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前回
-[[れなぱん!(3)]]

『レナと一緒に寝て欲しいな…』 
私にだって、この言葉が何を意味しているのかくらい分かっている。 
それは今より一段階進んだ関係になる事。 
「レナ…それって…さ」 
圭一くんも立ち上がって、私の方を向きながら言った。 
「女の子に全部言わせる気なのかな。かな…?」 
ちょっと挑発する様な口調で問いを問いで返す。 
「でも…さ。俺達まだ…その早く無いか?」 
『もっと時間を掛けて、お互いの事を知ってから』 
圭一くんは、そう言いたいのだろう。 
私はそう思わない。だって好きな人に…圭一くんに、身体も心も愛されたいと想っているから。 
私は川縁に向かってゆっくり歩いて行く。 
「レナはね…圭一くんに線香花火みたいに綺麗に輝かせて貰いたいの」 
夜空を見上げて続ける。 
「もっとレナの事知って欲しい…私も圭一くんの事を、もっと沢山知りたいんだよ。だよ」 
私は一呼吸置いて振り返る。 
「別に背伸びしたくて言っている訳じゃないよ。今より圭一くんと仲良しになりたい…。それって駄目な事なのかな。かな?」 
私は目を閉じて佇む。圭一くんが答えてくれるのを待っているのだ。
「俺はさ、まだガキだし…本当の意味で自分の考えってのも持ってねぇ」 
しばらくして圭一くんが私に近付きながら話し始める。 
「自分で言うのもアレだけど鈍感らしい。俺自身に自覚は無いけどさ」 
私は目を閉じているから、勿論見えてはいない。でも音と気配で分かる。 
「だからレナが勇気を振り絞って言ってくれるまで、まだそんな事考えて無かった」 
確かに私から言うのは勇気が必要だった。 
でもそれは私の想いを伝えるためだから、圭一くんが気にする事では無い。 
「俺から言うべきだったんだよな。ゴメン」 
圭一くんが私の頬を撫でながら謝る。 
謝るべきなのは私の方。自分の事だけ考えて、圭一くんの都合を無視しているのだから。 
「俺、レナの事が好きだから…レナと一つになりたい」 
私をゆっくり目を開いて、圭一くんを見る。 
真面目な顔の圭一くんは格好良くて、頼り甲斐があった…私は胸をドキドキさせながら圭一くんのタンクトップの端を指で摘む。 
「嬉しいな…凄く嬉しくて、レナ泣いちゃそうなんだよ、だよ。圭一くん。ありがとう。ちゃんと考えてくれて…突然だったから驚いたよね?」 
「まあ、そりゃあな。レナとは色々してるけど、まさか今日言われるとは思わなかったからな」 
「うん。ごめんね…でも二人で一緒にお泊まりできるのは今日だけかも知れないから…。まだ付き合って短いけど…レナ、圭一くんと一緒に居たくて」 
今さらだが緊張してきて上手く言えない。ただ単文を並べているだけ…。 
それでも自分の言いたい事だけは分かって貰える様に、言葉を選びながら伝えた。 
「分かってるから。ほら行こうぜ?」 
圭一くんが私の頬から手を離して、手を繋いでくれる。私は指を絡ませて手を握って頷く。 

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「ふぅ…」 
シャワーを浴び身体を綺麗にした私は、髪をタオルで拭きながら冷蔵庫の中から麦茶を取り出す。 
圭一くんはお家に戻ってお風呂に入って来る。と言って私と一旦別れた。 
私のお家で入れば良いのに『恥ずかしいから、今回は自分の家で入る』って言ってた。 
コップに麦茶を入れて飲み干す。そろそろ圭一くんも来るだろうし、私も準備をしないと。 
洗面所に行き歯を磨く。十分位時間を掛けて丁寧に磨いた後、部屋に向かってベッドから汚れたシーツを剥いで、新しい物と交換した。
その上に枕を二つ並べて、手が届く位置にティッシュを置く。 
