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鬼畜王K1 ─Apocrypha─<外典・二章> - (2008/02/17 (日) 22:48:44) のソース

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*鬼畜王&color(red){K}1 ─Apocrypha─<外典・二章>
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#center(){&bold(){&italic(){我汝らに告ぐ、求めよ、さらば与えられん。}}}
#center(){&bold(){&italic(){尋ねよ、さらば見出されん。門を叩け、さらば開かれん。}}}

#center(){&bold(){&italic(){『新約聖書』「ルカ伝 第11章9節」より}}}


#center(){&bold(){&italic(){蔽(おお)われたるものに露(あら)われぬはなく、}}}
#center(){&bold(){&italic(){隠れたるものに知られぬはなし。}}}

#center(){&bold(){&italic(){『新約聖書』「ルカ伝 第12章2節」より }}}


#center(){&bold(){&italic(){悪魔でも聖書を引用することができる、身勝手な目的にな。}}}

#center(){&bold(){&italic(){シェイクスピア『ヴェニスの商人』第一幕第三場より}}}


「いい反応だったぞ、知恵。…くっくっく」 
霞む視界の向こうに前原くんがいた。私は声を絞り出そうとするけれど、上手く出来ない。 
私は力が抜けたまま。前原くんの腕の中で息を整えていたが、彼は私を抱き寄せて、ソファーに座る。 
ちょうど、私が彼の膝の上に両足を乗せる形になった。 
――彼の顔が目の前にあった。 
「だがこれくらいで満足されては困るな。まだまだ俺は楽しみたい。お前との交わりを――」 
唇を奪われ、舌を入れられる。 
「…んん…ぷぁ…はぁふ」 
彼の唇が何度か離れても、温い吐息が吹きかけられ、それが私の思考を鈍らせていく。 
それに、彼の舌と私の舌が絡まる感触で、身体の芯が蕩けそうになる。 
乳首は服の上から盛り上がり、彼の華奢ながら贅肉の無い胸郭が押し付けられる度――いや、私から押し付けている――じんじんと熱を感じる。 
…さっきまでの彼とはうってかわって、激しくなく、まだるっこしいほどの絡み合い。 
彼は時々、唇から私の首筋へ舌を這わせる。 
「…はぁ…っあぁ…んん…は」 
顎を中空に突き出しながら喘ぐ。さらに肌は熱を帯び、手の先まで痺れそう。 

――気付けば、いつのまにか私は、前原くんの頭を掻き抱いていた。首筋に這う彼の舌を、さらに押し付けようとするかのごとく。 
さらに、彼を離すまいと、両足を彼の身体に巻き付けていた。 
そして――私の下腹部に、異常なまでの盛り上がりを見せる彼の『何か』が突き当たっていた。 
「…あ…あぁ…」 
私はこの時、ようやく我に返ったのです。 
「わ…私…」 
「くっくっく…どうした?せっかく調子が上ってきたのに、ここで止めるのか?」 
唇を吊り上げ、鋭く流し目を送る前原くんがいました。私の羞恥心が戻ってきたのを見透かしたうえで、あえてそれを煽っている――。 
「今のお前は、いい表情をしている。羞恥心という欺瞞で覆い隠したはずの、淫乱な本性――それが暴かれる寸前。 
『蔽われたるものに露われぬはなく、隠れたるものに知られぬはなし』――」 
「私が…この、私が…淫乱なはず、など…」 
それは、良識の最後の抵抗でした。でも、私の精神と肉体は、既に彼の手の内であることを、既に分かっていたのです。 
「ならば、これはなんだ?蛇のように巻き付き、俺を捉えて離さないこの手足は。俺の股間にすりつける、ヒクヒクとした柔肉は? 
――さあ、告解の時間だ。己の欲望のままに言葉を紡ぎ、肉体を開く時――」 
彼はいよいよ、私を追い詰めました。 

「言っただろ?これは『契約』だと。これ以上の快楽を求めるならば、自らの力で扉を開け―― 
『我汝らに告ぐ、求めよ、さらば与えられん。尋ねよ、さらば見出されん。門を叩け、さらば開かれん』――」 

耳に囁くその言葉は、神の子を装う悪魔の言葉――ただの人間である私に、逆らえるはずがありませんでした。 
私は右手で、彼のズボンの盛り上がりに触れました。布越しにも分かるその巨大さに圧倒されつつも、もう後には引けません。 
そして左手で私の性器をおそるおそる開きます。既に大量の液体を流していたそこから「ぬちゃり」とした音が聞こえ――涙を浮かべながら、意を決して彼に言いました。 

