俺の妹がこんなに可愛いわけがないSS in VIP@WIKI内検索 / 「無題:6スレ目851」で検索した結果

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    ... ※オリキャラ注意 無題:6スレ目851 京介+ブリジット+桐乃 【ニコ生】 無題:6スレ目877 京介×桐乃 【7巻if】 ゲーセン:6スレ目946 京介+桐乃+黒猫+沙織+あやせ 【クレーンゲーム】 7スレ目 無題:7スレ目14 京介+桐乃+黒猫+あやせ+ブリジット 【超能力バトル】 決意:7スレ目28 京介+桐乃 【駆け落ち?】 無題:7スレ目95 京介+桐乃 【エイプリルフール】 無題:7スレ目124 京介×桐乃×あやせ 【あたしの兄がこんなにモテるわけがない】 無題:7スレ目157  無題:7スレ目167 京介×麻奈実 【イメチェン成功編】 青色イルミネーション:7スレ目180 京介×黒猫×あやせ×麻奈実 私は黒猫……:7スレ目263 京介×黒猫 (上の続き) 人類惑星移住計画:7スレ目391 京介×桐乃×黒猫×あやせ×沙織 【地上最後の楽園】 無題:7スレ目493...
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    ... 黒猫 【年賀状】 無題:6スレ目851 京介+ブリジット+桐乃 【ニコ生】 無題:7スレ目749 桐乃+麻奈実 【お菓子作りの先生】 無題:8スレ目530/小ネタ 京介×桐乃 【節電のためなら仕方ない】 桐乃「デレノート……?」:1 京介×桐乃 ※クロス作品 無題:10スレ目957 京介×日向 【耳そうじ】 2スレ目707氏 無題:2スレ目707 京介×桐乃 【ヤンデレ桐乃】 無題:2スレ目954 桐乃+黒猫+沙織+麻奈実+あやせ 【京介の私物オークション】 無題:3スレ目162 京介×桐乃 【小ネタ集】 4スレ目36氏 無題:4スレ目37 京介×桐乃 【7巻後】 無題:4スレ目244 京介×桐乃×黒猫×沙織 ※フェチ描写あり 無題:4スレ目456 京介×加奈子 【加奈子依存症】 無題:5スレ目22 京介×加奈子 ※微エロ注意 無題:5スレ目358 京介×黒猫 【クリスマス】 ...
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    ... 【嘘から出た誠】 無題:6スレ目851 【ニコ生】 無題:7スレ目571 【初デート記念】 無題:7スレ目606 【妹が増えました】 無題:8スレ目318 【よい子のための性教育】 無題:8スレ目325 【小さな暫定婚約者】 俺が幼女に恋した日:8スレ目587 【実録・ロリコン男子ができるまで、これに続く】 無題:8スレ目944 【Don t POI!】 無題:8スレ目966 【二人だけの秘密、これに続く】 無題:9スレ目417 【偽装デート? いいえ、擬似デートです】 無題:9スレ目673 【謝るブリジット】 無題:10スレ目43 【コスプレ大会出場】 京介×瀬菜 無題:2スレ目5 【プレゼント選び】 無題:9スレ目853 【横浜デート 瀬菜目線】 ※キャラ崩壊注意 京介×リア 無題:8スレ目513 【京介エンジン】 無題:9スレ目267 【アメリカンワンダーズ】 無題:10...
  • 無題:6スレ目851
    851 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/16(日) 01 34 21.75 ID 7dTqU6rgo [4/14] 俺が妹の親友、来栖加奈子の芸能マネージャーをやってたのはもう随分前のことだ。 まぁ、マネージャーと言っても、加奈子を騙してコスプレ大会に出場させるためだけのモドキだったんだけどさ。 そのときに知り合ったのが、イギリスから来たコスプレ好きの美少女、ブリジット・エヴァンスだ。 そして今、俺はそのブリジットから相談を持ちかけられている―― 「マネージャーさん、今日は呼び出したりして……ごめんなさい……」 「いや、別に気にしなくていいぜ。どうせ暇してたしさ」 ブリジットは(その方面の人達に)それなりに顔が知られてる有名人なので、 俺達は目立たないよう小さな喫茶店の隅の席で二人きりで会っている。 それでなくても人の目を引く...
  • 無題:6スレ目877
    877 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/01/16(日) 18 23 14.62 ID dfLwBmsm0 [3/12] 「ほら、あんたも挨拶なさい。この人は、桐乃のカレで――」 ああ、知ってる。この間会ったばかりだからな。 御鏡光輝――ファッションモデル兼デザイナーで、エタナーの別ブランドを 任されているイケ好かない美形野郎だ。 言ってみれば桐乃の男版だな。エロゲーにも興味あるし、異性からも人気が あって、上からの信頼も厚い。妹の様な凶暴性はないけどな。 「よう……」 「こんにちは京介くん、お邪魔してます」 気にいらねえ……なんで俺はこんなにイラついてんだ? 桐乃が誰と付き合おうが、 あいつの勝手だ。俺には関係ねぇだろ? だが頭では分かっていても、 目の前にいる御鏡を殴り飛ばしたい衝動が襲ってくる。 落ち着け…… 妹が、彼氏を家に連れ...
  • 無題:6スレ目14
    14. ◆qPOxbu9P76 2011/01/03(月) 19 12 27.13 ID U0p4/PMo 容姿端麗、成績優秀、有名なお嬢様学校に通う自慢の妹、それが沙織だ―― だがこいつには、他人には言えない秘密があった。 深夜、突然の平手打ちで起こされた俺は、暗闇の中、馬乗りになっている沙織の姿に驚いた。 「お兄さま、お話があるので沙織の部屋までお越しください」ノシッ 「がっ…はっ…!お前……重い…苦しい!」 妹がふすまを開けると、ツンとシンナーの匂いが鼻につく。 あれ?なにこの匂い。まさかやばいものに手を出してるんじゃないよね? 「さきほどまでエアブラシを使って塗装していたものですから…これは溶剤の匂いです」 エアブラシ?溶剤?なんのこっちゃ? 妹の部屋で見せられたのは、大量のプラモデルとガンダムグッズの山だった。 「お前、ガンヲタだったのかよ」 「そうなのです、キャスバル兄さん」 ...