「はう…何だかHなお部屋になってきたんだよ、だよ」 
何処をどう見たって、ヌイグルミやかぁぃぃ小物の置いてある自分の部屋。 
でもベッド周りだけは、別世界になりかけている。ちょっとした変化だが、やっぱり違和感がある。 
何と表現したら良いのか…露骨過ぎ?いや、やる気満々な感じ。うん、どっちも同じ意味だ。 
何にせよ準備はできた。後はこのベッドの中で圭一くんに抱いてもらうだけ。 
自分の身体を大人にしてもらう期待と不安。言い出しっぺは私だけど、やっぱり初めてだから本当は怖くて・・・。 
初めての時は痛かったって詩ぃちゃんが言ってた。でも段々気持ち良くなってくるんだとも言ってた。 
手や口でして貰うより気持ち良かったりして…ちょっと想像出来ないけど。 
私は鏡の前に立って自分の格好がおかしく無いか確認する。 
うん。大丈夫。お気に入りの寝間着と上下淡いピンク色の下着…特におかしい事は無い。 
「圭一くん…早く来ないかな」 
私は台所に戻り食卓に座って圭一くんが来るのをソワソワしながら待っている。 
そういえば、誰かとお泊まりなんて小学生の時以来だ。 
両親が離婚する前なんかは友達と自宅でお泊まり会をしていた…止めよう。 
あの頃の事を思い出すと、あの人…母の事を思い出してしまう。 
圭一くんと素敵な時間を過ごす前に、余計な事を考えたりしては駄目。 
ピンポーン♪ 
来た。 
私は玄関まで圭一くんを迎えに行く。大きく深呼吸した後、私は引き戸を開けた。 
「レナ、遅れてゴメン。待ったか?」 
「ううん。レナも準備が終わったばかりだから、全然待って無いよ。 
それより圭一くん入って…近所の人に見られたら大変なんだよ。だよ」 
「ああ、そうだな。御邪魔します」 
もう夜中と言っても良い時間だから見られる心配は無いだろうが、念の為である。 
お隣の小母さんは噂好きだから、こんな所を見られたら…ね? 
私達は無言で部屋に行く。お互い緊張しているのだろう、少なくとも私は緊張している。 
部屋の中に入って、小さなガラステーブルを挟んで座った。 
チラッと圭一くんの顔を見てみる。真っ先に血色の良い唇が目に入って、私は慌てて目を逸した。 
何か話さないと…。 
「圭一くん」
「レナ」
同時に私達は相手に話しかけてしまう。 
「あ、あはは!な、何かな圭一くん?」 
「は、ははは!レナこそ俺に話しかけてこようとしたろ?」 
「え、えぇ~?レナより圭一くんの方が先じゃないかな。かな?」 
「そ、そうか!そうかもな!ははは!」 
顔を真っ赤にしてギクシャクしたやり取りをして、また私達は無言になる。 
時計の音以外は無音。このままでは先に進まない。 
私は圭一くんの隣に座る。緊張をほぐすにはお互いの距離が近い方が良いと思ったからだ。 
「圭一くん」 
「ん?」 
「…お布団の中入ろ?」 
私は圭一くんの手を握って一緒に立ち上がり、電灯のスイッチを切ってベッドの上に座った。 
ギシッ…。 
「圭一くんも来て」 
圭一くんが私の横に座って言った。 
「あのさ俺…凄く緊張してて、上手く出来るか分からないけど…ん」 
私は圭一くんの唇をキスして塞ぐ。 
重ね合わせるだけの軽いキス。 
「上手いとか下手じゃなくて、レナは圭一くんとなら何時間掛かっても良いよ。 
だから二人で一緒に頑張ろう?」 
私は唇を離して圭一くんを抱き締めて、頭を撫でてあげた。 
「レナ、いっぱい頑張るから…だから…」 
私は圭一くんを抱き締めたまま押し倒す。 
「Hしよう?」 
圭一くんの唇に再び口付けて、親指と人差し指で顎を優しく持って少し口を開けさせる。 
舌を口の中へ潜り込ませ、圭一くんの舌を自分の口の中に誘導する。 
「ふぅ…んん…ふふ…」 
オットセイ☆にしてあげる時みたいに、唇で舌を咥えて舐め回す。 