「…ま、前原くんの『これ』で…私の『ここ』を…貫いて、くださ…い」 

――そう、私は、正直になったのです。 
自らの果てなき欲望を肯定する――それは『人』としては恥ずべき態度、無垢な子供たちを教え導く『教師』としてはあるまじき行為。 
しかし、この時から、私は『女』であることを自覚したのです。 

そして――人倫を超え、束縛を解放することで、それまでの自分を変えていく。 

――彼が目指す『理想』がそこにあったことを知るのは、もう少し先の未来のことです。 

#center(){×  ×  ×}

#center(){&bold(){&italic(){(メフィストーフェレス)}}}
#center(){&bold(){&italic(){どんな紙きれだっていいんですよ。}}}
#center(){&bold(){&italic(){ちょっと一たらしの血でご署名をねがいます。(中略)}}}
#center(){&bold(){&italic(){血というやつは、全く特別の液体だからなあ。}}}

#center(){&bold(){&italic(){ゲーテ『ファウスト』「第一部 書斎」より}}}


#center(){&bold(){&italic(){言葉はもともと魔術でした。}}}
#center(){&bold(){&italic(){言葉は、今日でもむかしの魔力を充分に保存しています。}}}
#center(){&bold(){&italic(){われわれは、言葉の力によって他人をよろこばせることもできれば、}}}
#center(){&bold(){&italic(){また、絶望におとしいれることもできるのです。}}}

#center(){&bold(){&italic(){ジークムント・フロイト『精神分析入門』序論より}}}


前原くんはその言葉を聞き、ニタリと笑いました――完全に自分が優位に立ったということを確信した顔です。 
片手でベルトを外し、ジッパーを下げると、下着から巨大なそれが目に入りました。 
赤黒く充血し、ビキビキと血管が走る怒張。 
天を衝くようにそびえ立つその巨大さに、ただただ唖然とするばかりでした。 
――こんなに大きいものが、私に入るのか? 
驚愕に目を見開く私の表情を見て取ったのか、彼は「ふっ」と笑いました。 
「…びっくりしたか?まぁ、誰でも俺のを見れば驚く。 
――最初は痛みを覚えるだろう。それを我慢してくれれば、あとは…くくく、ここから先は『体感』してもらうのが一番か」 
そこで彼は自らの性器を握り、私の性器の入り口に当てました。肉と肉が触れあった瞬間に、ぴくりと私は震えました。 
心臓が飛び出しそうなくらいに鼓動し、額には汗まで浮いています。 
私は来るべきその『痛み』を懸命にこらえようと力を込めていましたが、彼が、すっ、と私の頬を撫で―― 
「――力を抜いて下さい、先生。余計な力はかえって痛みを増すばかりです。大丈夫、俺を信じて――身を任せて下さい」 
――柔らかい笑顔で言いました。 
こんな時に、年相応の少年であることを思い出させる顔が出来るのか――そう思って緊張がゆるんだ瞬間。 

ずぶ、と、『彼』が『私』に入ってきた。 

「…んあああぁッ!!」 
前原くんの肩を力いっぱい掴む。彼の肩に指を食い込ませ、痛みを伝える。 
不思議な感覚だった。私の中に何かが入ってくる――腰の下の異物感で、何も考えられない。ただ、信じられないほどの熱を、股間に感じた。 
彼はなおも私の中に押し入ってきた。ずず、と上に向かって腰を浮かしてくる。私は逃げたい気持ちにかられたが、彼が左手で私の足の付け根を掴んで離さない。 
「…んぐうぅぅぅ…ッ!!」 
涙がポタポタと彼のズボンに落ちる。痛い。股間がじんじんとする。歯を食いしばって耐えるが、彼がなおも私の中を抉ってくる。 
そして私の膣中の最奥に、彼の性器が届いた。これ以上は入らないというところで、彼もピッタリと動きを止める。――女の身体を知り尽くしているからこそ、出来る芸当なのか。 
「…くく」 
彼は小さく笑っていた。『少年』の前原くんではなく、『男』の彼がいた。 
「…どうだ、知恵?お前は今、純潔を失った。見てみろ」
目を閉じていた私は、彼と繋がっているところを見ると――赤い血が一筋流れていた。 
「悪魔との契約に必要なのは、血――しかも、ご丁寧に処女の血を提供してくれたというわけだ。 
…ははははは、あっはっはっはっはっはっはっは!!!」 
前原くんの洪笑が部屋に響いた。 

