白鴉城、設定街区
リプレイ:第二回
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トレーラー
白鴉城。この高層街では力だけが全てであり、力がある者にとっては鴉さえも白い。かつての鉱床に構えられたこのスラム街は、深く掘られた鉱床の孔に周囲を囲まれ、今も上へ上へと居住区が重ねられ続けている。孔の底で闇にまみえた白鴉城の古い支配者は、今も闇を求め続けているという。彼を囚えた闇は、忍神の力宿す神器か、それとも・・・
忍術バトルRPGシノビガミキャンぺーン「白鴉の城、黒闇の果て」:第二回
導入
第一回では、白鴉城の中心区である居住街区にて、輪、臥城、アキ、葉富の4人のPCが物語の一歩を踏み出した。
第二回となる今回の舞台は、アキが商店を構える階段街区。「闇」に魅入られ、怪物と化してしまった人間、「闇背負い」という存在を中心に、4人のPCが動き出す。
第二回となる今回の舞台は、アキが商店を構える階段街区。「闇」に魅入られ、怪物と化してしまった人間、「闇背負い」という存在を中心に、4人のPCが動き出す。
プリプレイ①:ninnzinnsann
PC1
あなたは階段街区に住む忍びだ。小さな喫茶店を営んでいる。あなたの使命は【闇背負いから喫茶店を守る】ことである。
秘密
あなたの人生は闇背負いによってめちゃくちゃにされた。あなたは闇背負いを許すことは出来ない。あなたの真の使命は【闇背負いをその手で殺す】ことである。
秘密
あなたの人生は闇背負いによってめちゃくちゃにされた。あなたは闇背負いを許すことは出来ない。あなたの真の使命は【闇背負いをその手で殺す】ことである。
今回のPC①、ninnzinnsannに渡されたハンドアウトがこちら。第一回では裏の顔を潜ませる好青年、葉富瑞穂をプレイしたninnzinnsannだが・・・
アリス(仮)
ninnzinnsann:こんな感じのがやりたいです!
刻封獄事件。PLに渡した白鴉城の公式設定には、二つの事件が設定されていた。一つは旧区封鎖事件、そしてもう一つが刻封獄事件だ。このタイミングで読者諸兄にも紹介しておこう。
旧区封鎖事件
40年ほど前、現在の旧街区は第二市街区と呼ばれていた。階段の乱立する当時の居住街区を見かねて地下へと増築を進め作られた第二市街区は、多少余裕のある広い街並みから住民の人気を勝ち取り、急速に発達を遂げていた。地下へと進むことで闇背負いの懸念こそあったものの、鴉が厚く配備され、たまの襲撃は3匹同時といった大規模なものであっても、全て市街より前で食い止められていた。
そうして、この日。第二市街区を10匹の闇背負いが襲撃する。その2時間後にさらに10匹。日を跨いでさらに30匹ほどの闇背負いが襲撃したというが、もはや正確な数は記録できていない。配備されていた鴉に対処できる数ではなく、そして闇背負いに襲撃された住人の一部がその場で闇背負いに変貌し、その勢力を増したことから、白鴉率いる大隊が到着した時にはもはや手をつけられる状態ではなかった。幸いにして、第二市街区はその成り立ちから居住街区とは大門一つのみを挟んで繋がっており、そうして、第二市街区は白鴉城から永遠に切り離された。家族や友人を闇背負いに殺された者、家族友人が闇背負いになった者、そして、家族や友人を旧街区に取り残してきた者、皆、旧街区については口を噤むばかりである。そして過去に類を見ない闇背負いの大襲撃は、未だその理由を明らかにしない。
そうして、この日。第二市街区を10匹の闇背負いが襲撃する。その2時間後にさらに10匹。日を跨いでさらに30匹ほどの闇背負いが襲撃したというが、もはや正確な数は記録できていない。配備されていた鴉に対処できる数ではなく、そして闇背負いに襲撃された住人の一部がその場で闇背負いに変貌し、その勢力を増したことから、白鴉率いる大隊が到着した時にはもはや手をつけられる状態ではなかった。幸いにして、第二市街区はその成り立ちから居住街区とは大門一つのみを挟んで繋がっており、そうして、第二市街区は白鴉城から永遠に切り離された。家族や友人を闇背負いに殺された者、家族友人が闇背負いになった者、そして、家族や友人を旧街区に取り残してきた者、皆、旧街区については口を噤むばかりである。そして過去に類を見ない闇背負いの大襲撃は、未だその理由を明らかにしない。
刻封獄事件
10年ほど前、鴉たちの調査の中で、孔の底のある一帯に大量の彫刻群が発見された。あまりに精巧に作られた闇背負いと逃げ惑う鉱床作業者たちの彫刻で、かつて鉱床が活動していた頃の闇背負いの脅威を映した彫刻群だと考えられ、調査が進められた。当然ながら、その実態は彫刻などではなく、その一帯ごと刻の狭間に封じられた闇背負いと被害者たちの肉体であった。調査を行う鴉たちがそれに気づく頃にはすでに遅く、正常な刻の流れに強く触れた刻封獄は本来の刻の流れを取り戻した。刻の流れの合流による衝撃波と封印から解けた大量の闇背負いにより、その場にいた鴉はほぼ全滅、追って派遣された討伐部隊にも甚大な被害が及んだ。刻の封印から解かれた過去の住人たちも当然のように生き残ることはなかった、そう考えられている。
この刻封獄事件の生き残りであり、全盛期の姿を時計をキーとして封じられた少女(老婆)をやりたい、という提案であった。
GM:刻封獄事件の生き残り。人格を封じ込められている。なるほど、なるほど。
GM:じゃあ、少し設定をGM側でいじったものを送るね。
GM:じゃあ、少し設定をGM側でいじったものを送るね。
アリス
刻封獄事件の生き残り。事件の際、刻の狭間に閉じ込められていた老女彩李寿(ありす)の精神と融合してしまったアリスは、肉体は老化し、自らの人格はは時計に封じ込められ、鴉としての地位も失った。同じく刻封獄事件の生き残りである鍍金の大鴉に拾われ、現在は階段街区で喫茶「不思議の国」を営んでいる。時計をキーとして一日一時間のみ、鏡のアリスの人格を表出させることが出来る。
主たる人格を内に秘め、時計の針が示す一刻のみ全力を発揮する老女にして少女。斜歯忍軍の下位流派:大槌軍、彩李寿/アリス。

キャラ絵作者:イナスファ
なんと、キャラメーカーの規約で画像が使用不可能だったために、PLのイナスファ君様が再現イラストを作成してくれました。シンプル2000シリーズTHE神。本当に感謝。
プリプレイ:haratomo
PC2
あなたは階段街区に住む忍びだ。人知れず闇背負いについて研究を行なっているが成果が上がらない。あなたの使命は【闇背負いを間近で見る】ことである。
秘密
あなたは、死亡した闇背負いから、闇の徴と呼ばれる独特の印影が一瞬浮かび上がることを知っている。これを捉えることが出来れば、あなたの研究は一歩先へ進むことになるだろう。あなたの真の使命は【闇の徴を獲得する】ことである。
秘密
あなたは、死亡した闇背負いから、闇の徴と呼ばれる独特の印影が一瞬浮かび上がることを知っている。これを捉えることが出来れば、あなたの研究は一歩先へ進むことになるだろう。あなたの真の使命は【闇の徴を獲得する】ことである。
前回、輪の設定で、「斜歯車」という固有名詞が登場するなど、PLも、このキャンペーンでPLにかなりの裁量が許されていることに気づき始めた様子であり、今回は皆色んな設定を送り付けてくれることになった。
そしてGMはいっぱい設定を考えてもらえて大変嬉しそうにしていたそうな。第三回になる頃には、大量の設定同士を括り付け、辻褄を合わせる作業に泣かされるとも知らずに・・・
そしてGMはいっぱい設定を考えてもらえて大変嬉しそうにしていたそうな。第三回になる頃には、大量の設定同士を括り付け、辻褄を合わせる作業に泣かされるとも知らずに・・・
haratomo:こんな設定を導入して、それに属するキャラをやりたいです!
GM:いいよ!(中身を見ずに)どれどれ?
GM:いいよ!(中身を見ずに)どれどれ?
黒夜教(こくやきょう)(仮)
旧区封鎖事件を受け生まれた新興宗教。彼らの“神”は白鴉城に潜むとされる「闇」そのものでありかの神は混沌を愛し秩序を憎み、明るき天ではなく暗き地下に住む。スラム的混沌を持つ白鴉城はかの者の恩寵を受ける特別な地、その中でも地下にあたる区画は聖地とされている。
黒夜教の信者たちの目指すのは神に触れ、人を超えること。「闇」に魅入られたとされる闇背負いはかの神の使者であり、彼らは「夜御遣い(やみつかい)」と呼称している。旧区封鎖事件は神の領域に人の秩序が及ぼうとしたため神が引き起こした罰だと考えている。
多くの闇背負い発生の影に彼らの存在があるとされており、黒地に白で聖印が刻まれた独特の装束は鴉たちの警戒するところである。
黒夜教の信者たちの目指すのは神に触れ、人を超えること。「闇」に魅入られたとされる闇背負いはかの神の使者であり、彼らは「夜御遣い(やみつかい)」と呼称している。旧区封鎖事件は神の領域に人の秩序が及ぼうとしたため神が引き起こした罰だと考えている。
多くの闇背負い発生の影に彼らの存在があるとされており、黒地に白で聖印が刻まれた独特の装束は鴉たちの警戒するところである。
GM:格好良いじゃん!細かいところで白鴉城の設定と矛盾したりしてるからそこを修正するのと、教義とかについて少し相談しようか。
haratomo:どもです!
haratomo:どもです!
そして、二人ですり合わせて決定した黒夜教の設定が以下の通り。
黒夜教
かつて1人の男が闇にまみえ、闇に心酔した。彼は闇に認められることを望み、そうして、闇背負いとなったが、彼は自我を残しており、闇に認められたのだと狂喜したのだった。彼に影響された僅かな人間が、彼に従い、闇に認められようと集まり始めた。殆どは闇に呑まれ、意識ない闇背負いとなったが、彼らの希求は止むことがなかった。より確かな闇を求めて、そして自らがより深く闇に認められるため、大司教の下に黒夜教の名を冠した彼らは進み続ける。
夜御使(やみつかい)
夜背負いは由の知れぬ怪物であり、人が闇背負いとなるとしてもその自我は消え果てるのが常である。しかし、稀に意識を残し、闇背負いでありながら自我を保つ個体が発生することがある。黒夜教は、これを闇に認められた夜御使なのだとして崇める。夜御使が誕生すると黒夜教はそれの下に現れ、黒夜教の邁進のため、その力を乞う。黒夜教の下に集った夜御使の中で特に力持つものは司教の称号を受ける。
現在の黒夜教は、大司教「月夜(つくよ)」を頂点に、司教「常夜(とこよ)」、司教「白夜(びゃくや)」、司教「極夜(きょくや)」の3人を加えた四司教により統括されている。
現在の黒夜教は、大司教「月夜(つくよ)」を頂点に、司教「常夜(とこよ)」、司教「白夜(びゃくや)」、司教「極夜(きょくや)」の3人を加えた四司教により統括されている。
黒夜教の隆盛
旧区封鎖事件は、黒夜教にとって大きな転機となった。類を見ない大量の闇背負いの襲撃は、多くの人々に闇に対する畏れを抱かせた。そして、畏敬する闇に近づき認められようとする者だけでなく、闇に認められようとする者に縋り闇への恐怖から逃れようとする者が、多く黒夜教に集ったのだ。黒夜教は今もなお決して大きな組織ではないが、闇に近づこうとするその一点において鴉にも対抗し得る力を獲得したのだ。
エリア:孔の底
最下層から下へ下へと降りた先では、露天掘りの孔が途絶え、調査掘りの坑道数本のみが底へと続いている。そして坑道は自然の空洞に突き当たる。孔の底である。最初の白鴉の主が闇にまみえた場所であり、闇背負いが生まれてくる根源であり、そして[Information Concealed]
かつては鴉が活発に調査隊を送り込んでいたが、度重なる事故や敗走により、調査の頻度は極端に減少した。現在では、主に黒夜教が孔の底を調査区域としているのみである。
かつては鴉が活発に調査隊を送り込んでいたが、度重なる事故や敗走により、調査の頻度は極端に減少した。現在では、主に黒夜教が孔の底を調査区域としているのみである。
そして、これが黒夜教に属するharatomoのPC、白兎である。
白兎(はくと)
白鴉城において広まっている宗教、「黒夜教」。「闇」を崇める彼らは旧区封鎖事件にて人々の間に広がった恐怖を背景に力を伸ばし、一定の信者をもつに至った。
"白兎"はその黒夜教の司祭のうちの一人である。謎めいた人物で黒衣と対照的な白髪からその名で呼ばれる彼の本名を知る者は誰もいない。
慇懃な彼の口調の裏には、自己の目的のためなら何者も犠牲とする冷徹さが隠されており、黒夜教内外で恐れられる存在である。
"白兎"はその黒夜教の司祭のうちの一人である。謎めいた人物で黒衣と対照的な白髪からその名で呼ばれる彼の本名を知る者は誰もいない。
慇懃な彼の口調の裏には、自己の目的のためなら何者も犠牲とする冷徹さが隠されており、黒夜教内外で恐れられる存在である。
黒夜教の徒として真摯に闇に仕える者、秘密然としてその全貌を見せない男。斜歯忍軍、白兎。
プリプレイ③:イナスファ
PC3
あなたは階段街区を担当する闇背負い討伐担当の鴉だ。あなたの使命は【闇背負いを討伐する】ことである。また、あなたは直属の大鴉から、プライズ「闇除けの封布」を渡されている。
秘密
あなたたち鴉は闇背負いの討伐について、密命を受けている。闇背負いは可能な限り生け捕りにし、大鴉へ引き渡せ、と。あなたの真の使命は【闇背負いを生け捕りにする】ことである。
秘密
あなたたち鴉は闇背負いの討伐について、密命を受けている。闇背負いは可能な限り生け捕りにし、大鴉へ引き渡せ、と。あなたの真の使命は【闇背負いを生け捕りにする】ことである。
プライズ:闇除けの封布
闇背負い討伐の任を受けた鴉が持つ布。
第一回では輪鋏をプレイし、斜歯車という格好いい組織を設定してGMを唸らせたイナスファくん。そしてそれは今回においても、遺憾なく発揮された。お互いに行ったすり合わせは省くが、最終的に決定した設定が以下の通り。
私立白亜学院
あらゆる秩序の崩壊したこの白鴉城においても、教育は尚も供給されており、白鴉城の全階層にわたって白亜学院の教室棟が積み重なっている。かつては私立御斎学園に属する忍びが興した選ばれた者のための学院であったが、今や白鴉城の教育機関全てを内包した混沌の学院と化した。
白亜学院の真の姿とは、鴉の精鋭育成機関であり、精鋭たる素質ある子どもを選別する機関である。そして、それは当然に、忍びの流れを引く者が多く引き入れられることを意味しており、彼らは御斎の技を余すところなく学ぶことになる。
白亜学院は、数階層ごとに構成された「管理委員会」によって各生徒を統率しており、「学長」と選ばれた生徒のみによって構築された「風紀委員会」がその頂点に位置している。白亜学院で学ぶ未来の精鋭たちは、より高い階層の委員会に所属することを目指し、日々の鍛錬と鴉の御役目に努めるのである。
白亜学院の真の姿とは、鴉の精鋭育成機関であり、精鋭たる素質ある子どもを選別する機関である。そして、それは当然に、忍びの流れを引く者が多く引き入れられることを意味しており、彼らは御斎の技を余すところなく学ぶことになる。
白亜学院は、数階層ごとに構成された「管理委員会」によって各生徒を統率しており、「学長」と選ばれた生徒のみによって構築された「風紀委員会」がその頂点に位置している。白亜学院で学ぶ未来の精鋭たちは、より高い階層の委員会に所属することを目指し、日々の鍛錬と鴉の御役目に努めるのである。
透石礫
六大流派と名高い私立御斎学園の姉妹校の一つ、「私立白亜学院」に通う学生忍者。無秩序な増改築を繰り返すその校舎は白鴉城のあらゆる区画に跨り、各階層ないし各区画ごとの「校舎管理委員会」が分割統治を行っている。透石礫は階段街区にある、第十三校舎管理委員会の長を務める鴉である。普段は学生としてふらふらしているが、闇背負い出現の折には率先して討伐に向かう。
同管理委員会の鴉は皆忍者ではなくその辺のならず者でしかないので、自分が守らないとなと思っている。が、彼本人もまぁ喧嘩っ早いし素行もあまり良くないので暴力沙汰は絶えない。が、一応第十三校舎近隣は自分の担当であるため、“自分のシマ”であると思っている。上の風紀委員会には逆らえないし、部下や自分のシマは守らなきゃならない。両方しなきゃいけないのが忍者鴉の辛いところだ。
透石礫の身体能力は、忍者としては並程度だ。事実彼の戦い方は相手の失敗を誘うだけの、迂遠な戦法だ。彼が第十三校舎管理委員会の長を務めることになったのも、他に丁度良い忍者がいなかったからに過ぎない。
しかし彼が委員長として『背押しの石笛』を拝領したとき、彼の才能は開花した。生徒たちが「先輩」と呼び習わす白い影の扱いに、彼は長けていた。彼が伴う影はより強く、より丈夫であった。彼はその術を磨き、奥義と言われるまでに昇華させたのだ。彼の名はまぁまぁ有名になり、彼はその名を歩くままにしている。自分は誇りをもって生きている。その姿を隠す必要など、何処にもない。