「ちゅっ。はあ…んむ…ちゅっ」 
軽く吸い、舌を絡め合ってから私を口を離した。 
「レナ悪い子だから、圭一くんを押し倒してチュウしちゃったんだよ。だよ」 
私はクスクスと笑いながら圭一くんと額同士を重ね合わせる。 
「いや悪い猫の方がピッタリだな。いや子犬?」 
圭一くんも笑いながら私の背中に手を回して呟く。 
「何か緊張が少し和らいだよ。サンキューなレナ」 
「えへへ…お礼なんて良いよ。レナも同じだから」 
「じゃあ…さ。始めようか?」 
「うん」 
私は身体を起こして圭一くんの横に移動した。暗闇に目が慣れてきて、圭一の顔がボンヤリとだが見える。 
圭一くんも起き上がって私の肩を抱いて抱き寄せる。 
「っあ…う…」 
私の首筋に圭一くんが優しくキスしてくれる。くすぐったい…。 
「ふ…ふあ…」 
でも…ゾクゾクする位気持ち良くて、私は圭一くんの胸元を握り締めて吐息を漏らす。 
寝間着の上から胸を撫でられながら、一番上のボタンを外され、鎖骨を何度も舐められる。 
「はぅ…んん…圭一くん。レナ身体がピクピクしちゃうんだよ…はあ…だよ」 
七割のくすぐったさと、三割の気持ち良さって所だ。私は鎖骨を舐められるのは苦手かもしれない。 
「そうか。そうだよな。レナはこっちの方が好きだもんな?」 
もう一つボタンが外され胸元に手を滑り込ませて、手の平で優しく揉みほぐされる。 
「あん…ん…ん」 
「この格好だと揉み辛いな…」 
そう言って圭一くんが私の後ろに移動して、寝間着の下から手を差し入れて愛撫を続ける。 
ただ胸を揉まれているだけなのに、私の身体は熱を帯びて敏感になってくる。 
下着越しに伝わる圭一くんの手の温かさと、胸の柔らかさを味わうかの様な指使い…私は圭一くんに溶かされていく。 
「…はあっんっっ…あんっ…ふ…う」 
「どうだレナ。気持ち良いか?」 
「うん…圭一くん上手だから…気持ち良いよ……。でも、レナ…もう我慢できないんだよ?」 
圭一くんの両手に自分の手を添えて私はおねだりする。 
「レナのおっぱい…もっと圭一くんにイジメて欲しいの…お願い、コレ外して揉み揉みして?」 
ブラの上をなぞる様に添えた手を動かして言うと、圭一くんが嬉しそうな声で叫ぶ。 
「あ~もう!可愛いなレナは!よし任せろ!俺が存分に揉みしだいてやるぜっ!…って…あれ?」 
私をギュッと抱き締めた後、圭一くんが手を背中に移動させて探る様に触り始める。ブラのホックを探しているのだろう。 
「なあレナ。ブラジャーのホックが無いぞ、どこにあるんだ?」 
「ここなんだよ。だよ」 
私は圭一くんの手を胸の前に誘導してホックを外させる。 
「おお…まさか前にあるとは…なんか大人っぽいな。うん」 
「はう。何で大人っぽいんだろ。だろ?」 
「いや、俺的に前側にホックがあるブラジャーって大人の女の人が着けるイメージなんだよ。だから大人っぽいなあって…」 
私の寝間着のボタンを外しながら、圭一くんが問いに答えてくれる。 
「あはは♪じゃあ圭一くんにとってレナは大人の女の人なんだ?」 
寝間着を脱がされた後、私は身体を圭一くんの方に向けて聞いてみる。 
「どうかな?まあ、それは置いておくとして…」 
私の問いを受け流して、圭一くんが胸に手を伸ばす。 
「んっ…」 
「レナのスベスベでマシュマロみたいに柔らかいおっぱいの感触を楽しませてくれよ」 
手の平で胸を包み込んで、優しく揉みながら圭一くんが私と共に布団の上に寝転がる。 
「ふぁ…あっ」 
人差し指を素早く動かして乳首を弾かれて、私は再び蕩けそうな甘い気持ち良さを貰う。 
「あっ…あっ!けぇ、圭一くんっ!始めから、はあ…!そんなに強くしたら…ひうっ!」 
少し強めの力で乳首を指で摘みグリグリと刺激され、私は身体を震わせて悶える。 
