家飲みワインその86
Peju MERLOT Napa Valley 2007


購入先:Pejuのテイスティングルーム
値段:$35
飲んだ日:2012年6月

 ワイナリー訪問時に購入した1本。Transcendence Rose Santa Barbara County 2011と同様、ヨセミテ旅行時に抜栓。

 コルクに赤い文字でワイナリー名とかが入っていた。赤というのは珍しい。

 実に深く暗い色。抜栓直後から、アロマからは爽やかな酸を伴うジューシーな印象を受ける。Hallのカベルネみたいな香りが、ちょっと良い方向に転がるとこういうふうになるのかも。スワーリングすると甘く熟れたブーケが。口当たりは滑らかで、クールな甘さがあり、確かに豊かな果実味がジューシー。ボディは厚く、フィニッシュには舌の摩擦を高める感じ。仄かな苦味も厚みを演出するのに一役買ってはいるが、飽くまで脇役、出しゃばったりはしていない。こりゃ、うまーい!

 開けて2日目、苦味が増した気が。うむむ?これはもしや、漫画「神の雫」でイタリアのブルネッロ・ディ・モンタルチーノにありがちだとされていた、「最初は親しみやすいように思えるが実は閉じていた」という現象だろうか?

 3日目、Artesaのカベルネソーヴィニヨン2000年に感じたような円熟のプルーン的にまろい香り。うんやっぱりイイ。


関連項目
 ワイナリー訪問 > Peju


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最終更新:2013年02月19日 01:04