  • 無題:6スレ目69
    69 名前:あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage] 投稿日:2011/01/04(火) 19 30 03.37 ID chArRJ.0 [3/19] 「お兄さん、これはデートでは有りませんから……くれぐれも勘違いしないで下さいね」 「おう、その点についは何度も念を押さなくても大丈夫だ」 「あと、わたしにいかがわしい事をしたら、その場でぶち殺しますから、……軽度のセクハラ発言は2回まで  です。3回目はアウトです。やはりその場でぶち殺します」 ちょうど一週間前の日曜日の午前10時、俺とあやせはいつもの中学校近くの児童公園にいた。 あやせはティーン向けファッション誌に載っている様な清楚でおしゃれな秋の装い、俺も妹の桐乃に頼み込み コーディネートしてもらったから――今更ながら桐乃のファッションセンスには恐れ入る。 「確認するが、いかがわしい事の範囲をもう一度言ってくれ」 「わた...
  • 無題:6スレ目179
    179 名前: ◆qPOxbu9P76[sage saga] 投稿日:2011/01/05(水) 17 15 52.01 ID 09EWCUIo [3/11] 「おはよう先輩。遅いお目覚めね?」 「…………なんでおまえがここにいんの?」 夏休みも終盤にさしかかろうとしている頃。朝、俺が目を覚ますと何故か黒猫が俺の机に座っていた。 黒猫は、俺が桐乃から借りているピンクのノートパソコンを使ってなにやら作業をしていようだが何をしているのかはここからは見えない。 服装はいつものゴスロリではなく、夏コミの時に着ていた白のワンピース。 ワンピースの裾から除く白い足や二の腕が、朝日と相まってやたらと眩しい。 俺はその眩しさに目をしばたかせながら、 「なんでおまえがここにいんの?」 同じ質問を繰り返した。 黒猫は返事に戸惑っていたが、やがて何かを決心したような素振りを見せた。 ……黒猫の顔が赤い。 ...
  • 無題:6スレ目396
    396. VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2011/01/08(土) 03 48 05.60 ID sB/tDRMo 元日の午後―― 郵便受けを確認してはため息をつく。 私は朝からそんな情けない行動を繰り返していた。 妹1「お姉ちゃん、年賀状何枚届いた〜?」 黒猫「うっ!? べ、別に……いいじゃないそんなこと」 妹1「わたし、学校の友達から10枚も届いたんだよ〜」 黒猫「そ、そう…… よかったじゃない……」 妹1「お姉ちゃんの年賀状は遅れてるのかなー?」 黒猫「そうね……私の年賀状は闇世界の住人からのものだから、配送ルートが一般とは異なるのよ」 妹1「ええー、すっごーい」 妹1「じゃあ届いたら 絶 対 見 せ て ね」 黒猫「(しまった……)」 3...
  • 無題:6スレ目304
    304 名前: ◆qPOxbu9P76[sage saga] 投稿日:2011/01/06(木) 21 35 58.67 ID dJ.pVm6o [8/13] 「それで?あの子とはどうなの?」 「……絶賛喧嘩中だよ」 黒猫との事後(もちろん誤解だが)を桐乃に見られてからというもの、桐乃は俺とは口をきこうともしない。 あの時はいつもの癇癪みたいなもんだと思ってたんだが、事態は思ったよりも深刻だったみたいだ。 「いくら誤解だって言っても聞く耳もたねえんだもん、あいつ」 だから俺は作戦会議を開くべく、黒猫を駅前のスタバに呼び出したってわけさ。 沙織を呼ぶかどうかに関しては、迷ったんだが結局呼ばないことにした。 あいつっていつも忙しそうだし、なにより今回の喧嘩の原因が間抜けすぎる。 「いやぁ、桐乃に黒猫との事後(誤解)を見られたんだけどどうすればいいかな?」 なんて、口が裂けても言えるわ...
  • 無題:6スレ目225
    225. VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2011/01/06(木) 10 52 47.49 ID BhkmyQAO 「それでね、私が何言ってももう全ッ然聞く気がないわけ!  こっちはようやく準備が整って、さあ、これからだってときなのよ!?  まだ借金だらけで……もう、もう私……生きていけないよぉ……」 唐突に始まったが、俺、高坂京介は、今絶賛大ピンチの真っ只中にいた。 原因はもちろん、俺の目の前にいる酔いも回っていい感じに泣きが入っているねーちゃんだ。 かつては、俺が泣きながらこの人に頭を下げたっけ。 元売れっ子作家、転じて元盗作犯、そして新たに元同人ゴロの経歴が 追加されるかされないかの瀬戸際に立たされている伊織・フェイト・刹那さん。 「どうしてこうなった……」 思わずそう呻いた。 たまたま街で遭遇し、喫茶店に入って話をしていたら...
  • 無題:6スレ目423
    423 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/08(土) 11 04 33.06 ID 4Z0CRUko [2/5] 桐乃 「おにいちゃん、大好き!」 京介 「…おまえ、鏡に向かってなにやってんの?」 桐乃 「!? ちっ、違うから! これは……そう、How to 妹ーーークの収録の練習してただけだから!」 京介 「あー、あのゲームか。実は俺あのゲーム予約してるんだよなー」 桐乃 「へ、へぇー…ゲームでも私と一緒に居たいなんてあんたシスコンの鑑ね!」 京介 「いやだってラブリーマイエンジェルが俺の妹になるんだぜ? ふひ、ふひひ」 桐乃 「ごめん、今世紀一番キモいって本気で思ったわ…。『妹がいるのに妹ゲーとかありえない』って言ってたあんたはどこ行ったわけ?」 京介 「それとこれとは別だろー」ニヤニヤ 桐乃 「あやせに報告しとく...
