2007/11/09(金)投稿 ---- [[睡眠薬入りシュークリーム>http://www16.atwiki.jp/when_they_cry/pages/427.html]]が必要です。 ---- d' オレンジ色の黄昏を過ぎ、夜の暗闇に包まれたゴミ廃棄所。 ゴミ山と呼ばれたこの地にぼんやりと浮かぶ一つの光源。 「みぃー・・・。レナ、ボクはもうおうちに帰らなくてはならないのですよ。」 「ダメダメ、ダメーっ!今日は、梨花ちゃんをずーっとお持ち帰り続けるって決めたんだから!」 「・・・みぃー・・・。」 まるで駄々をこねる子供のようなレナの態度に梨花は辟易していた。 そう、ここはゴミ山にある一台の廃車の中。レナの秘密の隠れ家として使われていたこの車に、梨花は連れて行かれたのである。 「それにね梨花ちゃん、今日の部活はレナがトップで梨花ちゃんがビリだったんだよ?勝者の言うことは絶対服従、じゃなかったのかな?」 この日の部活は、レナの1人勝ちであり、梨花はレナに持ち帰られるという罰ゲームを下されたのだ。 「それはそうなのですけど・・・もうこんな時間なのです。家で沙都子が待っているのです。早く帰らないと、心配を掛けてしまうのですよ。」 梨花は独りで住んでいるのではないのは周知の事実。沙都子と梨花は2人で暮らしているため、一人が帰ってこないと家にいるもう1人に多大な迷惑がかかってしまうのだ。 「大丈夫だよ梨花ちゃん!今日の炊事の当番は沙都子ちゃんなんでしょ?だったらもう少しぐらいはここにいてもいいでしょ?」 「みぃー・・・」 どうして今日の炊事の分担なんか知っているのだろう。梨花はもう少しここに拘束されるだろうと悟り、心の中で沙都子に謝罪した。 「・・・分かりました。もう少しだけなのですよ。レナ。」 「それじゃあ、次は何して遊ぼうかなぁ。」 「レナが決めてくださいです。もうこの際ボクはレナの従順な奴隷になるのです。」 「はうぅ~もう梨花ちゃんはレナの奴隷さんなんだね。……じゃあ梨花ちゃんにはこれを付けてもらうね。」 レナが取り出したのは黒色の猫耳のカチューシャだった。隠れ家と化したこの廃車の中にはどうやら学校にもないコスプレグッズが数多く存在しているようだった。部活にも使うことないようなグッズをレナは大量に隠し持っていたのである。 「・・・よくもまぁ、こんなにも。フッ、少し呆れてしまうわね・・・」 「…えっ・・・り・・かちゃん?」 「・・・何でもないのですよ。・・にぱ~。」 梨花の目にわずかに宿る漆黒をレナが感じ取ったのは定かではない。 「はうぅ~。猫耳てのはちょっとオーソドックスだけど、やっぱり梨花ちゃんは何を付けてもかぁいいねぇ~!!」 観念したかのように猫耳を梨花は付ける。その目にわずかな軽蔑の色を澱ませながら。 それに気が付かないレナは恍惚の表情で目の前の黒い子猫を見つめる。その視線はまるで罠にかかった小動物を見るかのような欲情に溢れたものであった。 「・・・みぃー。そんな目で見ないでくださいです。もうボクは捨てられた可哀想な子猫さんなのです。にゃ~にゃ~。」 「・・ん、はぁぁ・・・梨花ちゃんすごい・・・いいよ。」 厭らしい目つきで梨花の一挙手、一挙動をなまめかしく視姦するレナ。 「梨花ちゃんのこんな姿をこんな近くで見れるなんて・・・」 その姿に学校で見るような快活さはもはや無かった。 「やだ・・・レナ・・・もうこんなに・・・」 これまでの世界で見てきた健勝な青い炎は微塵も見られない。 「はぁ・・ん、り、かぁ・・・はぁ・・・ダメ・・もう耐え・・られ・・」 下半身に言い表せない程の熱い血潮の奔流を感じる。 じっとりとしたそれはレナの心身を徐々に蝕んでいく。 そこにあるのは剥き出しになった漆黒の濁った欲求だけだった。 