CV戦術

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CV戦術 - (2008/08/02 (土) 00:33:45) の最新版との変更点

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CVは他艦種と違い、航空機を用いて攻撃を行う、特殊な艦である。 このCVの戦術について述べる。 *CVパイロットの編成 CVにはあらゆる航空機を搭載可能であるが、その編成内容は待機画面でおおよそ把握することができる。 であるので、CVの戦いは、待機画面で相手航空機を把握する時点から始まっている。 CVを語るにあたり、まず代表的なパイロット編成の紹介と、各々の基本戦略及び対策を説明する。 **汎用型 ***FB型(爆撃重視) 最も攻撃的かつ基本となる編成。CVの特権たる戦闘機で偵察、攻撃機浸透を妨害しつつ、爆撃機で大型艦の爆殺を狙う。 欠点は、視界の狭い航空機しか搭載していないこと。終盤でCVしか残っていないような状況では、爆撃機での索敵は困難を極める。 更にこの形は基本的に、相手が戦闘機特化型だった場合には対抗不可能。 その場合は、とにかく敵のFと正面からぶつかるのを避け、戦闘機の移動指示を敵BB周辺に連打し、視界を取りに行って砲戦での善戦を期待するしかない。 戦闘機同士であれば追いつかれることはないため、対空を避けられれば視界をとれる。 ***RFB型(上記派生) ゲームコントロール重視。一番手っ取り早い砲艦支援は、視界を提供することである。 開幕ステルスぎりぎりのラインで偵察機を背後に回り込ませ、全敵Fが中盤に展開したのを確認してから、 背後から偵察を行い、味方砲艦を支援する。開幕偵察全滅⇒BB全滅は避けることができる。 つまり偵察機は「保険」であるが、このカードがCVにあるかないかでは、意外な程に戦略幅が違う。 戦闘機特化は相手の視界を完封しなければ意味のない形なので、視界さえとれていれば無力化しているも同然に。 補足、空母の偵察機は夜戦の場合を除き、必ず使い捨てるように! 「のっとあひゅ~」と言い出したら自動帰還してしまうので、手動で留めよう。いざ視界が欲しい、という時に「帰還中」だと再発進にも手間取る。 空母の場合、甲板に空きがなかったりして、緊急発進できないからである。要するに「帰ってくるくらいなら、燃料切れで死ね」。 ***FA型(雷撃重視) 雷撃機は耐久力が高く、戦闘機が相手であってもある程度粘ることが可能。 ただし遅いため、中盤から捕まっていては流石に落ちる。 雷撃機はとにかく手数で勝負、敵BBに仕事をさせないのが仕事。 もともと雷撃機には視界がそれなりにあり耐久力も高いため、強行偵察にも耐えることができるなら偵察機は必要ない。 ただ雷撃機の士官が死ぬことを極端に恐れるプレイヤーは、偵察機の搭載も視野に入れるべきである。 **戦闘機特化型 全ての航空機を叩き落とし、敵視界を奪い尽くすことを目的とした形。 一見してFB型やFA型に見えても、搭載数がF>AorBであればこの形に分類。 とにかく戦闘機を出し続け、偵察機、攻撃機を片っ端から平らげていけば、勝利は勝手に転がり込んでいる。 1機でも偵察機を通したら、無力化されている、と考えるくらいで挑むべし。 この形は、取り合えず制空権は取れるのだが、攻撃を味方能力に完全に依存している形のため、相性が極端になる場合が多い。 なので野良チームにおいて、この編成で勝てるか否かは、味方砲艦の積極性に大きく左右される。 如何に敵BBが強力であっても、視界さえ奪えばただの的にすることはできるのだが、 例え8人の戦闘機パイロットを用意しようとも、単艦で完全な視界封鎖を達成できるのはせいぜい上下戦線の片方だけである。 もう片方の戦線に敵航空機が集中すれば、あっさりそちらが壊滅してしまい、ジリ貧に追い込まれるケースが珍しくない。 よって戦略上の合意が取れているギルド戦ならともかく、大艦隊戦などでこの型を運用することは、汎用性の問題からあまり望ましくない。 **攻撃機特化型 ***B特化型 通称「全爆」又は「爆単」。