  • 無題:6スレ目208
    208 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/05(水) 23 25 38.44 ID 8XPEUFw0 [2/4] わたしの名前は新垣あやせ。15歳―― わたしはついに大好きなお兄さんにキスをして貰ったの。わたしにとって……ファーストキス―― 嬉しい筈なのに、ずっと夢見ていたのに……わたしは泣いてしまった。 『わたしのファーストキスです……。お兄さん……ちゃんと受取って下さいね』 決してわたしからせまったんじゃないわ……わたしはお兄さんの頬に軽く、そうよ軽く触れるだけの…… でも、お兄さんはあの時のわたしの気持ちを察してくれて……わたしに口付けしてくれたの。  ――『だ・い・す・き・で・し・た』―― わたしは勇気が無くて、……声に出せなかった。でも、お兄さんはわたしの唇をじっと見つめ……頷いたわ。 桐乃の家の隣に越して来たわ...
  • 無題:6スレ目126
     一悶着が収まり、改めて赤城に加奈子の紹介などしていると、ややあって今度は赤城の携帯に着信があった。  案の定その連絡は瀬菜からで、すぐこちらへ向かえなくなったので合流場所を変更したいとの旨。  赤城のやつは「急で悪いな」と挨拶もそこそこに手荷物を抱えて、混んでない出口を探す。 「自慢の妹によろしくな。また何かあればメールする」  投げかけた言葉に軽く手を挙げて、参拝客の間を縫うように去っていく後ろ姿を見送った。  呼びつけをくらったにもかかわらずやけに楽しげな様子が、理解に苦しむところだ。 「見ての通り、妹煩悩っぷりが少々イタイが、基本清々しくていいやつさ」  そう言って我が悪友の加奈子への紹介を締め括ろうとするや、 「それをあんたが言う? 兄馬鹿っぷりは似たり寄ったりなんじゃねーの?」  などと宣う。ハハハこやつめ。  事実無根を...
  • 無題:6スレ目772
    772 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 投稿日:2011/01/13(木) 17 18 31.99 ID lKctX2S10 [2/11] 「なあ高坂、今日うちのクラスに転校生が来るらしいぜ。しかも女だ!」 「へぇ……」 俺が教室の机に座るなり、赤城が興奮してまくし立てた。こんな時期に転校って 親の転勤とかなのかね……どんな奴なんだろうな。そんな事を考えている内に、 担任が転校生とおぼしき女子高生を連れて教室に入ってきた。 「あー今日からこのクラスに加わる春日恭子さんだ、みんな仲良くするように」 その娘を見るや、クラスの野郎共がざわめき出した。俺も目を見張った。 肩までかかったサラサラの艶やかな黒髪、透き通った大きな眼、 筋の通った鼻、薄く引き締まった薄桃色の唇…… その美少女は見た者を引き付けずにはおれない魅力を放っていた。 「春日恭子です、皆さん今日...
  • 無題:6スレ目664
    664 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/11(火) 18 01 26.97 ID p9zHR69Oo [2/11] あるやすみの晴れた日…俺はわざわざ家から少し離れた本屋に来ていた なぜかって? それはつい数日前… 「ただいま~あー喉渇いた」 ガチャ 「おかえり~。あ、京介~」 「なんだよ母さん」 俺は麦茶を飲みながら答える 「あんた最近新しいの買ってないの?」 新しいの?なんの事だ?? 「ここ3ヶ月ほど同じのばかりじゃない、前は月一くらいで増えてたのに」 …まったくもって話が読めない 何の事言ってんだお袋様は… 「だからなんの事だよっと、もう一杯飲も…」 「やーねぇ、あんたのベッドの下の宝物に決まってんじゃないのよ~」 ふーんなんだ、俺のエロ本の事言ってたのか、そんなん言われなきゃわかんね……はぁぁぁぁぁぁあああ!?!?!?!?...
  • 無題:6スレ目624
    624 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/10(月) 21 05 30.80 ID 2bl3+4MAO [6/10] その日――兄貴の様子がいつもと違うことに気付いた。 どこがと言いにくいけれど垣間見られる違和感。 ううん、違和感を覚えているのは兄貴の方かもしれない。 さりげなく振る舞っているつもりでも周囲を伺うような視線を隠しきれていない。 なにか置き忘れた物がある? それを思い出せないでいるとか。 それか、誰かが会いに来るのを待ってるとか……? 挙動不審ってほど露骨じゃないにしろ、その微かな落ち着かなさが気になり始めるともうダメ。 見てるこっちがヤキモキして仕方無い。 心中にわき出てきた靄を払うべく声をかけてみる。 「ねえ」 「ん…ああ、どうかしたか桐乃」 「どうかしたかはこっちの台詞。なに朝から気もそぞろな顔してんのよ」 ...
  • 無題:6スレ目106
    106 名前: ◆AYASExLmi.[sage] 投稿日:2011/01/04(火) 22 26 48.09 ID g4ak.CYo [2/5]  『お前達が俺の天使だ』  黒猫と俺が連れ立って帰宅していると偶然とある女の子を見かけた。 「お、あやせじゃないか。まさかこんな所で君と会えようとは何たる僥倖」 「え?あー、なんだお兄さんですか。最近会ってませんでしたからただの変質者かと思いました」 「ひ、ひでー。いや、確かに最近会って無かったな久しぶりー」 「お久しぶりです、もう少しで顔も忘れられたのに残念です」  ぐはッ、今日のあやせたんは最初から毒舌だな……最近会ってなかったから寂しかったのかこのツンデレめ、ういヤツよのう。 「ちょっと、先輩。さっきから親しそうに話してるこの子はどこの誰で、先輩とはどういう関係なのかしら」  私のことを除け者にしてと言う語句が省略さ...