同管理委員会の鴉は皆忍者ではなくその辺のならず者でしかないので、自分が守らないとなと思っている。が、彼本人もまぁ喧嘩っ早いし素行もあまり良くないので暴力沙汰は絶えない。が、一応第十三校舎近隣は自分の担当であるため、“自分のシマ”であると思っている。上の風紀委員会には逆らえないし、部下や自分のシマは守らなきゃならない。両方しなきゃいけないのが忍者鴉の辛いところだ。
透石礫の身体能力は、忍者としては並程度だ。事実彼の戦い方は相手の失敗を誘うだけの、迂遠な戦法だ。彼が第十三校舎管理委員会の長を務めることになったのも、他に丁度良い忍者がいなかったからに過ぎない。
しかし彼が委員長として『背押しの石笛』を拝領したとき、彼の才能は開花した。生徒たちが「先輩」と呼び習わす白い影の扱いに、彼は長けていた。彼が伴う影はより強く、より丈夫であった。彼はその術を磨き、奥義と言われるまでに昇華させたのだ。彼の名はまぁまぁ有名になり、彼はその名を歩くままにしている。自分は誇りをもって生きている。その姿を隠す必要など、何処にもない。
背押しの石笛
古ぼけた石笛。第十三校舎管理委員会に伝わる忍器の一つ。その音色は余人には聞こえず、ただ学院の正義を信じる者のみに音を届けるという。その音色は役員達の符号となると共に、かつていた旧い役員を呼び寄せる。その様はさながら幽霊のように朧気だが、役員達はその幽霊を「先輩」と呼び習わす。
あるいはその白い影はもっとおぞましい何かかもしれないが、彼らは先達であると信じている。あるいは先達に背を押されていると信じることが、前に進んでいると信じさせてくれるのだろうか。
あるいはその白い影はもっとおぞましい何かかもしれないが、彼らは先達であると信じている。あるいは先達に背を押されていると信じることが、前に進んでいると信じさせてくれるのだろうか。
学園。確かに実在の九龍城においても教育機関は存在しており、夜にバーや売春宿となるような場所を、昼に学校として使用していたとも言うが、GMはこの白鴉城にそんな場所があるとは露にも思っていなかった。いなかったが、下位流派:旧校舎管理委員会の忍法「幽霊部員」に紐づけた石笛の設定も、鉱床だった頃の白亜場という設定も、いずれも格好良くしっくりと来るものであった。ちなみに、GMはこの白亜場という名前は密かに気に入っており、当時は白亜石という鉱石を掘っていたことにしたりしているが、第十三回現在、特に日の目を見ていない設定である。
日の目を見ていない設定と言えば、この学院には学長を務める白鴉がおり、小洒落た説明文と共に設定が記述されていたのだが、第九回を数える頃に、キャンペーンに一切絡めなかったのでそのままオミットされていった。R.I.P.
日の目を見ていない設定と言えば、この学院には学長を務める白鴉がおり、小洒落た説明文と共に設定が記述されていたのだが、第九回を数える頃に、キャンペーンに一切絡めなかったのでそのままオミットされていった。R.I.P.
鴉の下部組織でありながら、シマとそこの住人を護ることを第一とし、その正義に真っすぐに生きる第十三校舎管理委員会のテッペン。そして、この白鴉城キャンペーンで最も主人公格にふさわしい男。私立御伽学園生徒会の下位流派:旧校舎管理委員会、透石礫。
プリプレイ④:松露
PC4
あなたは階段街区に住む忍びだ。あなたの祖父はこの階段街区の顔役を務めており、あなたにとって誇りの祖父である。あなたの使命は【祖父のように立派な人物になる】ことである。
秘密
忍びの直感としか言えないものであるのだが、あなたは最近の祖父から死の気配のよつなものを感じ取っている。顔役を務める祖父の命を狙う者は多い。あなたの真の使命は【祖父の命を守る】ことである。
また、あなたはNPC1と互いにプラスの感情を取得しているとともに、NPC1に対して行う情報判定に+1の修正を得る。
秘密
忍びの直感としか言えないものであるのだが、あなたは最近の祖父から死の気配のよつなものを感じ取っている。顔役を務める祖父の命を狙う者は多い。あなたの真の使命は【祖父の命を守る】ことである。
また、あなたはNPC1と互いにプラスの感情を取得しているとともに、NPC1に対して行う情報判定に+1の修正を得る。
そして前回臥城をプレイしてくれた松露くんのハンドアウトがこちら。彼から提出された設定は奇しくも・・・
松露:GM、今度のキャラは御伽の下位流派、多羅尾女学院に所属させるつもりです。
GM:ほう、なるほど・・・(透石礫の設定を思い浮かべながら)
松露:ということで、階段街区の少女が、白鴉城の外、多羅尾女学院で学んでいて、休暇で帰ってきているという感じにしようかと・・・
GM:あっ。
GM:すまない、裏設定に引っかかった。
GM:これは他のPLにも内緒だし、PC達も当然知る由も無いことなのだけど、松露くんにだけは伝えておくね。「この白鴉城に住む人たちは[Information Concealed]。」
松露:了解です。じゃあ多羅尾女学院周りの設定ってどうしましょうか。
GM:それはご安心を。そもそも外と隔絶された白鴉城ですから、他の流派についても、基本的に、かつてこの地に流れ着いた各流派の血が脈々と流れていた、という設定になります。
GM:ほう、なるほど・・・(透石礫の設定を思い浮かべながら)
松露:ということで、階段街区の少女が、白鴉城の外、多羅尾女学院で学んでいて、休暇で帰ってきているという感じにしようかと・・・
GM:あっ。
GM:すまない、裏設定に引っかかった。
GM:これは他のPLにも内緒だし、PC達も当然知る由も無いことなのだけど、松露くんにだけは伝えておくね。「この白鴉城に住む人たちは[Information Concealed]。」
松露:了解です。じゃあ多羅尾女学院周りの設定ってどうしましょうか。
GM:それはご安心を。そもそも外と隔絶された白鴉城ですから、他の流派についても、基本的に、かつてこの地に流れ着いた各流派の血が脈々と流れていた、という設定になります。
彼にだけ伝えたこの設定は、現時点では読者に伏せておく。そして実は、とあるPCにはこの設定が秘密裏に伝えられていたのだった。これについても、後々明らかにしていこう。
そうして、奇しくも学生として設定が重なった透石礫とPC④。これを利用しない手は無いと、白亜学院の分校、お嬢様だけが通うことを許される紫香楽女学院という場所が設定された。最終的に決定された紫香楽女学院とPC④の設定は以下の通り。
そうして、奇しくも学生として設定が重なった透石礫とPC④。これを利用しない手は無いと、白亜学院の分校、お嬢様だけが通うことを許される紫香楽女学院という場所が設定された。最終的に決定された紫香楽女学院とPC④の設定は以下の通り。
紫香楽女学院(しがらき-)
多羅尾女学院の忍びであった初代の学長が、特にくノ一を育て上げることを目的に設立した白亜学院の分流。白亜学院が混沌の学院と化し、紫香楽女学院もその一部として取り込まれた現在において、なお「紫香楽に通う」という特別性は存在する。選ばれた女子のみが他の白亜学院生と切り離され、紫香楽のくノ一を極める事ができるのである。
白かんな
紫香楽の女生徒で最高年次のもののうち、実力及び品行が最も優れたものは、一年間、白かんなの名を与えられる。白かんなは皆の憧れの的であり、年度替わりが近づくと、白かんな候補の女生徒陣営の間で無言の戦争が執り行われるほどである。一方で、紫香楽には「白かんなのひとつ下」という女生徒間の言い伝えがある。白かんなになった女生徒は、“白かんな”という人格に精神を奪われ、人が変わってしまうから、白かんなの次に優れた生徒でいるべきだというものである。実際のところ、紫香楽の頂点に立つという重責が白かんなをそうさせるのであろうが、物事において頂点を貪欲に求めることなく一歩引いた立ち位置に立つという美徳を説く言い伝えとして人気のある噂話なのだ。
白かんなの花言葉は、「永遠」。
白かんなの花言葉は、「永遠」。
九重桜(PC④)
私立紫香楽女学院高等部一年生。
紫香楽には中等部から。
明るく元気だが、紫香楽の校風としては似つかわしくないため一人前の問題児。
基本的に生徒指導部、時々風紀委員会と追いかけっこをするのが紫香楽の日常風景となっている。
階段街区の一区画、″二瓜″の顔役、九重家の後継者としての教養を身につけるべく私立紫香楽女学院へとやられていた。
最も、顔役と言えども裕福でない九重家が(表面上とはいえ)お嬢様学園へ一人娘をやれたのは、二瓜の皆が一丸となって入学金を用立ててくれた事にほかならない。
祖父と血の繋がりはなく、玄関先に捨てられていたのを拾ったのだと聞かされている。
拾った当初、子供の世話などした事がなかったという祖父はたいそう困り果て、周りに助けを求めた結果、気がつけば″二瓜″総出で育てることになっていた。
その為、桜は故郷である二瓜を愛しているし、二瓜の皆、ひいては入学へ旗を振ってくれたお爺(対外的には祖父と呼んでいる)を敬愛している
紫香楽の生徒は多羅尾の風習に則り、学院在籍者に擬似的な姉妹関係を結ばせている。
桜の場合は姉としての先輩、高等部三年の姫宮霞がそれに当たる。
仲は良好で、実の姉妹のようでいて対等な友人でもある。
これは、霞が「対外的には姉妹として振舞い、呼び合いましょう。けれど、二人の時は互いを名前で呼ぶこと。そして対等でいましょう」と桜に求めた約束から。
霞からされた要求は後にも先にもこれきりであった。
桜の白リボンは霞から送られた高校入学祝い。
学院への入学時、(本人曰く)ちょっとした事件が原因で入学がひと月遅れての入学となっている。
おかげで問題児として目をつけられるも、持ち前の明るさで多くの友人を得られた。
姫宮霞は当代の白かんなであるが、桜は年次が上がってからの霞に言葉にはし難い変化を感じ取っており、「白かんなのひとつ下」の噂について独自に調べを進めてはいるがこれと言った成果は得られていない。
紫香楽には中等部から。
明るく元気だが、紫香楽の校風としては似つかわしくないため一人前の問題児。
基本的に生徒指導部、時々風紀委員会と追いかけっこをするのが紫香楽の日常風景となっている。
階段街区の一区画、″二瓜″の顔役、九重家の後継者としての教養を身につけるべく私立紫香楽女学院へとやられていた。
最も、顔役と言えども裕福でない九重家が(表面上とはいえ)お嬢様学園へ一人娘をやれたのは、二瓜の皆が一丸となって入学金を用立ててくれた事にほかならない。
祖父と血の繋がりはなく、玄関先に捨てられていたのを拾ったのだと聞かされている。
拾った当初、子供の世話などした事がなかったという祖父はたいそう困り果て、周りに助けを求めた結果、気がつけば″二瓜″総出で育てることになっていた。
その為、桜は故郷である二瓜を愛しているし、二瓜の皆、ひいては入学へ旗を振ってくれたお爺(対外的には祖父と呼んでいる)を敬愛している
紫香楽の生徒は多羅尾の風習に則り、学院在籍者に擬似的な姉妹関係を結ばせている。
桜の場合は姉としての先輩、高等部三年の姫宮霞がそれに当たる。
仲は良好で、実の姉妹のようでいて対等な友人でもある。
これは、霞が「対外的には姉妹として振舞い、呼び合いましょう。けれど、二人の時は互いを名前で呼ぶこと。そして対等でいましょう」と桜に求めた約束から。
霞からされた要求は後にも先にもこれきりであった。
桜の白リボンは霞から送られた高校入学祝い。
学院への入学時、(本人曰く)ちょっとした事件が原因で入学がひと月遅れての入学となっている。
おかげで問題児として目をつけられるも、持ち前の明るさで多くの友人を得られた。
姫宮霞は当代の白かんなであるが、桜は年次が上がってからの霞に言葉にはし難い変化を感じ取っており、「白かんなのひとつ下」の噂について独自に調べを進めてはいるがこれと言った成果は得られていない。
姫宮 霞(NPC)
私立紫香楽女学院高等部三年生。
当代の”白かんな”
容姿端麗、文武両道を地でゆく天才。
だが、その悠然とした姿に当てられてしまうのか彼女の周囲に人は寄りつくことはなく。
友人はおろか、”姉妹”すらも白亜学院への移籍という形で去って行った。
「その立ち振る舞いに、憧れを通り越し、隣に立つだけで自らの矮小さを思い知らされる。」
──紫香楽を去る前、姫宮霞の”姉”であった生徒がそうこぼした。
そんな噂が流れても誰も疑わないほどに、彼女の存在は孤高のものと皆が認知していた。
霞が中等部三年に上がった春、皐月。
唯一”姉妹”を持たぬ異端として、学院から黙認されていた彼女は、一年ぶりに”妹”を指名する。
入学式に大事件を引き起こし、その影響でひと月入学の遅れた極め付けのはねっかえり──九重桜を。
超のつく問題児、さらに混沌とした白鴉城のなかでも辺境の階段街区出身者を選んだことに周囲は当然驚いたが、厄介者を霞が(近く結果として)処断してくれてせいせいした、と早々に桜が学院から消えるものと判断しこれを捨て置いた。
が、周囲の予想を裏切り二人は”姉妹”として時を重ねてゆくことになる。
そうして二人が姉妹となって数日。並んで歩く二人を遠くから見て、誰かが言った
「姫宮さんって、笑うことあったのね」
そして二人の関係は、霞が"白かんな"となった春大きく動き出すこととなる。
当代の”白かんな”
容姿端麗、文武両道を地でゆく天才。
だが、その悠然とした姿に当てられてしまうのか彼女の周囲に人は寄りつくことはなく。
友人はおろか、”姉妹”すらも白亜学院への移籍という形で去って行った。
「その立ち振る舞いに、憧れを通り越し、隣に立つだけで自らの矮小さを思い知らされる。」
──紫香楽を去る前、姫宮霞の”姉”であった生徒がそうこぼした。
そんな噂が流れても誰も疑わないほどに、彼女の存在は孤高のものと皆が認知していた。
霞が中等部三年に上がった春、皐月。
唯一”姉妹”を持たぬ異端として、学院から黙認されていた彼女は、一年ぶりに”妹”を指名する。
入学式に大事件を引き起こし、その影響でひと月入学の遅れた極め付けのはねっかえり──九重桜を。
超のつく問題児、さらに混沌とした白鴉城のなかでも辺境の階段街区出身者を選んだことに周囲は当然驚いたが、厄介者を霞が(近く結果として)処断してくれてせいせいした、と早々に桜が学院から消えるものと判断しこれを捨て置いた。
が、周囲の予想を裏切り二人は”姉妹”として時を重ねてゆくことになる。
そうして二人が姉妹となって数日。並んで歩く二人を遠くから見て、誰かが言った
「姫宮さんって、笑うことあったのね」
そして二人の関係は、霞が"白かんな"となった春大きく動き出すこととなる。
桜と霞の、短編調の説明書きは、PLの松露くんが書いてくれたもので、彼女たちの人となりが良く分かって大変素敵な読み物である。そして、短編書きとしての松露くんの一面は、このキャンペーンに大きく寄与することにもなる。ぜひ、その時を楽しみにして頂きたい。
ちなみに、桜の設定に登場した二瓜という地名は、松露くんが設定してくれた階段街区の区画割りである。キャンペーン中、特段重要になることは第十三回現在では無いものの、宜しければこのwikiの「エリア設定→階段街区」から参照頂きたい。他のエリアはともかく、階段街区のページはネタバレになることは記載されていないのでご安心を。
ちなみに、桜の設定に登場した二瓜という地名は、松露くんが設定してくれた階段街区の区画割りである。キャンペーン中、特段重要になることは第十三回現在では無いものの、宜しければこのwikiの「エリア設定→階段街区」から参照頂きたい。他のエリアはともかく、階段街区のページはネタバレになることは記載されていないのでご安心を。
破天荒なお嬢様にして、大切な友人である霞を案ずる少女。私立御伽学園の下位流派:私立多羅尾女学院、九重桜。
そして、紫香楽女学院の当代の「白かんな」にして、不穏な行き末を暗示させる設定のNPC、姫宮霞。
以上、第一回と比べてキャンペーンに慣れてきたPL達による、大量の設定に裏打ちされたPC4人が出揃った。多少設定の多さに苦しむ読者も居られるかもしれないが、現時点ではエッセンスだけ読み取って頂いて、後々、魅力を感じたPCについて読み返して頂ければ幸いである。
それでは、セッション本編をお楽しみください。
それでは、セッション本編をお楽しみください。
オープニング
GM:第一回同様、オープニングはキャラ設定の自己紹介を以て省略とします。
GM:ただし、今回はハンドアウトを持つNPCが一人います。
GM:ただし、今回はハンドアウトを持つNPCが一人います。
NPC1:九重巌
PC4の祖父。階段街区の顔役であり、慕う者も恨む者も多い。人格者として有名だが、最近不審な行動が多いという噂が耳にされる。
GM:九重桜さんのお爺ちゃんですね。彼も、PCと同様にドラマシーンや戦闘シーンを行いますし、秘密を持っています。それでは、メインフェイズに入りましょう。
メイン①:白兎のドラマシーン
GM:ではシーン表を振るところから始めてください。今回は階段街区シーン表を用意しました。
アリス:マメね!
