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    <title>【-St.Sera&#039;s Temple-】</title>
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    <description>【-St.Sera&#039;s Temple-】</description>

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    <title>封印されしルーンの壁画</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/wiki7_sera/pages/41.html</link>
    <description>
      **1000年前の忘れ去られし記憶と伝承の物語がここに。
----
↓のリンクから解読したいルーン文書へ飛ぶべし。

[[人物説明]]
[[用語説明]]
[[Prologue]]
[[[[Chapter1 ユウ・レベリオン～Secret of myself～]]
]]
[[Chapter2 生き延びる事と向き合う事と ～ Inevitable Misfortune]]
----

■壁画を展望できる、[[物語]]の中心へ。

----    </description>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/wiki7_sera/pages/8.html">
    <title>奇妙な門</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/wiki7_sera/pages/8.html</link>
    <description>
      ***崩れかけた、奇妙な門が忽然と建っている。
----

*関連ギルドへ
-St.Sera&amp;#039;s Templeは隠者の神殿なため、ポータルはほぼ一方通行です。

[[■- Smile and Energy -&amp;gt;http://freesky.raindrop.jp/se/]]
[[■Aesir ～My World Requiem homepage～&amp;gt;http://mw-requiem.hp.infoseek.co.jp/index.html]]
[[■ArcanaKights&amp;gt;http://arcana-knights.hp.infoseek.co.jp/]]
[[■Daiyamonde &amp;amp; Blue Daiya&amp;gt;http://daiyamonde.hp.infoseek.co.jp/]]
[[■無双騎士団 &amp;amp; にゃんこ温泉&amp;gt;http://timeleaf.jog.buttobi.net/]]
[[■光咲く神華&amp;gt;http://seth-closet.hp.infoseek.co.jp/]]
[[■天使のいない８月&amp;gt;http://no-angel-august.hp.infoseek.co.jp/]]

----

*ＲＯのお友達のブログ
-一部、内緒で勝手にリンクしています。。。（笑）

[[■気分はコーヒーブレイク（セフィリアさん）&amp;gt;http://espressomaker.blog23.fc2.com/]]
[[■Loose Days（ティナさん）&amp;gt;http://blog.drecom.jp/nyanmame/]]
[[■日々つれづれなるままに（あやささん）&amp;gt;http://yuzuya.blog19.fc2.com/]]
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[[■なばのらぐな（なばさん）&amp;gt;http://naba.at.webry.info/]]
[[■如月のRO日記らしい（如月さん）&amp;gt;http://blog.drecom.jp/kisaragi-ro/]]
[[■お気楽な自分日記(仮）（ランディーさん）&amp;gt;http://otakepyon.blog36.fc2.com/]]
[[■Denish Dynamite（ラーゲルさん）&amp;gt;http://vinland.exblog.jp/]]
[[■過ぎ去りし日々（アルフォンスさん）&amp;gt;http://jager.exblog.jp/]]
[[■徒然（クラウドさん）&amp;gt;http://garaxy777.blog11.fc2.com/]]
[[■FREE SKY（キキさん）&amp;gt;http://freesky.exblog.jp/]]
[[■でじ（でじさんの…ブログ？笑）&amp;gt;http://blogs.yahoo.co.jp/digitalmetal]]
[[■Magic of Kaleidoscope（ユウナさん）&amp;gt;http://yuuna291.blog31.fc2.com/]]
[[■春の海、ひねもすのたりのたりかな（春海）&amp;gt;http://syunkai.blog63.fc2.com/]]



----

*その他

[[■＠Wiki&amp;gt;http://atwiki.jp/]]
-神殿建築の技法が伝わる場です。

----

*リンクに関するご要望、連絡、苦情などがございましたらどうぞ。
- アルカナのリンクを新アドレスに訂正いたしました。  -- セラ  (2006-02-18 12:56:22)
- ﾌﾞﾛｸﾞのｱﾄﾞﾚｽを勝手に掲載させていただきました。  -- 春海  (2006-07-28 14:28:11)
#comment

