エロパロ板 ひぐらしのなく頃に 保管庫内検索 / 「シザーハート」で検索した結果

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  • シザーハート
    ...いた。 シザーハート ―完―
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    ...いは魅音の笑顔 2 シザーハート 見えない何かに怯える夜 盥回し 壊 百万回やった(何を?)猫 僕は礼奈に恋をした 真夜中の抱擁 幸せのシチュー 決意 綺麗な手 ふぁいと ―stay hinamizawa― 嘆キノ森 嘆キノ森2 書き置き ◆Virgobc36M氏 傷の浅い娯楽 圭一×レナ 呼吸を止めて待っていて 必要悪の夜 ◆yNb1.jMivk氏 練習 ホームワーク ホームワーク2 無題(詩音×魅音) ◆eRDUfXaGp2氏 笑う鬼 笑う鬼2 笑う鬼3(シリーズ完結) 葛西×詩音 葛西×詩音2 クローゼットの中の戯れ 幸せな時間(悟史×詩音) 山狗×部活メンバー 山狗×部活メンバー 魅音編 山狗×部活メンバー 詩音編 山狗×部活メンバー レナ編 山狗×部活メンバー 沙都子編 山狗×部活メンバー 圭一編 L5圭一×L5レナ 圭一×詩音 7スレ目...
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    ...優勝者に天国を 3 シザーハート 無題 L5レナ×魅音・圭一 無題(幼児圭一×レナ・魅音) おしおき 作者:2スレ目204 氏 圭一×魅音・レナ 無題 魅音・レナ×圭一 (無題 圭一×魅音の後編) 笑う鬼 笑う鬼2 笑う鬼3 勘違い男の末路 小ネタ(圭一×魅音+レナ×鉈) 私の家畜 ~チジョレナミィ~ ○レナ・魅音 昼罰し編(レ×魅) レナ×魅音 練習 レナ魅(ラムネ) レナ魅(お風呂) ○圭一・魅音・詩音 h 肛虐の姉妹(圭一×園崎姉妹) Miwotsukushi Miwotsukushi2 Miwotsukushi3 Miwotsukushi4 Miwotsukushi5 t 耳かき(園崎姉妹×圭一) ○圭一・梨花・沙都子 かわいい仔犬&仔猫 少年達の役得 壱 ○梨花・沙都子 甘くて丸くて濡れたキス(梨×沙) ひぐらしのなく頃に 外典・花散...
  • SSリスト (総合)
    ... 詩音の看病大作戦 シザーハート 死者の時間【前編】(黒入×沙) 死者の時間【後編】(黒入×沙) 嫉妬(魅音×詩音) 少年達の役得 壱 少年達の役得 弐 少年は特殊な風俗店を夢見た 初心者お断りの罠 深淵の檻 深奥の記憶 親友だったもの ~はにゅにゅん~ スイート☆スイート(亀×菓子×魅) 水車小屋にて 酔神色鬼 スキだらけ すきなひと(圭一×魅音) すてきななまえ(レナ×圭一) 前門の鬼、後門の鬼 そして俺はレナを泣かせた(圭一×レナ) そのざきけ 園崎姉妹の黒歴史 それぞれの愛し方シリーズ(圭一×魅音) それでも彼女が好きだから それでも彼女が好きだから(2) そんな彼女らの絆 タ行 大逆転!!―皆殺し編― 大逆転!!―皆殺し編―(後編) 大逆転!!―皆殺し編―別ED 退屈しのぎ 壱 退屈しのぎ 弐 大好きなあなたと ~ネトラレナ~ 大好きなご主人様 ~チエルミ~ 抱き合った...
  • ひぐらしハード
    365 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2007/03/08(木) 05 23 00 ID p6D39Oxv 『みおんwハード 』 生き残る為に地下祭具殿に潜入するみおんw。 だが、それは詩音達の巧妙な罠だった。 「お姉の純潔は私にに汚される為に築いてきたんですものね」 「いつもの力が出せれば…こんな詩音なんかに…!」 「よかったじゃないですか 違法性スタンガンのせいにできて」 「んんんんんんんっ!」 「んっふっふ! おい、部活メンバーを召集しろ。みんなで気持ちよくしてやる」 (耐えなきゃ…!!今は耐えるしかない…!!) 「魅音の生胸ゲ~ット はぅ~柔らかいなぁ・・・☆」 (いけない…!私の下着の中がびしょびしょになってるのを悟られたら…!) 「魅音さんの生ヴァギナを拝見してもよろしいでしょうか?」 「こん...
  • SSリスト (ジャンル別)
    ○ほのぼの レナキス 裏 (圭一×レナ) 無題 作者:エビル 氏 圭一×レナ 圭x魅 圭x魅2 夜犯し編~圭一×魅音 圭魅で子作り 一日目(其の一~其の十五) 作者:2スレ目293 氏 梨花×圭一 二日目(その①~その⑳) 作者:2スレ目293 氏 梨花×圭一 圭X梨 圭x梨花 2 光輝くかけら 無題 梨花×圭一 赤坂X梨花 赤坂X梨花② ひぐらしのなく頃に ~憑降し編~ 無題(茜×悟史) 夢月祭夜 レナルート 夢月祭夜 魅音ルート 夢月祭夜 沙都子ルート 夢月祭夜 梨花ルート 夢月祭夜 羽入ルート 飴渡し編 鉄×リ 呼吸を止めて待っていて 幸せのシチュー 愚者たちの相対速度 ホームワーク クローゼットの中の戯れ かぁいいオットセイ☆ 幸せな時間(悟史×詩音) 圭×魅スク水 圭一×詩音 ついカッとなってやった。今では反省している。 レナにヨーグルト 異質な脚本 祭りの始末(富竹×鷹野)...