「・・・世界が一つ変わるだけでこんなにも変わってしまうのね‥。」 目の前にいる自らの欲望に支配された少女を冷徹な目で見つめ、つぶやく梨花。 「ぇ・・・あっ、り、梨花ちゃん、ご、ごめんね。」 さすがに梨花の視線に気が付いたの平静さを取り戻すレナ。 「はうぅ~・・梨花ちゃん・・・あの・・・機嫌損ねちゃったかな・・・ごめんね!こんな遅くまで引き止めちゃって・・・もう家に帰らないとね・・・沙都子ちゃんが心配するもんね・・・」 梨花の目に宿った冷たい色、初めて見るそれに戸惑いを隠せないレナ。 早く帰りたい、そんな思いが梨花にそうさせたのだとレナは感じた。 梨花の真意など知るはずも無く。 「にぱ~。大丈夫なのですよレナ。・・・……ボクはそんなこと少しも思ってないのですよ。」 子供を諭すような目で梨花は言った。 「さぁレナ。」 表情を変えるレナ。 「…早く続きをやりましょうです。」 レナの表情は再びあの漆黒の欲求に染まり始めていた。 「それじゃあ、どうしようかなぁ・・・。・・・はぅ~、いいこと思いついたよ梨花ちゃん。」 「何ですかレナ?」 「レナ、梨花ちゃんのお母さん役の猫さんになるね!」 黒い視線を投げか掛けるレナ。 「みぃー・・・」 席を立ち、廃車の奥から梨花の付けているものとは対照的な真っ白な猫耳持って来るレナ。 「んしょっと、どう梨花ちゃん、似合うかな?」 白い猫耳カチューシャを付け、梨花に見せびらかす。 「とってもとっても似合ってますのですよ。」 白猫から黒猫が果たして生まれてくるのであろうか。梨花の疑念は泡沫の様に浮かび、そしてすぐに消えていった。 「…とってもとっても美人のお母さんを持ってボクはうれしいのです。にゃーにゃー。」 「は・・・うぅ、梨花ちゃん、…すごい・・・。・・・て、えっ!?」 レナは虚を突かれた。いきなり梨花がレナの胸元へ飛び付いてきたのである。 「にゃあん・・・大好きなのですよ・・・お母さん・・・」 「あぅ、・・・梨花ちゃん・・・あっ、はぁ・・・はぁぁ・・・」 目の前には黒の猫耳をつけた小さな少女。 自分の胸元にある小さな紅葉の様な手。 自分を呼ぶ甘い少女の声。 流水のような黒い艶のある黒髪。 学校帰りでまだ風呂に入っていない梨花から放たれる甘美な体臭。 触覚、視覚、聴覚、嗅覚。 味覚を除いたレナの五感は目の前にいる小さな子猫に奪われていた。 「・・・はぁ・・はぁはぁ、くぅぅぅ・・・んん・・・。り、梨花・・・ちゃん・・・」 潤んだ目で自分に抱きついている梨花を厭らしく視姦するレナ。 それと同時にレナの手は欲望に導かれるまま梨花のか細い首筋や小さな背中を撫で回す。 シュル、スッ、シュルル 梨花の制服のブラウスが衣ずれの音を放つ。艶めかしい音がレナの耳孔を犯していく。 同時に顔を、梨花の髪の毛側頭部付近、耳の上側の比較的においが強いであろう部分にうずめ、しきりにそのにおいを嗅ぐ。 梨花の、未成熟の青い果実のにおいをレナは焼き付けようとする。 その鼻腔に、その脳裏に。 「・・・にゃーにゃー、お母さん、ボクはお腹がすいたのです。にゃーにゃー。」 突然の梨花の問いかけに少なからず狼狽するレナ。 「・・・はぁはぁ・・・!?えっ、お腹、が・・・って。」 快楽に浸っていたレナを見つめながら梨花は問いかける。 「ボクは・・・お母さんのミルクが飲みたいのですよ。・・・・にゃあ・・・・にゃあ。」 「・・・り、かちゃん。ミルクを飲みたいって、どういう・・・ことかな・・・」 自分の性癖が発覚したのではないかと感じたレナだったが、そうではないことを悟り自分の欲求を抑えながら梨花の問いの真を求めた。 「言ったとおりなのですよ。ボクはレナのミルクを飲みたいのです。」 