  • 無題:6スレ目695
    695 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/12(水) 01 02 35.35 ID A3a40ncAO [2/8] 「悪い瑠璃、遅くなった」 「まったくだわ。たかが人間風情が私を待たせるなんて。」 俺の名前は高坂京介。んでこっちの少女が俺の彼女の五更瑠璃、通称黒猫。まあ此処にいる奴等はそんなこたあ知ってるだろうから詳しい紹介は省く 今日は黒猫が家に来るというので なら一緒に帰ろうという事になったんだが、帰り際に赤城の野郎が聞いてもいねえのに妹の話なんか初めやがって、結局振り切るのに10分も掛かって遅れてしまった訳だ。 そんなこんなで家に向かう途中いつもどうりの沈黙 別に気まずくはない。寧ろ黒猫といるときはこれが心地よかったりもする。まあそれでも可愛い彼女とお喋りしたい気持ちもある。 696 名前:VIPにかわりましてGEPPE...
  • 無題:6スレ目448
    448 名前: ◆5yGS6snSLSFg[sage saga] 投稿日:2011/01/08(土) 17 59 04.44 ID EphguSIo [5/6] 「お兄さんが風邪?」 「うん。なんか朝から、熱が40度もある~とか眩暈がする~とかぼやいてた。まったく、高校生にもなって情けないっての。ねえ、あやせ?」 目の前で兄の愚痴をぶちまけているのは私の親友の高坂桐乃。 容姿端麗、成績優秀、陸上では優秀な成績を納め、同時にモデル業もこなすとんでも中学生。 「う、うん……そうだね」 「っていうわけで、あたし早く帰んなくちゃいけないから、今日はもう帰るね」 「え?部活は?」 「休む、今日はお母さんたちいないから。まぁ、あんなのでも一応兄貴だし?死なれても目覚め悪いし?超しんどそうだったし? なんか、あたしがいてあげないとやばそうな雰囲気だったし」 桐乃が部活休むって普通じゃない! 自分が...
  • 無題:8スレ目853
    853 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福井県)[sage saga] 投稿日:2011/03/23(水) 22 40 47.42 ID 3bR2WwCzo [12/17] 「むぅぅぅぅぅ……」 コレを読んでる諸君等は、「おいおい、またかよ」なんて思うだろうが、一応自己紹介させてくれ。 毎度のことで申し訳ないが、「お約束」というのは大事なんだ。こうやって積み重ねていくことで「様式美」へと発展する。 CMでも言ってるだろ?「まほうのことばで、たのしいなかまがポポポポォォォォンッ!!」ってな。 俺の名前は高坂京介。今年の春から大学生となった19歳。 自分で言うのもなんだが、ごく平凡な大学生で、所属しているサークルはないし、趣味だって特筆するようなもんはない。 そんな俺がPCディスプレイを睨みながら奇声を発してたら、普通だったら心配するところなのだが……。 まあ、なんだ。...
  • 無題:5スレ目629
    無題:5スレ目572 http //www43.atwiki.jp/vip_oreimo/pages/145.html のつづき 629 名前:585[sage] 投稿日:2010/12/28(火) 22 38 09.47 ID 9wzCRoAO それからどんどこしょ 今年も残すところ僅か。もう大掃除もしないと。 などと勉強に身の入らない合間で考えていると、階下で呼び鈴が鳴る。 どうやら今日もアイツが…加奈子がやって来たらしい。 律儀に連日見舞いに通う必要はないと言い含めたつもりだが なかなかどうして、義理堅いやつなのだった。 「来てやった。調子はどうよ?」 「どうって言ってもな。昨日今日で完治したり、逆に急に悪化したりはないさ」 経過良好ではある。例えば食事時なんかも不自由しない。すこし違和感はあるが 「折角の見舞いだ、有難く思うけどな。そんな大事じゃないんだぞ」 実際親...
  • 無題:6スレ目266/小ネタ
    266 名前:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/01/06(木) 17 27 52.13 ID AjY.wM.0 [4/8] カタカタ……カタカタ…… 夜通しキーボードを叩いていた桐乃が、ふと窓の外に視線をやると、空はもう白み始めていた。 「結局また徹夜しちゃったか…寝不足は美容の大敵なのに…」 「でも、おかげでようやく力作SSが書き上がったし~♪これってかなりの傑作よね!」 「眠いけど……製速に投下してから寝なくちゃ……皆に早く読んでもらいたいし。  皆もきっと楽しみにしてるから」 桐乃は眠い目を擦りながら、途切れそうな意識を必死に繋ぎ止め、専ブラを起動し、 いつものSSスレを開く―― 「『こんな時間ですが、ようやく完成したので投下します』っと…」 桐乃は、3日がかりで書き上げた自信作を、少しずつレス分けして投下していく。 「な...
  • 無題:9スレ目853
    853 :◆lI.F30NTlM [sage saga]:2011/05/03(火) 02 00 16.71 ID NFJMqSAYo 皆さんこんにちは! 赤城瀬菜、15歳。花の高校一年生です。 今日は、あたしの語りでお話を進めていこうと思うのでよろしくお願いします。 平日の朝。あたしは姿見の前で自分の服装をチェック中です。 制服じゃないですよ。私服です。 なんで平日なのに制服じゃないかって? ふっふっふ、それはですね……今日は創立記念日でお休みなんです! と言うわけで、あたしは朝から出掛ける準備をしているんですよ。 あたしの格好ですか? 今日はちょっと涼しげな格好ですよ。もう夏も終わりなのに、気温はまだまだ高いって予報でも言ってましたしね。 前面に大きく「99」とプリントされた淡いピンクのTシャツ。カーキのチノパン。頭には白のキャスケット。 ...