  • アナザー鬼隠し
    448 :アナザー鬼隠し其の一 :2006/10/23(月) 01 49 09 ID Vqaz3wvW ――――圭一サイド―――― 「罰ゲームなんだよ、だよぉ…!」 「圭ちゃん…富竹のおじさまと同じ目にあってもらうよ…」 嘘だと叫び、電話を盗聴、おはぎに針を入れ、あまつさえ仲間に隠し事をした、 レナと魅音だ。 もう"こいつら"は俺の知っている"二人"じゃない。鬼に身体を乗っ取られたに違いない。 近付く注射器が ――私はレナっていうんだよ、だよ。圭一くんって呼んでもいいよね?よろしくね!はぅ ――あたしは園崎魅音!わからないことは何っでも聞きなさ~い! げてげてと笑うやつらは ――これってデート……なのかな、かな? ――前原圭一君を新たな部員として……! 俺は殺されるのか ――圭一くんの手、…...
  • スイート☆スイート(亀×菓子×魅)
    亀田×(ムース・タルト・シュー)×魅音。 亀田がエンジェルモート制服の魅音にケーキを乗せて食します。 エロ行為は少なめですが、作者の判断では要年齢制限。 終盤ラブラブ展開なので、他カップリング派の方は回避してください。 結局のところ、魅音は詩音に甘かった。 風邪を引いているというのに、少年野球チームのマネージャーをしに行くといって きかない詩音の代わりに、魅音はベンチで記録付けをやっている。 なぜか隣には亀田がいた。 「んー、6-7でうちの勝ちっすね。」 「いやー、6-6で引き分けでしょ?」 本当は6-5で雛見沢ファイターズの勝ちだと言いたかった魅音だが、現在の試合の 流れからは引き分けが濃厚だった。 「いくらなんでも、タイタンズの逆転勝利はないでしょ。」 大抵のことなら、魅音は人並み以上に器用にこなせる。 日頃たいして野球に興味のない...
  • 馬竹だよ竹馬だよフゥハハハーハァー (鷹×富)
    鷹野×富竹。 軽い拘束+滅菌前提世界+馬。 すがるものが欲しかった。 誰かの肌に触れて、冷え切った心を温めて欲しかった。 「た、鷹野さん?」 「なあに?」 診療所での会議の後、暗くて危ないからと理由をつけてジロウさんを興宮まで送った。 「な、なにって…、あの、当たって。」 彼が今回泊まっている部屋は以前よりも安っぽい感じだった。 少しでも予算を節約しようという、涙ぐましい妥協の結果だろうか? 研究は今年で終わるのに。私が、終わらせるのに。 「当たってる、ってなにが?」 向かい合わせに抱きついて、乳房を擦りつけるように体を動かす。 ああ、ジロウさんの体はとても温かい。 「こ、こういう冗談は駄目だよ。僕だからよかったけど、他の男だったら…!」 うるさい口は黙らせる。唇で塞いで黙らせる。 さすがに開いて受け入れてはくれなかった。唇を...
  • TIPS『ソウルブラザーズ』
    K、トミー、イリー、クラウドによる変態集団。 それぞれの萌えによる鉄の結束によりかつては無敵を誇った。 だが、クラウドが北国移住により離脱、更に漆黒の魔王の異名を持っていたKが魔女フルデリカに身も心も篭絡されたことでまさかの引退に追い込まれ、一時は存続も危ぶまれた。 (尚、K引退の直接の原因は、クラウドが餞別に残した禁書が貧乳の魔女フルデリカの逆鱗に触れ、彼女を宥めるためにある「契約」を結んだからとされるが、その詳細は不明である。また、円満引退だったクラウドに比べて、Kはイリーやトミーから涙の鉄拳制裁を喰らったという) ソウルブラザーの将来を憂いだKは、後継者として、愛弟子たる元高校球児(Kとの交流により、その道を絶たれたともいわれる)に二代目Kを襲名させ、更に後輩二人も勧誘し、かくして平成を前にソウルブラザーは新たな局面を迎えた。
  • ある古いノート
     夜が更け、残務処理をしていたスタッフもほとんどが帰宅した頃、私は静まった診療所内の地下の自室にひとり残り、ある作業をしていた。  と言っても、別に昼間に終わらせられなかった仕事を処理していた訳ではない。私は、ここに配属された当初から、自分の分の仕事は必ず勤務時間内に終わらせるようにしている。  それは、私が元々だらだらと作業をするのが嫌いな性格なのと、勤務終了後の貴重な研究の時間を守るためだった。……もっとも、三ヵ年計画が施行され、満足な予算を得られないためにロクな研究もできない今となっては、ほとんど意味のないことだが。 「……ふぅ」  予想以上に多い作業量に疲れ、私は一息ついて辺りを見回した。  そこには、中身が限界まで詰め込まれた大量のダンボール箱が転がっている。その内容は私が持ち込んだ祖父の研究資料や、私自身の書いた研究レポートなどだった。自室のあちこちに...
  • 俺の願いは魅音の笑顔
    雛見沢の冬を、俺は思いっきり舐めていた。 まさか足が隠れるぐらいの雪が降るとは、まったく持って思っていなかった。 おじいちゃん連中は元気に梨花ちゃんと沙都子のために通学路を作るべく雪かきをしているが、 あんまりがんばりすぎるといろいろと取り返しのつかないことになりかねないので、 もうちょっと自分の体を大切にしてほしい。 こんな雪の日にも、部活があるんだと魅音から電話がかかってきた。 雛見沢分校は今、冬休みに突入してる。 なので、魅音の家で部活をする、というわけだ。 都会っ子の俺に、いきなりこんな雪中行軍をやらせるとは。 下手したら春まで俺の体沈みっぱなしだぞ、この雪は。 などと、魅音に言えるだけの文句を考えながら、なんとか園崎邸へとたどり着いた。 ここからがまた長いのだが。 立派な玄関の呼び鈴を鳴らすと、魅音が走って出てきた。 さすがの魅...
  • 無題 L5レナ×魅音・圭一
    「…っ」 頭がガンガンする。鈍い頭の痛みと直接的な手首の痛みで少しずつ意識が現実に引き戻される。 「やっと起きた?圭一君?圭一君がお寝坊さんだから  魅ぃちゃんはレナがお持ち帰りしちゃったよ」 「…レナ?」 ぼんやりしていた視界がクリアになってきた先には 「み…魅音!?」 「いやああああああああ!見ないで!圭ちゃん見ないでぇぇ!」 紅に染まる教室の一角。両腕を縛られて寝転ぶ俺の前には 同じように両腕を縛られ衣服はだけた魅音が レナに押し倒され無理やり足を開かされていた。 「レナ、お前…!何してんだよ!!!」 「ほら、魅ぃちゃん?だーいすきな圭一君が見てくれてるんだよ? もっと可愛い声で鳴いてあげなよ」 震える魅音の耳に唇を寄せそっと息を吹きかけるよう囁く。 疲労と快感と嫌悪感がぐちゃぐちゃになったような魅音の表情は 普段、俺達...