「はぁんっ!んっ!あっ!あっ!んむっ!」 
圭一くんが唇に吸い付いて、夕方の仕返しとばかりに口の中を舌で蹂躙し始める。 
「は…うんんっ!…ちゅぷっ!んっ!んっ!ちゅっ!」 
絶えず送り込まれる唾液を喉を鳴らして飲み込み、同じ様に私も圭一くんの口内に唾液を舌で運ぶ。 
「んふぅっ!っ~!んはぁ……あふっ!!」 
舌を吸われて甘噛みされる…もちろん胸への愛撫も忘れずに。 
圭一くんは私が胸、特に乳首が敏感なのを知っている。だから執拗に責めてくるのだ。 
「へへ…レナ。次は何をして欲しい?言ってみろよ」 
唇を離して耳に舌を這わせながら圭一くんが言った。 
「あうっ…お、おっぱい」 
圭一くんは私に恥ずかしい事を言われるのが好きらしい。普段なら言いそうに無い事を私が口にすると萌えるんだとか。 
「それじゃあ分かんねぇよ。昨日教えてやった言い方で言わなきゃ駄目だぜ」 
蕩けきった頭で、私は圭一くんに昨日言われた事を思い出し、顔が熱くなってくる。 
「は、恥ずかしいよ…言わなきゃ駄目なの?」 
「ああ。ほら夕方レナがしてくれた気持ち良い事、俺もしてやるから恥ずかしがらずに言ってみ?」 
そう言って、耳を口内に含まれ、いやらしい舌使いで舐め回される。 
耳の奥の方まで舌が入り込んできて、舌先で舐められると身体がゾクゾクと反応してしまう。 
「あっ!…うう…んうっ!」 
身を捩らせて私は圭一くんの舌から逃れようとする。
耳を愛撫されるのが、こんなに気持ち良いなんて・・・反則だ。 
私は圭一くんの身体に腕と足を絡ませて、責めに耐える。 
「ほら…我慢するなって」 
耳にダイレクトに聞こえる圭一くんの声、息を耳の奥に吹き掛けられながら舐められたら…私は降参するしか無い。 
「ひうっ…んあっ!レナの…レナのおっぱいを…あっ!」 
「レナのおっぱいを?」 
「レ、レナおっぱいをいっぱいペロペロし…ながらっ!んんっ!!お…おまんこをイジメ…あんっ!てぇ…んうっ!!」 
「へぇ…おまんこをどうイジメられたいんだよ」 
「は、はうぅっ!!意地悪しちゃ嫌ぁ…!あ…お願い…なんだよ!だよ!」 
「よく頑張ったな…御褒美に言った通りにしてやるよ」 
耳への愛撫を止めて、私の口からこぼれた涎を舐め取って圭一くんが胸に舌を這わせる。 
「口から涎を垂らす位気持ち良かったのか…レナってHだよな」 
乳首の周りを舐めて焦らして私の返答を待っている。 
言わなかったらずっと焦らされる、私は圭一くんの頭を抱き締め答える。 
「んうっ…気持ち良くてレナのお耳おかしくなっちゃいそうだったんだよ。だよ…はあんっ!」 
圭一くんが乳首に舌を這わせ、赤ん坊の様に力強く吸い付いてくる。 
むず痒さと強い刺激、痛い位に硬くなった乳首を愛撫され私の身体は艶声をあげて悦ぶ。 
「うっ…ん!あはっ♪け、圭一くんが赤ちゃんになっちゃったんだよ!んあっ!あっ!あっ!かぁぃぃよう…お持ち帰りしちゃおうかなっ!んうっ!」 
ちゅっちゅっとかぁぃぃ音を出しながらおっぱいを吸う圭一くんの頭を撫でつつ、私の中で母性と女の喜びが燻る。 
普段は頼り甲斐のある圭一くんも今は赤ん坊と一緒。私の胸を夢中で吸う姿がかぁぃぃ『大きな赤ちゃん』なのだ。 
「もう俺はレナにお持ち帰りされてるだろ?色々な意味で」 
そう言って舌先で乳首を転がされ唇で挟んでハムハムと甘噛みされる。 
「ひあっ!う、うん!そうだったねっ!あっ!レナがっ…。もう圭一くんお持ち帰りしちゃってるんだよねっ・・・あんっ!」 
残った寝間着のズボン越しに下腹部を擦られて、私は少しだけ身体をのけ反らせる。 
五分かそこらの愛撫とは言え、熱くほてった身体は少しの刺激にも貪欲に反応する。 
それに大好きな圭一くんに女にして貰える喜びと期待…つまりメンタル面も関係しているのだろうか? 