GM:エリアのフレーバーを知ってほしい、というのに加えて、実は少し仕込んであるギミックもあるのですよ。まあお楽しみにってことで。
白兎:シーン表は9ですね。
GM:9-四箸鯉(よばしり)。外部の行商から商品を仕入れるため、階段街区に商店が立ち並ぶのなら、色街もまた階段街区にあるべきなのだろう。忍びは駆ける、さまざまな思惑の外側を。
白兎:ともあれ、まずは感情からでしょう。透石礫に感情を取りましょうか。
アリス:マメね!
GM:エリアのフレーバーを知ってほしい、というのに加えて、実は少し仕込んであるギミックもあるのですよ。まあお楽しみにってことで。
白兎:シーン表は9ですね。
GM:9-四箸鯉(よばしり)。外部の行商から商品を仕入れるため、階段街区に商店が立ち並ぶのなら、色街もまた階段街区にあるべきなのだろう。忍びは駆ける、さまざまな思惑の外側を。
白兎:ともあれ、まずは感情からでしょう。透石礫に感情を取りましょうか。
"白兎" : 「おや、そこの君……その制服は白亜学院のものですね?こんなところで何をしているのですか?」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「あ?なんだァ?てめぇ……」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「てめぇこそ、うちのシマでなにしてんだゴラァ?」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「見るからにヤバそうじゃねぇか……」
透石礫(とうせき・つぶて) : 若干引いてる
"白兎" : 「おお、貴方はここに縄張りを持つ鴉の方でしたか。これは失礼を」
"白兎" : 「私は黒夜教司祭の"白兎"。あなたの縄張りを荒らす気はありませんのでお気になさらず」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「こくやきょうだぁ……?」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「……なンだそれ」
"白兎" : 「我々は主である『闇』に仕える身。以後、お見知りおきを」
透石礫(とうせき・つぶて) : やべーやつだこれ
透石礫(とうせき・つぶて) : 「あ……、ソすか。うっす。」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「大変っスね。知んないけど」
"白兎" : 「どうやら我々のことが信用できていらっしゃらないご様子。貴方がたの縄張りにいらっしゃる大切な民のみなさんにも、我々の教えは救いになると思うのですが……」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「あ、うちはそういうの間に合ってるんで。ほんと」
透石礫(とうせき・つぶて) : 次の学級会の議題は決まったな!
"白兎" : 「おやおや、興味があまりないといったご様子。これ以上いるとご機嫌を損ねてしまうかもしれませんし、これにて退散するといたしましょう」
後輩(GM) : センパーイ、何してんすか?
ん、だれすかこいつ。うわ服黒!って俺たちもか!
透石礫(とうせき・つぶて) : 「あァ?おい引っ込んでろって……」
"白兎" : 「今後とも我ら黒夜教を何卒」と慇懃にお辞儀
後輩(GM) : こくやきょうー・・・?
透石礫(とうせき・つぶて) : 「あ?なんだァ?てめぇ……」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「てめぇこそ、うちのシマでなにしてんだゴラァ?」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「見るからにヤバそうじゃねぇか……」
透石礫(とうせき・つぶて) : 若干引いてる
"白兎" : 「おお、貴方はここに縄張りを持つ鴉の方でしたか。これは失礼を」
"白兎" : 「私は黒夜教司祭の"白兎"。あなたの縄張りを荒らす気はありませんのでお気になさらず」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「こくやきょうだぁ……?」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「……なンだそれ」
"白兎" : 「我々は主である『闇』に仕える身。以後、お見知りおきを」
透石礫(とうせき・つぶて) : やべーやつだこれ
透石礫(とうせき・つぶて) : 「あ……、ソすか。うっす。」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「大変っスね。知んないけど」
"白兎" : 「どうやら我々のことが信用できていらっしゃらないご様子。貴方がたの縄張りにいらっしゃる大切な民のみなさんにも、我々の教えは救いになると思うのですが……」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「あ、うちはそういうの間に合ってるんで。ほんと」
透石礫(とうせき・つぶて) : 次の学級会の議題は決まったな!
"白兎" : 「おやおや、興味があまりないといったご様子。これ以上いるとご機嫌を損ねてしまうかもしれませんし、これにて退散するといたしましょう」
後輩(GM) : センパーイ、何してんすか?
ん、だれすかこいつ。うわ服黒!って俺たちもか!
透石礫(とうせき・つぶて) : 「あァ?おい引っ込んでろって……」
"白兎" : 「今後とも我ら黒夜教を何卒」と慇懃にお辞儀
後輩(GM) : こくやきょうー・・・?
当然と言えば当然だが、結構酷い扱いを受ける白兎。とはいえ感情判定には成功した。
透石礫(とうせき・つぶて) : 不信(マイナス)!!!!
"白兎" : 憧憬(プラス)にしとくかー。なんで不信なんだろーなー……?
"白兎" : 憧憬(プラス)にしとくかー。なんで不信なんだろーなー……?
透石礫(とうせき・つぶて) : 「あんまりここらふらつかない方がいいっすヨ。最近物騒ですし……」
透石礫(とうせき・つぶて) : 暗に「消えろ」と言っている
"白兎" : 「おやおやそれは大変ですね。貴方もお気をつけて……」歯牙にも欠けてない
透石礫(とうせき・つぶて) : なんだあいつ……
透石礫(とうせき・つぶて) : 暗に「消えろ」と言っている
"白兎" : 「おやおやそれは大変ですね。貴方もお気をつけて……」歯牙にも欠けてない
透石礫(とうせき・つぶて) : なんだあいつ……
互いに感情を獲得し、オーソドックスな滑り出しとなった。ちなみに、ログを見るとこの時裏側で彩李寿が何かの判定を振っていたが、残念ながらGMは覚えていない。
メイン②:彩李寿のドラマシーン
彩李寿:シーン表は2だね。
GM:おっ早速。
GM : 2-不協和音が響く五迄(いつまで)の外れに、静寂な広場がある。状況にそぐわない場所には、状況にそぐわない者がいる。
GM:それでは、このキャンペーンにおいて「エンカウント」と呼ぶ現象が発生します。
GM:2や12等の極端なシーン表が振られた場合、そのエリア特有のNPCがシーンに登場し、絡むことが出来ます。階段街区のシーン表2は、「裏街護りの三羽鴉」です。
彩李寿:あまり興味は無いねえ。
GM:おっ早速。
GM : 2-不協和音が響く五迄(いつまで)の外れに、静寂な広場がある。状況にそぐわない場所には、状況にそぐわない者がいる。
GM:それでは、このキャンペーンにおいて「エンカウント」と呼ぶ現象が発生します。
GM:2や12等の極端なシーン表が振られた場合、そのエリア特有のNPCがシーンに登場し、絡むことが出来ます。階段街区のシーン表2は、「裏街護りの三羽鴉」です。
彩李寿:あまり興味は無いねえ。
と、いうことで、今後も、幾度となく発生する「エンカウント」。重要NPCとの突然の接触が発生したりして非常に楽しいイベントなのだが、ここでは特に興味は示されなかった。
三羽鴉は、階段街区から繋がる裏街区という禁足地を護る存在で、後々彼らと戦闘して裏街区に入ることが出来るようになる、というセッションを行う予定にしていたりしたのだったが、キャンペーンが白熱するにつれ、そのようなイベントに1話を割けなくなり、残念ながら三羽鴉は今後ほとんど登場することは無いのだった。
三羽鴉は、階段街区から繋がる裏街区という禁足地を護る存在で、後々彼らと戦闘して裏街区に入ることが出来るようになる、というセッションを行う予定にしていたりしたのだったが、キャンペーンが白熱するにつれ、そのようなイベントに1話を割けなくなり、残念ながら三羽鴉は今後ほとんど登場することは無いのだった。
彩李寿:白兎の秘密を抜きながら、忍法「一筒」を使用して忍具を作成するよ。アリスが表に出た時のために、お弁当でも作ろうかね。
GM:こんな不穏な場所に来てまで(笑)
彩李寿:情報判定には成功。「一筒」は失敗、神通丸で振り直して成功だね。お握りが握れたよ。
三羽鴉(GM) : ????????????
彩李寿:こんなところで去ろうかね。
三羽鴉(GM) : ????ぺこっ
GM:こんな不穏な場所に来てまで(笑)
彩李寿:情報判定には成功。「一筒」は失敗、神通丸で振り直して成功だね。お握りが握れたよ。
三羽鴉(GM) : ????????????
彩李寿:こんなところで去ろうかね。
三羽鴉(GM) : ????ぺこっ
シュールな絵面となったが、ともかく彩李寿が白兎の秘密を獲得。白兎の真の使命は「闇の徴を獲得する」こと。闇背負いを探し出して殺害することが真の使命の彩李寿としては、直接の利害関係は見えてこない。
一方、神通丸を消費したものの「一筒」で兵糧丸を手に入れている。また、元々彩李寿は「道具箱」という忍法で忍具を4つ持った状態から始めてもおり、現時点での忍具所持数は変わらず4つ。
一方、神通丸を消費したものの「一筒」で兵糧丸を手に入れている。また、元々彩李寿は「道具箱」という忍法で忍具を4つ持った状態から始めてもおり、現時点での忍具所持数は変わらず4つ。
メイン③:桜のドラマシーン
桜:シーン表は5!
GM:5-階段街区には踊り場に相当する広場がある。行商、大道芸人、屋台。まさに白鴉城らしいこの踊り場に、忍びもまた溶け込んでいる。
桜:アリスと感情を結びたいし、アリスのいる喫茶店に行きたいな。
GM:では、喫茶「不思議の国」は階段街区の一等地、踊り場にあることにしましょうか。アリスはそれでいいですか?
アリス:構わないわ!
GM:5-階段街区には踊り場に相当する広場がある。行商、大道芸人、屋台。まさに白鴉城らしいこの踊り場に、忍びもまた溶け込んでいる。
桜:アリスと感情を結びたいし、アリスのいる喫茶店に行きたいな。
GM:では、喫茶「不思議の国」は階段街区の一等地、踊り場にあることにしましょうか。アリスはそれでいいですか?
アリス:構わないわ!
九重 桜 : 喫茶「不思議の国」にて
アリス:あ、桜が来た時間帯に、どちらの私が接客をしているか決めなきゃね!1日に1時間だけだから、18時間起きてるとして、1d18で1が出たら私!
アリス:1が出た!私が接客をするわ!ラッキーね!
アリス:あ、桜が来た時間帯に、どちらの私が接客をしているか決めなきゃね!1日に1時間だけだから、18時間起きてるとして、1d18で1が出たら私!
アリス:1が出た!私が接客をするわ!ラッキーね!