  • 詩音アナザー 作者:1スレ目236 氏 詩音×悟史
    【人の一生をサイコロにたとえて語っていたのは誰だったか、私は思い出せずにいる。  もしも始めに幸先よく6を出してもその次には1が出るかもしれないわけで、  結局サイコロを転がせば転がすほどにその出目は  平均値という名の予定調和へ導かれるとかいう、あの話だ。  誰にでも思いつきそうな分、逆に説得力のある喩えだと思う。  だけど、もし、もしも転がるのを止めたサイコロが『7』の目を出したなら、  サイコロを振ったその人は何を思うのだろう。  あるはずの無い結果に腹を立てて振りなおしを要求する?  それともその数字を理解し切れぬままにただ流されていく?  でも、よく考えて。現実に7が出た以上、形而上学的という言葉を認めない限り  それは最初からサイコロに7の目が存在していたということになるでしょう?  だから、サイコロを振ったあなたは...
  • 亀魅
    「このボリュームのあるバスト…たまらんな!」 「そ、そんなぁ…はぁぁん!」 「ぐふふふふ。太すぎず細すぎず引き締まったこの太もも…ハァハァ」 「だ、ダメ…恥ずかしいよ」 「太ももから、ついに秘部へ!」 「そんなとこ…ダメぇ」 「一見がさつに見えて実は超恥ずかしがり屋で純粋な少女…それすなわち究極!」 「あ、あ、もういくぅぅぅぅぅぅ!」 「お前等さ、いちいちケーキ食うのになんでそんな興奮してんの?」 「何言ってるんだK!少女に対しては最高のリアクションで味わうのが礼儀だろ!」 「魅音…」 「気にしないで、ただのノリだから」 「気にするっつーの!罰ゲームは亀田君にデザート作ってやるだけだろ?」 「アルェー?圭ちゃん焼いてる?」 「ば、バカいえ。なんでお前なんかに…」 「二人とも、俺を巡って争わないで…」 ...
  • 夢月祭夜 レナルート
    SIDE 圭一 明朝4:00に48時間作戦が開始される。 梨花ちゃんの命を狙う……いや、そうじゃない、雛見沢の命を狙っている鷹野さん達との戦いが始まる。 俺達は戦いに備えて、魅音の家に寝泊まりすることにした。 朝は早い。それまでに少しでも睡眠を取っておくというのが魅音の指示だった。 それは分かっている。……しかし、俺はなかなか寝付けないでいた。 時計の針は夜の11:00をまわったところ。 いつもならまだ起きている時間なのだから当然だといえば当然なのだろうが……。 畜生。最高のコンディションを整えなくちゃいけないってのに、こんなんじゃ明日になってみんなの足を引っ張りかねない。 寝返りを打って、目を開ける。 あれ? 障子の向こうに誰かいないか? 月明かりに照らされて、人影が映っている。 誰だろう……こんな時間にやってくるっていったら、そ...
  • 夢月祭夜 魅音ルート
    rァ 魅音かもしれない 俺以外にまだ眠れない奴がいるのかと思い。そっと布団から抜け出し、障子へと移動する。 「魅音? ……どうしたんだよ? こんな時間に」 戸を開けると、そこには魅音が立っていた。 「あ……うん。別になんでもないよ圭ちゃん、何となく眠れなくってさ。ちょっと夜風に当たってたところ」 ばつが悪そうに、魅音は笑った。 「おいおい……。各自明日に備えて万全のコンディションを整えとけーなんて言っていたくせにそれかよ。まったく……」 自分も人のことは言えないと知りつつも、半ば呆れながら俺は苦笑した。 「でもまあ、魅音のことだから風邪引くような真似はしないか。……もう少ししたら寝られるんだろ?」 「え……? あ……うん…………」 「じゃあ、俺ももう寝ることにする。お休み、魅音」 そう言って、俺は障子を閉めようとして――。 「あ……圭ち...
  • 沙都子ルート
    沙都子かもしれない 俺以外にまだ眠れない奴がいるのかと思い。そっと布団から抜け出し、障子へと移動する。 「沙都子? お前まだ起きてたのかよ?」 戸を開けると、そこには沙都子が立っていた。 「圭一さんには言われたくありませんわね。圭一さんも同じじゃありませんこと?」 若干むくれながら言い返してくる沙都子に、俺は苦笑を返した。 「それもそうだな。……魅音に知られたら何て言われることだか……」 「その魅音さんが凄いいびきなんですのよ? おかげで眠れないったらないですわ」 「そうなのか? じゃあひょっとしてレナや梨花ちゃん、羽入も起きてるのか?」 「皆さんはすぐに寝付いたようですわね。……あのいびきの中でも眠ったままというのが信じられませんけど……」 羨ましい限りですわ、と沙都子は肩をすくめた。 「なるほどな。……でも沙都子、いつまでも夜風に当たっ...
  • 夢月祭夜 羽入ルート
    rァ 羽入かもしれない 障子に、頭に角の生えた特徴的なシルエットが浮かび上がる。 「羽入?」 俺が呟くと同時に、戸が開かれる。 そこに立っていたのは、やはり羽入だった。 俺は上半身を起こした。 「羽入? …………どうしたんだよ? こんな時間に」 しかし、羽入は答えない。 戸を閉め、無言のまま俺の目の前へと進み、座った。 いや……ちょっと待て、どうして羽入はパジャマとかじゃなくて……巫女装束を着ているんだ? 羽入の両手が俺の肩に置かれる。 え……嘘だろ……おい? ちょっと…………待ってくれよ……。 羽入は両目を瞑って……俺の顔に自分の顔を近づけてくる。 「……んっ」 俺の唇に羽入の唇の柔らかい感触が広がった。 そのキスはとても優しくて……温かかった。 やがて…………ゆっくりと、羽入の唇は俺の唇から離れていった。 「圭一、眠れないのですか?」 「あ、あ...
