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(落書テキスト)壺と段ボール - (2006/05/30 (火) 21:37:30) の最新版との変更点
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*壺と段ボール
土手を歩きながら
財布をいじっていた
10円玉が転がって
ころころ河原へ落ちてった
半分青くなった平等院の上を
カエルがぺこんと跳びこえた
オナモミがチクチク足をくすぐって
なぜか心もチクチク痛んだ
すすきはいつもサラサラ
すすきの向こうもサラサラ
サラサラ流れる川音が
ぬめりを含んだ匂いを運んで
とっても気色が悪いのに
風はとっても気持ちよかった
必要なのは
ぼろぼろの段ボールと
底のかけた壺
大切なものは段ボールにしまい込んで。
涙は壺にすべて落として。
それだけあれば
当分困りはしないはず。
----
詩。2006年。
#right{カテゴリ: [[[落書テキスト>(カテゴリ)落書テキスト]]]}
*壺と段ボール
土手を歩きながら
財布をいじっていた
10円玉が転がって
ころころ河原へ落ちてった
半分青くなった平等院の上を
カエルがぺこんと跳びこえた
オナモミがチクチク足をくすぐって
なぜか心もチクチク痛んだ
すすきはいつもサラサラ
すすきの向こうもサラサラ
サラサラ流れる川音が
ぬめりを含んだ匂いを運んで
とっても気色が悪いのに
風はとっても気持ちよかった
必要なのは
ぼろぼろの段ボールと
底のかけた壺
大切なものは段ボールにしまい込んで。
涙は壺にすべて落として。
それだけあれば
当分困りはしないはず。
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詩。2006年。
#right{カテゴリ: [[[落書テキスト>(カテゴリ)落書テキスト]]]}
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