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リレー小説6 - (2009/06/07 (日) 04:24:50) の編集履歴(バックアップ)






0話のちょっとキャラ設定は長すぎるので削除したよ☆
パロロワ形式っぽいリレー感覚で書けばいいと思うよ!
書きやすいパートを書くか新しいリレーを作るかそれは自由、でもあんまり幻想入りする人が多くなると新規参入打ち止めにするよ!
皆適当に頑張ればおっけー!
また時系列は結構めちゃくちゃになってるのぜ?
SS卓で負けなくてもSSどんどんかこうぜ!でないととてもじゃないがまわらないよ!

※パロロワ形式  同時系列同所複数主人公型、パートに分かれておりそのパート別にストーリーが進行する
※時系列について 投下順に並べているため一部時系列がおかしくなっている。
※SS卓について  別にSS卓で負けようが勝とうが自由です。SS卓だけではどう考えても回せません。多くの人の協力を待っています。

みんなキャラがたち始めたので急がないと大変かもしれません。

現在位置票

 1. 神社         霊夢
 2. プリズムリバー家  ???(おつつー)&プリズムリバー3姉妹
 3. 魔法の森      あお  変態☆少女&アリス マリサvsきーご
 4. 紅魔湖周辺      放課後 ⑨
 5. 竹林        ウサ鍋
 6. 幻想郷のハジの方   狐ノ連 皇束篠秋  BBRC&文 大妖精
 7.人間の里       WATA&ぱるすぃ なおきん&無縁塚 DY つゆくさ&慧音
 8. 彼岸                ぞうちんちん 四季 小町
 9. 灼熱地獄跡     Nowe&お空
 10. 白玉楼       みなと&幽々子&妖夢&ダメギ
 11. 妖怪の山      金木犀 いーあるさん

現在上記にないキャラはどこにいる確認されていません。
SS最終話に置ける現在地票を確認していますので時系列のずれがあります、一度確認をしてみるとよいかと

あとなんか行動的なテンプレを用意してみた
なんかどのキャラがどこにいるのか分からねぇ時系列がわからねぇって人用

場所:【神社/1日目・朝】
名前:霊夢
備考:○○

DYとかあお、変態☆少女が幻想入りした日が1日目
WATAとかぞうちんちんは幻想入りして日数がたってるけど表記は1日目
どうなんだろ?分かりにくいな
そのうち整理していくといいかもわからない

※狐ノ連さんはもともと幻想郷住民で茶屋からでないようです

第51話 戦闘~その後~

第51話担当つゆくさ
+ ...
「ただいま……ッ」

凄まじい轟音が治まってからものの数分、妹紅は何事も無かったかのように妬み屋の中へと入ってきた。

「あーあ、逃がしたか」

手頃な椅子に寄りかかり、平静を装いながら愚痴をこぼす。しかしその深層では激しい怒りに包まれていた。

「お疲れ様っ、どこかケガしてないっ?」
「大丈夫、多少ダメージは喰らったがこの程度、慣れてる」
「そう、ハイっ、お水っ」
「ああ、ありがとう。ところで慧音は?」

中にはwataとパルスィしか見当たらない。二人の様子から察するに平気なのだろうがこの目で確認しておきたい。

「ああ、二人なら奥で寝かせてあるよっ」
「失礼するよ」

妹紅は二人に一瞥だけして妬み屋の奥へと進んで行く。
薄暗い部屋には二人分の布団が敷かれており、そこに慧音と慧音と一緒にいた男の姿があった。

「うぅ……」
「慧音……?」

僅かに慧音の呻くようなか細い声が聞こえた。

「妹紅か……?」
「ああ、大丈夫か?」
「私は大丈夫だ……。それより、つゆくさ君は……?」

慧音の口から聞きなれない人物の名前が聞こえた。恐らく流れから察するに慧音の隣で寝ているこの外来人の男が「つゆくさ」というのだろう。
呑気に寝息を立てているあたり、別段心配する必要はないように思える。