いや、している。確実に。 
今、私は凄く興奮…欲情している。圭一くんがしてくれる愛撫全てに反応して、アソコの奥がキュッと締まる様な感覚がするのだ。 
している事はいつもと変わらないのに、身体が敏感過ぎるくらい感じてしまう。 
「はあ…はあっ!あっ!あんっ!」 
「すげぇ…寝間着越しでも分かるくらい、もうトロットロに濡れてるぞ」 
「いやぁ…!恥ずかしいよ…!んあ…はうっ!」 
私は圭一くんに言われた事が恥ずかしくて、顔を左に背ける。すると圭一くんが右耳に舌を這わせてきた。 
「くっくっく!隙あり…ってやつだ。別に恥ずかしがらなくても良いじゃねぇか」 
秘部と耳を優しく愛撫しながら圭一くんが耳元で呟く。 
「俺にだけ見せてくれるんだろ?レナのかぁぃぃ所を全部。俺も隠さず見せるよ。だからさ恥ずかしがらずに素直になっちゃおうぜ」 
「はうっ…んっ。でも、でもレナの本当にHな所…全部見せちゃったら圭一くんに嫌われちゃう…」 
耳への愛撫を止めて私の頭を撫でながら圭一くんが優しい声で言う。 
「大丈夫。俺がレナを嫌うなんて有り得ないから。だから一緒に悪いネコさんになっちまおうぜ」 
やっぱり口では圭一くんには敵わない。 
そうだ。一緒に頑張ろうって私から言ったのに私が、あれは嫌、これは駄目。って言ったら駄目じゃないか。 
「じゃあ…レナ、もう我慢しないよ。恥ずかしいけど…Hなレナ見せちゃうよ?」 
顔を正面に向けて圭一くんの目を見ながら私は呟く。 
「見せちまえよ。俺が全部受け止めるから…さ」 
「んぅ…ふぁ…圭一くん…ならレナのHな女の子の部分…全部見て…う、んんっ」 
中指で秘部を上下に擦る圭一くんの手を持って下着の中へ潜り込ませる。 
そして空いている片手を使って、圭一くんのズボンのチャックを下げる。 
「ふぁ…あ…」
中に手を差し入れてオットセイ☆を中から出そうと探るが、大きくなっていて引っ掛かって出て来ない。 
だからズボンのボタンを外して下着と一緒に脱がせた。 
こんにちはしたオットセイ☆は、おヘソに付くんじゃないかってくらい元気いっぱいで私の手の中でヒクヒクしている。 
「あっ…あ…あっ!」 
膣内に指が二本入ってくる。二本挿入されるのは初めてで、腰が砕けそうな快感に私は圭一くんに絡ませていた足を左右に広げて喘ぐ。
「っあ!ああっ!」 
二本の指が私の膣内を揉みほぐす様に優しく少しづつ入ってくる。 
幸い痛みは無く、異物感と強い刺激だけが私の身体を駆け巡っていく。 
「あんっ!…ふぅ…あ」 
そして私の舌に圭一君が舌を絡める。私は夢中で圭一くんと舌を絡め合い貪る。 
「ふぅっ…ふぅ…!あむ…んんっ!」 
膣口から少し入った所で圭一くんが指をくの字に曲げてゆっくり動かす。 
私の意識は自分の秘部に集中する、頭が甘く痺れる気持ち良さに身体の力が抜けていった。 
「ん。いっぱいほぐしておかないと痛いかもしれないからさ…。レナ、痛くないか?」 
圭一くんは舌を絡ませるのを止めて、私の肩に頭を乗せて心配そうに聞いてくる。 
「ふあ…大丈夫。すご…く気持ち良い。腰がガクガクしちゃうくらい気持ち良いんだよ。だよ」 
オットセイ☆をゆっくり上下に擦りながら、私は息も絶え絶えに答える。 
「じゃあこれは?」 
そう言って、私の膣内を指で広げる様に少しずつ開いていく。 
「んっ!ちょっと痛いかも…ゴメン。それ以上は無理だよ。だよ」 
ピリッとした軽い痛みが私の秘部に走る、多分1cmも拡げられていないのに…。
「っと…悪い。大丈夫か?」 
「う、うん。そこを拡げるのはオットセイ☆の役目なんだよ。だよ。だから今はいっぱい指でクチュクチュして欲しいかな」 
「分かった。じゃあ…もっと柔らかくほぐれるまで指でしてやるから」 
「はう…お願いなんだよ。だよ」 