一段と早まりつつある心臓の鼓動を抑えながら、レナは声を震わせながら言った。 これから起こるであろう甘美な光景を思い描きながら。 「・・・子猫ちゃんは・・・どうやって・・・ね・・・梨花ちゃん。お母さんの・・・ミルクを飲むのかな?」 「みぃー・・・そんなことも分からないのですか?・・・ダメな母猫なのです。」 梨花の言葉を一つも逃さないように聞き入るレナ。 やがてプルプルとした小さな唇から紡ぎ出されていく魅惑の言葉。 「小さな黒い子猫さんは」 頬を上気させ食い入るように梨花を見つめる。 「お母さんの・・・」 「はぁ・・・はぁ・・・お、お母さんの・・・?」 「おっぱいからミルクを飲むのですよ。にゃーにゃー。」 にんまりとした笑顔を見せる梨花。 欲望にまみれた笑いを貼り付けるレナ。 「・・・そうだね、お母さん猫はちゃんと・・・・・ お腹のすいた、かぁいい娘におっぱいをあげなくちゃね・・・・」 レナは自らのセーラ-服たくし上げ、レモンイエローのブラを上方にずらしていった。 あらわになる小ぶりだが形の整った白色の乳房。今から始まるであろう享楽のためであろうか。レナの荒い息遣いとともに二つのふくらみは大きく収縮している。 二つの丘にちょこんと付いたピンク色の突起は、すでに痛々しいほど隆起していた。 「・・・さあ梨花ちゃん、いっぱい、・・・ハア・・・ん、ハア・・・いっぱい吸っていいんだよ」 自分の胸をさらけ出しながら、梨花を催促するレナ。その眼は既に艶やかに潤んでおり、レナの肉欲にまみれた心情を鮮やかに映し出していた。 「・・・それじゃあ、遠慮なくいただきますのです」 そう言うと梨花は即座にかつ直接、左の乳首に吸い付いた。 「・・・っはぁぁあ!・・・んん、くぅぅん・・・!」 躊躇のない梨花の行動に、体を震わせて喘ぐレナ。彼女を襲う強烈な快感は痺れとなって全身を駆け巡って行った。 「とってもおいしいのですよ、お母さんのミルク。・・・・・・にゃあ、にゃあ」 ちゅく、・・・ちゅっちゅうぅぅ、・・・ちゅぽちゅぷん・・・ 授乳とは決して思えない卑猥な音を立てながら、レナの洋梨形の乳房にむしゃぶり付く。 「・・・んんん・・・ん・・・はあ、はあ。そう、でしょう。いっぱい、もっと・・・はぁん・・・強く、吸ってもいいんだよ・・・」 「もっと強く吸ったら、ミルクいっぱい出てくるのですか?」 上目遣いにレナを見る梨花。黒い大きな瞳に見つめられてレナの快感はいっそう深いものになる。 「・・・はあ、はぁ。そうよ梨花。だからもっと・・・ね?」 我が子を呼ぶように梨花を呼び捨てにするレナ。更なる快楽を味わいたいと願うレナの精神が無意識のうちにそうさせたのかもしれない。 「・・・・・・・・・」 しかし一瞬、梨花の目が冷酷な光を携えた。全てを見透かすような漆黒の光。 眼に漆黒を宿すとともに、再び梨花は目の前にある双丘の一つにむさぼった。 「ううっ、ん・・・!!、うふぅう!・・・んん、あっくぅはぁあああんっっっ!!!・・・」 先ほどとは段違いの快楽がレナを襲う。 ちゅうううう、ちゅるっ!ちゅぱぱ、ずちゅちゅ・・・ちゅぼぉぉう! 梨花は先ほどよりも強く吸い、レナの乳首をコロコロと舌で転がしていく。 乳頭の周りの乳房には目も暮れずただ乳首だけを重点に攻めていく。・・・ちゅく、ちゅく 愛撫している乳房から漏れる水音とは別の場所からもう一つの淫靡な音が聞こえる。 見るとレナは内ももをこすり付けて、疼く下半身の快感を得ているようだった。 「フフフ・・・もう耐えられないのね、私の愛撫が・・・いいわ連れて行ってあげる・・・」 梨花がそうつぶやくと、乳房から口を離し、右手をレナのスカートの中にさっと潜り込ませる。 「んんん?!り、梨花ちゃん・・・?」 「もういいでしょ・・・?レナ・・・。