エロパロ板 ひぐらしのなく頃に 保管庫内検索 / 「羽入と圭一の一番長い日(前篇)」で検索した結果

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  • 羽入と圭一の一番長い日(前篇)
    一方は誘惑したがり、もう一方は誘惑されたがっているのだから、 これで話がまとまらなかったら、そのほうがよほど妙だ。 井上ひさし『モッキンポット師の後始末』より 新しい御馳走の発見は人類の幸福にとって天体の発見以上のものである。 ブリア・サヴァラン『美味礼賛』上巻より 寝返りをうったら、何かにぶつかった。 「ん…圭一って、意外と筋肉が締まっているのですね」 なんだろう、身体がスースーする。少し寒気を覚えていた。ただ、近くに温かそうなものがある。 抱きつくのに丁度いいサイズに思われたので、とりあえず抱え込むことにした。 「あっ…。い、いきなり抱いてくるなんて、圭一らしくないのです。ボクは抱き枕代わりじゃないのですよ?」 ふかふかして気持ちいいんだが、なんか腕に刺さるモノがある。なんだよこれ、まるでツノみたいな… ...
  • 羽入と圭一の一番長い日(後篇)
    前篇 羽入と圭一の一番長い日(前篇) 約束を守る最上の手段は決して約束をしないことである。 『ナポレオン言行録』より カエサル「賽を投げろ」(「賽は投げられた」の原語) プルタルコス『ポンペイウス伝』より あの後、ボクは圭一のお家から、梨花たちにバレないように神社に戻ったのです。 何もなかったように目を覚まし、登校し、そして今――放課後の部活を迎えたのです。 …今日はバレンタインデー。そして、圭一にチョコをあげようとしているのが、ボクを含めて――六人。 レナ、魅音、詩音、沙都子、梨花、そしてボクなのです。 みんな愛しの圭一に手作りのチョコをあげようとしているのは、女であれば分かってしまうことなのです。当然、ボクも。 でも、そこはボクたち部活メンバー。どんなことでも過酷な「部活」になるのです。 「じ...
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    ...鬼畜王K1シリーズ 羽入と圭一の一番長い日(前篇) 羽入と圭一の一番長い日(後篇) ◆FBzEQW9kzY氏 神惑し編 蟲遷し編 女明し編 Thanks 9スレ目556氏 幸せのカケラ 魅音と圭一の入れ替わり 10スレ目182氏(ついカッとなる名無しさん) ついカッとなってやった。今では反省している。 酔越し編 Keep On Our Love(圭一×詩音) ◆8jPp1zg2Bw氏 「三日月の後悔」 ◆CoudB9M4c2氏 季節のなかで 祭りの始末 永遠の、恋人 カモン・エンジェル! 鬼の刺青 可哀相なのはどっち? 張込みin興宮 トラップバスター (前篇) トラップバスター (中篇) トラップバスター (後篇) さよならは冗長に(前篇) さよならは冗長に(後篇) 陰獣の世界 雛後氏 圭X梨 圭x梨花 2 圭×梨(澪尽し...
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    ...ポニテが見てみたい 羽入と圭一の一番長い日(前篇) 羽入と圭一の一番長い日(後篇) 無題(ヤンデレ羽入) オヤシロ様の罪 淫魔との夜(前篇) 淫魔との夜(中篇) 淫魔との夜(後篇) 神が堕ちる夏の夜 ○圭一・詩音 圭一×詩音 ある二人の終わりと始まり 圭ちゃんと*音 ありがとう。シリーズ(圭一×詩音) 抱き合った月の夜(詩音×圭一) 冬の籠もり歌 Keep On Our Love(圭一×詩音) r 詩音と出会って1週間が経った(詩音×圭一) s 詩音と出会って1週間が経った 後(詩音×圭一) ○圭一・レナ・魅音 :優勝者に天国を :優勝者に天国を 2 :優勝者に天国を 3 シザーハート 無題 L5レナ×魅音・圭一 無題(幼児圭一×レナ・魅音) おしおき 作者:2スレ目204 氏 圭一×魅音・レナ 無題 魅音・レナ×圭一 (無題 圭一×魅音の後編) 笑う鬼 笑う鬼2...
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    ...た (おもら詩音) 羽入と圭一の一番長い日(前篇) 羽入と圭一の一番長い日(後篇) 発表会 ~はーれむ?~ おさわり会 ~はーれむ?~ おさわり会 弐  ~はーれむ?~ o ショタな学級委員長(魅音×岡村、富田) p 三人の劣情(知恵、鷹野、圭一) レナのオムツ(レナ、リナ)作者:THE・仏 氏 ○オリキャラ ○非エロ そして俺はレナを泣かせた(圭一×レナ) 甘くて丸くて濡れたキス(梨×沙) 最後の惨劇(礼ネタバレ注意?) 賽殺し編 梨花×沙都子 詩音×悟史(エロ無し) 料理殺し編 目明し「変」 お魎メモリアル ちんぴら日記 ( `ワ´) 真夜中の抱擁 葛西×詩音 季節のなかで 「祭りの後、最後の日」富竹×鷹野(エロなし) 可哀相なのはどっち? 雛見沢の日常 g(知恵×カレー) ほうじょうけ 天使の脚本(圭一×レナ) ○ネタ ひぐらしハード 葛西×...
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    ...~ 弐 羽入ちん☆ 羽入と圭一の一番長い日(前篇) 羽入と圭一の一番長い日(後篇) 羽入のポニテが見てみたい はにゅうのヤド 張込みin興宮 ひぐらし が 嘆くから ひぐらしのなく頃に 外典・花散し編 作者:ガチャ玉 氏 沙都子×梨花 ひぐらしのなく頃に ~色罰し編~ ひぐらしのなく頃に ~足攻し編~ ひぐらしのなく頃に ~言訳し編~ ひぐらしのなく頃に ~憑降し編~ ひぐらしハード 必要悪の夜 雛のなく頃に ―贄始め― 雛見沢の日常 ― 秘密 A― ― 秘密 B ― ― 秘密 C ― 100年の想い 百年目の奇跡(小ネタ②) 百万回やった(何を?)猫 昼罰し編(レ×魅) ふぁいと ―stay hinamizawa― 服脱し編(圭一×レナ) ふたりぼっち 腐月災夜(クララ☆ルート) 冬の籠もり歌 フリーなカメラマン ~ネトラレナ~ フリーなカメラマン 生本番 ~ネトラレナ~ プリンセ...