敵AA網が薄いと、凄まじい破壊力を発揮する。 爆撃機に関する様々なテクニックを習得していないと戦闘機に粘着されて乙るため、基本的には上級者専である。 ***A特化型 通称「全雷」又は「雷単」。BBが最も相手にするのを嫌がる形。 この形のCVに粘着された場合、その試合ずっと回避行動を取らされて終わる可能性が高いためである。 無論、機銃など物ともしない程度のレベルは必須なので、この形も扱えるのは上級者に限られる。 攻撃機単は攻撃に集中できるメリットがあるが、制空権を取りプレッシャーをかけるというCV独自の重要な仕事を放棄することになるため、 味方AAや偵察機が十分に機能していることが前提となっており、やはり汎用性が低い。 敢えて大型CVでの攻撃機単に意義を見出すならば、8人の攻撃機パイロットを積んでフル活用し、最速で攻撃機を叩き込み続けることが考えられるが、 現実的にそのような超高速ローテーションを組むのは極めて困難。上級者専用と上記した最大の理由はコレである。 8人ローテが出来ないのなら、戦闘機パイロットを1人でもいいから積んだほうが、汎用性、及び戦略幅は格段に上昇すると断言できる。 *CVの位置 CVは航空機を使うことで、ほぼ全ての艦を目標にすることが可能だ。 そして、敵CVも同じである。 よって、CVは敵CVからの攻撃に注意しなければならない。 また、高速で奇襲をかけてくるFFやDDもCVの天敵である。 CVの位置は、大まかに分けて3種類ある。 +前線突出型 +最後方航行型 +第二線航行型 **前線突出型 回避が得意、補助が優秀、戦封鎖が可能といった艦・人向け -長所 --敵と接近することによる、爆撃機・雷撃機の回転効率の増加→攻撃力上昇 --味方艦が多いことで、FDから奇襲を受ける可能性が極めて少ない。 --対空艦も多いため、敵機を落としてもらいやすい。 -短所 --確実に発見されるため、敵CVから攻撃を受けやすい。 --戦線が崩壊した場合、逃げ切れずに敵艦に撃沈される恐れがある。 --頻繁に自艦の位置を確認する必要がある。 **最後方航行型 同時発進数・搭載容量が多い、生存性に問題がある艦・人向け -長所 --発見される可能性が低く、敵CVの攻撃を受けにくい。 --航空機操作に専念できる。 -短所 --敵との距離があるため、回転効率が低下→攻撃力低下 --対空艦がいないことが多く、敵機は自力で対処する必要がある。 --FDが奇襲してきた場合、極めて危険である。 --燃料切れで帰還できない場合がある。 **第二線航行型 手元をあまり意識しないで航空機操作がしたい人向け。 前線突出型と最後方航行型の中間。 バランスがよいとも言えるし、中途半端であるとも言える。 **停船待機について CVが停船するというのはお勧めできない。仕様変更により右クリックでも敵の位置が割り出せなくなった為である。 理由は :1. 回避行動の遅れ|停船していてはOH状態にするまでのタイムロスがあり、回避行動が遅れてしまう。 :2. 攻撃命中率の増加|航行していればまぐれでいくつか外れるといった可能性があるが、停船状態ではまず全弾命中だろう。 :3. 回避意思の有無|敵CVからみた場合、航行状態だと攻撃直前にさっと回避されるかもと考えるが、停船状態ではまず回避しないだろうと判断することが多い。 :4. 攻撃優先度上昇|1.2.3の理由から、味方CVが近くに1隻以上いる場合、航行しているCVよりは止まっているCVを狙おうと敵CVは考えるはずだ。
