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*自愛
なぜに人
どこぞで拾いし
命かな
亡き面影を
腕に刻みぬ
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短歌。2006年。
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*親殺し
大きな石で頭を割ると
アスファルトに
どうっと倒れた
僕の一番嫌いなもの
僕の一番醜い部分
親など死んでしまえばいい
なぜはじめから
僕は僕ではないのだろうか
親から生まれた
それを消したい
何度も何度も突き刺して
何度も何度も真っ赤に染まり
どうして僕を生んだかと
踏みつけながら
僕は嘆いた
親を殺して罪だというなら
最初から生まなければよかったのさ
だけどそうしてようやく僕は
生きていたいと切に願った
ところが僕は親殺し
生きてくことが
許されはしない
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詩。2006年。
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