そう言うと、ゆっくり小さな円を描く様に指で愛撫してくれる。そして優しい指使いで抽出をしながら、親指でクリトリスを圧迫される。 
「あふっ…あっ!…くぅ…!」 
いつの間にか二人とも服を脱いで裸になっていた。夢中だったから今気付いた。 
私は何分も同じスピードと動きで愛撫され、始め膣に感じていた異物感が薄れ、抽出する指の動きもスムーズになっていくのを感じる。 
「はあ…レナ…っ!」 
オットセイ☆を扱く私の手も徐々に力強くなっていく。射精しないギリギリの刺激で愛撫すると、圭一くんが気持ち良さそうに私の名を呼んで喘ぐ。 
「あっ!けぇ…いちくぅん…レナの…レナのおまんこ蕩けちゃうよ…んあっ!」 
生温い風が微かに吹く部屋の中で、私達は汗だくになって互いの性器を慰め合う。 
「はあはあ…お、俺…そろそろ…」 
「んっ。…うん」 
圭一くんが身体を起こして、私の股間に腰を割り込ませる。 
とうとう圭一くんと結ばれるのだ。嬉しい、そして怖い…。 
でも、これでやっと圭一くんと本当の意味で『恋人』になれる。 
「よ、よし…じゃあ入れるぞ?」 
私は頷いて目を閉じ、身体の力を抜いた…。 
「あ、あれ?」 
そんな声が聞こえて、私は顔を上げて圭一くんを見る。 
「どうしたの?」 
「いや…そのさ、何か急に萎えちまったんだよ」 
目線を下げてオットセイ☆を見ると、確かに小さくなってフニャフニャになっている。 
「くそっ。こんな肝心な時に…このっ!」 
焦った顔で圭一くんがオットセイを大きくしようと色々しているのを見て、私は気付いた。 
『緊張し過ぎてフニャフニャになってしまった』のだと。 
私は身体を起こして、圭一くんの手に自分の手を添えて言った。 
「大丈夫…レナが元気にしてあげるんだよ。だよ」 
オットセイ☆を優しく持って扱いてみる。…ピクリとも反応しない。だったら…。
私は身体を動かして圭一くんの股間に顔を埋めて口の中にオットセイ☆を含む。 
「んっ…」 
唇でオットセイ☆の頭を咥えて小刻みに動かし、同時に舌先で転がす。 
続いて、オットセイ☆の先っちょを舌で素早く上下に擦る。 
「ぴちゅ…ちゅっ!」 
微かに反応したのを見て、私は根元まで飲み込んで唇で締めて数回軽い力で吸う。もちろん舌は休めずに裏筋に這わせる。 
「レナ…っ」 
大きいオットセイ☆を根元まで咥える事は出来ないけど、小さくなっていたら話は別だ。 
甘噛みしてみたり、普段は口の中で舐めてあげれない場所を刺激してみたりと、私は色々試してみた。 
「ちゅぽんっ!ふ…じゅっ!」 
しばらくすると、少しずつ硬さを取り戻していく。唾液を絡めて舌でオットセイ☆全体を舐め回しながら頭を上下させる。 
「じゅっぽ!じゅるっ!んう…ちゅぱっ!ふう…んん」 
口内で上顎や頬にオットセイ☆を擦り付けて愛撫すると、オットセイ☆がヒクヒクして元気に跳ねる。 
「あっ!うぅ…それ凄い…」 
ちょっと苦しいけど喉に少しだけオットセイ☆を当てて顔を左右に動かすと圭一くんが気持ち良さそうな声で鳴く。 
それを聞いて私は嬉しくなって、強い力で吸いながら顔を何度も上下させる。 
「じゅっ!んっ!んっ!んっ!」 
私の頭を圭一くんは手を震わせて撫でてくれる。 
私はオットセイ☆から口を離して、手で撫でてあげる。頑張って元気になったオットセイ☆を褒めてあげたのだ。 
「圭一くん…もう大丈夫だよね。だから…ねっ?」 
私は再び寝転がり、圭一くんに秘部が良く見える様に足を広げる。 
恥ずかしい…でも圭一くんが失敗しない様に私もリードしなくてはいけない。 
「レナを…圭一くんの物にして…」 
両手で秘部を拡げておねだりすると、圭一くんが生唾を飲み込む音がした。 
「おう…。じゃあ改めて」 
そう言って圭一くんが私の秘部の前に割って入る。 
「痛かったら言ってくれよ」 
「うん」 