CVは他艦種と違い、航空機を用いて攻撃を行う、特殊な艦である。 砲艦と違い前線から比較的安全な位置にいることになるが、それ故に戦場全体を見渡す戦略眼が求められる。 このCVの戦術について述べる。 *CVパイロットの編成 CVにはあらゆる航空機を搭載可能であるが、その編成内容は待機画面でおおよそ把握することができる。 であるので、CVの戦いは、待機画面で相手航空機を把握する時点から始まっている。 CVを語るにあたり、まず代表的なパイロット編成の紹介と、各々の基本戦略及び対策を説明する。 **汎用型 ***FB型(爆撃重視) 編成は「爆p4名戦p2名」が基本。 最も攻撃的かつ基本となる編成。CVの特権たる戦闘機で偵察、攻撃機浸透を妨害しつつ、爆撃機で大型艦の爆殺を狙う。 欠点は、視界の狭い航空機しか搭載していないこと。終盤でCVしか残っていないような状況では、爆撃機での索敵は困難を極める。 更にこの形は基本的に、相手が戦闘機特化型だった場合には対抗不可能。 その場合は、とにかく敵のFと正面からぶつかるのを避け、戦闘機の移動指示を敵BB周辺に連打し、視界を取りに行って砲戦での善戦を期待するしかない。 戦闘機同士であれば追いつかれることはないため、対空を避けられれば視界をとれる。 ***RFB型(上記派生) 編成は「爆p3名戦p2名偵p1名」が基本。 ゲームコントロール重視。一番手っ取り早い砲艦支援は、視界を提供することである。 CVの開幕偵察で重要なのは「見つからないこと」。開幕で視界を取りに行く必要はなく、敵陣奥隅のほうに予備として待機させておくとGood。 全敵Fが中盤に展開したのを確認してから、背後から偵察を行えれば理想。開幕偵察全滅⇒前線崩壊は避けることができる。 前線の押し引きをしなければならない砲艦に比べ、CVは安全な位置から航空機の操作に専念できるメリットを活かそう。 偵察機は「保険」である。このカードがCVにあるかないかでは、意外な程に戦略幅が違うのでお試しあれ。 戦闘機特化は相手の視界を完封しなければ意味のない形なので、視界さえとれていれば無力化しているも同然に。 補足、空母の偵察機は夜戦の場合を除き、必ず使い捨てるように! 「のっとあひゅ~」と言い出したら自動帰還してしまうので、手動で留めよう。いざ視界が欲しい、という時に「帰還中」だと再発進にも手間取る。 空母の場合、甲板に空きがなかったりして、緊急発進できないからである。要するに「帰ってくるくらいなら、燃料切れで死ね」。 ***FA型(雷撃重視) 編成は「雷p4名戦p2名」が基本。 雷撃機は耐久力が高く、戦闘機が相手であってもある程度粘ることが可能。 ただし遅いため、中盤から捕まっていては流石に落ちる。 雷撃機はとにかく手数で勝負、敵BBに仕事をさせないのが仕事。 もともと雷撃機には視界がそれなりにあり耐久力も高いため、強行偵察にも耐えることができるなら偵察機は必要ない。 ただ雷撃機の士官が死ぬことを極端に恐れるプレイヤーは、偵察機の搭載も視野に入れるべきである。 **戦闘機特化型 全ての航空機を叩き落とし、敵視界を奪い尽くすことを目的とした形。 一見してFB型やFA型に見えても、搭載数がF>AorBであればこの形に分類。 とにかく戦闘機を出し続け、偵察機、攻撃機を片っ端から平らげていけば、勝利は勝手に転がり込んでいる。 1機でも偵察機を通したら、無力化されている、と考えるくらいで挑むべし。 この形は、取り合えず制空権は取れるのだが、攻撃を味方能力に完全に依存している形のため、相性が極端になる場合が多い。 なので野良チームにおいて、この編成で勝てるか否かは、味方砲艦の積極性に大きく左右される。 如何に敵BBが強力であっても、視界さえ奪えばただの的にすることはできるのだが、 例え8人の戦闘機パイロットを用意しようとも、単艦で完全な視界封鎖を達成できるのはせいぜい上下戦線の片方だけである。 もう片方の戦線に敵航空機が集中すれば、あっさりそちらが壊滅してしまい、ジリ貧に追い込まれるケースが珍しくない。 よって戦略上の合意が取れているギルド戦ならともかく、大艦隊戦などでこの型を運用することは、汎用性の問題からあまり望ましくない。 空母がほぼ手出しできないSSと3次戦メタの局地戦の実装で、戦闘機特化型は相対的に弱体化している。 対抗手段がほぼ皆無であった廃戦満載の大型空母も、以前ほど圧倒的な存在ではなくなった。 この型を相手にする場合はとにかく「相手の戦闘機に付き合わない」ことが鉄則。 自分の攻撃機の進路上に大量の敵戦闘機がいたら、最悪引き返してでも回避するように。 戦闘機特化型は攻撃力が低いので持久戦は苦手。瞬殺されるよりは温存して以後のチャンスに備えよう。 