九重 桜 : けたゝましくドアベルがなり、一人の少女が転がり込んでくる
アリス : 「いらっしゃい!」
アリス : 「私に出向かられるなんて光栄に思いなさい!」
九重 桜 : 『〜〜〜〜!』静かに!というジェスチャーをしつつ姿勢を低くする
外の声 : 「いたか!?」
外の声 : 「いいや……、こちらに消えたと思ったんだが」
アリス : 「私の店よ!あなたが静かにするのは~なに?だまりなさいってうるさいわねババア!黙ればいいんでしょ?黙るわよ!」
アリス : 「いらっしゃい!」
アリス : 「私に出向かられるなんて光栄に思いなさい!」
九重 桜 : 『〜〜〜〜!』静かに!というジェスチャーをしつつ姿勢を低くする
外の声 : 「いたか!?」
外の声 : 「いいや……、こちらに消えたと思ったんだが」
アリス : 「私の店よ!あなたが静かにするのは~なに?だまりなさいってうるさいわねババア!黙ればいいんでしょ?黙るわよ!」
九重 桜 : 桜がバタバタとカウンターの裏へ飛び込むと同時にドアベルが穏やかに鳴る
アリス : 「いらっしゃい!」
カタそうな女生徒 : 「あれ……?ここはおばあさんがやってたような……」
アリス : 「ババア!私がババアに見えるっての!?」
カタそうな女生徒 : 「まぁいいわ。ここにうちの生徒が来ませんでしたか?」
カタそうな女生徒 : 「いえ!そんなまさか……気を悪くしたならすみません」
九重 桜 : いないって言ってくれを身振りで嘆願している
アリス : 「いちいち客じゃないやつの顔なんて覚えてないわ!」
アリス : ガン無視しながら
カタそうな女生徒 : 「そうですか……、お仕事中失礼しました」
カタそうな女生徒 : 女生徒はため息をつきながら店を去って行った
アリス : 「いらっしゃい!」
カタそうな女生徒 : 「あれ……?ここはおばあさんがやってたような……」
アリス : 「ババア!私がババアに見えるっての!?」
カタそうな女生徒 : 「まぁいいわ。ここにうちの生徒が来ませんでしたか?」
カタそうな女生徒 : 「いえ!そんなまさか……気を悪くしたならすみません」
九重 桜 : いないって言ってくれを身振りで嘆願している
アリス : 「いちいち客じゃないやつの顔なんて覚えてないわ!」
アリス : ガン無視しながら
カタそうな女生徒 : 「そうですか……、お仕事中失礼しました」
カタそうな女生徒 : 女生徒はため息をつきながら店を去って行った
九重 桜 : 「ぷはー!ようやく行ったかー!」
アリス : 「客じゃない上にため息までつくなんてくっそ無礼な奴だったわね!」
九重 桜 : ひょこっとカウンターから顔を出して突っ伏している
アリス : 「で?あんたは金払っていくわよね?」
九重 桜 : 「助かったよー。見ず知らずなのにありがとねー」
九重 桜 : 「え”」固まる
アリス : 「払わないならあっちの奴に突き出してもいいのよ?!」
九重 桜 : 「嘘です!ごめんなさい!ミルクください!」
アリス : 「ミルクぅ~?」鼻で笑いながら出します
九重 桜 : 「でもここおばあちゃんがやってなかった?君バイトの子?」出されたミルクを飲む
アリス : 「私こそがここの真の支配者!アリス本人よ!あのババアは影武者みたいなもんよ!」
アリス : 「ハイ!おまけのショートケーキ!代金はあんたの財布から抜いとくわ!
九重 桜 : 「わーいけーきdえええええええええええ」
アリス : 「あー突然叫びたくなったなー
九重 桜 : 「やめて!今月お小遣いきついの!」
アリス : 「外に出て叫んでこよーかなー!」
九重 桜 : 「お願いします!またくるからミルクだけで勘弁してください!」
アリス : 「客じゃない上にため息までつくなんてくっそ無礼な奴だったわね!」
九重 桜 : ひょこっとカウンターから顔を出して突っ伏している
アリス : 「で?あんたは金払っていくわよね?」
九重 桜 : 「助かったよー。見ず知らずなのにありがとねー」
九重 桜 : 「え”」固まる
アリス : 「払わないならあっちの奴に突き出してもいいのよ?!」
九重 桜 : 「嘘です!ごめんなさい!ミルクください!」
アリス : 「ミルクぅ~?」鼻で笑いながら出します
九重 桜 : 「でもここおばあちゃんがやってなかった?君バイトの子?」出されたミルクを飲む
アリス : 「私こそがここの真の支配者!アリス本人よ!あのババアは影武者みたいなもんよ!」
アリス : 「ハイ!おまけのショートケーキ!代金はあんたの財布から抜いとくわ!
九重 桜 : 「わーいけーきdえええええええええええ」
アリス : 「あー突然叫びたくなったなー
九重 桜 : 「やめて!今月お小遣いきついの!」
アリス : 「外に出て叫んでこよーかなー!」
九重 桜 : 「お願いします!またくるからミルクだけで勘弁してください!」
人懐っこくて可愛らしいアリスと、これまた元気で少しおてんばな桜。ちょうど良いので、ここで桜の大切な友人、姫宮霞を登場させて絡ませておくことにした。
姫宮霞 : 「桜、ここにいたの。」
姫宮霞 : 「また風紀委員と追いかけっこ?」
九重 桜 : 「霞!」
九重 桜 : 「でも私悪くないもん」ぷん
姫宮霞 : 「まあ逃げ切れたならよかったわ。」
アリス : 「おっ!客ね!注文しないなら叩き出すわよ!」
姫宮霞 : 「せっかくですし、しばらくお茶していきましょうか。」
九重 桜 : 「そうね……」みるくでしのがないと……
姫宮霞 : 「あなたは、ああ、学生の間で噂の。ふうん。私に紅茶と、クッキーの盛り合わせをお願いしますわ。」
九重 桜 : 「おかしい……霞と同じ生活をしているはずなのに……くっきー………」
姫宮霞 : 「クッキーは二人でつまみましょう、桜。」
姫宮霞 : 「それでね、桜、・・・・・・」と談笑を続ける
九重 桜 : 「霞大好き」
姫宮霞 : 「それにしても騒がしい店員さんね、ん、桜何か言ったかしら?」
アリス : 「あんたはショートケーキがあるでしょ!」ガシャン!
九重 桜 : 「んー、んーんんんっん?」(んー?何か言ったー?)
九重 桜 : もぐもぐ
姫宮霞 : 「また風紀委員と追いかけっこ?」
九重 桜 : 「霞!」
九重 桜 : 「でも私悪くないもん」ぷん
姫宮霞 : 「まあ逃げ切れたならよかったわ。」
アリス : 「おっ!客ね!注文しないなら叩き出すわよ!」
姫宮霞 : 「せっかくですし、しばらくお茶していきましょうか。」
九重 桜 : 「そうね……」みるくでしのがないと……
姫宮霞 : 「あなたは、ああ、学生の間で噂の。ふうん。私に紅茶と、クッキーの盛り合わせをお願いしますわ。」
九重 桜 : 「おかしい……霞と同じ生活をしているはずなのに……くっきー………」
姫宮霞 : 「クッキーは二人でつまみましょう、桜。」
姫宮霞 : 「それでね、桜、・・・・・・」と談笑を続ける
九重 桜 : 「霞大好き」
姫宮霞 : 「それにしても騒がしい店員さんね、ん、桜何か言ったかしら?」
アリス : 「あんたはショートケーキがあるでしょ!」ガシャン!
九重 桜 : 「んー、んーんんんっん?」(んー?何か言ったー?)
九重 桜 : もぐもぐ
姉役としての抱擁感を出しながら、桜から受け取った「互いに対等であろう」という約束に沿ったRPは難しかったが、微笑ましい一幕が演出出来た。どこか不穏な気配を纏わせる霞と桜だ。幸せな時間は演出しておいて損ということはない。
桜はアリスに対して感情判定を行い、神通丸で振り直して成功。互いに(たしか)プラスの感情を獲得した。前回は臥城一人が感情の輪から弾かれる悲しみを背負ったが、今回は白兎⇔礫及び桜⇔アリスでの感情獲得であり、バランスの良い出だしである。
桜はアリスに対して感情判定を行い、神通丸で振り直して成功。互いに(たしか)プラスの感情を獲得した。前回は臥城一人が感情の輪から弾かれる悲しみを背負ったが、今回は白兎⇔礫及び桜⇔アリスでの感情獲得であり、バランスの良い出だしである。
メイン④礫のドラマシーン
礫:シーン表は7だ。
GM: 7-一蛇籠(ひだる)。階段街区の中心部にして、カネと、モノと、ヒトのるつぼ。忍びはそれを見下ろしている。
GM:一蛇籠は松露くんが作ってくれた区分けの一つで、階段街区の中心街ですね。
礫:アリスが可愛い。感情を結びに行きたいぜ。喫茶「不思議の国」に行っていいか?GM。
GM:問題無いでしょう。一蛇籠の踊り場に面した喫茶なんでしょうね。文字通りの一等地だ。
アリス:それで構わないわ!鍍金のヤツも良い場所に店を用意してくれたものね!
アリス:じゃあ今回接客するのはー、と。
アリス:また1!私よ!
白兎:二連続1d18で1。運がいいですね、礫さん。
GM: 7-一蛇籠(ひだる)。階段街区の中心部にして、カネと、モノと、ヒトのるつぼ。忍びはそれを見下ろしている。
GM:一蛇籠は松露くんが作ってくれた区分けの一つで、階段街区の中心街ですね。
礫:アリスが可愛い。感情を結びに行きたいぜ。喫茶「不思議の国」に行っていいか?GM。
GM:問題無いでしょう。一蛇籠の踊り場に面した喫茶なんでしょうね。文字通りの一等地だ。
アリス:それで構わないわ!鍍金のヤツも良い場所に店を用意してくれたものね!
アリス:じゃあ今回接客するのはー、と。
アリス:また1!私よ!
白兎:二連続1d18で1。運がいいですね、礫さん。
透石礫(とうせき・つぶて) : 数人の舎弟と共に来店する
アリス : 「いらっしゃい!」
後輩(GM) : センパイ!この前美人がいたんですって!
後輩(GM) : あ!いた!!!!
透石礫(とうせき・つぶて) : 「なに言ってんだお前?ここの店員はばぁさんひt―――」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「うおっ!?」
舎弟(松露) : っべー……まじマブイわ……
後輩(GM) : ね!センパイ!マジかわいいっしょ!!!
透石礫(とうせき・つぶて) : 「いや、うーん。ま、悪くはねぇなぁ……」目をそらす
後輩(GM) : センパイ照れてんすかーー??
舎弟(松露) : 兄ぃ、どしたんすか顔背けて
後輩(GM) : 店員さーん、メニュー表くださーい!
アリス : 「いらっしゃい!」
後輩(GM) : センパイ!この前美人がいたんですって!
後輩(GM) : あ!いた!!!!
透石礫(とうせき・つぶて) : 「なに言ってんだお前?ここの店員はばぁさんひt―――」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「うおっ!?」
舎弟(松露) : っべー……まじマブイわ……
後輩(GM) : ね!センパイ!マジかわいいっしょ!!!
透石礫(とうせき・つぶて) : 「いや、うーん。ま、悪くはねぇなぁ……」目をそらす
後輩(GM) : センパイ照れてんすかーー??
舎弟(松露) : 兄ぃ、どしたんすか顔背けて
後輩(GM) : 店員さーん、メニュー表くださーい!
後輩に慕われる男、礫。GMがRPする後輩に続き、松露くんも舎弟というエキストラに扮して参戦し、すでにわちゃわちゃの様相を呈してきた。
アリス : 「美人!わかってるじゃない!私の美貌に見とれたのね!さっさと注文を決めなさい!」注文表パーン
透石礫(とうせき・つぶて) : 「アァ!?こますぞてめェ!!!!」
後輩(GM) : 店員さん!おススメなんですか?
アリス : 「高いの!」
後輩(GM) : センパイ、どうぞよろしくっす
透石礫(とうせき・つぶて) : 「こいつら……」
舎弟(松露) : っべーわ……ボのつくタイプの店だわ………
透石礫(とうせき・つぶて) : 「……この『ありすのすーぱーすぺしゃるセットhyper』ってなんスか?」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「クソ高いけど」
舎弟(松露) : 兄ぃ!流石にカツアゲじゃ限界がありやす!
透石礫(とうせき・つぶて) : 「だろうな、あとカツアゲはやめとけ」
アリス : 「私の気分でその辺にあるものを適当に混ぜるもとい!完璧な配合で適当なものが出るわ!」
舎弟(松露) : 兄ぃ……俺ァてっきりそうやって集金すんのかと……
透石礫(とうせき・つぶて) : 「お前は後でシメる」
舎弟(松露) : ありがとうございます!
透石礫(とうせき・つぶて) : 「……よしお前ら、好きなもん頼んでいいがこのなんとかセットだけはやめろ。いいな」
後輩(GM) : ういっす!!ごちになります!!!
舎弟(松露) : 押忍!じゃあこの「ハチミツたっぷりバターホットケーキ」ひとつ
アリス : 「アリススペシャルハイパーミラクルワンダーランド・ドリームズセットに文句があるの!?」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「文句というか、突っ込みどころしかねぇんだよなぁ……」
アリス : 「はちみつなんたらね!」
アリス:「ドリンクはなににするの!?」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「俺はメロンフロートで頼む」
舎弟(松露) : 兄ぃ!渋いもん頼まないと口が砂糖で嫌になりますぜ!
舎弟(松露) : あ、ダージリンお願いします
透石礫(とうせき・つぶて) : 「お前も似たようなもんじゃねーか!!!」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「アァ!?こますぞてめェ!!!!」
後輩(GM) : 店員さん!おススメなんですか?
アリス : 「高いの!」
後輩(GM) : センパイ、どうぞよろしくっす
透石礫(とうせき・つぶて) : 「こいつら……」
舎弟(松露) : っべーわ……ボのつくタイプの店だわ………
透石礫(とうせき・つぶて) : 「……この『ありすのすーぱーすぺしゃるセットhyper』ってなんスか?」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「クソ高いけど」
舎弟(松露) : 兄ぃ!流石にカツアゲじゃ限界がありやす!
透石礫(とうせき・つぶて) : 「だろうな、あとカツアゲはやめとけ」
アリス : 「私の気分でその辺にあるものを適当に混ぜるもとい!完璧な配合で適当なものが出るわ!」
舎弟(松露) : 兄ぃ……俺ァてっきりそうやって集金すんのかと……
透石礫(とうせき・つぶて) : 「お前は後でシメる」
舎弟(松露) : ありがとうございます!
透石礫(とうせき・つぶて) : 「……よしお前ら、好きなもん頼んでいいがこのなんとかセットだけはやめろ。いいな」
後輩(GM) : ういっす!!ごちになります!!!
舎弟(松露) : 押忍!じゃあこの「ハチミツたっぷりバターホットケーキ」ひとつ
アリス : 「アリススペシャルハイパーミラクルワンダーランド・ドリームズセットに文句があるの!?」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「文句というか、突っ込みどころしかねぇんだよなぁ……」
アリス : 「はちみつなんたらね!」
アリス:「ドリンクはなににするの!?」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「俺はメロンフロートで頼む」
舎弟(松露) : 兄ぃ!渋いもん頼まないと口が砂糖で嫌になりますぜ!
舎弟(松露) : あ、ダージリンお願いします
透石礫(とうせき・つぶて) : 「お前も似たようなもんじゃねーか!!!」
ノリノリで後輩RPをするGMと松露くん。それを後目に礫は感情判定に成功。望み通り、アリスと互いにプラスの感情を獲得した。
舎弟(松露) : 兄ぃ!ダージリンティーは最高ですぜ!
透石礫(とうせき・つぶて) : 「そうか、良かったな」
舎弟(松露) : あれ……でもこれミルク入れたいような……
後輩(GM) : モグモグムシャムシャ(大量のフードメニューを食べながら)
後輩(GM) : でもセンパイ、最高の喫茶店っすね!また来ましょ!またセンパイのおごりで!
透石礫(とうせき・つぶて) : 「お前ら、毎度遠慮がねぇよな。いいけどよ……」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「邪魔したなねーちゃん、また来るぜ」
舎弟(松露) : あーっした!また来るっす!
アリス : 「また来なさい!歓迎してやるわよ!ばいばい!」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「そうか、良かったな」
舎弟(松露) : あれ……でもこれミルク入れたいような……
後輩(GM) : モグモグムシャムシャ(大量のフードメニューを食べながら)
後輩(GM) : でもセンパイ、最高の喫茶店っすね!また来ましょ!またセンパイのおごりで!