秘部にあてがわれたオットセイ☆が少しづつ膣内に挿入される。 
「んん…う…」 
指とは比べ物にならない太くて硬い物が私の中に入ってくる。ちょっと苦しいけど気持ち良い。 
そして純潔の証にオットセイ☆の先が当たって動きを止めた。 
「よ、よし…じゃあ本当に良いんだな?」 
「良いよ…来て」 
私がそう言うと、圭一くんが腰を進め、膣を押し拡げて進入する。 
微かな痛みを感じて私は身体をちぢこませる。でも痛みより……気持ち良さの方が大きい 
「はあ…あ……んあ…」 
上手く言葉で言い表せ無いけど、硬いオットセイ☆が私の膣壁をゴリゴリと拡張しながら入ってくる感じ。 
私は初めて味わう『男の味』に身体を震わせて悶える。話に聞いていた『痛み』なんて感じる事も無く、私は圭一くんと融けていく…。
やがて私の膣がオットセイ☆を根元まで飲み込んで圭一くんが口を開く。 
「レナ…っ。大丈夫か。痛くないか?」 
「はあ…あ。痛くないよ…凄いんだ…よ」 
ボーッとする頭で圭一くんの問いに答える。言葉足らずに言ってしまったけど、今の私の状態を見れば圭一くんも分かってくれる筈。 
「レナの中…すげぇ。暖くて、トロトロで、くふぅっ、キュウキュウに締まってるけど柔らけぇ…気持ち良過ぎて、今、動いたら、で、出ちまうぅっ、くぅ」 
「ん。レナのおまんこ、すぐにミルクピュッピュッしちゃいそうな、んぅ、くらい気持ち良いの?」 
「ああ…っだ、から、少し落ち着くまで、っはぁ、待ってくれ」 
圭一くんが身体を倒し、私の顔に近付く。 
どちらからともなく口付けして私達はお互いの身体の温もりを感じ合う。 
膣内でトクントクンと微かに脈打つオットセイと口内を愛撫する圭一くんが愛しくて、私は圭一くんの背中に手を回して抱き付く。 
「んう…あっ…うんん」 
射精感が収まったのだろう、圭一くんがゆっくりと腰を引いて、またゆっくりと進める。口内で蠢く舌も動きを止めずウネウネと動き回る。 
それらが凄く気持ち良くて身体の奥がほてって甘く疼く。 
「はあ…けぇいちくぅん…レ、レナの…おま、おまんこがジンジンしちゃってる…んあっ!」 
オットセイが抜けるギリギリまで引き抜かれた後、根元まで一気に叩きこまれた私は身体を大きく震わせて鳴く。 
「はあっ!気持ち良い…もっと強く動くぞ」 
「はうぅっ!あっ!あっ!ら、らめぇっ!」 
圭一くんが力強く腰を何度も秘部に打ち付ける。その度に私は圭一くんの下で身体を跳ねさせ強い快感の虜になっていく。 
「あんっ!はあっ!あんっ!す、凄いよぉ!オットセイ☆がレナの中で暴れてるっ!ふああっ!!」 
私が快楽から逃れようと腰を捻るとオットセイ☆が色々と違う場所に擦れて、新たな刺激が加わる。 
また膣の奥、多分子宮口にオットセイ☆の頭がゴツゴツと当たって痛い。 
それでいて脳天が痺れる刺激に私は圭一くんの腰を絡ませて首筋に吸い付く。 
「あっん!んうっ!はあっ…ちゅっ!あっ!あっ!」 
「はっ!この奥の、コリコリしたとこ、ろを突いたら、キュッて締まってチンポが揉まれるっ!すげぇよ!レナ!すっすげぇな!セックスって!」 
「う、うんっ!せっくす凄いよぉっ!んあうっ!レナ…レナ!バカになっちゃう!おまんこが気持ち良過ぎてバカになっちゃうよぉ!」 
「一緒にバカになっちまおうぜ!はあっ!またっ、また締まる!おまんこが吸い付いてくる!堪らねぇ!」 
腰を小刻みに振りながら、圭一くんが気持ち良さそうに私の膣の『具合』を叫ぶ。 
「やぁっ…!あうっ!んんっ!あっ!もっとコツコツしてぇっ!」 
頭を左右に振って嫌々しながら、圭一くんに子宮を小突いてとおねだりする。 
「お、おう!こうか?!」 
「あくっ!うんっ!それ!良い!オットセイがっ、はぁっ…、レナの大事な所にキスしてるんだよ。だよ!気持ち良いよっ! 