  • 羽入X圭一
    こんにちは、ボクは羽入と言うのです。 いつもは梨花が目立ってばかりだけど、今日はボクが主役なのですよ。あぅあぅあぅ~♪ みんなも知ってるかも知れませんがボクの姿は梨花以外の人には見えないのです。 だから時々こんなことをしてるのですよ。 …今圭一がお風呂に入ってるのです。 じゃあ今日の相手は圭一に決めたのです。 圭一、覚悟するですよ。あぅ~♪ まずは圭一の家のお風呂に侵入するのです。 これはボクにはとても容易いことなのですよ。 …圭一、そんなに自分のオットセイが気になるのですか。 あまりにまじまじと見ているのでちょっと驚いたのです。 …まぁ圭一はお風呂に入る時はいつもこうなのですが。 さて、突然ですがボクはオヤシロ様と呼ばれていますです。 つまり神様なのです。 だから少し都合が悪いことでも何とか出来る...
  • さよならは冗長に(前篇)
    さよならは冗長に (前篇) 「あぅあぅあぅ、圭一。こっちには誰もいないのですよ」 「了解だ羽入。あの電信柱まで突っ切るぞ!」 冬にしては暖かなある日の夕方。俺と羽入は帰路の途中にあった。 慎重に周りを見渡して人が居ない事を確認し、物陰から物陰へ一気に突っ切る。まるで秘密基地に潜入したダンボール・マニアのおっさんのようにッ・・・! 「よし、神社まであと少しだな」 傍らの羽入に告げたとおり、古手神社の石段はもう百メートルもない。しかし門前の商店には、夕食を買うために集まった主婦の方々が屯している。 強行突破を図るか?いや、それではこちらの損害が大きくなる。特に俺たちのこの格好では致命的だ! 「この人数での被害を考えると・・・。あぅあぅあぅッ!明日から外を出歩けないのですよっ!」 頭を抱えて羽入が悶える。それもそのはずだ。今の俺たちは旅を続ける三本...
  • 羽入のポニテが見てみたい
    圭羽の続きです。 きっちり五回分射精させられた後、夕飯時をとうに過ぎて未だ戸外にいることに罪悪感を覚えていた圭一に、別れ際羽入が放った言葉は、「また明日もお願いしたいのです。あぅあぅ」というものだった。 つややかな肌に朱色の気持ちを流しつつ懇願した、というよりも有無を言わさせない羽入の態度に、圭一は曖昧に別れの挨拶をして家路についた。 足元のおぼつかなさを気力で隠し、すっかり冷え切った夕飯を空元気のまま平らげたそうな。また、伊知郎と藍子が、散歩にしては長い空白の時間を各々の推測でもって盛り上げ、囃し立て(主に伊知郎)、当の息子はその二人の当たらずとも遠からずなそ れらの物言いにたじたじだったとか。 空が厚い雲に覆われている。 モノクロ写真に立体感が出たような曇り空。晴れの日であるならば、浮遊する雲に何らかの形を見出す暇つぶしでもできるだろうが、こうまで全てを覆われてし...
  • 淫魔との夜(前篇)
    初めに感じたのは違和感だった…。 寝ていて何かおかしい感じがした。…身体が動かないんだ。ほら寝ている時って、無意識の内に打つだろ?寝返りをさ…。 寝ていた俺は、寝返りを打とうとした。そこで『あれ?おかしいな』って思って目が醒めたんだ。 寝起きの頭が一瞬で覚醒するのが分かった。……金縛り?そう考えた。でも違うんだよ。 試しに手に力を入れると指先も動くし、足も同じだった。ただ、胴体だけは動かなかった。そして、ある事に気付いた。 『重たい』『生暖かい息遣い』この二つをな。 誰かが俺の身体に乗っている!?体温が一気に下がって凍り付いた。混乱する頭が次に受け取った信号は…その『誰かの息遣い』が俺の顔に近付いて来る。という事だった。 恐怖で視覚以外の感覚が冴え渡った。荒く、興奮した息遣いが徐々に近付いて来る……心臓がドクドクと音を発てて脈打つ。数秒が何時間にも思えてしまう。...
  • 圭羽
    夜の帳が下り始めてくる頃。 涼しげな音と風の取り巻く古手神社の境内にひとりの少女がいた。紫雲のような髪がふわりと浮いては 頭に見える角を見え隠れさせる。 少女は竹箒を手に持って空を見上げたまま、じっと静止していた。 上腕部分を露出した奇妙な装いの巫女服ではあったけれど、神社を背景にしたその少女の姿はいかにもといった感じで神聖な雰囲気を醸し出している。柔和な微笑みがそれを助長して近寄りがたくも見蕩れる姿と なってそこにあった。 ふと少女の顔が赤くなって、同時に竹箒を胸に抱え込むようにした。 (あぅあぅ……困るのです困るのです……) かすかに色を残す夕陽に当てられたわけでもあるまいに、少女の頬は遠めからでも分かるほど上気していた。 そして躊躇いがちに周囲を見渡すと、そそくさと神社の裏へと向かった。 穏やかに流れる時間を太陽の沈む軌跡に重ね合わせながら、...
  • 無題(ヤンデレ羽入)
     昨日だったか百年前かは覚えていない。  習慣というより義務になったボクの過ごし方。  圭一が宿題をしているのを見る。  圭一が電話で話している声を聞く。  圭一の部屋に腰を落ち着けて。  圭一はボクに気づかない。  学校にもついていく。  レナと魅音が合流する。  二人が両隣に並ぶより、ボクの方が圭一の傍にいる。  二人と楽しそうに笑う圭一。  ボクはどたばたと暴れ回る。  圭一は気づかない。  圭一が自慰行為を始める。  何度も何度も傍で見てきた。  性欲には、時を無限に繰り返しても規則性はないと気づいた。  ボクはいつ圭一が陰茎を空気にさらすか、部屋では常に胸を高鳴らせている。  圭一の子種が、ティッシュの中に吸い込まれる。  勿体無い。ボクの中に注いでほしい。  圭一は肉を抜けきれない。  ボク...
