史実のドイッチェラントについて

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[[ドイッチェラント]]
*史実のドイッチェラントについて
同型艦は3隻。

Deutschland		ドイッチェラント		ドイツを表すドイツ語より。
Admiral Scheer	アドミラル シェーア		第一次大戦時、高海艦隊司令官だった海軍大将より。
Admiral Graf Spee	アドミラル グラーフ シュペー	第一次大戦時、東陽艦隊司令官だった海軍中将より。

第一次世界大戦で敗北したドイツは1919年のベルサイユ条約により、軍備に著しい制限を受けており、
その制限枠内で保有を許されていた6の隻旧式戦艦郡との代艦として、ドイッチェラント級は設計建造された。

代艦として新規に建造する場合にも基準排水量1万トン以下というベルサイユ条約の制限を受けており、
その制限内で現実的な重武装を施されているものの、逆に装甲は主砲に見合わない薄いものとなった。

主砲11インチ(28cm)6門と通常の重巡洋艦よりも強力で、速度は敵戦艦よりも速く、
強力な敵戦艦からは速度で逃げ、重巡洋艦以下の艦艇は砲力差でどうにかする思想であったと思われる。

第二次世界大戦勃発後は、各艦とも大西洋で通商破壊活動(輸送船攻撃)に従事していたが、全艦が戦没乃至自沈した。

Deutschland ドイッチェラント(1940年 Lutzow へ改名。改名時期は1939年12月説、1940年2月説がある)
1929年2月5日、キール軍港 Deutsche Werke にて、旧式戦艦プロイセンの代艦として起工。
1945年4月16日、現ポーランド北西端シュバイネミュンデ港にて被弾、大破着底。
後部砲塔といくつかの副砲、対空砲は射撃可能な状態であり、4月28日以降、侵攻してくるソビエト陸上部隊へ向け砲撃を敢行。
5月4日には反撃を受け完全に水没し交戦不能になり、1946年春にソビエト軍により浮揚され接収される。
以後ソビエト軍によって運用され各種試験が行われ、1947年7月、沈没。

Admiral Scheer
1931年6月25日、ヴィルヘルムスハーフェン Reichsmarinewerft にて、旧式戦艦ロートリンゲンの代艦として起工。
開戦後は大西洋、モザンビークと広範囲に渡り通商破壊活動を行い、
1941年4月1日にキールへ帰還するまで、計11万トンの艦船を撃沈拿捕。
1945年5月9-10日、キール軍港にて爆撃を受け転覆、1946年7月に解体された。

Admiral Graf Spee
1932年10月1日、ヴィルヘルムスハーフェン Reichsmarinewerft にて、旧式戦艦ブラウンシュヴァイクの代艦として起工。
開戦後、南大西洋、インド洋で9隻(計5万トン)の商船を撃沈。
1939年12月13日、南大西洋上にて英国重巡洋艦 Exeter、軽巡洋艦 Ajax、Achilles の3隻に捕捉され、交戦(ラプラタ沖海戦)
中立だったモンテヴィデオ港へ72時間の期限付きで入港するも、1939年12月17日に同港にて、自沈。
自沈の理由については、英国軍の欺瞞通信により強力な敵艦隊が接近中であり、勝ち目も逃げ道もないと思われたため、とされる。
またこの時、誤報ではあったものの、見張りが港外に戦艦を視認したと報告したことも一因であると思われる。
艦長のラングスドルフ大佐は拳銃で自殺。
(ラプラタ沖海戦については、" http://ja.wikipedia.org/wiki/ラプラタ沖海戦 "が詳しい)

 満載排水量	:14519t
 全長		:186,0m
 水線長		:181,7m
 全幅		:20,69m
 喫水		:7,25m
 乗員		:619-951名
 武装		:28,0cm L/52 C/28	3連装2基6門
			:15,0cm L/55 C/28	8門
			:8,8cm L/75 C/32	6門
			:3,7cm L/83		8門
			:2cm MG L/64		8-10門
			:53,3 cm Torpedoes	4連装2基
 搭載艦載機	:Arado Ar196		2機
 装甲		:水平	40mm(最厚)
			:垂直	80mm(最厚)
			:艦橋	150mm
			:砲塔	140mm(最厚)
 機関		:2軸
			:MAN 9-cyl. diesel 2基
 その他性能	:機関出力(軸馬力)	48390shp
			:最大速度		28knot(およそ51,8km/h)
			:航続距離		15knotにて18650mile(およそ27,7km/hにて30010km)
 (建造時)

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