透石礫(とうせき・つぶて) : 「お前ら、毎度遠慮がねぇよな。いいけどよ……」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「邪魔したなねーちゃん、また来るぜ」
舎弟(松露) : あーっした!また来るっす!
アリス : 「また来なさい!歓迎してやるわよ!ばいばい!」
メイン⑤:NPC九重巌のドラマシーン
GM:シーン表は3。
GM:3-階段街区と居住街区を繋ぐ通りは一際賑わい、そこには当然に出遭いがあるものだろう。
GM:シーン表3。これもエンカウントです。居住街区のキャラクター、つまり第一回に登場したキャラクターの誰かと絡むことが出来ますが・・・これNPCのシーンなんだよな。まあフレーバー的に葉富さんとかと絡んでおくか。
葉富:了解です。
GM:3-階段街区と居住街区を繋ぐ通りは一際賑わい、そこには当然に出遭いがあるものだろう。
GM:シーン表3。これもエンカウントです。居住街区のキャラクター、つまり第一回に登場したキャラクターの誰かと絡むことが出来ますが・・・これNPCのシーンなんだよな。まあフレーバー的に葉富さんとかと絡んでおくか。
葉富:了解です。
九重巌 : 「おや、葉富くんじゃないか」
葉富 瑞穂 : 「九重さん、お久しぶりです」
九重巌 : 「その節はどうも、うちの連中が世話になったね。また私にも情報を頼むよ。」
九重巌 : 「あと、うちからも買い取ってほしい情報が二三あるんでね、ちょうどよかった。」
葉富 瑞穂 : 「いえいえ、お互い様ですよなかなか階段街区の方のお客様は数が限られるものでね」
九重巌 : 「ああ。白亜学院の情報でね、高い値が付くとありがたいな。」
葉富 瑞穂 : 「九重さん、お久しぶりです」
九重巌 : 「その節はどうも、うちの連中が世話になったね。また私にも情報を頼むよ。」
九重巌 : 「あと、うちからも買い取ってほしい情報が二三あるんでね、ちょうどよかった。」
葉富 瑞穂 : 「いえいえ、お互い様ですよなかなか階段街区の方のお客様は数が限られるものでね」
九重巌 : 「ああ。白亜学院の情報でね、高い値が付くとありがたいな。」
九重巌は礫に対して情報判定を行い、礫の居所を獲得した。
九重巌 : 「ということでだね、あの学院の学生鴉連中はだね・・・」
1サイクル目終了
現時点の感情、情報の状況は以下の通り。
感情
アリス:礫へプラス、桜へプラス
白兎:礫へプラス
礫:アリスへプラス、白兎へマイナス
桜:アリスへプラス、九重巌にプラス
九重巌:桜へプラス
白兎:礫へプラス
礫:アリスへプラス、白兎へマイナス
桜:アリスへプラス、九重巌にプラス
九重巌:桜へプラス
情報
アリス:白兎の秘密
白兎:
礫:なし
桜:なし
九重巌:礫の居所
白兎:
礫:なし
桜:なし
九重巌:礫の居所
感情が乱れ飛んでいる。まあアリスは大変可愛かったし、気持ちは良く分かる。一方秘密は現時点では少ない。そして最近不審な行動が多いという巌は如何に。
メイン⑥:彩李寿のドラマシーン
彩李寿:シーン表は6。残念ながら今回の登場は私だよ。
GM : 6-三娑鬼。白鴉城においてもっとも活発な飲食店街である。忍びとて、腹が減るのだ。
彩李寿:九重巌の秘密を抜くよ。感情修正が欲しいから礫か桜にシーンに出てほしいし、また喫茶「不思議の国」でいいかい?
GM:構いませんよ。シーン表はRPの助けになれば、程度なので。
礫:俺出たいぜ!アリスに会いに行ったつもりがババアに会ってびっくりするやつをやりたい!
桜:それなら礫に任せたわ。
GM : 6-三娑鬼。白鴉城においてもっとも活発な飲食店街である。忍びとて、腹が減るのだ。
彩李寿:九重巌の秘密を抜くよ。感情修正が欲しいから礫か桜にシーンに出てほしいし、また喫茶「不思議の国」でいいかい?
GM:構いませんよ。シーン表はRPの助けになれば、程度なので。
礫:俺出たいぜ!アリスに会いに行ったつもりがババアに会ってびっくりするやつをやりたい!
桜:それなら礫に任せたわ。
ということで、舞台は再び喫茶「不思議の国」へ。
後輩(GM) : センパイ!あの女の子にまた会うの楽しみっすね!!!
舎弟(松露) : ホットケーキうまかったなぁ
透石礫(とうせき・つぶて) : 「いや、そう毎回シフトかぶるかはわかんねぇだろ……」
透石礫(とうせき・つぶて) : といいつつ、ちょっと楽しみ
舎弟(松露) : ん、兄ぃなんかにやけてません?
舎弟(松露) : ホットケーキうまかったなぁ
透石礫(とうせき・つぶて) : 「いや、そう毎回シフトかぶるかはわかんねぇだろ……」
透石礫(とうせき・つぶて) : といいつつ、ちょっと楽しみ
舎弟(松露) : ん、兄ぃなんかにやけてません?
彩李寿 : 「いらっしゃい!良く来たねえ」
透石礫(とうせき・つぶて) : ばばぁじゃねぇか
後輩(GM) : あ!ばばあ!
後輩(GM) : センパイのにやけが消えちゃったっす
舎弟(松露) : あちゃー、シフトじゃないみたいっすね兄ぃ
透石礫(とうせき・つぶて) : 「オイ、どうなってンだ」舎弟に凄む
彩李寿 : 「おや!失礼な坊や達だこと!あんた達うちの看板娘めあてかい?」
舎弟(松露) : どうもこうも、今言ったままですよ兄ぃ
後輩(GM) : そうっすよばあさん!あの子は何曜日にいるんすか!
彩李寿 : 「うちの看板娘なら私であってるよ!座って注文をしな。」
舎弟(松露) : は?
透石礫(とうせき・つぶて) : 「……まぁ、いねぇもんはしょうがねぇ。俺ァメロンフロートを頼むぜ」
後輩(GM) : ばあさん、無理があるっすよお・・・
舎弟(松露) : 兄ぃ、甘いもんばっかりだと虫歯になりやすよ
透石礫(とうせき・つぶて) : 「うるせぇ!ちゃんと毎日歯磨いてんだよ!」
彩李寿 : 「偉いね!さくらんぼ足しといたよ!そっちの坊やは何を頼むんだい?」
後輩(GM) : ナポリタンとチキンライス!あとフライドチキンっす!
舎弟(松露) : コーヒーいっぱいで
透石礫(とうせき・つぶて) : ばばぁじゃねぇか
後輩(GM) : あ!ばばあ!
後輩(GM) : センパイのにやけが消えちゃったっす
舎弟(松露) : あちゃー、シフトじゃないみたいっすね兄ぃ
透石礫(とうせき・つぶて) : 「オイ、どうなってンだ」舎弟に凄む
彩李寿 : 「おや!失礼な坊や達だこと!あんた達うちの看板娘めあてかい?」
舎弟(松露) : どうもこうも、今言ったままですよ兄ぃ
後輩(GM) : そうっすよばあさん!あの子は何曜日にいるんすか!
彩李寿 : 「うちの看板娘なら私であってるよ!座って注文をしな。」
舎弟(松露) : は?
透石礫(とうせき・つぶて) : 「……まぁ、いねぇもんはしょうがねぇ。俺ァメロンフロートを頼むぜ」
後輩(GM) : ばあさん、無理があるっすよお・・・
舎弟(松露) : 兄ぃ、甘いもんばっかりだと虫歯になりやすよ
透石礫(とうせき・つぶて) : 「うるせぇ!ちゃんと毎日歯磨いてんだよ!」
彩李寿 : 「偉いね!さくらんぼ足しといたよ!そっちの坊やは何を頼むんだい?」
後輩(GM) : ナポリタンとチキンライス!あとフライドチキンっす!
舎弟(松露) : コーヒーいっぱいで
彩李寿は九重巌に対して情報判定を行い成功。秘密を獲得し、これが礫と桜に伝達する。九重巌の秘密は以下の通り。
九重巌:秘密
すでにNPC1は闇背負いとなっており、クライマックスにおいて正体を表して階段街区の破壊を開始する。プライズ「闇の徴」を持つ。誰かがこの秘密を獲得するとこのプライズは公開され、この秘密を獲得したキャラクターはこのプライズの秘密を見ることができる。また、この秘密をPC4が見たとき、PC4の真の秘密を、【闇背負いと化した祖父を撃退し、殺さずに逃す】に変更する。
なお、クライマックスで九重巌が勝者となった場合、PCは脱落した順に-0/-1/-1/-2の功績点減少となる。
なお、クライマックスで九重巌が勝者となった場合、PCは脱落した順に-0/-1/-1/-2の功績点減少となる。
プライズ:闇の徴
闇背負いとなった者の身体の芯から末端へ伸びる霊脈。所持者が死亡すると独特の印影となって身体から浮き出た後、通常消失する。クライマックスシーンにて勝者が闇背負いを殺すと宣言した場合、勝者はこのプライズを獲得しても良い。
プライズ:秘密
プライズ「闇除けの封布」を持たない者がこれを所持している場合、所持者は闇背負いとなる。
白兎:なんかプライズ出てきた。
白兎を除き、他のPCはプライズの秘密まで把握。白兎はプライズの秘密こそ知らないものの、クライマックスで勝者となれば「闇の徴」を手に入れることが出来ることが分かった。
また、アリスとしても、闇背負いの存在を突き止めたものの、クライマックスの勝者とならなければ自らの手で闇背負いを殺すことは出来ないことが分かり、礫の方も「生け捕りにする」ため、やはりクライマックスの勝者にならなければいけない。
そして桜は祖父の実情を認識し、真の使命が書き換えられた。こちらも、クライマックスの勝者となって、祖父を生かしたまま、捕らえさせないようにしなければならない。
構造として、1対1対1対1の四つ巴に、エネミーとして九重巌が暴れるというクライマックスの構図が見えてきたことになる。
また、アリスとしても、闇背負いの存在を突き止めたものの、クライマックスの勝者とならなければ自らの手で闇背負いを殺すことは出来ないことが分かり、礫の方も「生け捕りにする」ため、やはりクライマックスの勝者にならなければいけない。
そして桜は祖父の実情を認識し、真の使命が書き換えられた。こちらも、クライマックスの勝者となって、祖父を生かしたまま、捕らえさせないようにしなければならない。
構造として、1対1対1対1の四つ巴に、エネミーとして九重巌が暴れるというクライマックスの構図が見えてきたことになる。
彩李寿 : 「家は量が多いよ!コーヒーだけ飲むのは胃が荒れるからフライドチキンでも分けてもらいな!」
舎弟(松露) : ありがとうばあちゃん
透石礫(とうせき・つぶて) : 「……なるほどな、あんがとなばァさん。また来るぜ」
舎弟(松露) : ばあちゃん、今度クッキーもってきていいすか
舎弟(松露) : 俺、お菓子作り趣味なんすよ
舎弟(松露) : ありがとうばあちゃん
透石礫(とうせき・つぶて) : 「……なるほどな、あんがとなばァさん。また来るぜ」
舎弟(松露) : ばあちゃん、今度クッキーもってきていいすか
舎弟(松露) : 俺、お菓子作り趣味なんすよ
松露くん演じる舎弟に負けじと大食い設定を披露していくGMの後輩だったが、ダージリンティーを嗜むどころかお菓子作りまで始めた舎弟にキャラ立ちで敗北するGM。そんな中、GMはとあるアイデアが浮かびつつあった。
メイン⑦:桜のドラマシーン
桜:シーン表は7。
GM:一蛇籠、中心街だね。やっぱり不思議の国に行く?
桜:そうしようかな。アリスの秘密を獲得する。
彩李寿:ころころ・・・今回の接客も私だね。
GM:一蛇籠、中心街だね。やっぱり不思議の国に行く?
桜:そうしようかな。アリスの秘密を獲得する。
彩李寿:ころころ・・・今回の接客も私だね。
九重 桜 : 「こんちわー!」
彩李寿 : 「いらっしゃい!」
九重 桜 : 「ミルク一つ」
九重 桜 : 「さっきなんかコワそうなおにーさんとすれ違ったけど、溜まり場とかにされてたりしない?」
彩李寿 : 「あん時の学生さんかい!アリスが迷惑かけたねぇ。お代はとっといてやるから好きなもん頼みな。」
九重 桜 : 「わーいおばあちゃん大好き!」
九重 桜 : (ん?あん時の……?)
彩李寿 : 「まああんまり居座られるようなら追い出すから大丈夫だよ。」
九重 桜 : 「困ったらいつでも言ってねー。あたしそこそこ強いからさ」
彩李寿 : 「言って聞かない子たちじゃないよ。まあ、どうしてもってなったらお願いするかね。」
九重 桜 : 「そっかー。」
九重 桜 : 「じゃあこのハチミツたっぷりバターホットケーキお願いしまーす」
彩李寿 : 「はちみつね。待ってな。」
彩李寿 : そう言うと素早い手付きでホットケーキを焼き始めます
九重 桜 : 「いいにおい〜。おばあちゃんここでどのくらいになるのー?」
彩李寿 : 「そんなに長くないねぇ。5,6年くらいかねぇ。」
九重 桜 : 「それまでどこのレストランで働いてたのさーってくらい手つきが慣れてるのにー。いがーい」
彩李寿 : 「時の流れって奴は人を成長させるのさ。」
彩李寿 : 「いらっしゃい!」
九重 桜 : 「ミルク一つ」
九重 桜 : 「さっきなんかコワそうなおにーさんとすれ違ったけど、溜まり場とかにされてたりしない?」
彩李寿 : 「あん時の学生さんかい!アリスが迷惑かけたねぇ。お代はとっといてやるから好きなもん頼みな。」
九重 桜 : 「わーいおばあちゃん大好き!」
九重 桜 : (ん?あん時の……?)