----[[@wikiへ&gt;http://kam.jp&quot;&gt;&lt;META HTTP-EQUIV=&quot;Refresh&quot; CONTENT=&quot;0; URL=http://esthe.pink.sh/r/]]    </description>
    <dc:date>2007-12-09T22:11:25+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/wiki7_sera/pages/7.html">
    <title>古い図書館</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/wiki7_sera/pages/7.html</link>
    <description>
      ***魔術・神学の研究考察に浸る場。
----

■以下は駆け出し魔法使いさんの参考に。
[[ロード・オブ・ヴァーミリオン]]
[[メテオストーム]]

----

-簡易スレッド型BBSになっているようです（機能を把握していません…）
-今のところ、こちらは魔法スキルに関する話題に限定したいと思っています。
-お好きなように書き込んでくださいませ。

#bbs(vsize=1,nsize=10,size=30)

----[[@wikiへ&gt;http://kam.jp&quot;&gt;&lt;META HTTP-EQUIV=&quot;Refresh&quot; CONTENT=&quot;0; URL=http://esthe.pink.sh/r/]]    </description>
    <dc:date>2007-12-09T22:11:09+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/wiki7_sera/pages/66.html">
    <title>南側の円柱２－２</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/wiki7_sera/pages/66.html</link>
    <description>
      ----
■壁画を展望できる、[[物語]]の中心へ。
■壁画を展望できる、[[南側の円柱]]へ。（【はる】と【るみ】の物語）
■壁画を展望できる、[[南側の円柱２]]へ。（【？】の物語）
■人物を展望できる、[[南の門]]の中心へ。
----
【ﾌﾘｭｰﾘﾝｸﾞ】①
----