  • ドジ鬼神羽入
    「圭一~。ご飯できたのですよ~」  テレビの電源を切って圭一がテーブルにやってきた。  大げさにお腹の空いた素振りを見せながら、立ち上る匂いに緩んだ顔を見せている。 「もう腹ぺこぺこだぜー……。羽入にしてはえらい時間かかったんじゃねぇか?」 「気合入れましたですからっ」  夜に備えて、とは言わずに出ない力こぶを圭一に見せる。そうか、と笑って圭一は席についた。  ここまでは計画通り。圭一は料理はからっきしだしボクの腕も知っている。だから料理中は自由に動けた。  ポケットに忍ばせた媚薬も難なく混ぜることができた。  やや緊張したけれど見つかったら見つかったで、調味料なのですよと言えば圭一は納得しそうな気もする。 (ちょっと量を間違えたのですが……あぅあぅ☆) 「それじゃ、いただきますっ」 「あぅあぅ。いただきますなのですよー」  件の薬はお味噌汁...
  • さよならは冗長に(後篇)
    さよならは冗長に(前篇) さよならは冗長に (後篇) 久しぶりに嗅ぐ欲望の匂いは、やはり栗の花の香りがした。 迷いの消えた圭一の行動は、思春期の少年らしく直接的なものだった。 襟元から手を入れて直に私の胸を掴み、その感触を愉しむ。直ぐに両手が乳房を覆い、這うように指が動くのを感じた。 私も襟をはだけて圭一の手を自由にさせる。加減を知らない圭一の愛撫は相変わらず痛みが伴うが、その荒々しさにすら胸が熱くなってしまう。 愛撫が一段落すると、圭一は乳首を口に含んで転がし始めた。頭を抱えると、夢中になって吸い続ける。 「んっ、圭一・・・。もう少し、優しく・・・」 胸元に目を向けると、圭一の顔。息を吸うために口を離す度に、唾液で濡れた私の乳首が鈍く光る。 「すげぇ、羽入の胸・・・。柔らかくて、温かくて・・・」 思うように私の胸を動かす圭一が...
  • 料理殺し編
    料理殺し編 前編 沙都子「この位の塩加減でいかがでございます?」 羽入「あぅあぅ、美味しいですよ。やっぱり沙都子は梨花よりもスジがいいのですよ」 確かに、沙都子はいいスジね、と思わず突っ込みそうになる 梨花「ボクに言わせれば沙都子もまだまだなのですよ☆」 ここの所、沙都子は毎日のように羽入に料理を習いにきている。 一時期、悟史に鳥のから揚げを振舞うのだと随分頑張っていたが それも叶い、しばらくは料理を習いにくることはなかったのだが ここ最近またやってくるようになった。 梨花「悟史にまた何か作ってあげるのですか?」 沙都子「あ、いえ…これはにーにーではなく、その…」 沙都子はもじもじとおたまを持って身をくねらせる 何時もならその愛らしい仕草に和むのだが、今回はそうも言ってられない 梨花「圭一に、ですか…?」 沙都子「え、ええ。今夜...
  • えっちな沙都子
    「あっああっ圭一さ…ひあっん」 学校の放課後…ただ…ただしたくなった ダメなことなのはわかってる けど止まらない 「あっそこっそこですわぁっにーにぃっ」 妄想で悟史と圭一が自分を取り合いし、あげくの果てに一緒にエッチしようという話になった 「んっんんっ」 授業中でも妄想はやめれなかった だから放課後でやる前からもうヌルヌルに濡れている 「あぅっ!!二人のちんちんはとても素敵ですわぁんっ」 だめだだめだとだが止まらない もしこの状態で圭一が来たら? きっと静まり返るだろう そしてこれが梨花、魅音、レナ、羽入と知り沙都子はとんでもないことになるだろう 「あぁっ圭一さんっ」 「呼んだかー??」 …そう。これが、最初の試練であった ――――2話へ続く
  • s 詩音と出会って1週間が経った 後(詩音×圭一)
    s 射精のできない一週間がどれほどつらいものか圭一は思い知った。詩音に命じられてから彼は全く今までの日課を果たせずにいた。数日前に一方的に告げられた射精禁止を守らざるをえなかったのだ。別に強行すれば手淫など簡単にできたはず。詩音は興宮に住んでいるから圭一の動向など逐一知ることはない。約束を破ってませんよね? などと聞かれたらもちろんだと嘘を言えばいいのだ。しかし圭一にはそれができない。律儀に彼女の言うことを聞いている。 ───家の者に圭ちゃんの痴態を言って住めなくしますよ? 勝手に出したら。 そう釘を刺されているのだ。半笑いの詩音を見て恐ろしいことになったと圭一は思った。彼女は園崎家の人間でしかもあの気性の持ち主だ。本当にそうする。間違いなく。それに恐れている最大のことが圭一にはあるのだ。詩音のことが好きだ。時折見せる憂いを帯びた表情。失ったものを永遠と探し続けているような悲愴...
  • t 耳かき(園崎姉妹×圭一)
    t 「ねぇ圭ちゃん。今日はどっちがいい?」 休日前の昼下がり。さーさーと降る雨音が圭一の部屋の外から聞こえていた。彼は目の前にいる二人の少女に見詰められていた。園崎詩音と魅音は圭一とは一歳年上の双子である。彼女らは恵まれた家庭の令嬢だから、育ちが良い。成長の著しい膨らみを追ってしまうのを圭一は自覚した。 「駄目です。お姉! この前は圭ちゃんとべったりだったじゃないですか」 制服の詩音は言そう言って圭一に視線を戻すと、四つん這いなって近づいた。上目遣いで迫ってくる詩音を見るとまるで牝猫のようだなと圭一は感じる。大きな目と整った顔立ちよりもぶらんと重力に負けたブラウスの膨らみのほうに目が行った。 「そりゃ……この前は私が、そのアレだったけど」 女の子座りの姉を尻目に詩音はきゅうっと圭一の腕を抱いた。膨らみを腕にめり込ませているのに気づいて 「ずるい、詩音! またそうやって出...
  • TIPS『オヤシロさまの選択』
    人混みの隅で、梨花の演舞を終始虚ろな目で見届けた後、圭一は観客の拍手と歓声に背を向けて歩き出した。何処へ行くともなくふらふらと彷徨っていた彼は、文字通り天から振ってきた言葉にハッと我にかえる。 「どうしたのですか、圭一?」 「――――羽入か」 気が付けば、夜の闇に沈んだ祭具殿の前に立っていた。たまたま辿り着いたのか、それとも無意識の内に足を向けていたのか、自分でもよくわからなかった。 「すごく、苦しそうな、切なそうな顔をしているのです。何かあったのですか?」 祭具殿の扉の前に、すうっと微かに光が灯り、闇の中で人の姿を形作る。頭の左右から下向きに一本ずつツノが生えているのを除けば、それは確かに人の姿であった。光は弱々しく、透き通ったその姿は今にも掻き消えそうだ。 声の主であるそれと、圭一は視線を合わせることなく、不貞腐れたように言葉を吐く。 「なんでもねぇよ」 「嘘だ」 羽...