彩李寿 : 「まああんまり居座られるようなら追い出すから大丈夫だよ。」
九重 桜 : 「困ったらいつでも言ってねー。あたしそこそこ強いからさ」
彩李寿 : 「言って聞かない子たちじゃないよ。まあ、どうしてもってなったらお願いするかね。」
九重 桜 : 「そっかー。」
九重 桜 : 「じゃあこのハチミツたっぷりバターホットケーキお願いしまーす」
彩李寿 : 「はちみつね。待ってな。」
彩李寿 : そう言うと素早い手付きでホットケーキを焼き始めます
九重 桜 : 「いいにおい〜。おばあちゃんここでどのくらいになるのー?」
彩李寿 : 「そんなに長くないねぇ。5,6年くらいかねぇ。」
九重 桜 : 「それまでどこのレストランで働いてたのさーってくらい手つきが慣れてるのにー。いがーい」
彩李寿 : 「時の流れって奴は人を成長させるのさ。」
彩李寿とアリスの設定の一つに、人格が表出している間だけその肉体が年を取るというものがあった。一日に一時間しか表出出来ないアリスは、肉体的にも二十四分の一しか時の流れが進むことが無く。そんな感傷を滲ませる発言であった。
ともかく、桜は彩李寿に対して情報判定に成功。クライマックスに勝利し九重巌を殺害しようとする彩李寿の秘密を獲得した。
また、ここで思い出したかのように彩李寿が「一筒」を使用し、忍具を獲得した。
ともかく、桜は彩李寿に対して情報判定に成功。クライマックスに勝利し九重巌を殺害しようとする彩李寿の秘密を獲得した。
また、ここで思い出したかのように彩李寿が「一筒」を使用し、忍具を獲得した。
メイン⑧:礫のドラマシーン
礫:シーン表は6だ。
GM:では三娑鬼(みさき)。飲食店街ですね。
礫:アリスの秘密を抜くぜ。白兎さん、感情修正しに登場してくれねえか。
白兎:ええ、構いませんよ。あなたが秘密を獲得してくれれば私に伝達しますから。
GM:では三娑鬼(みさき)。飲食店街ですね。
礫:アリスの秘密を抜くぜ。白兎さん、感情修正しに登場してくれねえか。
白兎:ええ、構いませんよ。あなたが秘密を獲得してくれれば私に伝達しますから。
透石礫(とうせき・つぶて) : じゃあその辺の喫茶店
"白兎" : 「おや、貴方は先日の」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「あ?あァ、この前の」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「やべー人」
"白兎" : 「『やべー人』、とは少し心外ですね。まぁ我々が世の人からそのような目で見られていることは存じていますが」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「自覚があるなら直したらどうすカ……?」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「あんまりいい噂、聞かないっスよ」
"白兎" : 「ほう、例えば?」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「なんか人さらいしてるとか、変な布教してるとか」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「闇背負い匿ってる、とか」急に低い声で
"白兎" : 「悲しいことです……それらは誤解なのです……民は己の知らないものを恐れるのですから」
"白兎" : 「我々はただ主の意志を読み取り、主に認められることに専念しているのみ……」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「ほんとすカぁー?」
"白兎" : 「おや、貴方は先日の」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「あ?あァ、この前の」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「やべー人」
"白兎" : 「『やべー人』、とは少し心外ですね。まぁ我々が世の人からそのような目で見られていることは存じていますが」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「自覚があるなら直したらどうすカ……?」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「あんまりいい噂、聞かないっスよ」
"白兎" : 「ほう、例えば?」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「なんか人さらいしてるとか、変な布教してるとか」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「闇背負い匿ってる、とか」急に低い声で
"白兎" : 「悲しいことです……それらは誤解なのです……民は己の知らないものを恐れるのですから」
"白兎" : 「我々はただ主の意志を読み取り、主に認められることに専念しているのみ……」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「ほんとすカぁー?」
と、礫が情報判定に成功。アリスの秘密が礫と白兎に獲得された。
舎弟(松露) : 兄ぃ、まともに聞いちゃダメっす。伯母さんがこの手のやつにカモられたんす。
透石礫(とうせき・つぶて) : 「マジかよ、最低だな」
"白兎" : 「それは恐らく所謂同業他社……この街にはそのような輩も多いと聞きますからね……」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「ほんとかよ……」
"白兎" : 「考えてもみてください。大いなる我らが主と比べたら、人の財など些細なものだと思えませんか?」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「お疲れっシターッ」
透石礫(とうせき・つぶて) : そっと帰ろうとする
"白兎" : 「そこに拘る必要など……おや」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「マジかよ、最低だな」
"白兎" : 「それは恐らく所謂同業他社……この街にはそのような輩も多いと聞きますからね……」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「ほんとかよ……」
"白兎" : 「考えてもみてください。大いなる我らが主と比べたら、人の財など些細なものだと思えませんか?」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「お疲れっシターッ」
透石礫(とうせき・つぶて) : そっと帰ろうとする
"白兎" : 「そこに拘る必要など……おや」
白兎が語りだしたとたんに去っていく礫。白兎に冷たくない?可愛い女の子じゃないからか?
メイン⑨:白兎のドラマシーン
白兎:シーン表は8です。
GM : 8-二瓜(ふうり)。この白鴉城の中でさらにどちらかというのならば、裏通り。彼らは裏にこそ忍ぶのだろう。
白兎:礫の秘密を探ります。そして、彩李寿さん、私が探り出す礫の秘密と、あなたが持っている九重巌の秘密を交換して見せ合いませんか?
彩李寿:願ってもないね。交渉成立だよ。ちなみに今回も登場するのは私さ。
GM : 8-二瓜(ふうり)。この白鴉城の中でさらにどちらかというのならば、裏通り。彼らは裏にこそ忍ぶのだろう。
白兎:礫の秘密を探ります。そして、彩李寿さん、私が探り出す礫の秘密と、あなたが持っている九重巌の秘密を交換して見せ合いませんか?
彩李寿:願ってもないね。交渉成立だよ。ちなみに今回も登場するのは私さ。
"白兎" : 「こんにちは、お散歩ですか?」
彩李寿 : 「ええ。あなたは?」
"白兎" : 「私もまあ、散歩みたいなものです。こうやって道行く人と会話を楽しむのが趣味でして」
"白兎" : 「こうやって、興味深い方と出会うこともできますしね。『鍍金の鴉』の寵愛を受けし彩李寿さん」
彩李寿 : 「寵愛ときたかね。鍍金さんにはよくしてもらってたが、あれは私が美人すぎるからだったのかねえ。」
"白兎" : 「はっはっはっ。あの鴉といえども、貴女ほどの美貌の持ち主であれば頷けるというものです。」
彩李寿 : 「おや!お前さん口がうまいねえ!あたしゃ一蛇籠で店をやってるんだが、良かったら来るといいよ。」名刺を手渡す
"白兎" : 「これはこれは。ありがとうございます。仕事柄心休めなければならないことも多いですし、その折には利用させていただきましょう」
"白兎" : 「お店といえば、白亜学院の学生が貴方の店に最近来店しませんでしたか?このような学ラン姿の者なのですが……」
彩李寿 : 「ええ。あなたは?」
"白兎" : 「私もまあ、散歩みたいなものです。こうやって道行く人と会話を楽しむのが趣味でして」
"白兎" : 「こうやって、興味深い方と出会うこともできますしね。『鍍金の鴉』の寵愛を受けし彩李寿さん」
彩李寿 : 「寵愛ときたかね。鍍金さんにはよくしてもらってたが、あれは私が美人すぎるからだったのかねえ。」
"白兎" : 「はっはっはっ。あの鴉といえども、貴女ほどの美貌の持ち主であれば頷けるというものです。」
彩李寿 : 「おや!お前さん口がうまいねえ!あたしゃ一蛇籠で店をやってるんだが、良かったら来るといいよ。」名刺を手渡す
"白兎" : 「これはこれは。ありがとうございます。仕事柄心休めなければならないことも多いですし、その折には利用させていただきましょう」
"白兎" : 「お店といえば、白亜学院の学生が貴方の店に最近来店しませんでしたか?このような学ラン姿の者なのですが……」
無事、情報判定に成功。白兎は礫の秘密を獲得し、それが九重巌の秘密と交換された。結果、礫の秘密は桜にも伝達する。
メイン⑩:九重巌の戦闘シーン
GM:シーン表は4。なんでこいつばかりイベント付きの番号を振るんだ。
GM : 4-大門。階段街区の地上階には、外部と唯一繋がる大扉が据えられている。また反対側には旧街区へと繋がる唯一の、そして封じられた大扉が存在する。
GM:ここは、旧街区への大扉がある場所で、門番が立っています。このシーン表を引いた時に戦闘シーンを起こすとこの門番が乱入するので、倒すとそのPCは旧街区へ立ち入る権利を獲得します。
GM : 4-大門。階段街区の地上階には、外部と唯一繋がる大扉が据えられている。また反対側には旧街区へと繋がる唯一の、そして封じられた大扉が存在する。
GM:ここは、旧街区への大扉がある場所で、門番が立っています。このシーン表を引いた時に戦闘シーンを起こすとこの門番が乱入するので、倒すとそのPCは旧街区へ立ち入る権利を獲得します。
GM:それはそうと、九重巌は自らを脅かす可能性のある、鴉である礫に戦闘を仕掛けます。居所も獲得済だしね。
九重巌 : 「鴉の坊や、こんにちは」
九重巌 : 「私もあまり手荒なことはしたくないし、孫の学校の生徒を殺したくはないんだ」
九重巌 : 「今のうちにちょっとのオイタで帰ってもらうわけにはいかないかな」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「あ?なんだァ、てめぇ……」
巻き込まれた門番 : おいおい、てめえら、ここで暴れるのはご法度だぞ!
透石礫(とうせき・つぶて) : 「そうだぜ爺さん、こんなとこでおっぱじめてどうすんだ?」
九重巌 : 「私もあまり手荒なことはしたくないし、孫の学校の生徒を殺したくはないんだ」
九重巌 : 「今のうちにちょっとのオイタで帰ってもらうわけにはいかないかな」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「あ?なんだァ、てめぇ……」
巻き込まれた門番 : おいおい、てめえら、ここで暴れるのはご法度だぞ!
透石礫(とうせき・つぶて) : 「そうだぜ爺さん、こんなとこでおっぱじめてどうすんだ?」
この戦闘には、礫に対して感情を持つアリス及び白兎、そして九重巌に対して感情を持つ桜が戦闘乱入を行う権利を持つ。結果として、白兎、桜の二名が乱入した。
戦闘の結果、礫、白兎の順にHPを失い脱落。桜が自主的に脱落し、巌が勝者となる。「戦果」は、巌→礫で一方的にマイナス感情を獲得した。(うろ覚えだが)
なお、あまり旧街区というエリアに興味の無かったPCたちは、門番に目もくれず、とくに門番は何もすることは無かった。
戦闘の結果、礫、白兎の順にHPを失い脱落。桜が自主的に脱落し、巌が勝者となる。「戦果」は、巌→礫で一方的にマイナス感情を獲得した。(うろ覚えだが)
なお、あまり旧街区というエリアに興味の無かったPCたちは、門番に目もくれず、とくに門番は何もすることは無かった。
2サイクル目終了
現時点の感情、情報の状況は以下の通り。
感情
アリス:礫へプラス、桜へプラス
白兎:礫へプラス
礫:アリスへプラス、白兎へマイナス
桜:アリスへプラス、九重巌にプラス
九重巌:礫へマイナス、桜へプラス
白兎:礫へプラス
礫:アリスへプラス、白兎へマイナス
桜:アリスへプラス、九重巌にプラス
九重巌:礫へマイナス、桜へプラス
情報
アリス:白兎の秘密、礫の秘密、九重巌の秘密
白兎:アリスの秘密、礫の秘密、九重巌の秘密
礫:アリスの秘密、礫の秘密、九重巌の秘密
桜:アリスの秘密、礫の秘密、九重巌の秘密
九重巌:アリスの秘密、礫の居所
白兎:アリスの秘密、礫の秘密、九重巌の秘密
礫:アリスの秘密、礫の秘密、九重巌の秘密
桜:アリスの秘密、礫の秘密、九重巌の秘密
九重巌:アリスの秘密、礫の居所
桜の秘密は見えていないものの、九重巌の秘密を見れば、桜の真の使命が「九重巌を生かして逃がす」、つまりクライマックスの勝者になることだと分かる。そして、各自自分の使命達成条件がクライマックスの勝者であること、全員が知っているアリスと礫の使命もクライマックスの勝者となることによってのみ達成されると分かること。これらから、クライマックスは四つ巴の戦いになることがおおよそ全員に把握された。
それでは、クライマックスに移ろう。
クライマックス
九重巌 : 「く、抑えられるのもここまでか、、、」
九重巌 : 「桜、すまぬ・・・」
九重 桜 : 「お爺っ!」
九重巌 : 「桜、すまぬ・・・」
九重 桜 : 「お爺っ!」
九重巌の肉体が変異する。骨が大きく、多く変異して、その体を持ちあげる。骨から成る巨獣のような姿、「闇背負い」という怪物。人は闇背負いになるとき、その肉体に変異を生じるという。九重巌のそれは、骨だった、ということ。
GM:シノビガミのデータとして、闇背負いになることは「妖魔化」することだと、このキャンペーンでは定義します。
GM:なので、もしこのキャンペーンで「魔人」の背景を取って自主的に妖魔化しようとする人がいれば、それはキャラ設定的にも闇背負いになっちゃうということなので注意してくださいね。
GM:それはともかく、九重巌はデータ的には妖魔化を行います。まず、HPが1点「穢れ」になります。まあ回復できないHPロスですね。
GM:そしてその代わり、二つの強化を受けます。一つは、HPがどれだけ失われていようと全ての特技で判定が可能になること。
GM:そしてもう一つが強化能力「異形」の発現です。PCが妖魔化する場合はランダムに決定されますが、今回はGMがチョイスします。九重巌の異形は、妖魔忍法「狂骨」!
GM:なので、もしこのキャンペーンで「魔人」の背景を取って自主的に妖魔化しようとする人がいれば、それはキャラ設定的にも闇背負いになっちゃうということなので注意してくださいね。
GM:それはともかく、九重巌はデータ的には妖魔化を行います。まず、HPが1点「穢れ」になります。まあ回復できないHPロスですね。
GM:そしてその代わり、二つの強化を受けます。一つは、HPがどれだけ失われていようと全ての特技で判定が可能になること。
GM:そしてもう一つが強化能力「異形」の発現です。PCが妖魔化する場合はランダムに決定されますが、今回はGMがチョイスします。九重巌の異形は、妖魔忍法「狂骨」!