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    カップル別SS一覧 京介×桐乃 無題:1スレ目306 京介×桐乃 ※いい兄さんの日 無題:2スレ目707 京介×桐乃 ※ヤンデレ 無題:3スレ目35 京介×桐乃 無題:3スレ目162 京介×桐乃 京介×黒猫 無題:1スレ目2 京介×黒猫 ※桐乃嫉妬 無題:1スレ目34 京介×黒猫 ※デート&看病 無題:1スレ目62 京介×黒猫 ※あやせ嫉妬 無題:1スレ目130 京介×黒猫 ※瀬菜の反応 無題:1スレ目376 京介×黒猫 ※コスプレ
  • 無題:8スレ目83
    83 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/03/05(土) 02 23 52.80 ID TKVmfUeOo 「ただいま~」 帰宅の挨拶をするも、俺を暖かく出迎えてくれる人物はいない。声すらない。 高坂家の長男の扱いは往々にしてこんなもんだ。 まぁ、今日は親父は仕事。お袋は居るだろうがテレビでも見てるんだろ。桐乃はあやせ達と買い物だとかで昼過ぎには出かけていったしな。 だが今日に限って言えば、この無言空間は大変ありがたい。何故なら、誰にも見つかることなく、この手に持つブツを部屋まで持っていけるんだからな。 俺は靴を脱ぐと、忍者の如く気配を消しながら階段を静かに駆け上がる。 部屋に入り、扉を閉めたところでやっと一息つけた。ふぅ~、ミッションコンプリート。 ベッドに腰掛け、某有名量販店のビニール袋に入ったブツを取り...
  • 無題:1スレ目89
    89 名前:ちょろちょろ投下してく[] 投稿日:2010/11/22(月) 20 35 45.26 ID lzsc69m90 [44/62] 京介「はぁ?今度はクリスマスフェアやるのか?」 麻奈実「うん、そうだよ~。ハロウィンは好評だったし、クリスマスも何かやろうって」 京介「いや、クリスマスといえばケーキだろ…大丈夫なのか?」 麻奈実「実はクリスマスとか近づくとやっぱり売上とか下がっちゃって大変なんだ~」 京介「あー、なるほどな。まぁ確かにフェアでもやれば売上は上がるかもな」 麻奈実「でしょ~。実はこれ私が考えたんだよ~」 麻奈実が褒めて褒めてといわんばかりにこっちを見てくる、なんてわかりやすいやつ。 素直に褒めるのも面白くないのでちょっとからかってやるか。 京介「ああ、すげえすげえ。お前はしっかりしたおばあちゃんだよ。これなら...
  • 無題:2スレ目839
    839 名前:加奈子大好き[sage] 投稿日:2010/12/01(水) 23 51 50.20 ID /cgdRAuIO [1/3] 加奈子SS少なすぎワロエナイ。 加奈子「マネージャー揉んでー」 京介「……お前何言ってんの?」 加奈子「連日仕事で身体中こってんだよ。つかマネージャーロリコンだからいいじゃん。合法的にさわれんだしよ」 京介「俺はロリコンじゃねぇよ!」 加奈子「ああ、じゃあカナコンか。ぷぷ、それつまりロリコンじゃね? ウケるー」 京介「カナコンって何だよ! そもそもなんでお前は俺の部屋にいて、俺のベッドで寝てんだよ」 加奈子「だって暇だから来たら桐乃いねーしよー」 京介「アポなしで来る方が悪い。つか桐乃の部屋で待ってろって言っただろ」 840 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/01(水) 23 5...
  • 無題:8スレ目816
    816 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福井県)[sage saga] 投稿日:2011/03/23(水) 03 36 06.60 ID 3bR2WwCzo [3/8] 「高坂くん。君には、来月から来栖さんの専属マネージャーになってもらうから」 俺が会社の上司からそう言われたのは、この芸能事務所に入社して、もうすぐ一年が経とうというときだった。 ーーーーーーーーーーーー 俺の名前は、高坂京介。雑誌モデルが多数在籍している芸能事務所所属の23歳。 もちろん、俺がモデルとして所属しているわけじゃないぞ。自分で言うのもなんだが、地味面だしな、俺。……はぁ。 冒頭でも言ったが、俺はこの芸能事務所の社員なんだ。それ以外は、特筆すべきところは無い。 業務上、テレビ等のマスメディア関係のことには、アンテナを張って情報収集をしちゃいるが、趣味らしい趣味も無く、基本的に平凡な...
  • 無題:4スレ目86
    86 : ◆qPOxbu9P76 [sage]:2010/12/06(月) 15 54 36.87 ID BFbVwFUo     俺と黒猫が恋人関係になってから一週間が経過した。     まぁ、恋人関係と言っても実際の所、とりたてて変化があったわけでもないんだけどね。     変わったことと言えば、夏休み中の部活に一緒に行くようになったことくらいだよ。     「さて、ゲームコンテストの第二弾が近づいてきたわけだが、お前らはどうするんだ?」     「どういう意味ですか?当然参加はしますけど」     部長の問いに瀬菜が答える。  &n...
  • 無題:8スレ目842
    842 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/03/23(水) 22 12 53.71 ID Gf3XDwd3o [2/11] 京介「桐乃、お前は俺に構ってもらうのに『人生相談』とか何か重要な話題が必要だと思っているようだが、別に無くてもこっちから構う」 桐乃「なんですって!?」 京介「それとメンドクサイので義理の兄妹で両親説得済みってことにしておいた。    あとは俺と式を挙げるだけだな」 桐乃「フン、上等よ。私もひとつ言っておくケド、実の兄妹で妊娠ENDって話が    どこかにあった気がするけど、別にそんなことは覚えてないわ!」 京介「そうか、さあ来い桐乃!」 桐乃「きょうすけーーー!!!」 あやせ「兄妹バカップルの惚気が毒女を死なせると信じて……!!」 瑠璃「ご愛読ありg……違うわ。これから始まるのよ。今回の主役は...
