雷撃機の戦術

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雷撃機の戦術 - (2011/11/26 (土) 13:00:51) のソース

【雷撃機の戦術】
雷撃機と爆撃機はまったく運用が異なる。無論、性能もまったく異なる。
一般的に爆撃機は大型艦に、雷撃機は小型艦に対して相性が良いとされる。
大型艦はバルジを大量に貼っている可能性が高いため、雷撃機で仕留めるにはかなりの手間が必要になる。
この点、装甲をほとんど無視出来る上、一点集中で瞬間的に大ダメージを発生させる爆撃機は強い。
しかし小回りの効く小型艦船を一点集中の爆撃機で狙うには無理があり、この点では広範囲の「面」を制圧できる雷撃機の方が優れている。
このような特徴があることをしっかり把握し、使い分けることも必要だ。
爆CVでも雷撃機Pを一人と少量の雷撃機と積んでおくと、小型艦対策として大変有効である。
大型艦の巡航速度をあらかた覚えておけば、敵艦のバルジの量をかなり正確に予測できる。
現在はバルジよりも速度を重視する艦が増加しており、初撃からでも意外とダメージが入る。

【雷撃機の特徴】
・機体が爆撃よりも遥かに頑丈
二次爆撃機がおおむねDP140、防御15に対し、二次雷撃機はおおむねDP220、防御25もある。
対空砲1発ではまず落ちないし、対戦闘機に対しても非常に粘り強い。
適当に艦をロックして急降下、キャンセルして急上昇を繰り返すことにより、
敵戦の攻撃を振り切って(正確には耐えて)敵艦に攻撃することも可能。

・視野が広い
爆撃機の視野がおおむね550に対し、雷撃機の視野はおおむね1000もある。
爆撃機が視野の狭さから単独での運用が難しいことに対し、雷撃機は単独運用でも戦いやすい。
視野の広さと機体の頑丈さから、偵察機代わりにすることもできる。

・速度が遅い
爆撃機の速度がおおむね550に対し、雷撃機の速度はおおむね500しかない。
そのためどうしても攻撃回数が少なくなりがちなので、
複数パイロットによる回転効率の上昇などの工夫が必要。

・機銃による被撃墜率が高い
特に低レベル、低能力のパイロットを用いた時にひどい。
雷撃機は最低高度付近を飛行中でないと魚雷を投下できないため、必然的に敵艦の機銃の命中率が上がる。
ある程度パイロットのレベルが上がり、二次雷撃機が使えるようになるとこの状況はかなり改善される。
さらにパイロットのレベルが上がると、今度は逆に米艦の凄まじい機銃すらものともせず飛行できるようになる。
こうなると対空砲でも1発では落ちない上、艦の機銃もまるで通用しないため、
編隊全機で必中距離から魚雷を叩き込むこともできるようになり、これが雷撃機の強みの一つとなっている。

・対空砲火による被撃墜率が低い
操作の腕にも大きく左右されるが、通常の方法では最終的に最高高度から(つまり対空砲の黄金角から)しか爆弾を投下できない爆撃機と違って、
雷撃機は巧みに高度を変え、最低高度から攻撃する事になるので、対空砲を黄金角でいくら連射しても当たらず、照準をあわせるのが難しい。
また機体のDPも高いので、1発で落とすのは不可能。一射で落とすのは爆撃機より遥かに難しい。
さらに雷撃機はロックオン・オフを繰り返すことで、まるで空中をダンスしているかのごとく激しい高度変更を繰り返すことが可能なので、
対空砲の仰角を合わせるのがとても難しい。
そのため強力な対空護衛や対空能力を持った艦に対しても、敵対空砲火網を突破して安定した結果を出せる。
これも雷撃機の強みの一つ。

・全弾命中は難しいが、全弾回避も難しい
爆は一箇所に一点集中で瞬間的に攻撃するため、全弾命中させることが比較的簡単である。
雷は広範囲に面で攻撃するため、回避運動をとられると全弾命中させることが難しい。
そのかわり、爆は一点集中なので回避されるときは全弾回避されてしまうことが多いのに対し、
雷は広範囲に攻撃するので、全弾回避されることは少ない。
また、魚雷は一定距離進むと爆発するため、爆発地点と敵艦が近ければ爆発ダメージが入る。
こういった点で、雷は爆よりも命中期待値がかなり高く、爆よりもより波状攻撃に向いている。

・使いにくい自動雷撃
爆撃と異なり自動ターゲッティングは使いにくい。
このため航空雷撃をする場合は以下の手動雷撃を必ず熟知する必要がある。

【手動雷撃】
文字通りプレイヤーが手動で雷撃を行うこと。
操作はシンプルで、最低高度まで機体を下降させたあと、投下キーを押すだけである。
(デフォルトなら下降は[,ね]キー、投下は[.る]キー、上昇は[L]キー)
利点は自在に飛行経路を変え、自由な角度で雷撃できる点。
欠点は操作量が多く、思ったとおりに操作できない事もある点など。

・半手動雷撃
敵艦のロックは自動で行い、魚雷の投下のみを手動で行う手段。
マウスクリックの自動投下よりもタイミングよく的確に投下できるため、当てやすい。
また手動で高度を下げるよりも遥かに高速で降下できるため、両者の長所をうまく利用した方法。
ただし機動が読まれやすく、回避運動を取られやすい。

・投下直前機動
半自動雷撃で敵艦をロックしていると、当然ながら機体は敵艦に向かって直進する。
そのため回避運動を取られる事が多く、十分な命中弾を得られないことがあるが、
魚雷投下直前にロックを解除し、機体を任意の方向に向け、さらに高度が上がる前に魚雷投下する手法がある。
これは、ロック解除から高度を上げるまでの間にある僅かな時間を利用した方法で、
敵艦が回避した先にに向けて直撃する魚雷を投下できる。
タイミングはややシビアで訓練が必要だが、熟練の雷撃使いにはぜひとも欲しいスキル。

他の注意点として、航空機の旋回半径は意外に大きいことが上げられる。
このため目標艦が変針した場合、一度雷撃をあきらめ上昇し、再度雷撃を試みるのがベター。
最低高度のまま編隊の進路を変えようとすると、予想外に大きく旋回してしまい、編隊があらぬ方向へ飛んでいってしまうことがある。

以上のように爆撃機よりやや難易度の高い航空雷撃ではあるが、使いこなせればかなりの戦力となる。
強力な対空護衛が取り巻く敵艦を狙う時や護衛艦隊を蹴散らす時、小型の敵艦を狙う時、敵戦闘機の攻撃を掻い潜って攻撃したり、
あるいは布石として魚雷による進路妨害など、爆撃機には難しい様々な作戦をこなすことができる。
余談だが、戦闘機が強力になってきた昨今、対抗手段として雷撃機をメインに使うCV乗りが増えてきている。
また右から発進ボタンを連続でおすとリーダー機が連続で発進するので、
編隊をまとめやすくなる。

[[参考>http://www.geocities.jp/colo256/hp2/]]
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