妖魔忍法、基本的に異形の発現によってのみ修得可能な、オーバーパワーな忍法である。「狂骨」とは攻撃の間合を「自分より高いプロット値全て」にする忍法であり、九重巌が修得している「魔伏」という攻撃忍法――本来間合が0である代わりに、好きな数だけ目標を選んでその全員に攻撃できる――と組み合わせると、戦場全てに骨の罠を張り巡らせる凶悪なコンボとなる。
透石礫(とうせき・つぶて) : 「……出やがったか。おい『先輩』、出番だぜ」
礫は背押しの石笛を吹く。第十三校舎管理委員会のシマを護るため、彼の正義は、確かに何かへ届き、朧げな白い影を、彼らが「先輩」と信ずるそれを呼び寄せた。その影に背を押され、礫は前に進み出る。
忍法「幽霊部員」によって同伴される礫の従者「幽霊」。奇しくも同じく妖魔忍法である「震々」を使用することが出来る強力な従者。いやほんとうに「震々」強いんだよ、許してくれ。
忍法「幽霊部員」によって同伴される礫の従者「幽霊」。奇しくも同じく妖魔忍法である「震々」を使用することが出来る強力な従者。いやほんとうに「震々」強いんだよ、許してくれ。
九重 桜 : 「退いて。お願い」礫へ
透石礫(とうせき・つぶて) : 「……なにいってんだお前。ああなっちまったら、もうどうしようもねぇだろうが」
九重 桜 : 「大事な家族を、はいそうですかと渡せるわけもないでしょ」
"白兎" : 「諦めなさい。主の抱擁に耐えられなかった”闇背負い”には最早救いはない」
九重巌 : アアアアアアアアアアア!!(演出として桜のほうに骨ビームを撃つ)
九重 桜 : 攻撃の方を見ずに飛び避け、景色を写していた窓ガラスに沈むように消える
アリス : 「あっ!私の技!」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「……なにいってんだお前。ああなっちまったら、もうどうしようもねぇだろうが」
九重 桜 : 「大事な家族を、はいそうですかと渡せるわけもないでしょ」
"白兎" : 「諦めなさい。主の抱擁に耐えられなかった”闇背負い”には最早救いはない」
九重巌 : アアアアアアアアアアア!!(演出として桜のほうに骨ビームを撃つ)
九重 桜 : 攻撃の方を見ずに飛び避け、景色を写していた窓ガラスに沈むように消える
アリス : 「あっ!私の技!」
「鏡の」アリスと「鏡」に溶ける技を使う桜。この時点で、「鏡の」アリスはクライマックスに向けて本来の力を取り戻しつつあった。データ的には、忍法「特別教室」が2回使用されており、すでに効果を発揮して意味がなくなっている「道具箱」(セッション開始時に忍具を2つ多く得る)と、キャラクター作成開始時から持っている攻撃忍法「接近戦攻撃」を削除し、クライマックス戦闘用の忍法二つを入れ替えで修得している。「特別教室」を使用した、忍法の入れ替え。「鏡の」アリスの本来の力の表出。今後キャンペーンを通じてPLから恐れられるアリスの強さの一端である。
透石礫(とうせき・つぶて) : 「……っち。メンドくせぇ、さっさと終わらせるぞ」
九重 桜 : 「いいわ、相手してあげる。後悔しても知らないからね!」声だけが辺りに響く
九重 桜 : 「いいわ、相手してあげる。後悔しても知らないからね!」声だけが辺りに響く
このクライマックス戦闘は、大変な混戦となった。九重巌を狙う素振りを見せつつも、最終的な勝者になるために他のPCのHPを削るPCたち。そして九重巌はプロット1からすべてのPCのHPを削っていく。
唯一、桜だけは忍法「鏡地獄」――プロット値5以下からは奥義以外の攻撃を受け付けない――の効果で削られることはないものの、それが仇となって他のPCからヘイトを向けられる。
結果、奥義クリティカルヒットにより、まず最初に桜が撃沈。続けて、九重巌によるダメージの蓄積からアリスも脱落。
九重巌のHPは3残っており、白兎と礫も、ここにきて一時共闘の構えを見せる。しかし、ここで九重巌が判定にスペシャル。HPを1点回復したうえで、二名に手痛いダメージを与えた。
白兎は忍法「武器破壊」により九重巌の「魔伏」の命中判定にデバフをかけて攻め手を削ごうとするが、九重巌が隠していた奥義を使用する。「完全成功」。階段街区の顔役、九重巌。階段街区における戦闘は、このような姿になってなお、彼の掌の上である。
そのまま、白兎と礫の攻めは、要所要所で九重巌の奥義によって躱され、礫がHPを失って脱落。そして、1ラウンド後、九重巌が残HP2点の白兎に攻撃を命中させ・・・「回想シーン」を使用した。
唯一、桜だけは忍法「鏡地獄」――プロット値5以下からは奥義以外の攻撃を受け付けない――の効果で削られることはないものの、それが仇となって他のPCからヘイトを向けられる。
結果、奥義クリティカルヒットにより、まず最初に桜が撃沈。続けて、九重巌によるダメージの蓄積からアリスも脱落。
九重巌のHPは3残っており、白兎と礫も、ここにきて一時共闘の構えを見せる。しかし、ここで九重巌が判定にスペシャル。HPを1点回復したうえで、二名に手痛いダメージを与えた。
白兎は忍法「武器破壊」により九重巌の「魔伏」の命中判定にデバフをかけて攻め手を削ごうとするが、九重巌が隠していた奥義を使用する。「完全成功」。階段街区の顔役、九重巌。階段街区における戦闘は、このような姿になってなお、彼の掌の上である。
そのまま、白兎と礫の攻めは、要所要所で九重巌の奥義によって躱され、礫がHPを失って脱落。そして、1ラウンド後、九重巌が残HP2点の白兎に攻撃を命中させ・・・「回想シーン」を使用した。
「回想シーン」。自身の秘密を公開することで、判定に+3するか、ダメージに+1するかを選ぶクライマックス専用の行動。これにより、白兎のHPは0点となる。
九重巌の回想シーン
九重巌 : --旧街区--
九重巌 : 「ここが旧街区への抜け道かね、絡繰羽くん。」
九重巌 : 「階段街区にこんな道があるとはね。」
九重巌 : 「五迄。人を寄せ付けない場所だと思っていたが、その理由は確かに存在したんだね。」
九重巌 : 「ふむ、これならば。」
九重巌 : 「うむ。君の言う通りだ。旧街区は重要な土地資源。」
九重巌 : 「過去のことがあったとはいえ、いつまでも封鎖しておくのは惜しいという意見には納得できるね」
九重巌 : 「君がそれで何を望んでいるのか、どうしてこの抜け道を知っているのかは分からないが、二瓜の長として、十分に階段街区にメリットのある話だと思うよ。」
九重巌 : 「さて、それでも、あのように今は闇背負いが跋扈しているわけだね。絡繰羽くん、これについては?」
九重巌 : 「ふむ、君が強大な戦力だということを除いても、ある程度の戦力で対抗しうるわけだ・・・・・・」
九重巌 : 「よかろう、旧街区を解放するように働きかけよう。」
九重巌 : その晩、私の脳裏は闇背負いの身体を走る暗い光で埋め尽くされて離れなかった
九重巌 : 翌晩も、その次の晩も。
九重巌 : そうして、私は確信した。私は闇に魅入られたのだと。
九重巌 : 旧街区を解放してはならない。絡繰羽の声に耳を傾けてはならない。
九重巌 : 以降私は、自我を保ち続ける必要があった・・・・・・・
九重巌 : 「ここが旧街区への抜け道かね、絡繰羽くん。」
九重巌 : 「階段街区にこんな道があるとはね。」
九重巌 : 「五迄。人を寄せ付けない場所だと思っていたが、その理由は確かに存在したんだね。」
九重巌 : 「ふむ、これならば。」
九重巌 : 「うむ。君の言う通りだ。旧街区は重要な土地資源。」
九重巌 : 「過去のことがあったとはいえ、いつまでも封鎖しておくのは惜しいという意見には納得できるね」
九重巌 : 「君がそれで何を望んでいるのか、どうしてこの抜け道を知っているのかは分からないが、二瓜の長として、十分に階段街区にメリットのある話だと思うよ。」
九重巌 : 「さて、それでも、あのように今は闇背負いが跋扈しているわけだね。絡繰羽くん、これについては?」
九重巌 : 「ふむ、君が強大な戦力だということを除いても、ある程度の戦力で対抗しうるわけだ・・・・・・」
九重巌 : 「よかろう、旧街区を解放するように働きかけよう。」
九重巌 : その晩、私の脳裏は闇背負いの身体を走る暗い光で埋め尽くされて離れなかった
九重巌 : 翌晩も、その次の晩も。
九重巌 : そうして、私は確信した。私は闇に魅入られたのだと。
九重巌 : 旧街区を解放してはならない。絡繰羽の声に耳を傾けてはならない。
九重巌 : 以降私は、自我を保ち続ける必要があった・・・・・・・
礫(輪と同じPL):えっ!?絡繰羽!?
GM:せっかくNPCが回想するしと思って!
礫:まじー?これから出てくるNPC全員回想シーンさせなきゃ・・・
GM:せっかくNPCが回想するしと思って!
礫:まじー?これから出てくるNPC全員回想シーンさせなきゃ・・・
白兎にダメージ2点。クライマックス、九重巌の勝利にて決着。
エンディング①:白兎
闇背負いとなった巌が階段街区を破壊する。逃げ遅れた白兎が降り注ぐ瓦礫に呑まれていく。白兎の視界が瓦礫に消え、巌がその向こうに消えようとするとき。
白夜 : 「独り善がりでは、闇に認めて頂くことは出来ませんよ?白兎。」
白兎(のPL):えっ!?司教の?
GM:はい。そうですね。
白兎:なんでこんな一介の黒夜教のところに・・・?GM、白兎は白夜について知っていていいですよね?もしくは普段の上司?
GM:いいですよ。ただし普段の上司ではありません、白兎からすれば天の上の人でしたね。
白兎:OKです。
GM:はい。そうですね。
白兎:なんでこんな一介の黒夜教のところに・・・?GM、白兎は白夜について知っていていいですよね?もしくは普段の上司?
GM:いいですよ。ただし普段の上司ではありません、白兎からすれば天の上の人でしたね。
白兎:OKです。
"白兎" : 「できそこないといえども主の力を得た存在。実力を見誤っていたようです……」
白夜 : 「ええ。独りでは何もできません。それはどれだけ強くとも、ですよ。」
"白兎" : 「やはり白夜様は『闇の徴』を……?」
白夜 : 「いいえ?あなたを助けに来ました。」
白夜 : 「故あって、ね。」
白夜 : 「ええ。独りでは何もできません。それはどれだけ強くとも、ですよ。」
"白兎" : 「やはり白夜様は『闇の徴』を……?」
白夜 : 「いいえ?あなたを助けに来ました。」
白夜 : 「故あって、ね。」
夜御使、白夜
白夜は比較的最近司教となった夜御使であり、若くして闇の力を正確に引き出す才能を持つ。どこか浮世離れした彼の風貌にたがうことなく、彼は黒夜教の司教としては異端として見られている。彼が真に信奉するのは闇では無く、それに認められることで手に入る力そのもの。とはいえ、真摯に黒夜教のため活動を重ねており、大司教も特段否定してはいないようだ。同じく司教である極夜とは相異なる意見を持ちながらも互いに認め合っているようだ。
白夜 : 「これで、あなたはもちろん、私のために尽くしてくれるでしょう?」
"白兎" : 「もとより私は主に仕える身……白夜様であれば喜んでお仕えしましょう」『闇』を裏切るようなことはせんやろ?の意
白夜 : 「巌さんの記憶を覗いたのでしょう?旧街区へ入って頂きたいのです。」
白夜 : 「その先に実験区画があります。」
白夜 : 「絡繰羽を追ってください。」
"白兎" : 「絡繰羽……斜歯車が我らが主を?」
白夜 : 「もとより鴉など、私たちに利することはない存在でしょう?」
白夜 : 「けれど、そうですね。気になるのなら、鴉の動向、鴉がどんなことを考えているのか。それも追ってみたらどうですか?」
白夜 : 「彼らも、一枚岩ではありませんから。」
白夜 : 「それも、必ずや私たちのためになるでしょう。」
"白兎" : 「そうですね、これを機に奴らの内情を探るのはよきことかと思われます」
"白兎" : 「奴らは我らが主を軽んじている。私が綻びを探せばあるいは……」
白夜 : 「ええ、よろしくお願いしますよ。」
白夜 : といって背を向ける。
"白兎" : 「はっ」黒夜教式の礼をする
"白兎" : 「もとより私は主に仕える身……白夜様であれば喜んでお仕えしましょう」『闇』を裏切るようなことはせんやろ?の意
白夜 : 「巌さんの記憶を覗いたのでしょう?旧街区へ入って頂きたいのです。」
白夜 : 「その先に実験区画があります。」
白夜 : 「絡繰羽を追ってください。」
"白兎" : 「絡繰羽……斜歯車が我らが主を?」
白夜 : 「もとより鴉など、私たちに利することはない存在でしょう?」
白夜 : 「けれど、そうですね。気になるのなら、鴉の動向、鴉がどんなことを考えているのか。それも追ってみたらどうですか?」
白夜 : 「彼らも、一枚岩ではありませんから。」
白夜 : 「それも、必ずや私たちのためになるでしょう。」
"白兎" : 「そうですね、これを機に奴らの内情を探るのはよきことかと思われます」
"白兎" : 「奴らは我らが主を軽んじている。私が綻びを探せばあるいは……」
白夜 : 「ええ、よろしくお願いしますよ。」
白夜 : といって背を向ける。
"白兎" : 「はっ」黒夜教式の礼をする
桜:それはどういう礼なの?
白兎:どういうのにしよっかなー。なんか特徴的なのにしたいんだけど。
GM:敬礼の状態から、目を隠す位置に手を下ろし、視界を闇に閉ざす礼ってのはどう?
白兎:いいっすね!それ貰い!
白兎:どういうのにしよっかなー。なんか特徴的なのにしたいんだけど。
GM:敬礼の状態から、目を隠す位置に手を下ろし、視界を闇に閉ざす礼ってのはどう?
白兎:いいっすね!それ貰い!
白夜 : 「そうそう、それと・」
白夜 : 「もしも、この件が闇を裏切ることだったとして、そうだったなら、あなたは私のために尽くしてはくれなかったのですか?」
白夜 : 「ふ、冗談ですよ」
白夜 : 「もしも、この件が闇を裏切ることだったとして、そうだったなら、あなたは私のために尽くしてはくれなかったのですか?」
白夜 : 「ふ、冗談ですよ」
不穏な冗談を口にする白夜に、白兎は無言のまま、黒夜教式の礼を続け、目を隠しているしかなかった。
エンディング②:桜
姫宮霞 : 「おかえり、桜」
姫宮霞 : 「大変なことが、あったって顔してるわ」
姫宮霞 : 「良かったら聞かせて頂戴。あなたの力になりたいの。」
九重 桜 : 「……………。」
九重 桜 : 桜の口の端は切れ、髪の先端はかすかに焦げたような匂いを発していた
九重 桜 : 「まけた」
姫宮霞 : 「ええ。」
姫宮霞 : 「大変なことが、あったって顔してるわ」
姫宮霞 : 「良かったら聞かせて頂戴。あなたの力になりたいの。」
九重 桜 : 「……………。」
九重 桜 : 桜の口の端は切れ、髪の先端はかすかに焦げたような匂いを発していた
九重 桜 : 「まけた」
姫宮霞 : 「ええ。」
絞り出せたのはそれが限界。桜は両の拳を握りしめ、両目からは大粒の涙がとめどなくこぼれ落ちる。霞はしばらく無言で肩に手を回したままでいた。
九重 桜 : 「お爺もっ……、二瓜もっ!」
九重 桜 : 「あたしっ………、あたし………!」
九重 桜 : ろくに言葉になどならなかった。
姫宮霞 : 「ええ。」
姫宮霞 : 「ええ。」
九重 桜 : 「あたしっ………、あたし………!」
九重 桜 : ろくに言葉になどならなかった。
姫宮霞 : 「ええ。」
姫宮霞 : 「ええ。」
変わり果てた祖父、崩れていく故郷、それを招いたのは自らの愚かさと無力さなのだと、他でもない桜自身が詰っていた。
姫宮霞 : 「お茶を飲みましょう。」
姫宮霞 : 「一緒に淹れるのを手伝ってくれる?」
九重 桜 : 泣きじゃくりながらも、少し落ち着いたのかコクリとうなづき、薬缶に水を入れる
姫宮霞 : 「いつも通り、お茶を飲むの。」
姫宮霞 : 「その後は、いつも通り、お風呂に入る。」
姫宮霞 : 「そして、いつも通りおしゃべりをして、いつも通り眠る。」
姫宮霞 : 「いつも通りに戻るの。負けたとき、私たちはそうしなきゃいけない。」
姫宮霞 : 「たとえ、なにもいつも通りじゃなかったとしてもね。」
姫宮霞 : そういうと、桜のティーカップに砂糖をいつもよりスプーン1つ多く入れて差し出します。
姫宮霞 : 「いつもと違うのは、こういうところも、だから。それも含めて、いつも通りに戻っていきましょう。」
九重 桜 : 「ごめんね、霞」消え入りそうな涙声は、少しだけ甘い紅茶に溶けてゆく。
姫宮霞 : 「一緒に淹れるのを手伝ってくれる?」
九重 桜 : 泣きじゃくりながらも、少し落ち着いたのかコクリとうなづき、薬缶に水を入れる
姫宮霞 : 「いつも通り、お茶を飲むの。」
姫宮霞 : 「その後は、いつも通り、お風呂に入る。」
姫宮霞 : 「そして、いつも通りおしゃべりをして、いつも通り眠る。」
姫宮霞 : 「いつも通りに戻るの。負けたとき、私たちはそうしなきゃいけない。」
姫宮霞 : 「たとえ、なにもいつも通りじゃなかったとしてもね。」
姫宮霞 : そういうと、桜のティーカップに砂糖をいつもよりスプーン1つ多く入れて差し出します。
姫宮霞 : 「いつもと違うのは、こういうところも、だから。それも含めて、いつも通りに戻っていきましょう。」
九重 桜 : 「ごめんね、霞」消え入りそうな涙声は、少しだけ甘い紅茶に溶けてゆく。
姫宮霞 : 「そしていつも通り、笑っていて頂戴。私の大切な妹、桜。」
そうして、そっと笑みを浮かべる霞。初めての大きな敗北を迎えた桜に、それを受け止め抱擁する霞。どこか美しさを感じる一シーン。しかし、その綻びに、桜は気づかずにはいられないでいた・・・・・・
エンディング③:礫とアリス
アリス : 「くぅー!負けたー!」じたじた
透石礫(とうせき・つぶて) : 「あーきっつ。死ぬかと思ったぜ……」
アリス : 「生きてたのねクソジャリ!」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「お前もなクソガキ」
アリス : 「あなたには文句を言わなきゃいけない事が45トンくらいあるけど...まあ生きてるだけラッキーだったわね!」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「あー。まーな……」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「一応助かったぜ、あんがとよ」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「あーきっつ。死ぬかと思ったぜ……」
アリス : 「生きてたのねクソジャリ!」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「お前もなクソガキ」
アリス : 「あなたには文句を言わなきゃいけない事が45トンくらいあるけど...まあ生きてるだけラッキーだったわね!」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「あー。まーな……」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「一応助かったぜ、あんがとよ」
いち早く脱落したアリスは、息を整え、その後に脱落した礫を戦場から避難させていた。
アリス : 「あんた鴉だったのね!一応後輩みたいなもんだし!助けるのはとーぜんよ!」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「やっぱりあのばぁさんと同一人物か……。これだから忍者は……」
アリス : 「まあ今夜はいろいろと危険だし一泊くらいしていきなさい!こっちも肉盾が一枚くらいあったほうが安心だし!」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「……癪だが、この傷じゃ役にも立たねぇか。世話ンなるぜ」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「あいつらに指示だけ飛ばしとくか……」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「やっぱりあのばぁさんと同一人物か……。これだから忍者は……」
アリス : 「まあ今夜はいろいろと危険だし一泊くらいしていきなさい!こっちも肉盾が一枚くらいあったほうが安心だし!」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「……癪だが、この傷じゃ役にも立たねぇか。世話ンなるぜ」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「あいつらに指示だけ飛ばしとくか……」
石笛を吹く。闇背負いが暴れた結果、階段街区は未だ火災や倒壊で危険にあふれており、避難誘導や怪我人の処置が必要なはずだ。石笛はその意志を第十三校舎管理委員会のもとへ届け、そして、すぐに携帯電話が鳴った。
後輩(GM) : センパイ!どうしたんすか!