  • 夢月祭夜 梨花ルート
    rァ 梨花ちゃんかもしれない 俺以外にまだ眠れない奴がいるのかと思い。そっと布団から抜け出し、障子へと移動する。 「梨花ちゃん? ……どうしたんだよ? こんな時間に」 戸を開けると、そこには梨花ちゃんが立っていた。 「圭一。魅ぃと沙都子のいびきがうるさいのですよ。……しばらく圭一と一緒にいていいですか?」 俺はなんとなくその様子が容易に想像出来て、苦笑した。 「そうなのか? まったくしょうのない奴らだなぁ。……いいぜ、入りな」 「ありがとうなのですよ。にぱ~☆」 すたすたと梨花ちゃんは俺の寝室に入り込んで……。 「ちょっ……ちょっと梨花ちゃん。俺の布団に……」 「みー。あったかいのです☆ 圭一も早く入るといいのです。いつまでも夜風に当たっていると、風邪をひいてしまうのですよ?」 屈託のない笑顔を浮かべて、梨花ちゃんはそう言ってきて……俺も苦...
  • 腐月災夜(クララ☆ルート)
    明朝4:00に開始される48時間作戦に備え、俺達は魅音の家に寝泊まりすることになった。 雛見沢の興廃はこの一戦に掛かっている。 各自、最高のコンディションを整えておくべし。……魅音の指示に従い、俺達は早めに眠りにつくことにした。 しかし……俺は寝付けないでいた。 いつもより早い時間に布団に入っても、そうそう眠れないものだというのは理解している。しかしそれ以上に、神経が高ぶってどうしようもなかったというのが大きい。 それはたぎる攻撃衝動であり、同時に防衛活動でもある。 戦いに赴く以上、本能的に湧き上がる自然な反応だというのも分かっている。しかしこれじゃ……本番前に参ってしまう。 「くそっ」 俺は舌打ちをして目を開けた。 あれ? 障子の向こうに誰かいないか? 月明かりに照らされて、人影が映っている。 誰だろう……こんな時間にやってくるっていった...
  • 夢月祭夜 沙都子ルート
    rァ 沙都子かもしれない 俺以外にまだ眠れない奴がいるのかと思い。そっと布団から抜け出し、障子へと移動する。 「沙都子? お前まだ起きてたのかよ?」 戸を開けると、そこには沙都子が立っていた。 「圭一さんには言われたくありませんわね。圭一さんも同じじゃありませんこと?」 若干むくれながら言い返してくる沙都子に、俺は苦笑を返した。 「それもそうだな。……魅音に知られたら何て言われることだか……」 「その魅音さんが凄いいびきなんですのよ? おかげで眠れないったらないですわ」 「そうなのか? じゃあひょっとしてレナや梨花ちゃん、羽入も起きてるのか?」 「皆さんはすぐに寝付いたようですわね。……あのいびきの中でも眠ったままというのが信じられませんけど……」 羨ましい限りですわ、と沙都子は肩をすくめた。 「なるほどな。……でも沙都子、いつまでも夜風に...
  • i 宙空~アナザー罪滅し~(悟史×詩音)
    i  私が詩音という名を捨て、再び魅音を名乗ってからもう数年が経ちました。昭和58年の6月のあの日から私を取り巻いていた世界は劇的に表情を変えていきました。  その当日、私は自宅で惰眠に耽っている所でした。夢を見ていました。燃え上がっていく、真っ赤な炎に自分の身を焼かれるという恐ろしい夢だったのを憶えています。私ははっとして目を覚ましました。まるで自分の体が本当に焼かれたように熱くなっていました。何か嫌な感じが私の体を包んでいました。どういうわけか額が割れるように痛んでいました。その感じを振りほどこうとベッドから身を起こしたときでした。  電話のベルが鳴っていました。人間には第六感というのが存在していると聞いた事があります。それをはっきりと実感した初めての瞬間でした。今思えば、それは虫の知らせと言うものだったのでしょうか。 「詩音さん……魅音さんが……」 私の側近の一人の葛西...
  • カモン・エンジェル!
    見てはいけないものを見てしまったことがあるだろうか。 見てはいけない、すなわちタブーとされる物事を見てしまうということがその定義であるとするならば、私は今、その見てはいけないものを見てしまっているということである。 「お、や、じ・・・。」 「あ、圭一くんの、お父さん、かな、かなぁ・・・?」 私の目の前には二人の人影がある。 一人は私の愛すべき家族であり、一人息子の圭一。もう一人は、その女友達である竜宮礼奈ちゃんだ。 驚いたようにこちらを振り向き、完全に固まっている。 二人とも膝をつき、圭一の手は礼奈ちゃんの両肩に優しく置かれていた。 キス・シーン(はぁと おお、おおお、おおおおおおおっっっっつ! テレビと漫画以外で、初めて見たっ!! しかも、あどけなさが残る、自分の息子のキスシーンだぞッ! 私の心にズキュゥゥーン!とか、ドォーーー...
  • ひぐらしのなく頃に ~足攻し編~
    ひ ぐ ら し のなく 頃 に ~ 足 攻 し 編 ~ 「分かったよ!『屋上』『薬物』『詩音』だよ!」 「分かったぜ!『地下室』『鈍器』『悟史』だ!」 我が部は神聖かつ不可侵なる部活動……もといゲームの真っ最中。今日は最早定番となりつつある推理カードで対戦だ。 ちなみに、色んな人と出会う度にいつの間にかカードが増えている。 「『駐車場』『拳銃』『大石刑事』なのです☆」 ……そのまんま過ぎて逆に怖いな。 「『メイド喫茶』『鈍器』『入江監督』ですわね!」 「あぅ。違うのです。『鈍器』じゃなくて『刃物』なのですよ、沙都子」 「沙都子ちゃん脱落~♪ペナルティでカボチャ尽くしの刑ですよ☆」 「ひぃやあああああああああああああああああっ?!」 どっちにしろ入江監督には最高の墓標だろうなぁ……あー詩音、沙都子本気で泡吹いてるぞ…… 人数...