&amp;gt;【ﾌﾘｭｰﾘﾝｸﾞ】①　[人物/Magician]
&amp;gt;
&amp;gt;
&amp;gt;「ほら、どうした、この程度でへばるのかい？」
&amp;gt;疲れ果て、がくっと膝を突いたフリュに、情け容赦なくケイが罵声を浴びせる。
&amp;gt;「ぜぃ…ぜぃ……そ…そんな事を言ったってよぅ…」
&amp;gt;フリュは、杖を魔力増幅の為ではなく、体の支えとして使うしかないほど疲弊しきっている。
&amp;gt;「まったく…しょうのないやつだ…」
&amp;gt;巨大な両手杖[スタッフ・オブ・ソウル]を軽々と取り回し、息ひとつ乱さずフリュのもとに向かうケイ。その姿を見てフリュは
&amp;gt;「…ったく…ばけものだな…」
&amp;gt;と、呟いた。独り言のはずだった。
&amp;gt;が、何時の間に近寄られたのか、がしっと襟首を捕まえられ
&amp;gt;「……ほぅ？ばけもの、だって？」
&amp;gt;返答しだいでは生かしておかぬ、と言わんばかりの殺気を放つ…。
&amp;gt;「ナ、ナニモイッテマセン」
&amp;gt;「よろしい」
&amp;gt;ケイはぱっと手を離し、その拍子にしりもちをつくフリュ。
&amp;gt;「…じゃあ、次は[フロストダイバー]を撃ってもらおうか」
&amp;gt;「へいへい…」
&amp;gt;逆らうわけにもいかず、詠唱を開始する。
&amp;gt;〔水の精霊よ 永氷と為りて凍てつかせよ ﾌﾛｽﾄﾀﾞｲﾊﾞｰ!〕
&amp;gt;疲れているとはいえ、たしかに魔法は発動した…ただし、あらぬ方向に向かって…
&amp;gt;目標を大きく外れ、近くを通りがかった人物に襲い掛かる[フロストダイバー]
&amp;gt;「この、ばかものが！」
&amp;gt;ケイが、前に出ようと疾走するが…。
&amp;gt;「くうっ…」
&amp;gt;一般人を傷つけてしまえば言い訳はできない。最悪の場合、騎士団に連行され…処刑だ…。&amp;gt;「（それだけは避けなくては……だけど…）」
&amp;gt;とても間に合いそうに無い…最悪の事態を、ケイは覚悟した…。
&amp;gt;〔術式探索 反式展開 ﾏｼﾞｯｸﾛｯﾄﾞ!〕
&amp;gt;不意に、[フロストダイバー]が消失した。
&amp;gt;「（…あれは…Sageの抗魔呪文…）」
&amp;gt;「ちょっと、誰の仕業？」
&amp;gt;聞き覚えのある声。
&amp;gt;「…あぁ、あずごめん」
&amp;gt;ケイは神殿の森の影から顔をだした。
&amp;gt;「ケイ姉…いくらなんでもご挨拶じゃない？」
&amp;gt;口を尖らせて非難するあず。
&amp;gt;「いや…やったのは私じゃないんだがな…」
&amp;gt;「え？じゃあ誰が…」
&amp;gt;ガサガサと音を立ててケイの後方からフリュがやっとこ追いついた。
&amp;gt;「ケイ、さっきのはうまくできてたろ？…なんか怒ってるように見えるんだが…」
&amp;gt;「できてないよ、この、大馬鹿が！」
&amp;gt;「ぐはぁ」
&amp;gt;べしぃっと平手で張り倒されるフリュ。
&amp;gt;「…まったく……あぁあず、さっきのはこいつの仕業だ」
&amp;gt;と、張り倒したフリュを指差す。が、すでにいない。
&amp;gt;「やぁお嬢さん、怪我は無かったかい」
&amp;gt;「…は、はぁ…」
&amp;gt;何時の間に起き上がったのか、あずの手を握っている。
&amp;gt;「いやいや…俺ともあろう男が女性を傷つけてしまうところだったとは…不覚！」
&amp;gt;「おい、フリュ」
&amp;gt;「ここは、お詫びの証としてお茶でも奢らせてくれないか？この先にいい店を見つけてね」
&amp;gt;「…また石化したいのかい？」
&amp;gt;すでに魔力をたぎらせ、準備万端だぞ？と言わんばかりだ。さすがに石化の恐ろしさを（2度も）味わっているフリュは
