題:2スレ目278 【事故、眠ったままの兄貴】 無題:2スレ目707 【ヤンデレ桐乃】 無題:3スレ目35 【7巻if】 無題:3スレ目162 【きりりんデレデレ集】 無題:4スレ目37 【7巻後】 無題:4スレ目101 【大学進学】 無題:4スレ目106 【泣きデレ】 無題:4スレ目299/小ネタ 【エレベータに閉じ込めてみた】 無題:4スレ目381 【嗅ぎ人】 無題:4スレ目418 【冷戦再び】 無題:4スレ目492 【彼氏と文化祭】 無題:4スレ目709 【闇の世界の住人】 ※鬱展開注意 無題:5スレ目299 【もし桐乃がサカ豚だったら】 無題:5スレ目518 【あやせが家宅侵入】 無題:5スレ目639 【おんぶにだっこ、桐乃捻挫】 無題:5スレ目803 【実...
  • 無題:6スレ目14
    14. ◆qPOxbu9P76 2011/01/03(月) 19 12 27.13 ID U0p4/PMo 容姿端麗、成績優秀、有名なお嬢様学校に通う自慢の妹、それが沙織だ―― だがこいつには、他人には言えない秘密があった。 深夜、突然の平手打ちで起こされた俺は、暗闇の中、馬乗りになっている沙織の姿に驚いた。 「お兄さま、お話があるので沙織の部屋までお越しください」ノシッ 「がっ…はっ…!お前……重い…苦しい!」 妹がふすまを開けると、ツンとシンナーの匂いが鼻につく。 あれ?なにこの匂い。まさかやばいものに手を出してるんじゃないよね? 「さきほどまでエアブラシを使って塗装していたものですから…これは溶剤の匂いです」 エアブラシ?溶剤?なんのこっちゃ? 妹の部屋で見せられたのは、大量のプラモデルとガンダムグッズの山だった。 「お前、ガンヲタだったのかよ」 「そうなのです、キャスバル兄さん」 ...
  • 無題:6スレ目179
    179 名前: ◆qPOxbu9P76[sage saga] 投稿日:2011/01/05(水) 17 15 52.01 ID 09EWCUIo [3/11] 「おはよう先輩。遅いお目覚めね?」 「…………なんでおまえがここにいんの?」 夏休みも終盤にさしかかろうとしている頃。朝、俺が目を覚ますと何故か黒猫が俺の机に座っていた。 黒猫は、俺が桐乃から借りているピンクのノートパソコンを使ってなにやら作業をしていようだが何をしているのかはここからは見えない。 服装はいつものゴスロリではなく、夏コミの時に着ていた白のワンピース。 ワンピースの裾から除く白い足や二の腕が、朝日と相まってやたらと眩しい。 俺はその眩しさに目をしばたかせながら、 「なんでおまえがここにいんの?」 同じ質問を繰り返した。 黒猫は返事に戸惑っていたが、やがて何かを決心したような素振りを見せた。 ……黒猫の顔が赤い。 ...
  • 無題:6スレ目126
     一悶着が収まり、改めて赤城に加奈子の紹介などしていると、ややあって今度は赤城の携帯に着信があった。  案の定その連絡は瀬菜からで、すぐこちらへ向かえなくなったので合流場所を変更したいとの旨。  赤城のやつは「急で悪いな」と挨拶もそこそこに手荷物を抱えて、混んでない出口を探す。 「自慢の妹によろしくな。また何かあればメールする」  投げかけた言葉に軽く手を挙げて、参拝客の間を縫うように去っていく後ろ姿を見送った。  呼びつけをくらったにもかかわらずやけに楽しげな様子が、理解に苦しむところだ。 「見ての通り、妹煩悩っぷりが少々イタイが、基本清々しくていいやつさ」  そう言って我が悪友の加奈子への紹介を締め括ろうとするや、 「それをあんたが言う? 兄馬鹿っぷりは似たり寄ったりなんじゃねーの?」  などと宣う。ハハハこやつめ。  事実無根を...
  • 無題:6スレ目106
    106 名前: ◆AYASExLmi.[sage] 投稿日:2011/01/04(火) 22 26 48.09 ID g4ak.CYo [2/5]  『お前達が俺の天使だ』  黒猫と俺が連れ立って帰宅していると偶然とある女の子を見かけた。 「お、あやせじゃないか。まさかこんな所で君と会えようとは何たる僥倖」 「え?あー、なんだお兄さんですか。最近会ってませんでしたからただの変質者かと思いました」 「ひ、ひでー。いや、確かに最近会って無かったな久しぶりー」 「お久しぶりです、もう少しで顔も忘れられたのに残念です」  ぐはッ、今日のあやせたんは最初から毒舌だな……最近会ってなかったから寂しかったのかこのツンデレめ、ういヤツよのう。 「ちょっと、先輩。さっきから親しそうに話してるこの子はどこの誰で、先輩とはどういう関係なのかしら」  私のことを除け者にしてと言う語句が省略さ...