後輩(GM) : しばらく見ないんで寂しかったんすよ!
透石礫(とうせき・つぶて) : 「スマン、しくじった。お前らで避難誘導とか進めといてくれ。女子供を優先しろ」
舎弟(GM) : ボロボロじゃないすか!
後輩(GM) : わかったっす!いってきます、センパイ!
透石礫(とうせき・つぶて) : 「負けた俺のことは気にすンな。頼んだぜ」
舎弟(松露) : 一体階段街区に何があったんすか!
後輩(GM) : 俺の中では、センパイはいつでもナンバーワンっすよーーーーーーー!!!うわなんだこれ、街がめちゃくちゃ!
舎弟(松露) : いや、今聞くのは野暮っすね。ガッと行って来ます!
後輩(GM) : しばらく見ないんで寂しかったんすよ!
透石礫(とうせき・つぶて) : 「スマン、しくじった。お前らで避難誘導とか進めといてくれ。女子供を優先しろ」
舎弟(GM) : ボロボロじゃないすか!
後輩(GM) : わかったっす!いってきます、センパイ!
透石礫(とうせき・つぶて) : 「負けた俺のことは気にすンな。頼んだぜ」
舎弟(松露) : 一体階段街区に何があったんすか!
後輩(GM) : 俺の中では、センパイはいつでもナンバーワンっすよーーーーーーー!!!うわなんだこれ、街がめちゃくちゃ!
舎弟(松露) : いや、今聞くのは野暮っすね。ガッと行って来ます!
またもや後輩RPで対抗し合うGMと松露くん。なんなら電話なのか実際にその場に来ているのかも混在している。いや、これアレだな。後輩は電話で応対してるけど、舎弟の方は礫のもとに駆け付けてるな。やるじゃん舎弟。
透石礫(とうせき・つぶて) : 後輩に指示を飛ばした後で
透石礫(とうせき・つぶて) : 手に持った“背押しの石笛”をそっと握りしめて
透石礫(とうせき・つぶて) : 「ほんと、不甲斐ない後輩ですまねぇな……」と力なく呟く
透石礫(とうせき・つぶて) : 「お叱りは“そっち”に行ってからたっぷり受けるからよ……。ケツが拭けるようになるまで、もうちっとだけ手伝ってくれや……」
透石礫(とうせき・つぶて) : とちょっと遠い目をする
透石礫(とうせき・つぶて) : 手に持った“背押しの石笛”をそっと握りしめて
透石礫(とうせき・つぶて) : 「ほんと、不甲斐ない後輩ですまねぇな……」と力なく呟く
透石礫(とうせき・つぶて) : 「お叱りは“そっち”に行ってからたっぷり受けるからよ……。ケツが拭けるようになるまで、もうちっとだけ手伝ってくれや……」
透石礫(とうせき・つぶて) : とちょっと遠い目をする
アリス : ガチャン!(ショートケーキを置く音)
鏡のアリス : 「ごえー料金みたいなもんよ!とっときなさい!」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「……あ?」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「まぁ、ありがt―――」
アリス : 「ババアを守ってやってね。あたしと違って、強くはないから。」奥の部屋にフラフラと入って倒れ込みます
透石礫(とうせき・つぶて) : 「……ったく。なんなんだよコイツ」
透石礫(とうせき・つぶて) : と言いながら、ババァを布団まで運んでやろう
鏡のアリス : 「ごえー料金みたいなもんよ!とっときなさい!」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「……あ?」
透石礫(とうせき・つぶて) : 「まぁ、ありがt―――」
アリス : 「ババアを守ってやってね。あたしと違って、強くはないから。」奥の部屋にフラフラと入って倒れ込みます
透石礫(とうせき・つぶて) : 「……ったく。なんなんだよコイツ」
透石礫(とうせき・つぶて) : と言いながら、ババァを布団まで運んでやろう
アフタープレイ
GM:ここまで!お疲れ様でした!
桜:また最初に負けたーー
白兎:まあまあ、今回はそもそも全滅ですよ。
GM:九重巌が生きてる間に足を引っ張り合い過ぎたね。
彩李寿:九重巌の「完全成功」が誤算だったねえ。結果的にぶっ刺さった。
GM:まあ結果として、白兎は白夜の下につくことになったし、桜は挫折を知った。礫とアリスも友好関係になったし、敗けたけど物語は進んでいくよ。
白兎:キャンペーンでシノビガミをやる良い点ですね。敗北しても単純に悔しいだけではない。
桜:悔しいは悔しいけどね。
礫:アリスとは仲良くなった!可愛い!ババアも良いキャラしてる!
桜:また最初に負けたーー
白兎:まあまあ、今回はそもそも全滅ですよ。
GM:九重巌が生きてる間に足を引っ張り合い過ぎたね。
彩李寿:九重巌の「完全成功」が誤算だったねえ。結果的にぶっ刺さった。
GM:まあ結果として、白兎は白夜の下につくことになったし、桜は挫折を知った。礫とアリスも友好関係になったし、敗けたけど物語は進んでいくよ。
白兎:キャンペーンでシノビガミをやる良い点ですね。敗北しても単純に悔しいだけではない。
桜:悔しいは悔しいけどね。
礫:アリスとは仲良くなった!可愛い!ババアも良いキャラしてる!
GM:ところでさ、可愛いといえばさ・・・
白兎:?
白兎:?
GM:舎弟(松露くん演)。可愛くない?
白兎:?
GM:こいつさ、俺っ子でも通ることない?
白兎:!?
GM:俺っ子で、兄ぃ呼びで、ダージリンティーとかお菓子作りとかでちょっとハイソな雰囲気の後輩っ子。せっかくだし、元紫香楽女学院で今は白亜学院に転入してきたとかさ。
白兎:!!!!????!!!????
白兎:可愛いんだけど!好みの要素無限に混ぜるのやめてくれない!!??
礫:GMゥ!俺ちょっと舎弟ちゃんの立ち絵作って来ます!!!!!!
白兎:やめろォ!
GM:NPCが増えるな・・・設定のあの辺と絡めて・・・それで・・・ぶつぶつ
白兎:?
GM:こいつさ、俺っ子でも通ることない?
白兎:!?
GM:俺っ子で、兄ぃ呼びで、ダージリンティーとかお菓子作りとかでちょっとハイソな雰囲気の後輩っ子。せっかくだし、元紫香楽女学院で今は白亜学院に転入してきたとかさ。
白兎:!!!!????!!!????
白兎:可愛いんだけど!好みの要素無限に混ぜるのやめてくれない!!??
礫:GMゥ!俺ちょっと舎弟ちゃんの立ち絵作って来ます!!!!!!
白兎:やめろォ!
GM:NPCが増えるな・・・設定のあの辺と絡めて・・・それで・・・ぶつぶつ
礫:できました!
白兎:死んだ。可愛い。
GM:可愛い。
白兎:死んだ。可愛い。
GM:可愛い。

キャラメーカー名:少年少女好き?
https://picrew.me/image_maker/46940
https://picrew.me/image_maker/46940
後日
GM:舎弟ちゃんの設定出来たよー。
白兎:ぐはっ(予約)
GM:ついでに、第十三校舎管理委員会に設定盛った。
礫:お。
白兎:ぐはっ(予約)
GM:ついでに、第十三校舎管理委員会に設定盛った。
礫:お。
第十三校舎管理委員会-天文部
白亜学院の管理委員会は、その頂点が風紀委員会を名乗るように、各委員会ごとに部活動の名を引いており、十三校舎管理委員会は天文部の名を持つ。かつて白鴉城が数えるほどの階層しか無かった頃、階段街区で唯一星空が見えた十三校舎(当時はまだ第三校舎とか)に由来する名であると言われているが、既にその活動から天体観測の側面は失われて久しい。なお本当に天文部だと思い込んで入部もとい管理委員会入りした問題児がおり、今でも透石たちの笑い話の一つである。
黒占神子(こくせん みこ)
[Information Concealed]長く上層に住んでいたが、紫香楽の中学3年に上がった年、当時の白かんなであった姉が代替わりとともに姿を消した。
慕っていた姉は白かんなになった年から様子が何かおかしいようにも感じられており、しかしそのおかしい点を言葉にできないでいたまま姉は姿を消してしまった。自分が何か気付いていれば何か違ったのかもしれない。そんな思いが彼女を失意に叩き込んだ。生きる意欲を失った彼女は紫香楽を追放され、十三校舎に中学3年から移籍した。死んだように学校に通っては帰る彼女が闇背負いに襲われた時、これで死ぬならそれでも良いかと思ったその時、彼女を助けたのは、真っ直ぐな目をした一人の先輩。翌日、天文部と書かれた教室に入る彼を見て、彼女は強く彼と天体観測がしたいと無性に思った。そうして、彼女は天文部の、十三校舎管理委員会の戸を叩いたのだった。
慕っていた姉は白かんなになった年から様子が何かおかしいようにも感じられており、しかしそのおかしい点を言葉にできないでいたまま姉は姿を消してしまった。自分が何か気付いていれば何か違ったのかもしれない。そんな思いが彼女を失意に叩き込んだ。生きる意欲を失った彼女は紫香楽を追放され、十三校舎に中学3年から移籍した。死んだように学校に通っては帰る彼女が闇背負いに襲われた時、これで死ぬならそれでも良いかと思ったその時、彼女を助けたのは、真っ直ぐな目をした一人の先輩。翌日、天文部と書かれた教室に入る彼を見て、彼女は強く彼と天体観測がしたいと無性に思った。そうして、彼女は天文部の、十三校舎管理委員会の戸を叩いたのだった。
礫:死んだ。天文部の名前カッコ良すぎるし、舎弟ちゃんの設定が思ったより重い。
桜:適当にRPしてただけの存在がいつの間にかNPCに・・・
GM:舎弟ちゃんですが、黒占も神子もなんか仰々しくて恥ずかしいので、礫君にはあだ名で呼んで欲しがります。何かつけてあげてください。
礫:えー、あだ名。えー。(しばらく悩みながら)
礫:「こ」くせんみ「こ」だからココとかどう?
GM:めっちゃいい感じ!ココちゃんもそう呼ばれたときには照れを隠しつつも嬉しそうにしたことでしょう。
GM:じゃ!礫君!ココちゃんを大切にしてあげてね!!!
礫:ん?
GM:古今東西、ヒロインっぽいNPCがニコニコのほほん幸せに暮らすだけってことはないよなあ?
白兎:やめろォ!元気っ子の顔を曇らせて俺に特攻かけるのをやめるんだ!!
礫:あーーーーーー!最高。GM、いつココちゃんは涙を浮かべるんですか!?
GM:ノリノリでなにより。まあ少なくとも第四回以降だよ。まずは第三回、最後のPC4人をそろえるとしましょう!
一同:はい!
桜:適当にRPしてただけの存在がいつの間にかNPCに・・・
GM:舎弟ちゃんですが、黒占も神子もなんか仰々しくて恥ずかしいので、礫君にはあだ名で呼んで欲しがります。何かつけてあげてください。
礫:えー、あだ名。えー。(しばらく悩みながら)
礫:「こ」くせんみ「こ」だからココとかどう?
GM:めっちゃいい感じ!ココちゃんもそう呼ばれたときには照れを隠しつつも嬉しそうにしたことでしょう。
GM:じゃ!礫君!ココちゃんを大切にしてあげてね!!!
礫:ん?
GM:古今東西、ヒロインっぽいNPCがニコニコのほほん幸せに暮らすだけってことはないよなあ?
白兎:やめろォ!元気っ子の顔を曇らせて俺に特攻かけるのをやめるんだ!!
礫:あーーーーーー!最高。GM、いつココちゃんは涙を浮かべるんですか!?
GM:ノリノリでなにより。まあ少なくとも第四回以降だよ。まずは第三回、最後のPC4人をそろえるとしましょう!
一同:はい!
こうして。NPCが増えた。幸い、パズルのピースを嵌めるかのように、すでに存在していた設定と噛み合った。彼女の今後と、それに伴う礫君の行動に、乞うご期待、である。
そして礫君とココちゃんだけではない。謎めいた幹部のもとについた白兎に、他愛もない日常に不穏の影が見え隠れする桜と霞。
第一回と比べて多量の設定を伴った分、比例して魅力的で、先の展開が気になる4人のPCたち。そして、次回ですべてのPCが揃う。12人のPCと、重なり合う設定と因縁。第三回も楽しみにして頂ければ、これほど嬉しいことはない。
それでは第二回もお付き合いいただきありがとうございました。
そして礫君とココちゃんだけではない。謎めいた幹部のもとについた白兎に、他愛もない日常に不穏の影が見え隠れする桜と霞。
第一回と比べて多量の設定を伴った分、比例して魅力的で、先の展開が気になる4人のPCたち。そして、次回ですべてのPCが揃う。12人のPCと、重なり合う設定と因縁。第三回も楽しみにして頂ければ、これほど嬉しいことはない。
それでは第二回もお付き合いいただきありがとうございました。