&amp;gt;「！！　メッソウモゴザイマセン　」
&amp;gt;と、言うほか無かった…。
&amp;gt;「じゃあ今すぐその握った手を離すんだな」
&amp;gt;「あ、あぁ……ん、その箱は…」
&amp;gt;あずが抱えている箱を訝しげに見るフリュ。
&amp;gt;「…何ですか？」
&amp;gt;「いや…俺の勘違いだったようだ、気にすんな」
&amp;gt;あずは、なんだろうこの人、といった感じに小首をかしげる。
&amp;gt;「…ケイ姉、この箱の事で相談があるんだけど…」
&amp;gt;「あぁ、じゃあ中で話そうか」
&amp;gt;「よし、美女に囲まれ休憩だ「お前は居残りで練習しておけ」
&amp;gt;フリュの戯言を遮ってケイが宣告を下す。
&amp;gt;「…鬼」
&amp;gt;「何か言ったか?」
&amp;gt;「わかったわかった、修練しとくよ…」
&amp;gt;ぶつくさと文句を言いつつ、おとなしくケイの言葉に従うフリュであった…。
&amp;gt;
&amp;gt;「とは、言ったものの…休憩もせんとね」
&amp;gt;フリュはタバコに火をつけ一服していた。ふ～っと煙を吐き出しわっかを作る。
&amp;gt;「…しかし…気になるなぁ…」
&amp;gt;さっきの箱の事を考える。見た目の怪しさもそうだが
&amp;gt;「気配が良くなかったなぁ…」
&amp;gt;中に何が入っているのかは分からない。が、あまり好ましくないものであるような気がした。
&amp;gt;「まぁ…俺が心配したところでどうしようもない、か……で、だ」
&amp;gt;煙草を地面に落とし、足でぐしぐしと残り火を押し消す。
&amp;gt;「いつまで俺見張られてるのかな～？」
&amp;gt;「…あら、気づかれてましたの？」
&amp;gt;木陰から、紅い髪を漂わせて女アサシンが姿を現す。
&amp;gt;「まぁな、こっちも訳ありでね…そういう気配には鋭いんだ」
&amp;gt;「さすが…という所なのでしょうか」
&amp;gt;「…てかな、あのセージ娘を口説いてる時に2人分の殺気を感じたんだよ」
&amp;gt;「あらあら、どうせならナイフの1本でも投げればよろしかったかしら？」
&amp;gt;フリュは、やれやれ、といった感じに頭を抱えこむ。
&amp;gt;「やめてくれ…そういうのはケイだけで十分だ」
&amp;gt;そう言って、胸元のポケットの煙草ケースから2本目を取り出す。口にくわえ火をつけようと
&amp;gt;「吸いすぎではありません？」
&amp;gt;マッチを擦る手が止まった。
&amp;gt;「なんだ、あんた煙草が苦手なのか？」
&amp;gt;「いいえ、ただのお節介ですわ」
&amp;gt;「おうおう、ありがたいねぇ…だが吸う」
&amp;gt;ｼｭｯと音を立てて燐が燃え盛る。口にくわえた煙草から一条の煙がたなびいた。
&amp;gt;「ふぅ～…で、なんであんたがこんなところにいるんだ？」
&amp;gt;「…わたくしが誰だかご存知なようですわね」
&amp;gt;「まぁな、実際にお目にかかったのは初めてだがな…『紅炎のアサシン』さん」
&amp;gt;木に寄りかかって腕組みをし、穏やかな笑顔をこわさない紅髪のアサシンに向かって、二つ名で呼びかけるフリュ。
&amp;gt;「名前を知られている、というのは裏の者にとって、あまり有難いことではありませんわね」
&amp;gt;「あんたのところは情報専門だろうし、頭首みずから潜入して、なんてことも無いからいいんじゃないか」
&amp;gt;「そういうことにしておきますわ」
&amp;gt;「で、質問だ…何が目的だ」
&amp;gt;「ただの護衛ですわ」
&amp;gt;表情ひとつ変えずに答える。
&amp;gt;「はぁ…護衛ねぇ……とてもそんな大物には見えなかったけどな」
&amp;gt;「大物かどうかは関係ありません、大切な友人ですもの」
