魔法生物 - ヴィルヘニア魔道学院

魔法生物

イーグァス大陸に生息する魔力を宿した生物のことを指す言葉。
魔法生物と呼ばれる生物は人畜無害な部類もあれば脅威として認識される部類もある。
多くは群れることが多いが好んで孤立する部類もある。

一般生物と魔法生物は共生関係にあったり、捕食関係にあったりと生態系は様々、またその強さや魔力量も種類によって大きく異なる。
三つの民は感覚的に魔法生物を大きく3つに分けて呼称を変えている。
人々に危害を加えたり害獣と同じく駆逐対象である場合は魔獣。
人々と友好的で生活や狩りを共にする魔法生物を幻獣。
神話の時代に猛威を振るい今も尚伝承として残り続ける固有名称を持つ魔法生物を神獣と呼んでいる。
これらは人々が昔から思い親しんだ呼び名でありいつか浸透したものでもある。

今では魔法生物の研究も進みその謎や生態も分かりかけている。
最近の研究によれば魔法生物を細分化すると４つに分けられることが分かっている。

• 通常の動植物が魔法の影響によって変容した変容型魔法生物
• 魔素を核として発生したとされる発生型魔法生物
• 魔術によって作成された被造型魔法生物
• 三女神が人々の為を想い遣わせたとされる恩寵型魔法生物

このように分類されている。
多くの魔法生物は魔獣、幻獣と呼ばれ変容型、発生型、被造型がこれらに当てはまる。
神代に猛威を奮った神獣は恩寵型が暴走したものであると推測される。

またこれらを踏襲した上で、姿形によって学名が決まる。

• 巨人種
• 小人種
• 傀儡種
• 人型種
• 幻想○○種(○○の部分には犬や猫などが入る)
• 不定形種
• 幽体種
• 屍人種
• 触手種
• 精霊種
• 植物種

例)
発生型魔法生物不定形種粘液細胞
名称『スライム』

被造型魔法生物傀儡種岩人形
名称『ゴーレム』

変容型魔法生物触手種偽箱
名称『ミミック』

恩寵型魔法生物幻想蜥蜴種竜
名称『ドラゴン』