【新規イベント】 &color(blue){(自己紹介/初会話時)} 「まさか、こんな所に来るなんて半年前には 思いもしなかったよ。 ……。 しかし。この格好は、結構恥ずかしいよね。 毛が少ないのが分かってしまう。」 「僕は、もっと男らしくなりたいな。 そう、たくましくなりたい。」 &color(blue){(爆笑する)} 「笑えるのは今のうちだよ。 …見てろよ。」 小島航はどこか幸せそうに笑いました。 &color(blue){(今のままのほうが)} 「それじゃ駄目なんだよ、きっと。 今で満足できるほど、僕は完成していない。 だから、どんどん変わっていくんだ。 ……って、なんだか、恥ずかしい言葉だね。」 「昔と比べると、今は毎日がお祭りのようだ。 ……。 本当はずっとそうだったはずなんだけど、 僕はそれが、わかっていなかったね。 目を逸らして、勝手にみんなに壁を作っていた。 今は違うよ、ふふふ。 ひどい目に遭わされたからね。 今は良くも悪くも、僕は僕さ。 どこにでもいる高校生で、でもこの先が どうなるかまでは誰にもわからない。」 小島航はあなたの鼻先を押しました。 「きっと今は、それでいいんだよ。 僕だってそれで終わるつもりはないし。」 「泳ぐのは楽しいね。 3ケ月も泳げると思うと、 ちょっと長すぎる気もするけど。 よし、見られても自慢できる体を目指すぞ。 一緒に頑張ろう。」 &color(blue){(おい)} 「付き合えよ。 …なんちゃって。 僕は寂しがりやだから、付き合ってよ。 これまでの付き合いで、わかってるよね? ふふ、よしよし。 素直になると、何かと得だなあ。」 &color(blue){(いやー。筋肉はいやー)} 「…何を言っているんだか。 筋肉がないと、 クラゲみたいになっちゃうぞ。」 小島航は無邪気に笑っている。 「兄さんはやる事があるって言っていたけど、 一体何なんだろう。 グレートエンディング・チャレンジ。 もっともくっだらないエンディングって知ってる?」 &color(blue){(いや)(うーん)} 「まあ、兄さんが言うからには何かあるんだろう。 それより義姉さんとうまくやっているのかな。 どっちもぐーたらだから、心配なんだけど。」 &color(blue){(じぃと見る)} 小島航は罪のない笑顔を浮かべています。 「……?どうしたの?」 あなたは小島航の肩を叩きました。 &color(blue){(それだ)} 「…ああ。 なるほど、確かに色々見ちゃいけないのを 見ちゃったからな…。 反省しよう。 僕には気遣いが足りない気がする。」 あなたは小島航の肩を叩きました。 「色々殺してきたけれど、それでも 太陽が好きなのは、どうしてだろう。 いつか僕も殺した事を反省し、 そのまま生きていく事になるんだろうか。」 小島航は貴方の表情に気づいて 貴方の鼻先を押しました。 「とりあえずは、そこまで、長生きしたいかな。 それに反省はしてないんだ。 僕は悪い人だから。 今の生活のためなら、同じ事をやったろう。」 「最近、君の鼻を押すのが癖になった。」 &color(blue){(鼻を隠す)} 「そんなに警戒しないでも、ふふふ。 かわいいなあ、よしよし。 でも警戒するなら、もっと別の事に 警戒した方がいいよ?」 小島航はおかしそうに笑いました。 さも幸せと言うように。 &color(blue){(ボタンか。この鼻は)} 「たしかに、押すと僕は幸せになれる気がするね。 そうだ、このままずっと、一生僕のボタンに なってみないか? いや、返事を待つのは卑怯だね。」 「……。 この先、何があるかはわからないけれど、 同じ物を分け合おう。 それが甘いか苦いかはわからないけれど。 残念ながら拒否権はナシ。 ごめんね、僕は勝手なんだ。」 【新規ED】 普通かな。 (父島守備隊、生き残りの証言) その日、あなたは航と二人で戸締りをして、 島を離れる事にしました。 長い坂道を降りています。 「島としては良かったけど、やっている事は いつもと同じだったね。」 小島航は、あなたの鼻先を押しました。 「まあ、それが幸せなんだろうね。 こうやって普通に時が流れて行くのが、 きっと幸せなんだろう。 ゆっくり歩いて行こう。 ここから船までの500mは、 僕達だけの道だ。」