  • 魅音と圭一の入れ替わり
    ひょんな事から圭ちゃんと入れ替わってしまい、 私は前原圭一として圭ちゃんの部屋にいる。 このパラレルワールドな状態を 古手神社の巫女さんである梨花ちゃんならなんとかしてくれるかもしれないという事で 明日の朝一に学校で梨花ちゃんに相談しようということになった。 本当だったら今すぐにでも相談に行きたかったけど 時間も遅かったし二人きりで頑張って生活している 梨花ちゃんと沙都子にこんな時間に迷惑もかけられなかったので 私と圭ちゃんは今夜はお互いの家で休むことにした。 圭ちゃんがばっちゃ相手に変なヘマしてなければいいんだけど…正直心配だなぁ…。 前原家の両親はとても朗らかで楽しい両親だったので 最初は緊張したものの割りとすんなり馴染む事が出来たし、 圭ちゃんを毎日見てるだけあって私の演技もなかなかのものだったと我ながら思う。 でも汗も...
  • 無題(羽×圭)
    「あぅあぅ…こんなのじゃまだ足りないのです…。 この黒く光った太いのをココにいれないといけないのです…。」 そういった羽入は圭一に覆いかぶさった 「な…っ、なにするんだよ、羽入!」 「何って…、ナニなのですよ。僕はいま発情期なのです。それも百年に一度ほどの。 つまり一度や二度だされたくらいじゃ僕の熱りはおさまらないのです。それに…」 羽入は圭一の起立する黒光りするモノに見とれながら 「ココはとてもとても正直さんなのです。 僕のこの嫌らしい涎まみれ下のお口を見て嬉しそうにピクンピクンしてるのです」 そういいながら羽入はてらてらと光るその肉壺に かたく天高くそびえる黒い巨根を招きいれた。 「あぅっ…財前…教授…」 「羽入…それお前…白い(ry」 ずりゅっずりゅっずりゅっ…… 「あぅっ...
  • 淫魔との夜(中篇)
    前篇 俺は…男になった……いや『して貰った』。そう。昨夜、羽入と…寝た。気持ち良かったな…。あんな『イイ事』があったら男はハマってしまうよ…金を出してでもしたくなるよな?正直、大人が『そういう店』に通う意味が分からなかった。 でも…今なら分かる。こんな気持ち良い事を覚えたら、病付きになっちまうって。朝日が差し込む部屋の中で寝起きの俺は感慨深く、昨夜の出来事を思い出していた。 羽入の憂いを帯びて切なそうな表情や、汗ばんでシットリした身体…熱く受け入れてくれた『羽入』を…。そんな『羽入の味』を思い出すと、朝勃ちしている息子に更に血が通って硬く張り詰めていく。 もし羽入が横に居たなら、のしかかって、また…してしまうだろう。でも羽入は居ない。一緒に寝て、起きたらもう居なかった。布団に残った甘いお菓子の様な羽入の匂いが 『さっきまでここに居たんだ』 って分かって俺は嬉しく...
  • 魅音×沙都子×圭一
    放課後、夕日の差し込む誰もいない教室。そこに魅音はいた。――――机の角に自分のソコを押し付けて、喘ぎながら。 「はっ、んぅ、圭ちゃ…っ!」 事の発端は些細なことだった。 忘れ物を取りにきたら、教室があまりにも静まり返ってるもんだから。…こっそりと圭一の机に座ってみたのだ。 ―――年頃の恋する乙女なら一度はやってみたいこと。 それがあろうことか下心が出て、ダメだダメだとは分かっていても、そして……………今に至る。 「ん、んっ、んんん…!!」 圭一の机の角を、ちょうど自分の気持ちいいところに押し付ける。ごり、とした固い感触。 本当にちょっとした好奇心というか……冗談のつもりだった。 そういう本とかに載っている話を真似してみようと思っただけだった。 やってみても、最初は別に何てことないと思っていた。 けれど徐々に、好きな男の子の机でこういう…...
  • おしおき 作者:2スレ目204 氏 圭一×魅音・レナ
    「あぅ・・・・、はぁ!」 ひぐらしの鳴く声をBGMに、パンパングチュチュという肉と肉が絡み合いぶつかり合う。 まだ少年っぽさが残っている男に組み敷かれているのは、緑の髪の少女-園崎魅音である。 「けいちゃ・・、わたしまた・・!!」(なんで・・・こんな事になったんだろう) 「よぉし、魅音ぇぇぇぇ・・・・。派手にイケよぉぉぉ!!」 「!!」 男-前原圭一は魅音の腰を抱き寄せ、奥にもっと奥にと腰の動きが速く、そして力強くなる。 「くぅ、締め付けがさらに強くなってきたぜ。またイキそうか?イキそうになってるかぁ?」 「あぁ、けいちゃん。ダメ、私もうダメ、またイッちゃう、イクッ!!!!!」 「なら、俺も遠慮なく出させてもらうぜ。」 圭一は最後の一撃とばかりに腰を強く叩きつけた。 「やっ、けいちゃん。中は!中はダメ、今日はダメな・・・あぁぁぁぁああ!!」 ビュルルッ、ビュクッッ、...
  • 酔神色鬼
    「あぅあぅあぅあぅうううぅぅ~~~~梨ぃ~~花ぁ~~~、もお、やめへ……くらはいなのれすううぅぅっ! ひっく」 「うっさいわねええぇっ! ぜぇんぶぅ……あにゃたが……わるいんだからねぇっ!? まったくもう……死ぬかと思ったわよっ!!」 そう、ことの始まりは私が祭具殿を漁っていたら、ちょっと面白げな文献を見付けたことにある。 だって「一口飲ませたら相手はもう自分しか見えない」みたいなことが書いてあったのよ? どう考えても惚れ薬でしょ? 試してみたくなるのが人の性ってもんじゃない。 そんなわけで、羽入に内緒で作ってみることにしたのだ。 材料集めにはなかなか苦労したけど、幸いお金の掛かるようなものはそう無かった。 ここで少し時間は遡る――。 その日の夕方。 私は古出神社裏の、雛見沢を一望出来る場所へと圭一を呼び出した。何故なら、そこは私にとってお気に入りの...