「ああ、安心しろ。そいつも無事だよ」
「そうか、よかった……」

深い、本当に深い安堵のため息を漏らす。

この男は慧音にとって何なのか?
そんな疑問が妹紅の脳裏をよぎると同時に何かモヤモヤとした気持ちが湧きあがる。
今はまだ妹紅にとってこのモヤモヤの正体はわからないがいずれわかる日が来るだろう。気づくその日にはつゆくさにとっての受難の日々の始まりとも言えるわけだが……。

「なぁ慧音……」
「ん、どうした?」
「いや、なんでもない。おやすみ、今日はゆっくり休め」
「ああ、流石に少し疲れた…な……」


<暗転>


「あ、どうだったーっ?」
「ああ、取り合えず大丈夫そうだ。一応念には念を入れて明日、永遠亭の方に行こうと思うんだが」
「それはいい考えだねっ、ついでにこれも永遠亭さんの方に届けてもらえるかなっ?」

と、wataの手から割と小さめな小包が渡される。
意外と重みがあるようでズシリと手に圧力がかかる。

「なんだ、これは?」
「ん、ヒミツだよっ! 開けちゃあダメだからねっ」

何かよくわからんが念を押される。怒りを買わないように開けないことにしておくが。

「ん、わかったよ」
「ところでもこたんは今日止まってく?」
「そうだな、疲れたしそうする」
「はい、もう布団は敷いてあるからゆっくりおやすみっ」




場所:【人間の里・妬み屋/1日目・深夜】
名前:慧音 つゆくさ パルスィ wata 妹紅
備考:つゆくさは気絶中 翌日永遠亭へ出発予定



第52話 作って遊ぼう

第52話担当皇束篠秋
+ ...

 深夜になっても霊夢はまだ帰ってこない。二人はいまだに崩壊した神社で霊夢を待っていた。

「……む」
「どうした?」

 何かを感じたのか篠秋は立ち上がる。
 なんとも言えない不気味な笑みを浮かべながら。表情には出さないが、あおはその表情になにかいやなものを感じた。

「ちょっと急用ができたので、少し外出してきます」
「こんな夜更けにか?」
「こんな夜更けだからこその用事というものもあるんです。例えば……女性を買ったり」
「ほう。童貞っぽいお前が女を買うと?」

 呆れたような声であおは言った。

「例えばですよ。例えば」

 そういうと篠秋は神社の石段を下りて行った。
 残されたあおは何か嫌なものを感じつつ、酒を再び飲み始めた。


================

 それから少したった人の里の森の中に篠秋はいた。
 何かを探すようにあたりをキョロキョロとしながら歩き回る姿は、うさんくさいを通り越して不審者に近かった。

「ふーむ……多分ここだと思うんですがね」

 ガサガサ

 タイミングを計っていたかのように、草むらが音をたてた。
 篠秋が振り向くとそこには黒い塊がうごめいていた。

「あ、いたいた」

 黒い塊はその声に反応したのか、形を変え、霊夢へと姿を変えた。
 しかし中途半端に変化しているため腰から下は不定形というアンバランスな状態だ。
 それがおもしろかったのか篠秋は笑う。

「ふふふふふ……」
「ナニガオカシイ」
「ん、喋れるのか。まあいい」
「・・・コタエロ」

 次の瞬間、バグは美鈴に姿を変えて篠秋に殴りかかる。
 美鈴の身体能力は並の妖怪以上、当たったら篠秋は死ぬだろう。
 しかしそれは、

「……!?」

 当たったらの場合だ。
 篠秋の顔面の直前でバグは動きが止まった。自分で止めたわけではないようで、本人が驚いている。
 驚いているバグとは対照的に篠秋は足元を指差した。

「ナ!?」

 いつの間に刺したのか、バグの足の部分に何か注射器のようなものが刺さっている。

「けんかっ早いともてませんよ?」

 篠秋はバグに近づくと服の袖からもう一本注射器をとりだした。
 針は月明かりに照らされて輝いている。

「それではサヨウナラ」

 眉間に注射器が突き刺さる。叫び声をあげる間もなくバグは倒れた。姿は美鈴からだんだんと黒い塊へと戻っていく。

「これはダメだったなあ」

 黒い塊に刺さった注射器を抜きながら篠秋はため息をついた。