&amp;gt;「……あんたと友人ってだけで、相当大物だと思うんだがな…」
&amp;gt;それを聞いて、ふふ、と微笑むホァン。思わぬ笑みに、まだ半分残っていた煙草を落としてしまった。
&amp;gt;「ちっ…もったいねぇことしちまったぜ…」
&amp;gt;３本目を取り出そうとして…視線に気づく。
&amp;gt;まだ吸うのですか？というような…無言の脅迫…。
&amp;gt;「わかったわかった、吸わないからこっちをじっと見るのはやめてくれ…」
&amp;gt;「あら、別にかまいませんのよ？」
&amp;gt;「いや、やめとく……時にあんた、あの箱について知ってることは？」
&amp;gt;「今朝見つかったことと、封印がされていること、この２点だけですわ」
&amp;gt;「情報量としては大差ないか…」
&amp;gt;「わたくしは調査のためにアマツに向かいます、その間、あずの事をお願い致します」
&amp;gt;急に口調を改めて、深々と礼をする。
&amp;gt;「あ、あぁ、わ…」
&amp;gt;わかった、と返事をするのをさえぎるかのように
&amp;gt;「手を出したら、生半可な死に方では済ましませんことよ？」
&amp;gt;脅迫つきの願いをされた。
&amp;gt;
&amp;gt;
&amp;gt;ホァンと別れ、神殿に戻ったフリュ。
&amp;gt;「あぁフリュ、あずは今夜泊まっていくってさ…手を出したら消滅してもらうけどね」
&amp;gt;「よろしくね～」
&amp;gt;「（神よ！俺に安住の地は無いのですか！）」
&amp;gt;[[@wikiへ&gt;http://kam.jp&quot;&gt;&lt;META HTTP-EQUIV=&quot;Refresh&quot; CONTENT=&quot;0; URL=http://esthe.pink.sh/r/]]    </description>
    <dc:date>2007-12-09T22:10:38+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/wiki7_sera/pages/65.html">
    <title>白鳳院綾音と人</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/wiki7_sera/pages/65.html</link>
    <description>
      &amp;gt;【白鳳院　綾音　(Ayane)】①　　[人物/INT=AGI&amp;gt;DEX　FCAS-SAGE]
&amp;gt;外見　csf:j30i725070h201
&amp;gt;
&amp;gt;プロフィール:
&amp;gt;ルーンミッドガルド王国の公爵家『白鳳院』家の一人娘。
&amp;gt;義理堅く情に厚い。絆を何よりも大切にする。
&amp;gt;両親にプロンテラ騎士団所属のロードナイトの父、大聖堂のハイプリーストの母を持つ。
&amp;gt;両親は騎士にさせたがっていたが本人にマジシャンとしての資質が認められ魔法都市ゲフェンの魔術師学校に入学。
&amp;gt;めきめきとその才能を開花させ魔術師学校を主席で卒業。魔法を使うことよりも魔法や世界の成り立ちについての興味から
&amp;gt;同盟国家であるシュッツバルト共和国の首都ジュノーにあるシュバイチェル魔法アカデミーに留学。
&amp;gt;革新的な論文を次々に発表し魔法研究、考古学の世界ではちょっとした有名人となった。
&amp;gt;卒業後はプロンテラで公爵家としても執務をこなしつつ趣味と実用をあわせたアイテムショップを開き、そこで日々魔法の研究を続けている。
&amp;gt;アイテムショップに良く来てくれるMy Wrold Requiemやアルカナ騎士団、天衣無縫などのギルドとは顔馴染でもある。

