H44

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H44 - (2009/07/03 (金) 01:26:37) の編集履歴(バックアップ)


H44【H44】



必要レベル:103 / DP:28,500 / Cost:4,432,500
前部Rマウント   507*2
後部Rマウント   507*2
Tマウント     98*6 / 52*8
航空機搭載容積  240(同時発進機数2)
乗員       5+8名

BB5最大にしてSD級を除くドイツルート最後の戦艦。
建艦技術維持のために技術者が引いた図から実装された。
設計では、排水量12万トン、50.8cm連装砲4基という超大型艦だったが、例によって着工すらされず敗戦を迎えた。
子供の落書きではなく技術者が線を引いた点が興味深い。技術者の落書きである可能性は否定できない。
実装直後は驚異的なまでの巨大さを誇り、見るものを圧巻する威風堂々さで素晴らしい存在感を撒き散らしていたが、
あまりの被弾面積の広さにこれまた驚異的なまでに弱く、後日縮小修正された。

主砲にはLv100の「48口径 42cm SK C/40」、
あるいはLv115の「48口径 45.7cm SK C/34」などを4基8門が標準的。
なぜか史実計画の20インチ砲は存在しない。

Lv100砲はH39砲から火力を強化したものであり、H39に欠けていた攻撃力が補われることとなった。
しかしながら射程はほとんど伸びずモンタナとまったく同じで、なんと紀伊ライオンⅡには追い抜かれてしまった。
火力や門数に劣るドイツにとって最大の痛手で、砲撃面において他国に優れる点を失い、
最終戦艦として非常に厳しい結果となっている一因である。ただしこれはLV100砲のお話。

Lv115砲は重量は重くなるが、火力と射程が増す。
このLv115砲はSD級を除く戦艦の中で最長の射程を持つ。
ようやく射程が紀伊ライオンⅡをぬき、BB5最長。
本級はこの砲を装備してようやくまともなBB5として働けるようになる。
特性としては各国40~45度の砲と比べれば最大仰角が37度と低く、弾着までの時間が短いので引き・追いでの誤差は少ない。
一方で門数の少なさや高仰角による破壊力は得られないことから、BB5中最低火力という欠点は維持されている。
砲配置も前4後4の均等配置により前後で弾着差が大きいため、一斉射撃ではまとまった命中弾は得られにくい。
着弾率を上げるためには、危険な敵艦に側面を向けての射撃を行うか、前後の砲を別々に射撃することなど、高い技術が求められる。
また連射性に不安がある為に中距離に入りこまれると、集弾の悪さも相まって対処に苦労する事もある。

Tマウントは片舷7基14門あり、大和紀伊の16門に次ぐ重武装である。
ドイツ対空砲は射程、威力、連射から考えて総合的に最強であり、最も激しく堅牢な対空砲火を持つ。
航空攻撃にはめっぽう強い。
副砲の選択は、もはや定番となった08砲及びKM40が相応しい。
どちらか一方で統一してもいいが、Tマウントの容積が2種類あるためそれに従い、
容積の小さな部分に08砲を、大きな部分にはKM40を装備する手もある。
連射速度の違いから対空砲火の隙を減らし、ある程度の高度差も補えるため
高度変更をしてくる爆撃や雷撃に対して高い阻止能力を期待することができる。
射程が異なる弾幕が散り一点の火力は落ちるが、それでも単発の火力が高いため十分な威力を確保できるだろう。
射程でこそ10式装備の大和紀伊に劣るものの、火力・連射の双方において秀でるためNF最強クラスの対空砲火力を誇る。

115砲でようやく真価を発揮するH44は、BB5最長の射程と最も激しい対空砲火を持つため、
前線でのBB同士のにらみ合いでは最強である。
ただし、一歩でも射程に踏み込まれると8門の少ない門数、砲そのものの火力のなさ、連射の遅さで、一変して窮地にたたされる。
パッチにより縮小され多少は扱い易くなったが、最大の被弾面積と最大の満載排水量118000tにも及ぶNF最大の巨体は健在。
ある程度の集弾をもつ敵BB一斉射を受ければ、ほぼ全弾を直撃する覚悟が必要である。
さらに、排水量が大きいほどダメージ倍率が高いというシステム上の都合から、同じ砲弾でも
NF中で最も大きなダメージを受けてしまうことになり、船体が巨大なことが、あらゆる方向から欠点に働きあっている。
大和紀伊ライオンⅠのような高火力艦や、
モンタナに代表される16インチ級の12門一斉射撃など受けるようなことがあれば簡単に蒸発してしまう。
逆に前述の通り、こちらから敵を蒸発させることは困難であるから、大胆に攻めるような動きには向いていない。
そのような理由から他国BBと有視界でインファイトな殴り合いをするのは完全に死亡フラグ。
対空砲火の性能を最大限利用して敵の視界を奪い、最長射程をいかして徹底したアウトレンジ砲戦をしよう。


装甲は多少貼ることができる。
主砲4基の基本装備で甲板に装甲を施せば、7インチ程度貼ることができる。
しかしBB砲を弾くには遥か遠く及ばないため、速力を失ってまで貼る価値はほぼ無い。
Lv100砲を装備して後部主砲を下ろし、頭突きスタイルにして極限まで軽量化すれば、限界で12インチ程度貼れるが、
そもそも被弾面積の大きさから突撃の砲撃戦には向いておらず、
また主砲が4門となってしまうと敵の徹甲弾にすら大きく火力負けしてしまい、射程も短くなるなどこちらも実用には疑問が残ることから
英国艦のような有効な重装甲化はほぼ不可能である。


速力はBB5中標準。
機関兵を搭載し39ノット程度まで出すことができる。
39ノット時では100砲ならば100枚前後、115砲ならば70枚前後のバルジを貼れる。
(補助7名、通常偵察、Tマウント全部08砲)
だが、威力が2万を超える魚雷を持つSSが居る戦場では単独になると危険なため、注意が必要である。


総合としてはH39をそのまま大型化したような艦であり、対空・偵察などの利点は維持されている。
しかし100砲では射程が他国に並ばれ抜かれてしまった為に、ドイツ国籍最大の利点を失った一方、
低火力・少門数という欠点がそのまま引き継がれているため、
真価を発揮するには115砲装備が要求されることとなり、乗艦への道のりは険しい。
また砲を含めた艦全体の特性から、扱いにくさ・難易度の高さはトップクラスであり、
バランスが良いH39とはうって変わって上級者や玄人向けの艦に仕上がっている。
よって扱いこなすには非常に高い技術を求められる。
「扱いやすさ」も艦の強さの大きな要素の1つであるため、本級の評価は得てして厳しいものになる事が多い。
しかし各能力に底力はあるため、全ての能力を出し切って扱えるプレイヤーが最高の操作した際には、頼れる存在となるだろう。


修理費用は信濃を抜きH39のほぼ倍となり、NFで実装されている中では最高額となる8,499クレジットになる。(NNより)
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