  • カプ別
    カップル別SS一覧 京介×桐乃 無題:1スレ目306 京介×桐乃 ※いい兄さんの日 無題:2スレ目707 京介×桐乃 ※ヤンデレ 無題:3スレ目35 京介×桐乃 無題:3スレ目162 京介×桐乃 京介×黒猫 無題:1スレ目2 京介×黒猫 ※桐乃嫉妬 無題:1スレ目34 京介×黒猫 ※デート&看病 無題:1スレ目62 京介×黒猫 ※あやせ嫉妬 無題:1スレ目130 京介×黒猫 ※瀬菜の反応 無題:1スレ目376 京介×黒猫 ※コスプレ
  • 無題:6スレ目69
    69 名前:あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage] 投稿日:2011/01/04(火) 19 30 03.37 ID chArRJ.0 [3/19] 「お兄さん、これはデートでは有りませんから……くれぐれも勘違いしないで下さいね」 「おう、その点についは何度も念を押さなくても大丈夫だ」 「あと、わたしにいかがわしい事をしたら、その場でぶち殺しますから、……軽度のセクハラ発言は2回まで  です。3回目はアウトです。やはりその場でぶち殺します」 ちょうど一週間前の日曜日の午前10時、俺とあやせはいつもの中学校近くの児童公園にいた。 あやせはティーン向けファッション誌に載っている様な清楚でおしゃれな秋の装い、俺も妹の桐乃に頼み込み コーディネートしてもらったから――今更ながら桐乃のファッションセンスには恐れ入る。 「確認するが、いかがわしい事の範囲をもう一度言ってくれ」 「わた...
  • 無題:6スレ目851
    851 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/16(日) 01 34 21.75 ID 7dTqU6rgo [4/14] 俺が妹の親友、来栖加奈子の芸能マネージャーをやってたのはもう随分前のことだ。 まぁ、マネージャーと言っても、加奈子を騙してコスプレ大会に出場させるためだけのモドキだったんだけどさ。 そのときに知り合ったのが、イギリスから来たコスプレ好きの美少女、ブリジット・エヴァンスだ。 そして今、俺はそのブリジットから相談を持ちかけられている―― 「マネージャーさん、今日は呼び出したりして……ごめんなさい……」 「いや、別に気にしなくていいぜ。どうせ暇してたしさ」 ブリジットは(その方面の人達に)それなりに顔が知られてる有名人なので、 俺達は目立たないよう小さな喫茶店の隅の席で二人きりで会っている。 それでなくても人の目を引く...
  • 無題:6スレ目877
    877 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/01/16(日) 18 23 14.62 ID dfLwBmsm0 [3/12] 「ほら、あんたも挨拶なさい。この人は、桐乃のカレで――」 ああ、知ってる。この間会ったばかりだからな。 御鏡光輝――ファッションモデル兼デザイナーで、エタナーの別ブランドを 任されているイケ好かない美形野郎だ。 言ってみれば桐乃の男版だな。エロゲーにも興味あるし、異性からも人気が あって、上からの信頼も厚い。妹の様な凶暴性はないけどな。 「よう……」 「こんにちは京介くん、お邪魔してます」 気にいらねえ……なんで俺はこんなにイラついてんだ? 桐乃が誰と付き合おうが、 あいつの勝手だ。俺には関係ねぇだろ? だが頭では分かっていても、 目の前にいる御鏡を殴り飛ばしたい衝動が襲ってくる。 落ち着け…… 妹が、彼氏を家に連れ...
  • 無題:6スレ目396
    396. VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2011/01/08(土) 03 48 05.60 ID sB/tDRMo 元日の午後―― 郵便受けを確認してはため息をつく。 私は朝からそんな情けない行動を繰り返していた。 妹1「お姉ちゃん、年賀状何枚届いた〜?」 黒猫「うっ!? べ、別に……いいじゃないそんなこと」 妹1「わたし、学校の友達から10枚も届いたんだよ〜」 黒猫「そ、そう…… よかったじゃない……」 妹1「お姉ちゃんの年賀状は遅れてるのかなー?」 黒猫「そうね……私の年賀状は闇世界の住人からのものだから、配送ルートが一般とは異なるのよ」 妹1「ええー、すっごーい」 妹1「じゃあ届いたら 絶 対 見 せ て ね」 黒猫「(しまった……)」 3...
  • 無題:6スレ目695
    695 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/12(水) 01 02 35.35 ID A3a40ncAO [2/8] 「悪い瑠璃、遅くなった」 「まったくだわ。たかが人間風情が私を待たせるなんて。」 俺の名前は高坂京介。んでこっちの少女が俺の彼女の五更瑠璃、通称黒猫。まあ此処にいる奴等はそんなこたあ知ってるだろうから詳しい紹介は省く 今日は黒猫が家に来るというので なら一緒に帰ろうという事になったんだが、帰り際に赤城の野郎が聞いてもいねえのに妹の話なんか初めやがって、結局振り切るのに10分も掛かって遅れてしまった訳だ。 そんなこんなで家に向かう途中いつもどうりの沈黙 別に気まずくはない。寧ろ黒猫といるときはこれが心地よかったりもする。まあそれでも可愛い彼女とお喋りしたい気持ちもある。 696 名前:VIPにかわりましてGEPPE...
  • 無題:6スレ目423
    423 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 11 04 33.06 ID 4Z0CRUko [2/5] 桐乃 「おにいちゃん、大好き!」 京介 「…おまえ、鏡に向かってなにやってんの?」 桐乃 「!? ちっ、違うから! これは……そう、How to 妹ーーークの収録の練習してただけだから!」 京介 「あー、あのゲームか。実は俺あのゲーム予約してるんだよなー」 桐乃 「へ、へぇー…ゲームでも私と一緒に居たいなんてあんたシスコンの鑑ね!」 京介 「いやだってラブリーマイエンジェルが俺の妹になるんだぜ? ふひ、ふひひ」 桐乃 「ごめん、今世紀一番キモいって本気で思ったわ…。『妹がいるのに妹ゲーとかありえない』って言ってたあんたはどこ行ったわけ?」 京介 「それとこれとは別だろー」ニヤニヤ 桐乃 「あやせに報告しとく...