  • ひぐらしのなく頃に~足攻し編~
    ひ ぐ ら し のなく 頃 に ~ 足 攻 し 編 ~ 「分かったよ!『屋上』『薬物』『詩音』だよ!」 「分かったぜ!『地下室』『鈍器』『悟史』だ!」 我が部は神聖かつ不可侵なる部活動……もといゲームの真っ最中。今日は最早定番となりつつある推理カードで対戦だ。 ちなみに、色んな人と出会う度にいつの間にかカードが増えている。 「『駐車場』『拳銃』『大石刑事』なのです☆」 ……そのまんま過ぎて逆に怖いな。 「『メイド喫茶』『鈍器』『入江監督』ですわね!」 「あぅ。違うのです。『鈍器』じゃなくて『刃物』なのですよ、沙都子」 「沙都子ちゃん脱落~♪ペナルティでカボチャ尽くしの刑ですよ☆」 「ひぃやあああああああああああああああああっ?!」 どっちにしろ入江監督には最高の墓標だろうなぁ……あー詩音、沙都子本気で泡吹いてるぞ…… 人数...
  • TIPS 「ノートの切れ端」
    …オヤシロさま信仰の中心である古手家、とりわけその女子で未産の者に対しては異様な程のカリスマ性を伺う事ができる。 村の信心深い老人の猫可愛がりは勿論の事、比較的年若い大人や子供に致るまで、古手家女子を守るのは当然という無意識が雛見沢一帯には浸透している。 まるで女王蜂を守る働き蜂のように。 しかし、ここに奇妙な話がある。 古手家女子が雛見沢の住人に陵辱された事がある、というのだ。 明治の初め頃、当時の古手家女子には長い間子ができなかった。 古くからの中心的な家が絶えるか否かの問題だから、村を挙げての祈願の儀式も何度か行われたらしい。 だが願いも虚しく、時だけが流れていった。 いよいよ彼女が40の声を聴こうとしたある日、それは始まった。 夜な夜な村の男達が、彼女を犯し始めたのだ。 繰り返される陵辱の中で彼女の心は壊れ、懐妊した時には人形のようになっていたという...
  • TIPS『ありがた迷惑』
    「圭一くん。またしばしのお別れだね」 富竹は名残惜しそうであった。 彼としても、雛見沢に出来るだけ滞在していたいのが本音ではあったのだが、彼の立場はそれを許さなかったのだ。 「残念ですね富竹さん。折角仲良くなれた矢先なのに」 「まぁ例の事件の後始末が色々と目白押しでね。仕方ないよ。またすぐ来られればいいんだけどね」 「そうですか…寂しくなりますね」 圭一もまた、残念そうに応える。 富竹が、ただのフリーカメラマン「ではない」ことを知った後も、二人は別段変わりないまま親しく交流していた。 「そこでなんだが……これは富竹としてではなく、ソウルブラザーのトミーとして君に餞別だぁ!!!」 富竹…いやトミーは鞄の中から本の束を取り出す。それは―― 「ええええええっっっ!?ト、トミー!!これはぁあああ?!!!」 「僕の秘蔵のコレクション、『イケイケ僕らのエンジ...
  • 甘いメイド達との宴
    エンジェルモートの一角。 俺、前原圭一ことKと、先ほどソウルブラザーの契りを交わした亀田君がそこにいた。 「K。ショートケーキです。……彼女をどうしてやりましょうか?」 俺達の前にそれぞれ彼女達が運ばれ、その身を案じてふるふると震えていた。 ささやかな装飾でありながら、それでいて清楚な美しさを兼ね備えた……そんなメイドを思わせる彼女達。 「くっくっくっ。…………決まっているだろう?」 俺は邪悪な笑みを浮かべた。 「……と、いいますと?」 ゆっくりと、その答えを言ってやる。 「…………眺めるんだよ…………」 「そ……そんな。それだけですか? K」 ふっ と軽く息を吐く。 「甘い。……甘いぞ亀田君。いきなり行為に走ってどうする? まずは彼女達を目で楽しむんだよ。ねっとりと……そしてじっとりとな……。君には分からないか? 彼女達が俺達の視線に恥ずか...
  • 鬼畜王K1 〜鬼誑し編・其ノ伍〜<家畜>
    前回 鬼畜王K1 〜鬼誑し編・其ノ肆〜<怪異> 鬼畜王K1 〜鬼誑し編・其ノ伍〜<家畜> その21からその26まで収録   恋するとき人間の心は不思議に純になるのだ。   人生のかなしみがわかるのだ。   地上の運命に触れるのだ。    倉田百三『出家とその弟子』第二幕より   心の中の自我を抑えることのできぬ者ほど、自身の驕慢な心のままに、   隣人の意志を支配したがるのです。    ゲーテ『ファウスト』第二部第二幕より ——そして、時は今に至るわけだ。 なおもレナは、俺のオットセイ☆を夢中でしゃぶり続けている。 最初はゆっくりと前後に頭を振るのが精一杯だったが、一度喉の奥までオットセイ☆を飲み込んだ後は、感覚を掴んでストロークを開始した。 途中、顎が疲れたのかオットセイ☆から口を離すが、それもしょうがな...
  • フルデ梨花の大嫉妬!? 1
    「け、圭ちゃんっ! おおおおじさんとその、きょ、…今日一緒に帰らない!?」 「…ん。どうした魅音、変に慌てふためいて。我等が部長らしくないぜ! 一緒に下校なんていつもの事だろ、俺も一人で寂しかったんだ。行こうぜ!」 「そうじゃないよっ! …その、二人きりで帰るって意味、だよ…」 「…。…魅音」  教室の窓越しからは朱色に染まった夕焼けの日が差し込んで、ひっそりとたたずむ室内中の備品を照らしている。  水平線に沈みゆく太陽は今にも無くなってしまいそうで、…茜色の海と交っていた夕日がジュッと音を立てて消えた時、机上を照らしていた日差しもまた、遮られた。  魅音が立ち尽くす圭一を教室の後列にあるロッカーまで押し込み、焦り戸惑う圭一の手に、そっと自らの掌を乗せる。  のけぞった体勢で魅音と体の接触を回避していた圭一だが、やがて受け入れ始め、…互いの胸が重なり合...