それにしても・・・あなたがこんな淫乱の変態女だったとは・・・思いもしなかったわ。しかも、あきれちゃうぐらいのねぇ・・・」 豹変する梨花の態度に明らかに狼狽を見せるレナ。 「り、梨花ちゃん・・・いきなりどうしちゃ・・・・ひゃあん?!」 潜り込んだ梨花の手がレナの秘所をパンティ越しに蹂躙する。 「もう本性をさらけ出しなさいな・・・レナ、あなたのここが雄弁に語っているわよ・・・。・・・フフ・・・もうこんなに漏らしちゃって」 梨花の指はぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てている。 「んくぅ!!・・・はぁぁぁあ・・・ん梨花ちゃんそこはだめ・・・えぇ・・・」 冷たい目でレナを見据えたまま、今まで溜まっていた疑問を投げかける。無論、手を休めることなく。 「そのまま聞きなさい・・・レナ。あなたそうして私を執拗に追い回すの・・?学校にいるときだってそう・・・授業中、私のことを舐め尽くすような目で視姦したり・・・かわいいかわいい連呼して私の体にやらしく触って来て・・・そういえば沙都子にも同じようにしていたわね・・・」 「んん・・はあ・・・はぁ、そ、れは・・・」 ぐしゅ、ぐしゅり・・・ 梨花はレナを激しく攻め続けた。言葉と指で。 「フン、気が付いていないと思っていたの?・・・で、まさかあなた、私や沙都子みたいな女の子に発情するロリコンだったの?」 「はっ・・・ふぁあ・・・り、梨花ちゃ・・も、もっと・・・」 自分の性癖が発覚してしまった羞恥と容赦なく注がれる軽蔑が混在し、レナはあろうことか、今までで最大の快感を覚えるようになった。 「・・・早く言いなさいよ、・・・この淫乱。」 冷徹かつ静かに梨花は貶した。同時にパンティ越しだった愛撫は布地の横から指を探りいれ秘所に突き立てる愛撫へと変化していた。 「・・・あ、くううぅん!!!…レ、レナは…!」 「…レナは…何?」 レナを嘲笑しながら、いたづらっぽく問いかける。 「・・・はぁん!レナは・・梨花ちゃんみたいな…小さな・・・あっ、女の子にしか・・・・・興味の無い・・・い、い、淫乱なのぉぉ!!」 「アハハ!…そう。恐ろしい子ね・・・同年齢の男子が聡史しかいなかったからって、私や沙都子みたいな小さな…しかも自分と同じ女に興味を持つなんて…学校のみんなが知ったらどうなる事やら・・・。んふふふ・・・」 「・・・はぁ、はぁ。り、梨花ちゃんもっと・・・んくぅっ!・・・も、もっと罵って・・・ね?」 恍惚な表情を浮かべる梨花。その目に漆黒を携えながら・・・黒い猫耳のカチューシャが妙にこの場に映えている。 もうレナには自らの快感貪ることしか頭に無い様子であった。 「欲張りな子…フフ・・・いいわ。正直に言ったご褒美ね・・・、イかしてあげる」 「り、梨花ちゃん・・・」 梨花はレナのスカートをめくり上げるとびしょ濡れになった秘所に顔を近づける。 「すごい洪水ね、こんなの漫画や小説の世界の事だとしか思っていなかったわ」 事実、レナのレモンイエローのパンティはすでに濃黄色へと自らの愛液によって厭らしく変化していた。 愛撫していた指を引き抜き、レナの目の前に掲げる。指を擦り付けるようにし、そのまま指を開く。 ぬらぬらと光る粘液が梨花の指の中で怪しく糸を引く。 レナはもはや焦点の定まらない瞳でぼんやりと自分の垂れ流した愛液を見つめている。 梨花はレナのクリトリスに触れてしまうほど自分の顔を近づける。 「ここがあなたの・・・フフ・・・すごい充血してるわ・・・まるで今にもはちきれそうなぐらい・・・やらしい…」 わずかに漏れる梨花の吐息がレナのクリトリスをくすぐる。繊細となったレナのそれはわずかの刺激も逃そうとはしない。 ピクリ、ピクリとレナの萌芽が震える。 