  • 無題:6スレ目208
    208 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/05(水) 23 25 38.44 ID 8XPEUFw0 [2/4] わたしの名前は新垣あやせ。15歳―― わたしはついに大好きなお兄さんにキスをして貰ったの。わたしにとって……ファーストキス―― 嬉しい筈なのに、ずっと夢見ていたのに……わたしは泣いてしまった。 『わたしのファーストキスです……。お兄さん……ちゃんと受取って下さいね』 決してわたしからせまったんじゃないわ……わたしはお兄さんの頬に軽く、そうよ軽く触れるだけの…… でも、お兄さんはあの時のわたしの気持ちを察してくれて……わたしに口付けしてくれたの。  ――『だ・い・す・き・で・し・た』―― わたしは勇気が無くて、……声に出せなかった。でも、お兄さんはわたしの唇をじっと見つめ……頷いたわ。 桐乃の家の隣に越して来たわ...
  • 無題:6スレ目772
    772 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2011/01/13(木) 17 18 31.99 ID lKctX2S10 [2/11] 「なあ高坂、今日うちのクラスに転校生が来るらしいぜ。しかも女だ!」 「へぇ……」 俺が教室の机に座るなり、赤城が興奮してまくし立てた。こんな時期に転校って 親の転勤とかなのかね……どんな奴なんだろうな。そんな事を考えている内に、 担任が転校生とおぼしき女子高生を連れて教室に入ってきた。 「あー今日からこのクラスに加わる春日恭子さんだ、みんな仲良くするように」 その娘を見るや、クラスの野郎共がざわめき出した。俺も目を見張った。 肩までかかったサラサラの艶やかな黒髪、透き通った大きな眼、 筋の通った鼻、薄く引き締まった薄桃色の唇…… その美少女は見た者を引き付けずにはおれない魅力を放っていた。 「春日恭子です、皆さん今日...
  • 無題:6スレ目304
    304 名前: ◆qPOxbu9P76[sage saga] 投稿日:2011/01/06(木) 21 35 58.67 ID dJ.pVm6o [8/13] 「それで?あの子とはどうなの?」 「……絶賛喧嘩中だよ」 黒猫との事後(もちろん誤解だが)を桐乃に見られてからというもの、桐乃は俺とは口をきこうともしない。 あの時はいつもの癇癪みたいなもんだと思ってたんだが、事態は思ったよりも深刻だったみたいだ。 「いくら誤解だって言っても聞く耳もたねえんだもん、あいつ」 だから俺は作戦会議を開くべく、黒猫を駅前のスタバに呼び出したってわけさ。 沙織を呼ぶかどうかに関しては、迷ったんだが結局呼ばないことにした。 あいつっていつも忙しそうだし、なにより今回の喧嘩の原因が間抜けすぎる。 「いやぁ、桐乃に黒猫との事後(誤解)を見られたんだけどどうすればいいかな?」 なんて、口が裂けても言えるわ...
  • 無題:6スレ目225
    225. VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2011/01/06(木) 10 52 47.49 ID BhkmyQAO 「それでね、私が何言ってももう全ッ然聞く気がないわけ!  こっちはようやく準備が整って、さあ、これからだってときなのよ!?  まだ借金だらけで……もう、もう私……生きていけないよぉ……」 唐突に始まったが、俺、高坂京介は、今絶賛大ピンチの真っ只中にいた。 原因はもちろん、俺の目の前にいる酔いも回っていい感じに泣きが入っているねーちゃんだ。 かつては、俺が泣きながらこの人に頭を下げたっけ。 元売れっ子作家、転じて元盗作犯、そして新たに元同人ゴロの経歴が 追加されるかされないかの瀬戸際に立たされている伊織・フェイト・刹那さん。 「どうしてこうなった……」 思わずそう呻いた。 たまたま街で遭遇し、喫茶店に入って話をしていたら...
  • 無題:6スレ目664
    664 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/11(火) 18 01 26.97 ID p9zHR69Oo [2/11] あるやすみの晴れた日…俺はわざわざ家から少し離れた本屋に来ていた なぜかって? それはつい数日前… 「ただいま~あー喉渇いた」 ガチャ 「おかえり~。あ、京介~」 「なんだよ母さん」 俺は麦茶を飲みながら答える 「あんた最近新しいの買ってないの?」 新しいの?なんの事だ?? 「ここ3ヶ月ほど同じのばかりじゃない、前は月一くらいで増えてたのに」 …まったくもって話が読めない 何の事言ってんだお袋様は… 「だからなんの事だよっと、もう一杯飲も…」 「やーねぇ、あんたのベッドの下の宝物に決まってんじゃないのよ~」 ふーんなんだ、俺のエロ本の事言ってたのか、そんなん言われなきゃわかんね……はぁぁぁぁぁぁあああ!?!?!?!?...