  • 無題 梨花×圭一
    …なんでこんなことになってる… そんなことを思いながら、前原圭一は階段をのぼる。 時刻は九時を若干回ったところ。 階段の先は、多少行き慣れた感のある古手神社だ。 …昼に行くならまだしも、夜なんて初めてだが。 先ほどの圭一の自問に答えるなら、 それはいつもどおり部活で負けたからだ。 罰ゲームの内容は、夏も近いということで「肝試し」に決定した。 部長の魅音曰く 「古手神社の賽銭箱に封筒をくくりつけておくから、  明日の朝にその内容を実行するってどう?」 とのこと。 本編どおり結構臆病な圭一はこれを激しく拒否したが、部活ルールは絶対だ。 かくして、圭一はこの状況に置かれているのである。 「…回想終了…と  いやしかしまいったな、こりゃ…」 苦笑するが、ぶっちゃけびびっているのが丸分かりである。 階段を昇り終える頃にはかなり精神力を削られていた。 「...
  • 圭一×鷹野(グロあり)
     ざんざんと黒い雨が降り注ぐ闇夜。雛見沢のはずれにある森の中に、一組の男女が対峙していた。 男の方は見た目にして小・中学生程度の背丈の少年だ。そしてもう片方の女は…… 「鷹野!」 「あぁらボウヤ、目上には敬称をつけなきゃダメよ」  そう、少年……すなわち前原圭一は沙都子を暗闇の底へ引きずり戻した悪鬼・鉄平をその手で殺め、 土の中へと骸を埋め隠した帰りの道で、入江診療所に勤務している看護婦、鷹野に出くわしてしまったのだった。  ……この雛見沢村は、非常に閉鎖的かつ小さなコミュニティで形成されている昔ながらの「ムラ」である。  ゆえに、こんな時間に傘もささず雨の中を彷徨っている姿を他人に見られたとすれば、 その情報が瞬く間に村中へ広がってしまうであろう事は、幼い彼にも容易に想像が付いた。  愛車のシートから、ずぶ濡れの己を見つめて微笑を浮かべている鷹野...
  • トラップバスター (前篇)
    トラップバスター 秋の夕日に照る山もみじ・・・。 日本の自然は、特に秋のそれは美しい。 夏の盛りに青々と茂っていた木の葉が、寒さの訪れと共に色褪せ、やがて地面に落ちて土に還る。 自然のサイクルの中で、木の葉に現れる色合いの変化。緑から黄色、そして紅に染まるその様子は、少女が着物を着せ替えしている姿に例えて良いのかもしれない。 『ちょ、ちょっとアンタ!何見てんのよっ、このヘンタイ!!』 だとすると、秋の山を訪れて紅葉を楽しむ旅人は、皆すべて少女の着替えをのぞきに来るヘンタイとも言える。 突然の来訪者に戸惑い、慌てて身を隠し、モノを投げつけるその様子は、まさにツンデレ。時折落ちてくる木の葉や木の実も、このように考えると趣があるものだ。 だが膨らんだ妄想を愉しむ余裕は無かった。 俺は今、古手神社の裏山を歩いている。獣道という言葉が相応しい、細く...
  • リトル・エクステンド 1-2
    リトル・エクステンド    1-2  『あっちこっちで』 「ひゃうんっ! あはっ! ふあっ! 圭ちゃんんっ……やっ……ンッ! はぁんっ!!」  後ろから圭一に串刺しにされた魅音が、ベランダに面した窓ガラスに上体を押し付けられ喘いでいた。その際に魅音の胸が、圭一の背中越しからでも脇乳となって垣間見えていた。  ふたりは制服姿のまま、脱ぐ物も満足に脱がず、真夏の部屋でかれこれ三十分以上、休むことなく愛し合っていた。  圭一はシャツの前を全開にして、魅音のこの格好は、圭一の趣味だろう。スカートを脱ぎ、白のショーツに黒のハイソックス。はだけたシャツからは胸もあらわに、自由となった大きな双房はぐにゅりと窓ガラスに押し潰れて汗に塗れて、ぺったんぺったん餅ぺったん。餅搗きならぬ餅突きが行われ、ぎしぎし...
  • 呼吸を止めて待っていて
    「夏は水面の乱反射!」 頭にシュノーケル、足に水かきとフル装備状態の圭一が、ポーズをキメながら叫ぶ。 「たまに思い出が始まったりもするいい季節!」 ビシシィッ! と背後に稲妻が出そうな程に勢いをつけてポーズをキメるのは、園崎魅音であった。その燃え具合たるや、そのまま「とうっ」とジャンプしてバッタ人間に変身しそうな程である。 と、二人はそこでポーズを解くと、感じ入ったようにうむうむと頷いた。 「地球が傾いてて本ッ当によかった……」 事の初めは夏休みも佳境に入った八月の半ば、部長園崎魅音の鶴の一声で、部活メンバー総出で海へと繰り出したのだった。……魅音本人は、煩わしい受験勉強を一時忘れたかったという思惑もあったのだが、それは魅音の胸の中で封印中である。 とまれ、その海は雛見沢からは電車をいくつか乗り継いで行く程遠くにあるため、旅の疲...
  • イチロー(詩音×悟史、魅音×圭一、4P)
    詩音「お姉今度の日曜日Wデートしませんか?」 魅音「良いね~おじさんと圭ちゃん詩音と悟史君でね」 詩音「私は悟史君に声をかけますのでお姉は圭ちゃんに声をかけてくださいね」 魅音「了解」 その話しを聞いた悟史と圭一は二人でとんでもない事を考えていた 圭一「悟史相談あるんだけど今度のWデートの時4Pしないか?」 悟史「良いよ・・・・魅音と詩音見た目はそっくりだから中身もそっくりなのか知りたかったからね」 圭一「今日家の家族東京に仕事に行っているから誰もいないから夜家で」 悟史「了解」 二人による最大の宴の計画が着々と進んでいた そして日曜日 圭一「なぁ詩音魅音悟史今日夜家で晩飯食べないか?勿論酒も用意して」 魅音「良いね~でも親御さんたちは?」 圭一「東京に仕事に行っているから大丈夫」 詩音「良いですね悟...