  • 初心者お断りの罠
    「ああああぁぁぁぁ~~~~っ!? ななっ!? なんて事するにゃりか~っ!? meのおズボンがyouの粗相のせいでべたべたになってしまったにゃりよ~っ!!」 「ああっ!? その……申し訳ございません。ですが、お客様が急に私の脚を――」 「んん~っ!? 何にゃりかっ!? 僕が悪いというにゃりかっ!?」 「いえそんな……つもりは……その…………」  エンジェルモートの一角で、怒声が響く。  そこではデブで汗をだらだら流した、いかにもステレオタイプ然としたヲタクが気弱そうなウェイトレスに険を向けていた。 「まったく、なんというサービスのレベルが低い店にゃりかっ!! これはもう、きちんと誠心誠意、心を込めてフキフキしてもらわないと許せないにゃりっ!!」 「ええっ!? そ……そんなぁ……」  客の無茶な要求にウェイトレスは涙目になる。  それもそうだろう。何しろ汚れ...
  • 梨花祭り番外「前夜編」
    夕刻。興宮の公立高校から帰宅した圭一がドアを開けると、思いがけない人物に出迎えられた。 「お帰りなさい、圭一」 「うわっ…!ビックリしたぁ。来てたのか、梨花ちゃん」 もう外では日が暮れようとしている。この時間に梨花が居ると言う事は、つまり。 「圭一、ハイこれ」 圭一が察するよりも早く、梨花はさっと一枚の紙を差し出す。そこには、『お父さんの仕事で泊りがけになるから、帰りは明日の昼になる』という趣旨の、母からの連絡が書かれていた。 圭一が、雛見沢分校を卒業するのを機に梨花と交際を始めて約二年。既に両親にも紹介済みである。仕事で遠出をすることもしばしばな圭一の両親は、自分達が留守中の息子を梨花に託す事が今ではすっかり定番となっていた。 「なるほど、そういうことか」 「ちょっと圭一?随分そっけない反応ね」 状況を把握するや、もう慣れたのか、意外に無感動な圭一に梨花は少し不満げな様...
  • 梨花祭りシリーズ
    梨花祭りシリーズ この「梨花祭りシリーズ」は、「アニメ最萌トーナメント 2007」において古手梨花が優勝したことを記念して作られたものです。 ようこそ、二次創作「梨花祭り」の世界へ。 この世界では、昭和58年6月より先のIF。その可能性の一つを少しだけ見ることが出来ます。 最大の目的は、梨花が圭一と結ばれる理想世界を構築すること。ただ、その一点のみです。 その理想を実現するには、幾つかのカケラを集めていくことが必要です。 ただし、異なる理想を願う意志もまた強固です。 梨花にも、そして圭一にも、想い人となり得る人物は他に居るのですから―― 予め警告しますが、この作業は非常に苦痛と違和感を伴います。 他者の、中でも原作の強固な運命に抗うのは、容易なことではありません。 あなたが無理と嫌悪を感じた場合、あなたはいつでもこのIFを閉じることが出来ます。 ...
  • キャベツと薔薇
    [S1] 西に傾いた日がカーテンを透かして、辺りを青く染め上げる。 微風に揺れるカーテンは波のよう。丁度人通りが絶える時刻なのか、自動車のエンジン音も人の声もここまでは届かない。 部屋の空気は水の気配に満ち満ち、深い海底にいるようだ。気分は人魚姫といったところか。 「なかなかメルヘンチックですね」 我ながら照れてしまう空想に、一人でツッコミを入れていた。 昭和57年6月。 聖ルチーア学園から脱走した私は葛西の助けを借り、興宮に独り隠れ住んでいた。 時々お姉と入れ替わり、バイトや買い物に出かけるとはいえ、基本は逃亡者としての生活。 外で行動する時にも魅音として考え行動しなくてはならない生活は、時々息苦しさを感じる。 でも……。昨夜の事を想い出し、胸が暖かいものに満たされる。 「…悟史くん……」 王子様のことを想う人魚姫って、こんな気持...
  • ありがとう。~予想外~
    前回 ありがとう。~ワン・ショット・ライター~ 沈黙。 重い空気がダム工事現場跡に流れる。いつの間にか蝉の鳴声も聞こえなくなっていた。 今日は暑い。真夏の太陽が容赦無く、私達の上に降り注いでいる。 「・・・あ、あはははははは!じょ、冗談が過ぎるよ?詩音。」 お姉が真っ青な顔で問い掛けてくる。 レナさんも「そ、そうだよ!何で圭一君の名前が出てくるのかな?かな?」と続けて言う。顔は笑っているが目は笑って無い。 レナさんの目に、いつもの可愛らしさは無く、怒りが渦巻いているのが分かる。この目で見られると怖い。正直逃げ出したくなる。 「・・・すいません。本当です」 だが逃げてどうなる。私は圭ちゃんと一緒に居たいのだ。私は絶対に引かない。 また沈黙が訪れる。しばらくしてお姉が、うわ言の様に「こりゃ参ったね・・・」と言って片腕で自分の視界を遮り顔を上に向ける。そ...
  • アンダースタンド3
    「……………………ん……?」 ………………朝か。 ……なんか頭がすっきりしない。 ……昨晩は寝るの、遅かったっけ……? 「…………そもそも何時に寝たんだっけ……。……えっと……うぉっ!??」 な、……み、魅音!? なんで俺は魅音と一緒の布団で寝ているんだ……? ……呼吸を整え、寝起きで鈍り過ぎている思考回路を活性化させる。 ………………あぁ、そうだった。 魅音が寒いから暖めてくれとか言ったんだっけ。 ……それで俺は魅音を抱きしめているわけか……。 「……それなら、もう抱きしめている必要はないな。魅音を起こ……せ…………ば……」 そこでふと……魅音の寝顔に見入ってしまった。 ……いや、その。 双子だから当然なんだろうけど。 魅音の寝顔が、昨日の昼間に見た詩音の寝顔と、本当によく似ていて……。 普段はあまり異性として意識しないヤツが...
