高視聴率を生む卵?
3500万個にCBSの番組PR。

この秋、CBSは生卵の殻に番組PRをレーザー刻印し、これを大手スーパーチェーンで売るという生活密着型のユニークなキャンペーンを行うと発表。
卵の殻に刻印する技術は、EggFusionという会社が開発したもの。
色は1色のみ。卵がパッケージ詰めされる直前に刻印される。マーケティング手段としての活用が期待される。名付けて「エッグーバタイジング」(Egg+Advertising)。
レーザー刻印は卵自体へ悪影響を与えないと、米国の食糧省から承認済。
期間はテレビシーズンの開始される今年9月から10月に限定で、刻印する卵数は約3500万個。例えば、CBSの人気ドラマ「CSI:科学捜査班」は、「CracktheCaseonCBS」(事件を解決しろ:卵の殻を割るcrackは、解決するという意味もある)など、韻をふむキャッチコピーになっている。
視聴者は朝食を用意しようと冷蔵庫を開けるたび、CBSの番組ラインナップが刻印された卵を見ることになる。
ABCが2年前「デスパレット・ハウスワイブス」(デスパレットな妻たち)を宣伝した際、クリーニング店と手を組み、仕上げた洗濯物を入れる透明なビニール袋に、番組キャラクターのイメージとロゴ、放送日などを印刷して配布した。