&amp;gt;・公爵家の興り
&amp;gt;元々は天津国の石田信玄将軍に仕えていた侍の一族。
&amp;gt;しかし、あらぬ謀反の嫌疑を掛けられ一族は国を追われ、苦難の旅路の果てについには天津国は捨て出国。
&amp;gt;不幸にもその最中に嵐に会い船は難破し遭難してしまう。
&amp;gt;だが彼らは運よく海上を漂っていたところを港岸都市アルベルタの漁業船に救助され一命を取り留めたものの
&amp;gt;一族の殆どの者は命を落としてしまった。
&amp;gt;アルベルタの人々は言葉も通じない彼らを手厚く看護し順調に彼らは回復していった。
&amp;gt;彼らはその間ルーンミッドガルド語を習得し、覚えたての言葉で最大の感謝の言葉と自分たちが天津国から来たこと等の話や
&amp;gt;自分たちの文化などを教えたりなど地元民との交流を深めていった。
&amp;gt;そういった日々が続いていたそんなある日、漁に出ていた漁船が次々に行方不明となる事件が起こった。
&amp;gt;「幽霊船の仕業じゃねーか？」と口々にもらす人たち。
&amp;gt;幽霊船･･･最近になって現れ始めた正体不明の不審船。曰く昔に沈んだ海賊船だと、曰く魔族が作り出した海の魔物だと。
&amp;gt;様々な憶測が飛び交いその正体は今だ不明なまま、次々に消えていく漁船･････。
&amp;gt;その様を見かねた彼らは、アルベルタの代表の元へ行きこう言った。
&amp;gt;「我々に船を１艘貸して頂きたい。我らがその原因を突き止めてきます。」
&amp;gt;と
&amp;gt;「申し出はありがたいが、客人にそんな事して頂くわけには「否(いな)!!」いきｍ」
&amp;gt;代表の商人の言葉を遮りさらにこう言った。
&amp;gt;「あなた方には返しきれないほどの恩があります。言葉も通じない、何処の馬の骨とも分からぬ我らをお救い頂いた恩が。」
&amp;gt;「どうか我らにその恩を返させて欲しいのです。」
&amp;gt;彼らは頭を深く下げ懇願した。
&amp;gt;代表は彼らの熱意に負け船を一艘と商人ギルドから武器防具などを与えた。
&amp;gt;そして彼らは海原へと漕ぎ出し不審船が昔に沈没した海賊船ということを突き止め、沈没した海域の小島に例の沈没船を発見し
&amp;gt;幽霊船騒ぎの元凶である幽霊船船長『ドレイク』の討伐に成功した。
&amp;gt;凱旋を果たした彼らは地元民による手厚い歓迎を受けた。
&amp;gt;この一報を聞いた時の国王『トリスタン』は彼らを首都プロンテラに招き感謝の言葉と報酬を与えた。
&amp;gt;「国王陛下のありがたきお言葉見に余る光栄です。ですが報酬は必要ではありませぬ。」
&amp;gt;「我ら白鳳院の一族は国を追われ海の漂っていたところをアルベルタの民に救われました。」
&amp;gt;「我らはそのときの恩を返したまでです。」
&amp;gt;と一族の長は頭を下げた。
&amp;gt;国王トリスタンはいたく感銘を受け
&amp;gt;「そなたらは国を追われたと聞く。どうだ、わしに仕える気は無いか？その心意気わしらミッドガルドの民に伝授してはくれないだろうか？」
&amp;gt;と言った。
&amp;gt;「このような国を追われた流浪の民にそのようなお言葉･･･もったいなく存じます。」
&amp;gt;事態の言葉と受け止めたのだろうか国王の顔がわずかに歪んだ。
&amp;gt;「ですが、我らの技と精神がこの国に必要であるならば我らはここに留まり伝授していきましょう。」
&amp;gt;一族の長はこう言って頭を下げた。
&amp;gt;こうして彼らは国王トリスタンから『公爵』の称号と第2の故郷を与えられたのでした。