  • 無題:6スレ目624
    624 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 21 05 30.80 ID 2bl3+4MAO [6/10] その日――兄貴の様子がいつもと違うことに気付いた。 どこがと言いにくいけれど垣間見られる違和感。 ううん、違和感を覚えているのは兄貴の方かもしれない。 さりげなく振る舞っているつもりでも周囲を伺うような視線を隠しきれていない。 なにか置き忘れた物がある? それを思い出せないでいるとか。 それか、誰かが会いに来るのを待ってるとか……? 挙動不審ってほど露骨じゃないにしろ、その微かな落ち着かなさが気になり始めるともうダメ。 見てるこっちがヤキモキして仕方無い。 心中にわき出てきた靄を払うべく声をかけてみる。 「ねえ」 「ん…ああ、どうかしたか桐乃」 「どうかしたかはこっちの台詞。なに朝から気もそぞろな顔してんのよ」 ...
  • 無題:6スレ目448
    448 名前: ◆5yGS6snSLSFg[sage saga] 投稿日:2011/01/08(土) 17 59 04.44 ID EphguSIo [5/6] 「お兄さんが風邪?」 「うん。なんか朝から、熱が40度もある~とか眩暈がする~とかぼやいてた。まったく、高校生にもなって情けないっての。ねえ、あやせ?」 目の前で兄の愚痴をぶちまけているのは私の親友の高坂桐乃。 容姿端麗、成績優秀、陸上では優秀な成績を納め、同時にモデル業もこなすとんでも中学生。 「う、うん……そうだね」 「っていうわけで、あたし早く帰んなくちゃいけないから、今日はもう帰るね」 「え?部活は?」 「休む、今日はお母さんたちいないから。まぁ、あんなのでも一応兄貴だし?死なれても目覚め悪いし?超しんどそうだったし? なんか、あたしがいてあげないとやばそうな雰囲気だったし」 桐乃が部活休むって普通じゃない! 自分が...
  • 無題:7スレ目14
    14 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/01/20(木) 17 08 56.72 ID t9HYaQDS0 [2/7] 「ふ……ふふっ、ふふふ……」 今日の黒猫は何だか様子がおかしい。 何かいい事でもあったのか、顔がニヤケっぱなしだ。 「なあ、そんなに興奮して何かあったのか?」 今日も一緒に高校から帰って来て、二人で俺の部屋にいるわけだが。 さっきからずっと、独り笑いをしている黒猫に問い掛けてみた。 「先輩……遂に私は邪眼の力を得たのよ。ふふ……」 「はぁ?」 いきなりどうしたんだコイツは。 とうとう、妄想と現実の区別がつかなくなっちまったのか? 「いや、何言ってんだお前」 「やはり人間風情には理解できないでしょうね…… まあ身をもって知るといいわ。闇の力をね」 そう言うやいなや、黒猫は俺に向かって手をかざし、訳の分からない呪文らしき...
  • 無題:6スレ目266/小ネタ
    266 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/06(木) 17 27 52.13 ID AjY.wM.0 [4/8] カタカタ……カタカタ…… 夜通しキーボードを叩いていた桐乃が、ふと窓の外に視線をやると、空はもう白み始めていた。 「結局また徹夜しちゃったか…寝不足は美容の大敵なのに…」 「でも、おかげでようやく力作SSが書き上がったし~♪これってかなりの傑作よね!」 「眠いけど……製速に投下してから寝なくちゃ……皆に早く読んでもらいたいし。  皆もきっと楽しみにしてるから」 桐乃は眠い目を擦りながら、途切れそうな意識を必死に繋ぎ止め、専ブラを起動し、 いつものSSスレを開く―― 「『こんな時間ですが、ようやく完成したので投下します』っと…」 桐乃は、3日がかりで書き上げた自信作を、少しずつレス分けして投下していく。 「な...
  • 無題:5スレ目629
    無題:5スレ目572 http //www43.atwiki.jp/vip_oreimo/pages/145.html のつづき 629 名前:585[sage] 投稿日:2010/12/28(火) 22 38 09.47 ID 9wzCRoAO それからどんどこしょ 今年も残すところ僅か。もう大掃除もしないと。 などと勉強に身の入らない合間で考えていると、階下で呼び鈴が鳴る。 どうやら今日もアイツが…加奈子がやって来たらしい。 律儀に連日見舞いに通う必要はないと言い含めたつもりだが なかなかどうして、義理堅いやつなのだった。 「来てやった。調子はどうよ?」 「どうって言ってもな。昨日今日で完治したり、逆に急に悪化したりはないさ」 経過良好ではある。例えば食事時なんかも不自由しない。すこし違和感はあるが 「折角の見舞いだ、有難く思うけどな。そんな大事じゃないんだぞ」 実際親...
  • 無題:9スレ目149
    120 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[] 投稿日:2011/03/29(火) 02 09 11.79 ID uH4czZPg0 [2/8] 「俺の名前は高坂京介ごくごく平凡な高校生だった。だったというのはこの春俺は高校を卒業し、大学生となるからである。  そして今日は幼馴染である田村麻奈美と大学で使う(予定)の電子辞書を買うために近所の電気屋へ向かう予定だ・・・・いかんいかんこんなこと話してる間に時刻は12:55約束の時間に遅れちまう。 俺は自室のベットから立ち上がり、下へ降りて行った。 「「なんであんたが出てくんのよ!?」」 電話でもしているのだろうか、リビングのほうから馬鹿でかい声が聞こえてくる。声の主は高坂桐乃、俺の妹である。この妹には何度も何度も困らされてだな・・・・いや、やめておこうこの話をすると文庫本7冊ぐらいはかかりそう...