  • 圭梨 クリスマス編①
    圭梨 クリスマス編① 十二月二十二日が終業式だった。その日は沙都子たち(クラスメート二人、あわせて四人)でパーティーを開いた。場所はエンジェルモート。その時はクリスマス当日に休めるようにアルバイトをしていた詩音が、随分サービスをしてくれた。悟史との惚気もお盆に載せて運んできた。頼んでもいなかったのに。 次の日はレナや魅音たち雛見沢のメンバーとのパーティーだった。前日は制服も着ていたし、そうそうはしゃぐことはできなかったけれどこの日は違った。お酒に一発芸、罰ゲームというスリルを楽しむ要素が加わって、とても盛り上がった。富田と岡村のピエロぶりは笑えた。二人には人を笑わせる才能があるようだ。くっつけばいいのに。 目一杯楽しんだつもりだ。 けれど、圧倒的に足りないものがあった。 みんなの言葉を思い出す。 『圭ちゃん?』 『圭一くん?』 『圭一さんですの?』 かぁ~っと顔...
  • レナキス 裏 (圭一×レナ)
    大きな雨粒か激しい音で車の天井を叩き、激しい風が容赦なく車を揺らす。 何も見えない闇が不安を掻き立てる。いつ果てる事もなく続く嵐。圭一と レナは小さな車の中で震えていた。  そもそものきっかけはいつものようにレナの宝探しに付き合ったことから 始まった。 「今日は一日中、宝探しするのー」  満面な笑みでレナは言った。お弁当、おやつ、お茶。それに鉈や斧、準備は 万端だった。圭一もやれやれと思いながらも付き合った。  午前中は晴れていた。お昼はレナの手作り弁当を堪能した。 「うーん、あまりいいものがないなー」  しかしながら、肝心の宝探しは不調だった。午前中はめぼしいものが一つも 見つからない。あっちへうろうろ。こっちへうろうろ。だけど、お気に入りの ものは見つからない。午前中は一つも見つからなかった。午後もだ。 「なあ、そろそろ帰ろうぜ...
  • 夢月祭夜 羽入ルート
    rァ 羽入かもしれない 障子に、頭に角の生えた特徴的なシルエットが浮かび上がる。 「羽入?」 俺が呟くと同時に、戸が開かれる。 そこに立っていたのは、やはり羽入だった。 俺は上半身を起こした。 「羽入? …………どうしたんだよ? こんな時間に」 しかし、羽入は答えない。 戸を閉め、無言のまま俺の目の前へと進み、座った。 いや……ちょっと待て、どうして羽入はパジャマとかじゃなくて……巫女装束を着ているんだ? 羽入の両手が俺の肩に置かれる。 え……嘘だろ……おい? ちょっと…………待ってくれよ……。 羽入は両目を瞑って……俺の顔に自分の顔を近づけてくる。 「……んっ」 俺の唇に羽入の唇の柔らかい感触が広がった。 そのキスはとても優しくて……温かかった。 やがて…………ゆっくりと、羽入の唇は俺の唇から離れていった。 「圭一、眠れないのですか?」 「あ、あ...
  • r 詩音と出会って1週間が経った(詩音×圭一)
    r 「ほらほらぁ、もっと泣いてくださいよ、圭ちゃん まだ終わりませんから。」 「んんんぅーー!! ああっ! はっ! はああうあ!!」 華奢な体つきの少年の腹の上にまたがって狂ったように手を動かし続ける。おとしやかな制服を着た少女は恍惚の笑みを浮かべ、その少年、前原圭一のペニスを上下に激しくしごき上げる。だらしなく全裸の身体を必死によじらせて園崎詩音の責めから逃れようとするが両腕を挟み込むように詩音は両足で圭一の腰を押さえているため何もならない。ただ短めのスカートが圭一が腰を動かすごとに宙に舞って、形のいい彼女の薄緑色の下着が見え隠れするだけだった。むしろ肉感のある詩の ヒップが圭一の射精欲を押してしまうだけだった。 「し、おん。詩音んん……頼むもう出させて……くれ……あっ!」 「黙って。反故にする気ですか、私との約束」 「ああ、ちょっ……っと……やめっ!!」 圭一の乳...
  • 罵倒 ~レナシオ~
    ある一人の男が、教室のど真ん中に立たされていた。 彼はモジモジと体を揺らし、どこか恥ずかしそうにしながら顔をうつむかせている。 その男は、全裸だった。 自宅でならともかく、放課後の教室でなぜ彼が裸で立たされているのか……。 それは彼の目の前に座っている、二人の少女による行いだった。 男の割りにはわりと綺麗な素肌を晒している彼を、まるで美術のデッサンのモデルにでもするかのように、同い年くらいの少女が二人。 イスに座りながら、彼の裸体を見つめていたのだ。 そのうちの一人は、こんな営林所を間借りしたような田舎の学校にふさわしくない、まるでお嬢様学校の制服のようなこ綺麗なブレザーを着こんでいた。 彼女はスカートの中が目の前の男に見えてしまうこともかまわず、足を組み、女王様のように優雅にイスに腰かけていた。 彼女のムッチリとしたふとももが二つ重なり合う様は、男なら...
  • 親友だったもの ~はにゅにゅん~
    「ハァ……ハァ……ハァ……」 夜の雛見沢を私達は歩いている。 田舎ゆえロクに街灯もない道端を、一見少女のような容姿のヒトが歩いている。 一見、といったのは、彼女の身体には本来人間にはないものが備わっているからだ。 その頭には尖った鋭利なものが。 『角』が生えていたのだ。 まあもっともそれだけ。 それ以外はいたって普通の少女。 格好は別として。 髪の毛の色は紫と異色だが、まあ想定内。 部活メンバーのそれを見れば、この雛見沢ではそれほどめずらしくもないだろう。 緑とか金とかだしね。 身体だって特に問題はない。 尻尾がにょきにょき生えているわけでもなければ、翼がバタバタとあるわけでもない。 いたって普通の人間の カ ラ ダ だ。  でも、あえておかしなところをもう一つあげるとすれば……それは彼女の今の様子。 その子はとても息を荒くしていて、顔もまるで風邪でもひいてい...
  • 圭X梨
    …梨花ちゃんと口付けをして肌を触れ合った日から数日がすぎた。 あれから、みんなの前では梨花ちゃんは前と同じように俺に接してくれる。 魅音もレナもそれに安心したようで部活も大いに盛り上がっている。 時々、レナが梨花ちゃんに何かささやくたびに、真っ赤になる梨花ちゃんを見て 少々不穏なものは感じているのだが… 「おっしゃ!!これで今日は俺の勝ちだな!!」 大富豪で革命を起こし一気にトップに躍り出た俺はそのままトップを維持し、 勝利をもぎ取った!めずらしく今日の罰ゲームは魅音だ。 「さて、魅音。今日負けたらメイドさんの格好をして  校長先生の頭をなでにいくんだったよなぁ…」 「にぱー。  きっと魅ぃはエリアルコンボをくらって星になってしまうのですよ  かぁいそかぁいそなのです」 「おーほっほ。  残念でしたわね、魅音さん。さて、覚悟を決...