  • 無題:5スレ目803
    803 :地巫女 ◆LX/rG1c81Q :2010/12/31(金) 05 53 11.30 ID tEufFtQ0 俺は妹とデートの待ち合わせをしていた。 え?また芝居をしてるのかって?いやいやそうじゃないんだ。 今度はこの日だけは正真正銘、桐乃を彼女のつもりで待ち合わせしてる。 九時半に前に待ち合わせした場所に到着した時にはもう彼女は そこに立っていた。 「悪いな待たせたか?」と俺 「ううん、全然!」 ライトブラウンの髪の毛、しなやかに伸びた足、均整の取れた身体。 いつも見慣れたモノなのだが今日ばかり少しばかり違う感じがした。 「今日のおまえが今まで見た中で一番綺麗だ」 普段なら絶対言わない様な台詞を言う俺。 でも愛しい彼女が俺の為にお洒落してるなら褒めるのは当然だろ? 「お兄ち…京介もカッコイイよ」 照れくさそうに頬を赤らめて言う桐乃。 俺も恥ずかしいが今日だけは頼りになる兄貴じ...
  • 無題:5スレ目825
    825 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/31(金) 16 32 16.10 ID WKBVjwI0 あやせ「最近、桐乃とお兄さん仲いいな…」 学校で桐乃と話をしていると、2回に1回は必ずお兄さんの話題が出てくる。そういう時の桐乃の表情はなんというかとても嬉しそうだ。 あやせ「まさかとは思うけど兄妹で―いやでもお兄さんは変態だし、ここらで釘をさしとこうかな。お兄さんをとられないた…ううん、桐乃を守るために!」 翌日――― 京介「お、あやせからメールだ。何々?」 『お話があります。いつもの公園に午後5時に来てください』 京介「何だろうな、また人生相談とかか?とりあえず、行ってみるか」 ―――― ―― ― 京介「あやせは…お、もういるのか」 あやせはいつものベンチで携帯を見ながら待っていた。しかし、遠目に見ても美少女だとはっきり分かる...
  • 無題:4スレ目875
    875 名前: ◆qPOxbu9P76[sage] 投稿日:2010/12/18(土) 21 18 11.06 ID pbnclDUo [2/8] 秋葉デートを終え、俺達が地元の駅まで帰ってきたところで事件は起きた。 「あ、あやせ……違うんだ。これには深いわけがあってな……」 「ふふふ、お兄さんったら。私言いましたよね?桐乃に手を出したらどうなるかって」 今、俺達の目の前にはあやせが立っており、その瞳からは光彩が消失している。 秋葉で桐乃から予期せぬ告白を受けた俺はすっかり舞い上がってしまい、地元に着いても手を繋いだままだった。 で、案の定そのラブラブっぷりをあやせに見られたというわけだ。 くそっ…なんていうお約束…… 「ご、誤解なんだ。俺は桐乃に手を出してないし、これからも出すつもりなんてないって」 無駄かもしれないが一応の説得を試みる。 下手をすれば、「海がいいですか?それと...
  • 無題:8スレ目866
    866 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage saga] 投稿日:2011/03/23(水) 23 26 01.85 ID g2Qwt+yo0 [3/16] ただ今早朝6時半、俺はイチゴ味のドロリッチを買うためにひたすら走り、売っている自動販売機を探している あの味は何故か……、いや、ドロリッチは、と言った方が良いな、とにかくドロリッチは何故か殆ど売っていない そのおかげで俺は今加奈子のパシリとしてこんなに走っている、くそっ。もう辞めてやろうか、こんな仕事。 そんな事を考えていると俺は合計29箇所目である自動販売機に辿り着いた 膝で体を支えて息を整えてから、自動販売機を見るがどんなに願っても願いは叶わないのか、そこにはドロリッチは売っていなかった 俺はもう一度走り出す為にちょっと小休止を入れようとそこにあったベンチに座った 「はぁあ、何でこんな事...
  • 無題:2スレ目825
    824 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/01(水) 23 19 00.12 ID KsRycRTT0 [13/19] 804からの派生だよ。書けたから投下していくよ すごく短いけど許してね 825 名前: ◆5yGS6snSLSFg [] 投稿日:2010/12/01(水) 23 21 54.95 ID KsRycRTT0 [14/19] 京介「あれ?桐乃はどうした?」 黒猫「あぁ、あの子は部屋に引きこもってるわ。よほど恥ずかしいのね」 沙織「まあまあ黒猫氏、きりりん氏はあれでも勇気を振り絞ったのですよ」 京介「なんのことだ?」 黒猫「……ところであなたが持っているそれは何かしら?」 京介「あぁ、これか?これは帰ってくる途中に麻奈実とあやせから貰ったんだ」 黒猫「………」 京介「どうした黒猫?渋い顔して」 黒猫「…なん...
  • 無題:4スレ目838
    838 名前: ◆qPOxbu9P76[sage] 投稿日:2010/12/17(金) 21 36 03.21 ID .ShKSPso [2/11] 「あんたさ、また私の彼氏になってよ」 以前ならドキリとさせられたこのセリフも、2回目ともなると桐乃の真意にはある程度予想がつく。 「……今度はどんな理由だよ」 「前と一緒。美咲さんがあたしのこと諦められないって」 ふふん、と鼻をならし上機嫌な様子の桐乃。 厄介事が飛び込んできたというのになんで上機嫌なんだ? そりゃ自分の才能や人気を再確認できるような出来事だけどさ。 「それなんだけどさ、俺とおまえが恋人じゃないってこと、美咲さんには最初からばれてたらしいぞ?」 「えっ?だ、誰からそんなこと聞いたの?」 「御鏡から」 そう、あの時あいつは確かにこう言った。 「お二人が兄妹だってことは、美咲さん、とっくに気づいてたみたいなんですよ」 ...