  • 無題:1スレ目141/小ネタ
    141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/23(火) 01 28 18.42 ID Kg+x0NNj0 俺「待ちなお二人。見せつけてくれんじゃねえか。」 京介「くっ…なんだコイツの…気は…」 俺「…ふっ。じゃあソッチの女はレイプしてやるぜ!」チョイ 俺「ぐぎゃあ ずびばぜん・・もう許じて・・ぐだざい」 俺「オラオラッ!動けェ!」パンパン 京介「う、うわあああ!」 俺「きもっw」
  • 無題:8スレ目148/小ネタ
    148 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/03/06(日) 06 01 27.40 ID eN23PlgSO 高坂家から、ひな祭りパーティーの誘いが届いたのはしばらく前のことだ。 あの子からの、必ず妹達を連れて参加して、という内容には、内心躊躇するところもあったのだが、 招待状は「高坂家」からということで、先輩のお母様の署名もされていた。 それなら行かないというのも失礼だろうと、私達は誘いを受けることにしたのだった。 ※※※ 「うわあ、妹ちゃんたちキター!!!」 「ようこそ。今日は来てくれてありがとう。楽しんでいってね」 「こちらこそ、お招きいただきまして、ありがとうございます。」 私は手土産の桜餅をお母様に渡す。 「さあさあ、上がって上がって♪」 「うわあ、立派なひな人形…」 「おひなさまが、きれいです...
  • 無題:3スレ目120
    120 名前:よっしゃ[] 投稿日:2010/12/03(金) 17 58 27.85 ID YJbL8xSb0 [12/17] 「おう、黒猫。俺んちに何か用か?」 「え?桐乃?今日はいねえぞ。モデルの仕事だ」 「こ、これからお前んちに!?」 「いやいやいや嫌じゃないぞ!おっしゃ行ってやるさあ行こうぜ!」 「おいおい、そんなにニヤニヤすんなよ。まったく…」 121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/03(金) 18 05 01.87 ID YJbL8xSb0 [13/17] 「おじゃまするぜ」 「へえ、意外と部屋綺麗だな」 「おう、サンキュ」ゴクッゴクッ 「珍しい味がするな。このジュース」 「で、連れてきた理由はなんだ?」 「桐乃?あいつがどうかしたか?」 「はあ!?あいつは妹だぞ!?そんな関係になるわけねえだろが!...
  • 無題:4スレ目138
    138 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/07(火) 00 20 34.52 ID aiIt84E0     京介「黒猫、別れよう」     黒猫「え?」     京介「お前と付き合ってると疲れるんだよ。だからさ、もう別れてくんないかな?」     黒猫「な、何を言ってるの?よ、夜の眷族をからかうと後が怖いわよ?」     京介「いや、マジな話で。って言うか、いい加減その邪気眼うぜえから」     黒猫「え......」     京介「もっと言うとそのゴスロリ服。お前...
  • 無題:9スレ目138
    138 名前: ◆lI.F30NTlM[sage saga] 投稿日:2011/03/29(火) 12 19 51.72 ID d0RfmdU0o [3/8] 「は?親父が入院?」 『そうなのよ。まあ、検査入院なんだけどね』 昼休み。 満腹感と午前中の疲労が睡魔を呼び寄せるこの魔の時間、俺の安眠を妨害したのはお袋からの電話だった。 なんでも、この間の健康診断で肝機能関係に異常が見られた親父の検査入院に付き添うから、今日は帰りが遅くなるとのことだ。 ウチの親父は結構酒を飲む。毎晩の晩酌も、酔ったところを見たことが無いから意識していないが、飲酒量は多いのだ。 こう言っちゃなんだが、来るべき時が来た、って感じだな。 親父のことも心配だが、今一番の心配事は……。 「メシまでには帰ってくるの?」 『う~ん、多分無理ね。だから、適当に食べておいてくれる?お金はいつものところに置いてあるから』 「あ...
  • 無題:1スレ目130
    126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/22(月) 23 13 10.44 ID luHRYvWf0 [3/3] 京介と黒猫がラブラブしてるのを見た学校メンバーの反応が見たい 130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/22(月) 23 25 53.87 ID 7oLv7KEBO [3/5] 126 おk この度、私高坂京介は五更瑠璃さんとお付き合いをさせてもらうことになりました。 人生初の彼女と言っても過言ではないんじゃないかなぁ。 そんなことはさて置き、付き合ったとこで学校は毎日あるもので行くわけだ、行きたくないけど。 その道中、まぁ遠回りになっちまうが彼女さんを迎えに行かなきゃならんのだ。 そう付き合う時に決まっちまったからな。 京介「お待たせ、くろね…あー失礼。お待たせ、る、...
  • 無題:14スレ目152
    今は親父もお袋も桐乃もいない 窓を少し開けてカーテンを閉める そして…ベッドの下から段ボールを引き出す! そう、この前買ったばかりの実用書を読むのはこのタイミングしかない 「やっとMee-Ganeの最新刊が読めるぜぇ」 今なら桐乃に「何ニヤけてんの。キモッ」と言われても納得出来るな それはともかく御開帳だ 「そうそう、やっぱりラブリー・マイ・エンジェルあやせたんは可愛いなぁ」 …って 「なんじゃこ…りゃあ…」 窓開いてたのを忘れて叫びそうになってしまった いや、まぁ、それは、まぁ、いいんだ 問題なのは、段ボールの一番上に[あやせの写真集]がある事だ 何故、いつ、誰が、何のために入れた? いや、考えても答えは出なさそうだ これは写真集だし後でも読め…じゃなかった後で犯人を考えよう 「気を取り直してMee-Gane...