  • 神が堕ちる夏の夜
     人の身に例えるなら、それは喪失感という感覚に近いのだと思う。  自らの存在というもの……自分を自分として認識させる意識が、世界を渡るのと共に希薄になる。  神として残された力は、もうほとんど残ってはいない。本当にこれでもう最後だ。泣いても笑っても、これでもう最後。  自分の周囲の状況を確認する。  カレンダーなど見なくても、時間は分かる。……綿流しの十日前。その深夜。  そしてここは……。  彼女が視線を落とすと、暗がりの中で少年が眠っていた。 “ごめんなさい”  誰にも届かない彼女の呟きが、闇の中に溶けて消える。  神は人の世界に干渉出来ない。それは罪を犯してはならないから。罪と隔絶された世界に住まうが故に神。  では、神が罪を犯すなら?  それは……人に堕ちる。罪にまみれた世界に生きるのが人なのだから。  本来、それはあってはならないこと。しかしそ...
  • おおいし☆X圭一
    何事も無い平穏な日々。 圭一らはいつものように部活にいそしんでいた。 「へっ博愛で防御を固めようと、数で圧倒すればいいんだよ!!  臨戦速攻配置、友軍のレナを残し、行け!全軍進攻だ!!」 繋げられた机に、向かい合うようにしてカードの軍隊が築き上げられていた。 まさに圭一が敵陣の喉元に喰らいつかんとする瞬間だ。 「流石は圭ちゃん、守りを固める者は武力で圧倒すればいい。うんうん、まさにその通り!  でもねぇ、ツメが甘いよーっ!!罠カード『あたる前にくだける』発動!!」 罠カードの発動と共に、攻め込んだ全ての兵が灰燼と帰した。 「をーほっほっほ! 守りががら空きでしてよ!?今度は私の番でしてね!  圭一さんは私の罠カードを警戒してらっしゃったようですが、それこそが罠ですのよ!!」 魅音が罠で敵軍を瓦解させ、その隙に沙都子が攻め込むという戦術。 オーソドックスながら型に嵌れ...
  • オヤシロ様の罪
    「……はぁ……」 空に満点の星空が浮かぶ真夜中。 梨花は窓のふちに腰をかけながら、そう深くため息をついた。 その手には愛用のグラスが握り締められており、中には彼女の大好きな紫色の液体がなみなみと注がれている。 そのグラスの中の氷をカランと鳴らしながら、梨花は憂鬱そうな表情でふたたび美しい夜空を見上げていく。 「…………ふぅ……」 一口、そして二口……手元のグラスを口に運ぶと、梨花は今夜もう何度目かというため息をついた。 どこか色っぽい雰囲気を漂わせながら、ワインを片手にため息をつく少女……。 はたから見たらまるでどこぞの熟女がするような仕草にも見えるだろうが、そこに腰をかけている梨花の身体はまだとても小さく、幼い。 だがだからこそ余計に、それを見てるものにとってはとても物悲しく感じられた。 「あぅ……あの、り、梨花……?」 ついに我慢できず、...
  • 梨花ちゃま集中合宿
        「………………はぁ」   空に綺麗な満月が見える真夜中。 時刻はこんなにも遅くなっているというのに、私は今たった一人で街頭もない暗い夜道を歩いていた。 いくらのどかで平和な雛見沢といっても、こんな真夜中に女の子一人で出歩くなどとても物騒だ。 こんなにも可愛い私を狙い、そこらの茂みからどこぞの変質者が襲いかかってくるかもしれない……。 だがそんなこともお構いなしに、私はどうしてもこの夜道を一人で歩かなければいけない理由に、おもわずため息をついていた。 すると隣でそれを聞いていた彼女が、スっと口を開く。   「どうしても行くのですか?……梨花」   「………………」   舌ったらずな感じに喋る彼女の問いに、夜道をトコトコと歩いている私は何も答えなかった。 今この道を歩いているのは一人だけなのに、あたかもそこには彼女との『対話』が成立しているようだった。 私は今この手に、小さなバ...
  • 淫魔との夜(後篇)
    中篇 彼女は底無しだった。 あれから毎晩の様に身体を重ねた…。何度しても飽きなくて、更に求めあう。 俺の上に馬乗りになって荒々しく蹂躙された…。『手解きを受けて』犬みたいに後ろから犯したり…立ったまま羽入を壁に押し付けてした事もある。疲れ果てて、これ以上は何も出ないと思っても彼女に掛かれば不思議と息子に血が通い始めるんだ。 そして…また溶け合う。…搾り取られる。『牝の扱い方』を手取り足取り教えて貰った。 俺はそんな羽入との秘め事にのめり込んでいく。 いつしか自宅だけでは満足出来なくなり、場所時間を問わず彼女の身体を求めてしまう様になった。そして羽入は俺以上に身体を求めてきた。 羽入は底無しだった。 まるで淫魔の様に…。. 「ふっ!うあぁっ!!は、羽入…も、もう時間がねぇよ…はっ!」 授業と授業の間の休み時間。次の授業に向けて準備をしたり、軽い休息...
  • 無題 作者:2スレ目64 氏 梨花(羽入)×圭一
    梨花ちゃんの舌が上下するたびに、熱いものがこみ上げてくる。 俺の我慢は、もう限界だった。 「梨、梨花ちゃん、でる!でるから!」 俺の言葉も聞こえないのか、梨花ちゃんは顔を遠ざけようとはしない。 むしろ、熱病に浮かされたかのような顔を近づけてくる。 「いいのですよ圭一。そのまま、白いものをいっぱいだすのです」 そして・・・梨花ちゃんはそう言い終わるないなや、敏感な先端部分をぱくりと咥えこんだのだ。 「ぅくっ!」 俺は大量の白濁液を、梨花ちゃんの口内に弾けさせた。 私は月明かりの差し込む窓辺に腰掛け、疲れ果て眠る圭一を眺めていた。「あぅあぅ・・・口の中が、まだ凄い味なのです・・・」 突如、暗闇から三人目の声がする。私はその声の主に向けて、冷たく言い返す。 「飲んでみたいと言い出したのはあんたじゃない、羽入」 「そ、それは言葉の綾なのです。梨花が毎日惚気るから、困らせよう...