「そんなにヒクつかないでもいいのよ・・・レナ。ちゃんとしてあげるから・・・」 「梨花ちゃん・・・もう、もうレナ・・・・ん・・・く、が、我慢できないの。だから・・・」 レナは涙を浮かべながら懇願する。 梨花は動きを止めていた指を急激に動かし始める。これまでに無い激しいピストン運動がレナを襲う。 「!!ん、くはぁぁぁぁぁっ!ん!ん!あん!あぅ・・・くううううううんん!!」 「もっとしてあげるわ・・・レナ・・・!!」 充血したクリトリスに突然梨花は吸いついた。先、レナの乳房を吸ったよりも強くしなやかに。 「!?んああああああああ、いやああっ、もうだめええええ吸っちゃ駄目え!!!レ、レナ、もう・・もう・・・!!」 レナの願いを無視し梨花は愛撫を行い続ける、執拗にかつ気味が悪いほど丁寧に。 「ん!ん!んんんん!!!!駄目っ来ちゃう!!梨花!!来ちゃううううう!!!」 「・・・・とっととイきなさいよ・・・このロリペドの変態レズ女・・・」 レナの耳元で鋭利で冷淡な最大限の罵りを投げ掛ける。 「やぁっぁあぁあっぁ!!イくぅう!イっちゃうううっぅうぅっぅう!!!!」 プシャアアアアアアアアアアアアアアア!! 大量の潮を吹き、腰を痙攣させながら横ばいに倒れていくレナ。 絶頂の瞬間に罵られ、その快感が何割にも増したのである。それがレナを失神たらしめた。 「失神するほど良かったのね・・・レナ・・・」 頬をわずかに上気させた梨花が倒れたレナを見下す。 梨花の指にたっぷりとついた付いた愛液を嘗め尽くす。 「ちゅ、ちゅぷ…フフフ・・・快楽に身を任せるのも面白いものね・・・また遊んであげるわ、さよなら・・・この世界のレナ・・・」 その深夜、梨花は窓枠の淵に座り真っ暗な闇を静かに見据えていた。 「薄々は気が付いていたけど、まさかレナがあんな風になるなんて・・・さすがの私も思いもしなかったわ・・・前の世界ではあんなに鉈を振り回していたのに・・・・・・・」 性欲の奴隷と成り果てていた自分の仲間に思いを巡らす。 「・・・・・・でも・・・自分の欲情のままに身を曝け出すのも、フフ・・・案外悪いものではないわね・・・」 レナを陵辱した自分の両手のにおいを嗅ぎながら、自分の心が黒色に高揚していく感覚を梨花は感じていた。 「・・・・・・梨花、そんなに自棄にならないでください。・・・もうこの世界は駄目なのかもしれませんけれど・・・」 静かに羽入が梨花のそばに立ち諭すようにつぶやく。 この世界、何千回も転生を繰り返して辿り着いたこの雛見沢に圭一が引っ越してくることは無かった。 運命を変える鍵となる圭一がいないこの世界は、梨花にとって何の味気の無いものになってしまっていたのである。 「圭一が来ないのは久しぶりだったけど、その中でもこの世界は最悪だった・・・でも・・・」 梨花の心が黒に染まっていく。真っ白な心という名のカンバスを濁った黒が蹂躙していく・・・ 「フ、ウフフフ…自分の欲情に溺れるのが…アハハ…あんなにも…良いなんて…あんなに快楽に浸れるのなら…同じ世界を繰り返して……それを貪り続けるのも悪くは無いわね…」 自分の理性の大半が大きく侵食されていくのを梨花は感じた。 「…梨花、悲観しないでください。必ず好機が訪れますから…!」 今まで見たことも無い表情の梨花を憂いて、羽入は必死に説得試みる。・・・だが・・・ 「フフ、好機ねえ…そんなものがこの世界に…ハハ…本当にあるものかしら……快楽に塗り込められた…この世界にねぇ。フフフフ…!アハハハッ……アッハハハハハハハハハハ…!!」 「…り…か…」 梨花の心が塗り潰される。 雲一つ無い雛見沢に浮かぶ新月。放たれる漆黒の光は惨劇の少女を色濃く照らし出していた。 Fin &counter()