  • 無題:14スレ目163
    「うえええあああ・・・うえええええん」 こわいよう。 こわいよう。 あたしはまわりをきょろきょろとみまわした。 おとうさん・・・おかあさん・・・。 どこにもいない。 どこにもいないよう。 「・・・うえ」 「どうしたどうした?そんなに泣いてちゃ、可愛い顔が台無しだぞ?」 また大声で泣き出しそうになったその時、その声はひどく優しくあたしの耳に届いた。 『あの人は・・・』 「おとーさーん・・・おかあさ-ん・・・」 てくてくと歩きながら、あたしは自分の手をじっと見つめた。 さっきまで握っててくれたお母さんのあったかいのが残ってる手。 えれべーたーとかいうのにのるときにはなれちゃった。 「おとーさーん・・・おかーさーん・・・」 今日はお父さんが久しぶりのおやすみで、朝からでぱーとに遊びに来ていた。 おとうさんとおかあさ...
  • 無題:3スレ目162
    162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/04(土) 09 16 48.84 ID A9ayQxbY0 桐乃「~♪~♪」チクチク 桐乃「~♪~♪~♪」チクチク 桐乃「~♪」チクチク 桐乃「できた!」 桐乃「……」 桐乃「ぎゅ~」ギュー 桐乃「…えへへ///」 京介「なんか俺に似てるな。その人形」 桐乃「!?」 164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/04(土) 09 33 59.68 ID A9ayQxbY0 桐乃「兄さん!」 桐乃「ん~……」 桐乃「あに…たま…」 桐乃「いやいやいや////」 桐乃「……」 桐乃「お、お兄ちゃん!」 京介「おう。呼んだか?」 桐乃「!?」 165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします...
  • 無題:1スレ目196
    196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/23(火) 12 26 09.17 ID 5j9m+YHhO [14/37] 京介「マイスイートエンジェルあやせちゃん!! 今日は一体どんなようだい(キリッ」 あやせ「そういう変な呼び方しないでください!! そろそろ本当に警察呼びますよ!?」 京介「まぁ、そう言うなって。 俺はあやせのことがこの世で1番大切なんだぜ。」 あやせ「そ、そういうことはもっと大切にしてる人に言ってあげてください。」 京介「だからそれがあやせなんだって。」 あやせ「気持ち悪い…。 あ、貴方はお姉さんというものがありながら!! ほんとにどうしようもないケダモノですね! もう、金輪際二度と話しかけないでください!!」 京介「え?」 199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/1...
  • 無題:3スレ目197
    197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/04(土) 17 40 40.68 ID 8NErAx5h0 [6/17] 俺はいま、妹の部屋の前で、かれこれ10分ほど悩んでいる。 このドアをノックするべきか、そして妹の力を借りるべきか…… いつも妹の人生相談を受けている俺だが、今回ばかりはちょっと事情が違うんだ。 ――そう思案していると、ふいにドアが開き、お約束のように俺の額を強打した。 「いってぇ!」 「……あんた、人の部屋の前でなにやってんのよ」 そこにはドアを半開きにし、不愉快そうなツラを見せる桐乃が現れた。 「あ、ああ、実はな……桐乃、お前に相談があるんだ!」 俺は意を決してそう切り出した。 199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/04(土) 17 43 2...
  • 無題:5スレ目158
    158 名前: ◆kuVWl/Rxus[sage] 投稿日:2010/12/21(火) 22 15 38.83 ID yMmu2Hko [3/24] その日も俺は、恒例となっている麻奈実との勉強会を終えてから家路へとついた。 俺にとって最も気の許せる、幼なじみと過ごす時間は、いつも癒しを与えてくれる。 だが、そんな安らいだ気分は、我が家の玄関のドアを開けた瞬間にかき消されてしまった。 「たっだいまァ~…………ひいっ!?」 そこには、俺の帰宅を待ち構えるように、桐乃とあやせの二人がそれぞれ腕組みをし、仁王立ちしていたのだ。 二人とも静かに怒りを秘めた雰囲気で、左右に構えたその光景は、まさに仁王門のごとき迫力である。 「お、お前らどうし――」 「ちょっとあんた、顔貸しなさいよ」 桐乃はこちらの問いかけを遮ると、俺のシャツの裾をぐいっと引っ張り、有無を言わさずそのまま自室へと連行してい...
  • 無題:2スレ目157
    157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/27(土) 19 07 10.51 ID Xu3OnFm30 麻奈実「でね~、きょうちゃんは私みたいな性格が好みなんだって。えへへ」 あやせ「…お姉さん、失礼を承知でお聞きしたいことがあるんですけどいいですか?」 麻奈実「な~に~?何でも聞いて?」 あやせ「お姉さんってお兄さんのことが好きなんですよね?」 麻奈実「ええええ!?い、いきなりどうしたのあやせちゃん!?」 あやせ「お兄さんのどこがいいんですか?私にはさっぱりわかりません」 麻奈実「え、えっとね~、優しいところ…かな。それに優しい以外にもいっぱい良い所あるんだよ?」 あやせ「そうなんですか?私にはさっぱりわかりませんけど…」 麻奈実「それはあやせちゃんがきょうちゃんのいいところ見てないだけだと思うな~。探してみるといっぱい見...