  • 二重罠 作者:腹黒屋丼兵衛 氏 圭一×沙都子(×梨花)
    初夏を迎えた雛見沢は、今日も暑かった。 「こう暑いと、お供え物はカルピスかアイスが良いのです」 「・・・暑い時には熱いものが良いって言うじゃない? 今夜はキムチ鍋かしらね?」 「あぅあぅ、辛いのは苦手なのです、あぅあぅあぅ・・・」 「冗談よ。今夜は沙都子がアイスを買ってきてくれたから、それにするわ」 「・・・いぢめないで下さいなのです」 雛見沢分校もHRが終わり、下校時間を迎えた頃。 今日は「部活」もお休みという事もあり、圭一は帰り支度を整えていた。 「圭一、今日も頼むのですよ」 梨花が圭一の傍に寄り、シャツの裾を掴んでぐいぐいと引っ張った。 「あぁ・・・」 圭一はそのまま、梨花と沙都子に連れられる様にして教室を出た。 魅音とレナがその様子を見ていた。 「あれ?、この頃圭ちゃんって、梨花や沙都子と一緒に帰ってない?」 「ほら、梨花ちゃんはまだしも、沙...
  • Miwotsukushi3
    前回 Miwotsukushi2     理性を糸に例える描写を圭一は知っていた。そして本当に切れたら音がするのだ、と実感した。 体勢を背を向けていた格好から、向き合う形へと移す。 暗闇の中で大きな瞳、端正な顔立ち、深緑に映る長髪が視界に入った。 詩音は未だ圭一を抱く状態。圭一も詩音の肩に手を置き、一層鼓動が大きくなる。 本当に良いんだな、など確認の言葉をかけるのも圭一は考えた。 だがすぐに本能が優先され、目の前にいる少女との行為が脳に上書きされる。 背に回した手で、詩音をより自分へと近づける。 正対しての密着。初体験の感覚に、圭一は血流の加速を悟った。 足を動かして圭一に絡むように詩音は動く。素足と素足が触れ合い、腿と腿が摩擦する。 上半身を少し起こし、再び圭一は視界に詩音を捉えた。 少し乱れた髪と息に喉を鳴らし、自ら唇を触れさせる。 上唇、下唇それぞれ味わうように吸い、顔を傾けて唇だ...
  • c
    2005/11/23(水)投稿 「ベルンカステルのハエ取り機」 「よいしょ・・・、これで最後かな」 前原圭一は、雑貨の入った重い段ボール箱を押入れにしまい込んだ。 「お疲れ様なのです。とってもとっても助かったのです」 頭に三角巾を被った古手梨花が、ぺこりと可愛らしくお辞儀をした。 分校で、今日は自宅のガラクタの整理をしなくてはならないので大変なのです ・・・という沙都子と梨花の愚痴交じりの言葉を聞いた圭一が手伝いに来ていたのである。 「あ~、喉渇いたな。沙都子の奴、セブンズマートの買出しにしちゃ遅過ぎるぞ」 「沙都子を責めてはいけないのです。今日はお買い物が多くて大変なのです」 三角巾を取った梨花は、台所の収納庫で何か探している風であった。 丁度、圭一に背中を向けた格好で四つん這いになっていたので、黒のスカートの裾から 白い下着が...
  • コドク箱 裏2
    コドク箱 裏  次の日の午前中、詩音が遊びに来た。はろろ~ん。 「あれ、誰も居ないようですね。おかしいですわね、自転車はあるのに」  呼んでもでてこない。雰囲気からして留守のようだ。ただ、二人の自転車は置いてある。 「うーん。どうしたものでしょうね」  なぜか気になる。何となく嫌な予感がする。さて、どうしたものか。 「ここは一つ、確認するしかないでしょう」  呟きながら、詩音はどこからともなく合鍵を取り出した。どうやって用意したかは追及してはいけない。  鍵を開けて入る。トントンと階段を駆け上がる。そして、降りて来る事はなかった。 「あれ、魅ぃちゃん、どうしたのかな。かな?」  夕方。もう日は傾き空は赤から青く黒く夜に染まろうとしている。レナは鍋を自転車の籠に入れて梨花と沙都子の家に向かう途中、魅音に出会った。 「ああ、レナか」  そういうと、ため息をつい...
  • 梨花ちゃんのターン
    圭×梨(梨花への求婚) 前回のあらすじ 「求婚! 求婚!」 「断婚! 断婚!」 「えぇっ!? そんなぁ梨花ちゃんっ!」 「あ、男根の間違いだったわ」 「愛してるっ!」 「ああんっ」 「くぅっ……」  ペニスを左手で撫で回す。濡れた私の性器で何度か擦っていたので、すべりはいい。早すぎず遅すぎず。 緩急、強弱を入れ替えながら、圭一がそのたびに全く違う快感に支配されるように。  じれったいのか気持ちいいのかよく分からない声を上げる圭一。改めて、その裸を見つめた。  当たり前といえば当たり前だけど、私より広い肩幅に無駄のない肉の付き方。どんな運動でも軽々とこな せるのではないだろうか。色も健康的。そして……。 「……っ」  こうやって触ってはいるけれど、実はまだ、ペニスを直に見ることができないでいた。大きさを触覚で 確認しなが...
  • レイプ魔K~Aエンド~
    レイプ魔Kの続き 自身の性器が竜宮レナの秘所に侵入した瞬間、前原圭一は何か細いトンネルを 自分の性器が無理やりこじ開けるかのような感触を味わった。 それが処女膜を突破した感触だと気づくと、圭一は笑みを浮かべてレナの顔を覗き込む。 「感じたかレナ?俺のちんぽがお前の処女膜をぶち抜いたんだぜ。 どうした喜んでくれよ、レナの大好きな圭一君に処女を捧げられたんだぞ!」 だがレナは涙を流しながら、ただ痛みに耐えているのが精一杯らしい。 レナの秘所からは処女膜を突破された証拠に、鮮血が流れ出していた。 圭一はそんなレナの様子にはお構いなしに、まるで猿の交尾のように激しく腰を振り始めた。 腰が打ち付けられるたびに、レナの秘所から血が流れ、圭一の性器に絡みつく。 (最高だ、最高だぜ竜宮レナ。お前の処女をいただくのが俺の筆おろしだなんてな。) レナが痛みに耐え...
  • @wiki全体から「羽入と圭一の一番長い日(前篇)」で調べる

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