  • 無題:7スレ目809
    809 名前: ◆3RC.SHzrpk[sage] 投稿日:2011/02/22(火) 11 04 31.31 ID O1n4Sl1DO [2/6] 「お兄さん。お兄さんは一体いくつもらったんです?」 人生相談があると、あやせにいつもの公園に呼び出された俺。 だが、あやせの第一声はおよそ人生相談とはかけ離れたものだった。 「いくつって、なんのことだ?」 「決まってるじゃありませんか。バレンタインですよ」 なんで突然そんなこと聞いて来るんだ? バレンタインからはもうだいぶ日が経っている。……まさか俺にチョコを!? なんてな。あやせたんからもらうのはバレンタインから3日経った時点で諦めたよ。 俺の反応を見て楽しむつもりなんだろうか……そう考えると素直に答えるのも悔しくなってくるな……。 「……そんなに貰ってねえよ」 「4個ですか?」 「なんでそんなピンポイントで指摘してくるんだよ!?」...
  • 無題:5スレ目863
    863 名前:以下、2011年まであと405秒。。。[sage] 投稿日:2010/12/31(金) 23 53 16.89 ID VPXneIQ0  三月初旬のある日、昨日の昼過ぎから天候が悪化し、関東地方から東北太平洋側にかけて、 今朝まで春の嵐が吹き荒れていた。  俺と桐乃は昨夜から一睡もせず、リビングのソファーに二人並んで、身じろぎもせず、 肩を寄せ合って座っていた。リビングテーブルの上には、飲みかけのコーヒーカップが二つと、 無造作に折り畳まれた朝刊、電話の子機が置いてある。  テレビはボリュームを落としてはいるものの、付けっぱなし……  カーテンは閉じられたままだったが、昨夜までの暴風雨が過ぎ去ったせいか、 その隙間からは穏やかな春の日差しが僅かばかり差し込んでいた。  俺も桐乃も未明から、一言も言葉を交わしていなかった。  お互い無言のま...
  • 無題:2スレ目899
    899 名前: ◆5yGS6snSLSFg [] 投稿日:2010/12/02(木) 15 03 06.25 ID PPjdWote0 [3/18] 沙織「第一回!京介氏争奪大闇鍋大会ぃ~~」 桐乃「…」 黒猫「…」 麻奈実「わ~、なんか凄そうな名前」 あやせ「楽しみですね、お兄さん」 京介「…この際そのネーミングはいい。とりあえず俺を自由にしてくれ」 あ、ありのまま、今起こったことを話すぜ 今日は休日で親も出かけているし、自宅でのんびり昼寝を楽しんでいたと思ったら、後ろでに手錠をかけられた上、椅子に拘束されていた。 あ、ありえねーと思うが云々。 しかも目の前には鍋の用意までされている。 あやせ「駄目ですよお兄さん。そんなことして、お兄さんが逃げちゃったらどうするんです?」 そう言って光彩の消えた瞳で見つめてくるあやせ。 こわい!こわいよこの子! っていうかいつもと逆だろ!...
  • 無題:8スレ目805
    805 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2011/03/23(水) 00 11 28.95 ID PAJrQtZY0 [2/7] 千円札を両替し、ICカードを取り出して出撃準備完了でござる! 「拙者が選ぶは、もちろん百式でござる!」 沙織・バジーナ、百式、出るでござる! 久々なので肩慣らしにそれ程難易度の高くないステージを選び、CPUを撃破していく。やはり百式は扱いが難しくなったでござるなぁ…… 何度か同じステージコースを選び練習していると、不意に声が聞こえてくる。 「おい、あいつ1人見たいだし、乱入しようぜwww」「2対1wフルボッコwww」 どうやら向かい側の2台に座ったようでござるな。 「こ、これはヤバイでござる……!」 というのも、このゲームは乱入による対戦ができるのでござるが、拙者は今協力者がいな...
  • 無題:13スレ目84
    「ではよろしくお願いします」 そういうと加奈子は親父とおふくろに抱いていた娘を差し出した。 昇進祝いの豪勢な食事の後、加奈子の提案で俺達3人は久しぶりに水入らずで飲むことにしていた。 勿論今から飲みになど出るわけはない。 リビングでの家飲みである。 『「或る結末の続き」の続き』 「飲みすぎるなよ?」 「わぁーってるよ」 「ばいば~い」 「おやすみ~か~なみちゅあ~ん」 「ご迷惑おかけします」 「なに他人行儀なこと言ってるの。好きでやってるんだからいいのよ」 三者三様に挨拶を交わす俺たち。 それから二言三言話して親父たちは自分たちの寝室へと向かった。 パタンとリビングの扉が閉まるのが合図。 「さてそんじゃ始めますか」 そう声を掛けて俺たちはささやかな酒宴の用意を始めた。 ※ ...
  • 無題:9スレ目840
    840 :◆Neko./AmS6 [sage saga]:2011/05/02(月) 22 29 58.30 ID D+xw36Tuo 俺は玄関先で靴の底の泥をよく落とし、服に付いた埃を軽く払ってから ドアのレバーハンドルに手を掛けた。 泥なんか付けたまま家に入ると、妹のヤツに怒られちまうんだよ。 玄関の上がり口に腰を下ろし、俺が靴紐を解いていると、その音を聞きつけたのか 妹が早速リビングから出てきた。 「お帰りなさい、お兄さん。……で、今日はどうでしたか?」 「うーん、今日はそれほどの収穫はなかったよ。  何かの昆虫らしい化石がいくつか見つかっただけさ。  俺は専門家じゃねえから、そのへんはよく分からんけどな。  それにしても、今日は疲れた~」 何で俺が化石の発掘なんかしてるかって……別に趣味でやってるわけじゃねえよ。 俺の...
  • 無題:8スレ目898
    898 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福井県)[sage saga] 投稿日:2011/03/24(木) 16 57 15.92 ID Rv5FFuxvo [3/8] 「新垣さん。俺が嫌いなのはわかりますが、仕事はちゃんとこなしてくださいね」 「そんなこと、言われるまでもありません」 唐突で申し訳ないが、誰か助けてくれ。 俺は今、あやせを車に乗せて現場に向かってるんだが、車内の空気がひっじょ~~~~~~によろしくない。 俺とあやせの仲を改善しろとまでは言わないから、この空気だけでも何とかしてほしい。 はぁ、やっぱり安請け合いしなけりゃよかったかなぁ……。 ーーーーーーーーーーーー 「臨時マネージャー、ですか?」 「そう。来週の火曜は来栖さんはオフだから、高坂くん、手が空いてるでしょ?」 事の発端は一週間前、事務所の先輩の一言がきっかけだった。 なんでも、...