  • 無題:9スレ目167
    167 名前: ◆5yGS6snSLSFg[sage saga] 投稿日:2011/03/30(水) 04 46 43.11 ID 2BmaPh3+o [3/11] 「みなさま方、先日連絡しておいたブツは用意していただけましたかな」 「おう、当然だ」 「あの時、あんだけ言われて引き下がれるわけないっしょ。あたしの本気見せてあげるから」 「ふっ、あれは自業自得でしょう。プラモをデコるなんて……流石ビッチの発想は違うわ」 「なんですって!」 「なによ」 「お~い。そこらへんでやめとけ」 とある休日の午後。俺たちはいつもの四人で俺の部屋に集まっていた。 この面子なら本来桐乃の部屋に集まるのが妥当な所なのだが、今回は違った。桐乃の「なんか部屋汚れそうだから嫌だ」の一言で俺の部屋に集まることになったのだ。 そう。俺たちはこれから沙織の指導の下、ガンプラの製作にチャレンジするのだ。 桐乃に関しては“...
  • 無題:1スレ目160
    160 名前:保守ありがとうございました。投下していきます[] 投稿日:2010/11/23(火) 10 25 29.20 ID 0GfwG0ii0 [3/43] 京介「あやせのやつ、おせえな…」 俺は今渋谷であやせと待ち合わせをしている。しかもクリスマスイブ12/24だぜ?ふっ、そう俺はあやせと付き合うことに成功したのだ。 しかし、あやせの到着が予定よりも遅れている。何かあったんじゃないだろうな…あやせ可愛いから心配だ。 ピリリリリ 京介「メール?あやせからじゃないか、やっぱり何かあったのか?」 あやせ『すみません、お仕事が長引いてしまって…今から向かいます』 京介「あー、そうだったのか。こんな日も仕事とは大変だなあやせも」 京介『仕事なら仕方ない。気にしなくていいから、ゆっくり来いよ。ちゃんと待ってるから』 あやせ『ごめんなさい、この埋め合わせは必ず』 相変わらず律儀...
  • 無題:7スレ目157
    157 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/01/23(日) 08 25 34.25 ID 7SvVmAfV0 [5/8] あの部活は運動部でもないのになんであんなに疲れるんだ?まぁ部長と瀬菜のせいだろうけど。 「ただいま……って……またか桐乃」 「………………おかえり」 最近、玄関を開けると階段よりも先に桐乃が視界に入ってくるようになった。それも警戒心剥き出し、というか目が凄い。世紀末の拳王のそれと酷似している。初めてそれを見た時は、そのあまりのオーラに思わず財布を差し出しそうになったが桐乃の『あんたから貰う程堕ちてないし。何ならあげようか?』という言葉に助けられた。……俺の兄としてのプライドはズタズタにされたが。ところで、桐乃が俺の帰りを待ち伏せしている理由は何なのかというと(俺への嫌がらせ、というなら答えは簡単なんだがそうじゃない)、 「……...
  • 無題:4スレ目129
    129 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/06(月) 23 17 46.88 ID S7/hhA.0     あの告白からもう数カ月がたった。     俺は無事に黒猫の彼氏になれた…が。     「付き合う」っていったらもっと手繋いだり…キ、キスとかするもんかと思ってたのにさ。     …全くなかった。     だから今日聞いてみる。     へへ、会うのが楽しみだぜ!     ……     ………… 130 :以下、三日目金曜東Rブロッ...
  • 無題:2スレ目188
    ※没ネタの156を元に別の方が投稿 156 名前:投下してくか[] 投稿日:2010/11/27(土) 19 04 21.81 ID Xu3OnFm30 [1/3] あやせ「お兄さん、取引しませんか?」 京介「取引?」 あやせ「そうです、取引です。もう二度と桐乃には手を出さないで下さい」 ああ、そういえばこの子は誤解したまんまだったな。わけあって俺はあやせの前では変態でいつづけなければならないし…どうしたもんかな。 京介「あ~、あやせ?そうはいうけどな…」 あやせ「桐乃に手を出さないと誓っていただけるなら私を好きにしていただいて構いません」 京介「あやせ!?お、お、お前自分が何言ってるかわかってるのか!?」 あやせ「わかってます!だからお願いです…もう桐乃に悪いこと吹き込むのはやめてください」ポロポロ なんてこった…この子こんなに桐乃のこと好きなのか。桐乃、お前はこん...
  • 無題:4スレ目106
    106 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/06(月) 21 18 08.27 ID aX2CVwDO [3/9] ―――とある夜中――― 京介「いい加減にしろ!!!」 桐乃「……っな、なによ!」 京介「いっつもいっつもわがままばっか言いやがって!    俺が誰のためにここまでしてたかわかってんのか!!」 桐乃「そっ!そんなのわかってるわよっ」 京介「いーや、わかってないね!毎日毎日俺のムカつくことばっかしやがってよ!    もう我慢ならねえ!!これからずっと話しかけてくんな!!」 桐乃「!!ちょ、兄……っ!」ビクッ 俺は桐乃の部屋から出、力一杯ドアを閉めた。 京介「ばかみたいだな……俺」 107 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/06(月) 21 19 ...