――だが、その笑いに対して、私は屈辱感を覚えるどころか、焦りがあった。 
なおも笑う彼に、私は自らの望みを口にした。 
「…ま、前原、くん」 
「はっはっはっはっは…んん?何だ、知恵…?」 
「…その…もったいぶらないで…早く…」 
「なぁに~~聞こえんな~~?『早く』どうしろと?」 
「は…早く動いて、私を気持ち良くして下さいッ!!…このままでは、私…生殺しですぅ…!!」 
――彼に抱きついて、はしたなく懇願する。 
ここまで私は恥を捨てたのか…と頭で思ったが、それも肉体の前では無意味だった。 
…私の耳元で、前原くんは言った。 

「――それでいい。俺も喜んでお前に応えよう。ともに貪ろう――そして感じろ、新たなる生を。 
『絶頂の瞬間に見るもの』を忘れるなよ――それを知った時、お前は『再び生きるんだ』――」 

彼は一気に腰を引くと、私の膣内にそれを打ち付けた。 
「ふあぁぁぁんんッ!!」 
一回、二回、三回、四回、五回、六かい、七かい、はちかい、きゅうかい、じゅっか、い、じゅう、いっか…いい、いいの、これ…すごい、いいの…! 
途中まで数えていたが、それ以上先は続かなかった。 
痛みなどどこかに消えてしまい、彼の肉棒を出し入れされるたびに、私は喘ぐ。 
「あんッ!んんッ!んあぅ!ひゃん!あっ!…」 
「…ははッ!どうだ、知恵ッ?気持ちいいのか…なぁッ!?」 
「うぁッ!あぁッ!んんあぁッ!!…いいのぉ、コレ!…膣中(なか)で、動く度に…あぁんッ!!」 
「膣内(なか)!?オマンコの中かッ!?そうなのか、オマンコの中なのか、えぇッ!!?」 
「ひぁうッ!!…そうなのぉ、オマンコの中でぇ、あぁうッ!!…前原くんのが…あぁんんッ!!」 
「前原くんのなんだってッ!!?…オチンポだろッ!!事物と時制は正確に表現しようぜ、なぁ、先生ッ!!?」 
「あぁんんッ!!ひゃああんッ!!…はい、オチンポですぅッ!! 
前原くんのオチンポがっ…あんッ!!…私のオマンコにジュプジュプ入る度に…あぁんッ…気持ちいいんですぅ!!!」 
彼は私を突きながら、唇を押し付ける。私も彼の唇を逃さないよう、彼の頬を両手で包んで固定し、唾液を送り込むようにキスを繰り返す。 
その間も彼は私を貫き、膣内で彼のオチンポがこすれる。 
オマンコから止めどなく汁が流れ、胸を上下に揺らし、汗を飛ばしながら、彼の腰に両足を絡める。 

――快楽が分かってきた。 
こうやって男と女が二人、肌を重ねること。互いを求め、絡み合うこと。 
思考や理性を吹き飛ばし、獣性を露にして、本能で肉体を支配する。 
退屈な日常。変化の乏しい生活。刺激の無い世界――それらが消えてゆく。 
溶け合う感覚が肉体を包み――精神も混ざり合うのだ。 

「んんぅ…ぷはぁ…あぁ…前原くんの唾液…あぁんッ!!…美味しいです…」 
「くっくっく…お前はそれでいいのか?口の端から涎をだらだらと流して…恥ずかしくないのか、教師たるお前がッ!生徒に抱かれて淫らに腰を振ってッ!!」 
「あぁんッ!!…は、恥ずかしく、ないですッ!…んぁあッ!!…ま、前原くんに気持ち良くして、もらえて、ふぁあッ!!…先生は、知恵は…幸せですッ!」 
「ククク…じゃあこれからも、俺が抱いてやると言ったらどうだッ!?…周期はどうしようか、一週間に一回か、三日に一回か…それとも、毎日かッ!!」 
「はいッ!…抱いて下さいッ!…んあぁッ!…できれば、ま、毎日、あぁんッ!!」 
「毎日だとッ!?お前はとんでもなく淫乱だなッ!…毎日ヤったら、いつか誰かにバレちまうかもな、そうしたらどうするんだ、えぇッ!!?」 
「んあぁッッ!!…か、構いません…ッ!!バレたら、バレたで、前原くんと…ふぁあッッ!!」 
「おいおい、バレたら大問題だろうがッ!!…まぁ、そうだなぁ、バレたら開き直るかッ!!…堂々と、みんなの前でハメてやるよッ!! 
『みんなが慕ってた知恵先生は、生徒のオチンポであんあん喘ぐ淫乱な牝狗だったんです』ってはっきりさせようじゃねぇかッ!」 