はあっ!」 
圭一くんがオットセイ☆を深々と膣内に沈めて円を描く様に捻る。身体が溶かされてしまいそうな甘い刺激が何度も私を襲う。 
「あっ!あっ!駄目っ!駄目っ!腰が勝手に動いちゃうよぅ!け、圭一くん!あふっ!気持ち良い?レナの中気持ち良い?」 
「最高だぜ…うう…!」 
「あんっ!あっ!あっ!」 
「くぅっ…ゴメン!おれっ、俺イッちまいそうっ!」 
「あんっ!良いよ!圭一くんのミルク中に出してぇ!あっ!あっ!」 
圭一くんが腰を激しく打ち付け始め、私も絶頂を迎えそうになる。 
「レナもイッちゃう…!け、圭一くん一緒に…!」 
「はあっはあ…!んっ!くぅっ!」 
「んうっ!」 
私の膣奥にオットセイが精液を吐き出す。熱くて、ちょっぴりくすぐったくて…でも気持ち良くて。 
「っ~~!!はあっ!あ…あ」 
膣内に射精された刺激で私も絶頂を迎える。 
一瞬息が詰まり目の前がチカチカして、フワフワ飛んでいる様な心地良さ。全身の筋肉が弛緩して、すぐに強張る。 
「んぁ…ま、まだ出てるんだよ。だよ…はうぅ」 
私の膣内でオットセイ☆がビクビクと大きく跳ねて、何度も何度も射精する。 
そして吐き出す物が無くなってもオットセイ☆がヒクヒクしている。 
「ふう…気持ち、良かった……はぁぁぁぁぁっ……」 
そう圭一くんが私の胸元に顔を埋めて呟く。 
「レナもだよ…癖になっちゃいそう」 
私達は汗だくで余韻に浸る。 
しばらくして圭一くんが私の身体から離れようとする。でも私はもう少し圭一くんの温もりを感じていたい。 
だから私は腰に絡み付かせている足を強く締めて離れれない様にする。 
「駄目…まだ離れちゃヤダなんだよ。だよ」 
ギュッと抱き付いて、圭一くんの頬に口付けする。 
「レナは、本当に甘えん坊だな。よしよし」 
圭一くんが私の額に張り付いた髪の毛を手で直して、頭を優しく撫でてくれる。 
数分そのままの状態でいた後、私は足を解いて圭一くんを解放する。 
「よいしょ…っと」 
圭一くんが私の足元に座ってティッシュでオットセイ☆を拭くのを見ながら、私も横に座る。 
肩に頭を乗せて熱っぽくなった身体を冷やしながら口を開く。 
「ねぇ…圭一くん。レナ…今幸せだよ…ありがとう」 
「俺も…何つ~か…うん。幸せだな。それ以外の言葉が思い付かねぇや」 
「その一言だけで嬉しいんだよ。だよ」 
こうして私達は結ばれた。 
人生でたった一回の『初めて』 
それを圭一くんにあげれて、又、私も圭一くんの『初めて』を貰った。 
嬉しくて、ちょっと照れくさい。 
蒸し熱い夏の夜、大好きな圭一くんの身体は大きくて暖かった…。 

<続く>
-[[れなぱん!(5)]]

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