  • サトシオンin女の園
           乙女はねーねーに恋してる外伝 女装デートデート  このお話は公式提示板の雛見沢物語に投下している「乙女はねーねーに恋してる」の外伝です。概要は高校へ進学すると同時に聖ルーチア学園に戻された詩音。意識を取り戻した悟史は詩音に会い、一緒の高校生活を楽しむために女装して転校する。そこで巻き起こるさまざまな騒動です。なお、本編を読まなくても十二分に楽しめるようにしてます(本編自体もプロローグの段階だし)  もしも、デート中、彼氏が他の女性に見惚れてしまったのならば彼女は気分を害する。これは間違いない。しかし、一緒に見惚れてしまったとしたら──それは一体どうしたらいいのだろう。  実際にこのカップルがそうだった。三、四回デートを重ね、お互いに気心は分かり合っている。楽しくおしゃべりをしながらにぎやかな商店街のロードを歩いていた。ふと、彼が止まる。どうかしたの?...
  • アンダースタンド2
    「あ~、こんなことあったなぁ。懐かしい……」 結局、ズル休みすることにしたんだけど。 別に具合が悪いわけじゃないから、そうそう眠っていられるもんでもない。 あまりにも暇なので、押入れから子供の頃のアルバムを引っ張り出してきて見ているってわけだ。 「えっと、こっちが私で……こっちが詩音? 逆だったかな」 この頃の私たちは、当たり前のように入れ替わっていた。 私は詩音であり、魅音でもあった。 詩音は冷めてて怖いところもあったけど、本当に優しいお姉ちゃんで。 小さい頃は私がめそめそしていると、いつも慰めてくれたんだっけ。 ……もっとも、そんな楽しかった日々も長くは続かなかったわけだけれど……。 「魅音を頑張れ、か……」 一年前に詩音から聞いた言葉を反芻する。 ……本来、詩音に与えられるはずだった次期党首の座。 それを……不本意な形であったと...
  • おさわり会 弐  ~はーれむ?~
    おさわり会 ~はーれむ?~の続き 圭一は沙都子をえらく気に入ったらしい。 もう集中攻撃。 オットセイでね!!! 沙都子の顔の前で舞う。 踊りまくるの。 あの奉納演舞という名の古手家侮辱の舞いを! 腰をグイグイ突き出す。 オットセイをグルングルン回す。 どうなってんだそれ!? 目の前のそれに沙都子はもう大笑いなの。 止まらない止まらない。 死ぬ! 沙都子が笑い死んでしまう! あんなふざけた舞いで私の天使が殺されてしまうー!? 「沙都子ぉー沙都くぉーほーらにーにーだよー? にーにーのにーにーの舞いー!」 「け、圭一さ、もうやめてくださいまし……わかりましたから、わ、わかりましたか、ら……」 「おう、じゃあやめてやるぜ。 どうだ沙都子、にーにーのオットセイはおもしろいだろう? ぜんぜん怖いことなんてないんだぜーほーらぐるんぐるんぐるんどーん!どーん!」 ...
  • 天使の脚本(圭一×レナ)
    朝。うーんと背伸びをする。気持ちがいい。 昨日あれだけの死闘を演じたにも関わらず、心体共に絶好調だ。いや、演じたからこそだろうな。 あんなに面白いと思ったのは今までになかった。そしてあの出来事を通じて仲間というかけがえの無い物を完全な意味で手に入れ、そして理解できた。  今日からは以前と違う世界が始まる。 みんなと笑い合い、手を取り合いながら幸せに生きていける世界。 この世界では幸せは有限じゃない。望めば望んだ分だけ幸せが手に入る。 そんな世界なんだ。 「圭一。早く朝ご飯食べなさい。遅れるわよ~」 よく見ればもうこんな時間だ。世界が変わってすぐ遅刻なんてしたくない。 俺は手早く着替えて下に降りた。 ピンポーン。 朝ご飯を食べ、学校の支度を終えたところへ丁度チャイムが鳴る。 「はいはい、レナちゃんおは・・・」 身支度を整え...
  • 三四×レナ
    鷹野さんから借りたノートには、不思議なことがたくさん書いてあった。 その中でも一際興味を引かれたのが…この記事。 「あるカトリックの女学院 その女学院は宗教色が非常に強いが、同時に独特の制度を持つ変わった学校である 年上の者が年下の者にロザリオを渡すことで、スール(姉妹・仏語)というものに認定することができる スールに認定された年下の者は、認定した年上の者を「お姉様」と呼ぶのが通例である (中略) この制度は本来、下級生の育成・交流に用いられるものである しかし、特別な感情を抱くものに渡すことが多いため、そこから恋愛に発展することもある… 女性同士の恋愛。 鷹野さんは素敵な人だ。男を楽々手玉に取る(※ 富竹) スタイルだっていいし、美人だし、何より飄々としたかっこいい魅力がある。 喩えるなら、そう。憧れの先輩… 「あらあ...
  • 蟲遷し編
    ある古いノート あるナースの襲来,2,3,4,5,6,7,8,9 ある夜更けの診療所 -
  • さよならは冗長に(前篇)
    さよならは冗長に (前篇) 「あぅあぅあぅ、圭一。こっちには誰もいないのですよ」 「了解だ羽入。あの電信柱まで突っ切るぞ!」 冬にしては暖かなある日の夕方。俺と羽入は帰路の途中にあった。 慎重に周りを見渡して人が居ない事を確認し、物陰から物陰へ一気に突っ切る。まるで秘密基地に潜入したダンボール・マニアのおっさんのようにッ・・・! 「よし、神社まであと少しだな」 傍らの羽入に告げたとおり、古手神社の石段はもう百メートルもない。しかし門前の商店には、夕食を買うために集まった主婦の方々が屯している。 強行突破を図るか?いや、それではこちらの損害が大きくなる。特に俺たちのこの格好では致命的だ! 「この人数での被害を考えると・・・。あぅあぅあぅッ!明日から外を出歩けないのですよっ!」 頭を抱えて羽入が悶える。それもそのはずだ。今の俺たちは旅を続ける三本...