  • 無題:5スレ目846
     すっかり後延ばしになっちまった、当初の頼まれごとである買い出しをこなしていく。  加奈子と桐乃は普段の調子で雑談に興じていて、やれ某が可愛いだの面白いだのといったやり取りに花を咲かせる。  年も性別も違う俺は正直ついていけず、若干茅の外感をおぼえたりしつつ……  休みに入ってからこっち、やっと心置きなく友達と盛り上がれている二人を微笑ましく見守った。  一通りの買い物を済ませた頃には昼を回っていて、いい時間なんで飯を食っていく事にする。 「それにしてもお前ら、店冷やかすのもいいけどさ。  いちおう一緒に買い出しするって建前なんだから、ちっとは手伝わんかね?」  オーダーを伝えて席に腰を落ち着けたところで、少しばかり釘を刺しておく。  別に話に加われなくて寂しかったとかじゃあない、勘違いしないでくれ。 「えー。だって兄貴だけでもテキパキこなしてたで...
  • 無題:5スレ目811
    「いや~、まさかそんな事態に発展するなんて夢にも想いませんでしたぞ」 「……俺だって想像もできなかったよ」  この状況を一体誰が想像できようか。  あれ以来桐乃は俺にべったりで、もはや何をするのも一緒と言って差し支えない。  桐乃が学校から帰ってくるやいなや俺の部屋に直行し、 「お兄ちゃん! 一緒にゲームしよ!」 「あ~、この問題終わったらな」  というやりとりももはや日常と化している。 「……ほんとに兄として好きなだけなのかしら? とてもそうは見えないのだけれど」  黒猫が盛大に引いているのがよくわかる。だって口元がひくついているからな。  あぁ…人が本気で引くときのリアクションって本当にこんなんなんだな。  俺、アニメでしか見たことなかったわ。 「はぁ!? あんた何キモいこと言ってんの!? あたしがお兄ちゃんとそんな関係になる...
  • 無題:10スレ目898
    898 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県)[sage] 2011/06/10(金) 14 57 32.65 ID HAs4+bF40 「お兄さん、ご相談があります」 俺はいつもの公園にあやせに呼び出された。何か今回はもじもじと恥ずかしそうにしていていつにもまして可愛い。 「分かってる結婚の相談だな、それならおススメの式場が」 「何言ってるんですか!?ぶち殺しますよ!!」 「俺はいつだって本気なのに・・・」 あやせはいつになったら理解してくれるのやら・・・そろそろ真面目に聞くか。 「今度はどうしたんだ?またマネージャーの真似でもすればいいのか?」 「いえ、今回は私のことに関することです」 マネージャーの真似事でもなく桐乃のことで相談でもなくて・・・あやせ自身のこと。なんだろうか? 899 VI...
  • 無題:10スレ目837
    837 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/06/08(水) 10 16 50.34 ID gr0/tkC10 私は今、目の前の光景が信じられないでいる。視線の先にには血まみれになって倒れている兄貴。 私とあやせは何が起きたか理解できずに呆然としていた。 ガチャ、いつものように兄貴の部屋の扉を開ける。今日は買い物の手伝いをさせるためにきたのだ。 「兄貴~服買いに行くから早く着替えて」 「は?こっちは受験生なんだぞ・・・なんで買い物に付き合わなきゃならねーんだよ」 「チッ・・・今度あたしらの雑誌で男性受けするファッションの特集するんだけど  その参考を聞きたいの。それに夏用の服も買いたいし荷物が多くなるわけ」 「それならそうと早く言えよな、てか俺にファッションセンスなんざないけどいいのか?」 「別に・・・あんま仲の良い男子の同級生も知り合...
  • 無題:10スレ目860
    860 ◆lI.F30NTlM[sage saga] 2011/06/09(木) 03 06 23.68 ID j4iiwrrxo 「ただいま~……って言っても、誰もいないけどな」 本日の業務を終え、仮の住まいに帰ってきた俺を出迎えてくれる者は誰もいない。 これは高坂家における長男の扱い云々が関係しているわけではない。現在、俺が異国の地で暮らしているからだ。 「はぁ……。今日も一日お疲れさん、っと」 さっきまで着ていたジャケットを脱ぎ、ネクタイを外した俺は冷蔵庫から缶ビールを取り出し、その身をソファに沈める。 つい靴を脱いじまうのは、日本人としての習慣が身に染み付いているからだろう。 地元の大学を卒業した俺は、都内の会社に就職した。 それから四年が経ち、海外への長期出張が言い渡された。直属の上司が言うには、これは海外出向への前準備であり、出世コースらしい...
  • 無題:12スレ目895
     わたし、新垣あやせは、現在桐乃のお兄さんのアパートに通って家事などのお世話をする日々を送っていた。  桐乃からは、ちゃんと勉強しているかどうかの監視役、という名目でお願いされたのだけど、正直かなり苦痛。  だって、あのお兄さんですよ?  少なくとも最近はセクハラとかはしてきてないけど、今までのお兄さんのやってきたことを考えたら、まだまだ全然信用できません。  でも、勉強の監視役を任命された以上、必殺ハイキックは出せないですよね、試験が受けれなくなったら大変ですから。  もちろん、セクハラした方が悪い、試験が受けれなくなっても自業自得だという論理もあるんだけど、先日の加奈子のライブのClariSさんに対してのアレのような冤罪で、お兄さんを試験前日に病院送りとかしてしまったら、桐乃に会わせる顔が無くなってしまう。  本当の本当にセクハラだと見極めた上なら容赦する必要は無いけど、見...
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