たとえ攻撃機の侵攻が絶望的であっても、味方砲艦のために視界だけは死守する努力をすべし。 攻撃機の分割侵攻も相手によっては有効。戦闘機を釣って味方偵察の生存率を少しでも高めよう **攻撃機特化型 ***B特化型 通称「全爆」又は「爆単」。敵AA網が薄いと、凄まじい破壊力を発揮する。 爆撃機に関する様々なテクニックを習得していないと戦闘機に粘着されて乙るため、基本的には上級者専である。 ***A特化型 通称「全雷」又は「雷単」。BBが最も相手にするのを嫌がる形。 この形のCVに粘着された場合、その試合ずっと回避行動を取らされて終わる可能性が高いためである。 無論、機銃など物ともしない程度のレベルは必須なので、この形も扱えるのは上級者に限られる。 雷撃機は準備時間が短い上、戦闘機による損耗が致命的にはならないため、前出しするだけで戦線ごと押し切れることもある。 ただそこまでの雷撃機になるためにはパイロットlv100程度は必須なので、初心者向けでは決してない。 攻撃機単は攻撃に集中できるメリットがあるが、制空権を取りプレッシャーをかけるというCV独自の重要な仕事を放棄することになるため、 味方AAや偵察機が十分に機能していることが前提となっており、やはり汎用性が低い。 敢えて大型CVでの攻撃機単に意義を見出すならば、8人の攻撃機パイロットを積んでフル活用し、最速で攻撃機を叩き込み続けることが考えられるが、 現実的にそのような超高速ローテーションを組むのは極めて困難。上級者専用と上記した最大の理由はコレである。 8人ローテが出来ないのなら、戦闘機パイロットを1人でもいいから積んだほうが、汎用性、及び戦略幅は格段に上昇すると断言できる。 *CVの位置 CVは航空機を使うことで、ほぼ全ての艦を目標にすることが可能だ。 そして、敵CVも同じである。 よって、CVは敵CVからの攻撃に注意しなければならない。 また、高速で奇襲をかけてくるFFやDDもCVの天敵である。 CVの位置は、大まかに分けて3種類ある。 +前線突出型 +最後方航行型 +第二線航行型 **前線突出型 回避が得意、補助が優秀、戦封鎖が可能といった艦・人向け -長所 --敵と接近することによる、爆撃機・雷撃機の回転効率の増加→攻撃力上昇 --味方艦が多いことで、FDから奇襲を受ける可能性が極めて少ない。 --対空艦も多いため、敵機を落としてもらいやすい。 -短所 --確実に発見されるため、敵CVから攻撃を受けやすい。 --戦線が崩壊した場合、逃げ切れずに敵艦に撃沈される恐れがある。 --頻繁に自艦の位置を確認する必要がある。 **最後方航行型 同時発進数・搭載容量が多い、生存性に問題がある艦・人向け -長所 --発見される可能性が低く、敵CVの攻撃を受けにくい。 --航空機操作に専念できる。 -短所 --敵との距離があるため、回転効率が低下→攻撃力低下 --対空艦がいないことが多く、敵機は自力で対処する必要がある。 --FDが奇襲してきた場合、極めて危険である。 --燃料切れで帰還できない場合がある。 **第二線航行型 手元をあまり意識しないで航空機操作がしたい人向け。 前線突出型と最後方航行型の中間。 バランスがよいとも言えるし、中途半端であるとも言える。 **停船待機について CVが停船するというのはお勧めできない。仕様変更により右クリックでも敵の位置が割り出せなくなった為である。 理由は :1. 回避行動の遅れ|停船していてはOH状態にするまでのタイムロスがあり、回避行動が遅れてしまう。 :2. 攻撃命中率の増加|航行していればまぐれでいくつか外れるといった可能性があるが、停船状態ではまず全弾命中だろう。 :3. 回避意思の有無|敵CVからみた場合、航行状態だと攻撃直前にさっと回避されるかもと考えるが、停船状態ではまず回避しないだろうと判断することが多い。 :4. 攻撃優先度上昇|1.2.3の理由から、味方CVが近くに1隻以上いる場合、航行しているCVよりは止まっているCVを狙おうと敵CVは考えるはずだ。

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