  • ノーパン魅音
    「んっ……」 ぴくん、と不意に吹いた一陣の風に体が一瞬跳ねる。 すぐさま辺りを見回すが、どうやら不審がられてはいないらしい。 私、園崎魅音は現在、慣れないミニスカートに……その……し、下着を穿かないで街を闊歩している。 事の発端は数時間前。 「お姉に足りないのは度胸なんですよ! そんなだからいつまで経っても圭ちゃんと進展しないんです!」 「あ、ぅ……うるさいなあ、そんなの……言われなくたってわかってるもん……」 「いーえ、わかってません!お姉はミニスカノーパンで街を歩くくらいの覚悟を身につけないと、圭ちゃんは振り向いてなんかくれませんよ?」 「ノ……ノーパ…って、何で話がそんな飛躍してんのさああああ!?」 「例えばの話です」 「じゃあ、そんなこと言う詩音はどうなの!? 出来るの!?」 「えー、ヘタレなお姉と違って出来ますよ。園崎詩音はやりま...
  • 梨花祭り「コンプレックス」編
    夏休みも終盤のある日の事。 その日は、梨花の様子がどこかおかしかった。 圭一の家を訪れた時は至って上機嫌だったのだが、彼がお茶とお菓子を用意しようと階下に行って戻ってきてからというもの、そのご機嫌はどこへやら。 頭を撫でられても頬をぷくっと膨らませて、終始ムスッとしたままだったのだ。 折角親が留守なのにかこつけて彼女を家に招き、二人っきりの時間を満喫しようと目論んでいた圭一は困惑しきりであった。 膝の上に座らせれば、梨花はほぼ例外なく上機嫌になる筈なのに。 「…今日はどうかしたのか?」 圭一は恐る恐る尋ねる。 「……」 しかし梨花は不貞腐れたようにそっぽを向いてしまうばかりだった。 「あ、あの…梨花ちゃん?」 「………圭一。訊きたいことがあるのです」 顔を逸らしたまま、梨花はぼそりと呟く。それは、心底震え上がるような冷たい、ドスのきいた声音だ...
  • リトル・エクステンド
       1-1  困惑の急接近  進め(あう♪) 進め(あう♪) われら雛見沢~ぁ ちっちゃい者倶楽部!!  入道雲の空の下、村にセミの合唱と共に、ちいさき者たちの掛け声が流れていた。 「ぜんたぁ~い、気をつけろ。なのです」  込み入った所を抜け、畑の広がる見通しのいい場所に着くと、先頭を行く梨花がくるりと振り返って緩い警戒を呼び掛けてきた。すると皆の歌声がぴたりと止み、それから富田と沙都子の表情が引き締まったものになっていく。 「そしてよーい、ドン☆ なのですー」 「ほほ……! そう来ると思いましたわ!」  そして不意に駆け出す梨花とほぼ同時に、しんがりの沙都子が飛び出し……。 「……えっ? 北じょ、わわっ!」  追い越し様の彼女に、一つ前にいた富田は手をぎゅっと掴まれて――「富田さんは羽入さんの手を。羽入さんは岡村さんの手をお掴みになって!」――「う…...
  • 退屈しのぎ 壱
    梨花レイプものです。 挿入は無し。 「…………ふん。 ここらでいいかしら、ね」 そうつまんなそうに呟くと、梨花は放置され倒れているドラム缶に腰をかけていく。 場所がら雨に晒され続けてきたであろうそれは赤くサビついていていたが、彼女は制服のスカートが汚れてしまうかもしれないのもかまわず、そこに小さなお尻をちょこんと乗せていった。 そうしてとりあえず一息つくと、梨花はこの人気の無い校舎裏に連れてきた一人の男に声をかけていく。 「……何してるの? あんたもこっち来て一緒に座ればいいじゃない。 クスクス……♪」 梨花は口元に不敵な笑みを浮かべながら、そうつぶやく。 彼が絶対にそうできないと知っていてだ。 その男はどこか様子がおかしかった。 何やら挙動不審にキョロキョロと辺りを見回しており、この場にはまちがいなく梨花と彼の二人きりだというのにひどく周り...
  • 雛見沢の日常
    短編 雛見沢に転がっている日常、書き連ねよう。 その1 ある週末 土曜日 圭一 「明日は魅音とレナと沙都子と梨花ちゃんの四人とそれぞれデートか…。」 圭一 「一人三時間として…」 圭一 「よしレナを最後にして沙都子、梨花ちゃん、魅音、レナの順で決定だな。」 圭一 「それぞれに内緒にしてくれって言っといたし、明日はウハウハだなww く~、ワクワクしてきたぜw」 日曜日 圭一 「お~い、沙都子!待たせt…!?」 魅音 「おはよう、圭ちゃん。待ってたよ~。」 レナ 「これはどういうことなのかな、かなぁ!?」 梨花 「四股はいけないのですー。」 羽入 「何で僕を誘ってくれないのですか、あうあうあう~!」 沙都子 「圭一さん!これはどういうことなんですの!?」 圭一 「こ、これはその…、俺はただ…」 レナ 「ただ…、何かな...
  • あるナースの襲来8
    「でも、なかなか硬くならないわねぇ……。じゃあ、こうすればどうかしら?」  そう言って、鷹野さんは自身の乳房の中で溺れている俺のモノを握り、そのまま横へ動かしてゆく。そして、俺のモノが最終的に収まったのは、……黒いブラと乳頭の間だった。ブラのカップの中にすっぽり隠れる亀頭の姿が、少し滑稽に見える。  そのブラは、鷹野さんの大きな胸に対して少し小さいようで、俺のモノは自然とその柔肉に強く押し付けられる形になった。  それにより、その柔らかい乳房は少し凹み、更に先ほどよりも確かに硬くなっている鷹野さんの乳首が、肉棒の裏筋を優しく刺激する。その刺激だけで、肉棒はだんだんさっきまでの堅さと大きさを取り戻していった。 「……うっ」  だが、肉棒に伝わる快感はそれだけでは終わらない。  鷹野さんが自らの胸に手を伸ばし、ブラのカップの上から俺の亀頭ごと乳房を揉みしだく。  そ...
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