  • 無題:9スレ目120
    120 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県) 2011/03/29(火) 02 09 11.79 ID uH4czZPg0 俺の名前は高坂京介。ごくごく平凡な高校生だった。 だったというのは、この春、俺は高校を卒業し、大学生となるからだ。 そして今日は、大学で使う(予定)の電子辞書を買うために、幼馴染である田村麻奈実と近所の電気屋へ向かう予定だ。 ……いかんいかん、こんなこと話してる間に時刻は12時55分。約束の時間に遅れちまう。 俺は自室のベットから立ち上がり、下へ降りて行った。 『なんであんたが出てくんのよ!?』 電話でもしているのだろうか、リビングのほうから馬鹿でかい声が聞こえてくる。 声の主は高坂桐乃。俺の妹だ。 この妹には何度も何度も困らされてだな……いや、やめておこう。この話をすると文庫本7冊ぐらいはかかりそうだから。 そして今も、関わるとまずいことに...
  • 無題:7スレ目167
    167 名前: ◆5yGS6snSLSFg[sage saga] 投稿日:2011/01/23(日) 11 34 41.54 ID NZgMtXqQo [2/7] 『なんだか姉ちゃんの様子が変なんだ』 「ふーん。おかしいってどんな風にだ?」 おまえに言われなくても麻奈実の様子が変なのは既に知ってるよ。 だって、最近のあいつ妙に付き合いわりいんだもん。 いつぞやの前髪切り過ぎた時みたいに、露骨に避けられてるわけじゃないから見て見ぬふりしてきたけどな。 『なんか悩んでるっぽいんだよ。部屋にこもって「うーん」とか唸ってる』 だが、家族にまでおかしな様子を見せているとなれば話は別だ。 俺の心の平穏のため、麻奈実の異変の原因を突き止めなければならない。 「わかった。俺に心当たりがないこともない。俺にまかせろ」 「まじ!? かっけー! さすがあんちゃ」 ――ブツッ。 ロックの返事を聞き終わる...
  • 無題:4スレ目101
    101 名前:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/06(月) 17 43 27.13 ID yQQT3Qk0 [2/2] 兄貴が一念発起の猛勉強をして東大理Iにストレート合格した。あたしの兄貴ならそのくらいは当然だし、別に大したことないし、それに地味子が一緒なのが気に入らないけど。あたしの志望校もその時、決まった。 3年後 もちろん、あたしも東大合格、それも理Ⅲ。ドラゴン桜全力全開の兄貴のD判定からギリギリ理I合格と違って、何をやってもパーフェクトなあたしは理Ⅲ。おまけに深夜の某天才芸人の数学番組のレギュラーも決定。 もっと、おまけのおまけ、電撃G sマガジンについてくる「妹ねんどろいど2.5」どみたいなおまけだけど、これで兄貴と小学校以来のキャ、キャ、キャンパスライフ。 ブッーーーーーーーー やばっ、想像だけで鼻血吹いたわ。 「ただい...
  • 無題:7スレ目124
    124 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/01/22(土) 20 00 34.45 ID nQ1piD6s0 [3/4] 「ねーねー、あの雑誌の表紙の服めっちゃかわいくない?」 「あ~あのチェックの?」 「だよね~!あたしも着たかったな~!」 今朝は、とてもいい朝だった。昨晩クリアした雪希ちゃんはすっごくかわいかったし(あんな義妹が欲しい)、録画しようと思って忘れてたドラマをお母さんが録画してくれてたり。普段は時間の合わない友達と、偶然会って一緒に登校出来たり。こんな調子で今日はとてもいい日だな~と思っていた。 けど、 「おーい、桐乃―!」 「ん?」 いい日なのは、この時までだったのだ。 『あたしの兄がこんなにモテるわけがない』 「……げ。何しに来たの?」 「……まぁいいか。鍵だよ」 「鍵?」 「そう。今日の昼から親父達は友人の結婚式...
  • 無題:11スレ目150
    150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/25(土) 14 32 20.10 ID 5cOXbTu20 その日は珍しいことに親父は仕事、お袋も用事があるとかで家に帰るのが遅くなるらしく、俺と桐乃の2人だけで夕食を迎えることになった。 図書館で麻奈実と恒例の勉強会を終え、帰りにスーパーに寄って出来合いのものを買ってから俺は家に帰ってきた。 麻奈実は今日は俺と妹の二人だけだと知ると夕食を作りに来ようとしてくれた。 俺としては何もしなくて済むし、味は保証されているからありがたいんだが、以前に 麻奈実がうちに飯を作りに来てもらったときの事を思うと嫌な予感しかしないので遠慮させてもらった。 「ただいまー」 家に帰ってきたのは良いが、桐乃の声がしない。 あいつのことだから親がいないのを良いことに部屋に籠もってエロゲ...
  • 無題:11スレ目163
    163 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県)[sage] 投稿日:2011/06/26(日) 00 36 34.33 ID 27/dsp0d0 [1/11] 俺は以前、桐乃たちのオフ会で行ったあのメイド喫茶にきていた。俺は別にメイドがよかったとか・・・ いや、そのまあ・・・メイドの人自体は可愛いですよ。だけど俺がここに来たのはメイドをみるためじゃない。 「お帰りなさい、ご主人様」 メイド喫茶お決まりの文句で出迎えられ適当な席に案内される。そこでメニューを開き、注文するのを探す。 ま、このサンドイッチと紅茶でいいか。 注文の品を決めると呼び鈴を鳴らす 「は~い」 鳴ってすぐにあるメイドさんが走ってきた。 「ご注文はなんでしょう?お兄ちゃん」 「このサンドイッチと紅茶をお願いします。・・・あとこの前かしてもらっ...
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