――その光景を思い浮かべた瞬間、私はビクンと大きく仰け反った。 
一際高い嬌声を上げ、前原くんのオチンポをオマンコで締め上げた。 

「…ん?なんだぁ、急にオマンコの締まりが凄くなったじゃねぇかッ!!…ははぁ、お前、俺に罵倒されて悦んでんのかッ!!どうなんだ!?この『牝狗』ッ!!」 
「うぁあッ!!…はい、そうですッ!!…知恵は、前原くんに罵られて感じる…んんんッ!!…牝狗ですッッ!!」 
「その解答じゃあ95点だな、知恵ッ!!…満点取るには、まだ足りないぞッ!! 
――認めてしまえ、『自分は変態だ』とッ!!…前原圭一のオチンポ奴隷になると、ここで宣言しろッ!!」 
…この時こそ、私が真に悪魔に魂を売り渡した瞬間です。 
――口から涎を垂らしながら。嬉々として、前原くんに誓ったのです。 

「はいッ!!…知恵留美子は、前原くんのオチンポ大好きな、淫乱教師の、牝狗で、…へ、変態ですッ!! 
――前原くんの、オチンポ奴隷になれて、幸せなんですッッ!!!」 

――知恵留美子は変態です。 
それを口にした瞬間。頭の中であらゆる束縛、タブーが消え失せた。 
それまで感じていた空虚な気持ちも霧散し、私は完全に『変わった』。 
そして透明な自分が――前原くんの色に、私が染まっていく。 
それが堪らないほどの――快感。 

「…はは、はははは、あははははははははは!!! 
…素晴らしい、上出来だ、知恵ッ!!百点満点だッ!!!…じゃあ牝狗にご褒美をくれてやるッ!!」 
彼はそう言うと、今までで一番激しく腰を打ち付けました。 
ソファーからずり落ちないよう、彼の身体にしっかりと両足を巻き付けて、その動きに合わせます。 
「ふぁあッ!!んんあッ!!ああんッ!!…すごい、オチンポいっぱいなのぉッ!!…ひゃあんんッ!!! 
…あぁん、また、また来ちゃうの…オ、オチンポで…ふぁうッ!!…イ、イクぅ!!」 
「くっくっく…はははは、そろそろイかせてやるよ、存分に喘ぐがいい、叫ぶがいいッ!! 
…俺も、そろそろイクぞ…!!…俺のオチンポ汁、欲しいかッ!!」 
「あぁんッ!!はぁうッ!!…はい、欲しいですぅ!!…オチンポ汁、いっぱい下さいッ!!」 
「どこにだッ!?…奴隷に選ばせてやる、ありがたく思えッ!!」 
「はぁんッ!!…オ、オマンコに…ッ!!オマンコの中に、いっぱいオチンポ汁を注いで下さいッ!!…このまま、膣内でッ!!」 
「いいぞッ!!さすがは俺の見込んだ忠実な牝狗だッ!!…よし、存分にイカせてやる、そらぁッ!!」 
「あぁッ!!…イク…ッ!!…んんん、あああああああああッッ!!!!」 

――彼が動きを止め、私の膣内に全てを放出し。 
その瞬間、私の目の前が光に包まれ――意識を失いました。 
しかし、意識を失う瞬間。 
刹那の中の、さらに短い間――涅槃寂静(ねはんじゃくせい)というべき時の中で。 
――究極の快楽をもって、霊肉の一致が完成した時を知りました。 
彼が私で、私が彼になる。 
私は、この交わりを通し――生きながらにして『神』という存在に気付かされたのです。 
彼こそは、私の世界を変える存在。 
私は仕えるべき存在を見出した――私は、彼の御使いでありたい。 

――この時、知恵留美子は一度『死んだ』のです。 
新たな生を、前原くんに――『神』に与えられ――新たな世界を知ったのです。 


<続く>
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