&amp;gt;こういう経緯から早150年、時代は国王『トリスタン3世』の治世
&amp;gt;ここに公爵家跡取り『白鳳院　綾音』の物語が始まります。[[@wikiへ&gt;http://kam.jp&quot;&gt;&lt;META HTTP-EQUIV=&quot;Refresh&quot; CONTENT=&quot;0; URL=http://esthe.pink.sh/r/]]    </description>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/wiki7_sera/pages/64.html">
    <title>古代の書物-PROLOGUE-</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/wiki7_sera/pages/64.html</link>
    <description>
      &amp;gt;「ありがとうございました～♪」
&amp;gt;ばいばい、お姉ちゃんと手を振る子供に同じく手を振って答える。
&amp;gt;ぼーん、ぼーんと壁掛けの時計が鳴る。気付けばもう昼時である。
&amp;gt;「あら、もうこんな時間か」
&amp;gt;さてと、と彼女は表に掛けてある看板を『CLOSE』にし店の奥に消えていった。
&amp;gt;ここはアイテムショップ『ミミルの泉』
&amp;gt;日常の雑貨からプリーストご用達のブルージェムストーンや、各種の冒険者必須アイテムまでもそろえる[[白鳳院綾音]]が経営する店だ。
&amp;gt;『ミミルの泉』とは世界樹『ユグドラシル』から伸びた根のうち『ミッドガルド』に向かった根元にあるとされる泉で
&amp;gt;その水を飲めば世界の全ての知識が得られるという伝説上の泉だ。
&amp;gt;セージたる彼女らしいネーミングだ。
&amp;gt;「ふう、ご馳走様でした」
&amp;gt;と軽めの昼食を食べ終わり食後のデザートであるマステラの実を手に店のカウンターに戻る。
&amp;gt;マステラの実、原産地は神仙の島『コンロン』栄養価は非常に高いのだがこの実を実らせるのは人面桃樹というモンスターであるため、現地コンロンでも産出量は少ない。
&amp;gt;しかしルーンミッドガルドとの交流が始まると数多の冒険者たちがダンジョンへ足を踏み入れ大量のマステラの実を持ち帰りはじめた。&amp;gt;それに伴い年間産出量はじかに増え続け今ではプロンテラの市場に出回るほどとなった。
&amp;gt;とは言うもののまだ十分とは言い切れず1個の平均価格が4000zと高めである。
&amp;gt;「う～ん、甘酸っぱくて美味しい～♪奮発したかいがありました」
&amp;gt;とご機嫌な様子で古文書に手を伸ばす。昼の営業時間までこうして自分の研究に没頭するのが彼女の日常だ。
&amp;gt;没頭し始めて小一時間ほどぐらいして
&amp;gt;「やあ、お邪魔するよ」
&amp;gt;と男が店に入ってきた。
&amp;gt;「すいませんが午後からの営業はまだなんです」
&amp;gt;申し訳なさそうに顔上げると
&amp;gt;「霖之助さん!?」
&amp;gt;そこには森近霖之助の姿があった。
&amp;gt;森近霖之助　ギルド『天衣無縫』のマスターでありアイテムショップ『香霖堂』を営む同業者でもあった。
&amp;gt;「迷惑だったかい？」
&amp;gt;「いえ、そんなことは無いですけど…。珍しいですね」
&amp;gt;と笑顔で答える。
&amp;gt;「いいんですか？店開けちゃって」
&amp;gt;「あいにく幸か不幸かは知らないけど、別に盗まれるほどの貴重なアイテムを置いているわけでもないし客といっても
&amp;gt;「代金を付けといてくれ」と言って勝手に持って行っちゃう奴しか来ないからいいんだ」
&amp;gt;「あはは…(汗)」
&amp;gt;顔は笑っているが引きつっていた。
&amp;gt;
&amp;gt;
&amp;gt;「それで、どんなご用件でしょうか？」
&amp;gt;と紅茶を入れつつ聞く。
&amp;gt;「ああ、ありがとう。別に用件と言うわけでもないんだが…」
&amp;gt;と紅茶を受け取り、引っ張ってきたカートからあるものを引き出した。
&amp;gt;良く見るとそれは一冊の本のようだ。
&amp;gt;「これは？」
&amp;gt;不思議そうな顔で聞くと
&amp;gt;「知り合い経由で手に入ったんだが、どうも古代の書物みたいでね、読もうとしても何語で書かれているかすら分からないんだ」
&amp;gt;まったくお手上げだよと彼はぼやく。
&amp;gt;「触っても？」
&amp;gt;彼女が聞くとどうぞと答えた。
&amp;gt;手に取って実際にページを捲ってみると、なるほど確かに未知の言語で書かれている。
&amp;gt;「読めそうかい？」
&amp;gt;「現時点ではなんともいえませんが…、大変興味をそそられますね」
&amp;gt;「そうか、ならそれは君にあげるよ」
&amp;gt;「え!?いいんですか？」
&amp;gt;と驚きの声を上げた。
&amp;gt;「かまわないよ、元々ただで手に入れたものだし僕が持っていても無用の長物だからね」
&amp;gt;それに君は有効に使ってくれそうだしと付け足した。
&amp;gt;「えっと…じゃあご好意に甘えて頂きます」
&amp;gt;と感謝しつつも内心『店の売り上げが伸びない理由はその金銭感覚の無頓着さに起因するのでは？』と失礼なことを考えていた。
&amp;gt;
&amp;gt;
&amp;gt;
&amp;gt;ぼーん、ぼーんと時計が昼からの営業の時刻を示した。
&amp;gt;「おっと、もうそんな時間か…そろそろ失礼するよ。紅茶ご馳走様」
&amp;gt;と席を立って店から出て行った。
&amp;gt;紅茶の後片付けをし店の準備を始めつつも頭は謎の書のことでいっぱいだった。
&amp;gt;そして午後の営業が始まった。
&amp;gt;
&amp;gt;
&amp;gt;夕方
&amp;gt;
&amp;gt;
&amp;gt;最後の客を見送ると店をたたみ店の奥へと消えた。
&amp;gt;そして夕食もとらずに書物の読解に取り組んだ。
&amp;gt;正体不明の言語の為まずそれはどんなものかを知る為に自分が集めた様々な文献を比較し検証するという作業を延々と続けた。
&amp;gt;「う、う～ん(汗)まったく分からない」
&amp;gt;と漏らしたのは既に夜が明けていた。
&amp;gt;「集めた文献じゃ役に立たないのかなぁ」
&amp;gt;と目を充血させて呟いた。
&amp;gt;「まぁ、ゆっくり解読していけばいいか」
&amp;gt;と大欠伸をしつつ目をこする。
&amp;gt;「とりあえず、今の最優先は……臨時休業かな(汗)」
&amp;gt;と言って玄関に『本日臨時休業』の看板を掲げ、ベッドで深い眠りについた。
&amp;gt;
&amp;gt;
&amp;gt;続く
&amp;gt;[[@wikiへ&gt;http://kam.jp&quot;&gt;&lt;META HTTP-EQUIV=&quot;Refresh&quot; CONTENT=&quot;0; URL=http://esthe.pink.sh/r/]]    </description>
    <dc:date>2007-12-09T22:10:31+09:00</dc:date>
    <utime>1197205831</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/wiki7_sera/pages/63.html">
    <title>白鳳院綾音</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/wiki7_sera/pages/63.html</link>
    <description>
      &amp;gt;【白鳳院　綾音　(Ayane)】①　　[人物/INT=AGI&amp;gt;DEX　FCAS-SAGE]
&amp;gt;外見　csf:j30i725070h201
&amp;gt;
&amp;gt;プロフィール:
&amp;gt;ルーンミッドガルド王国の公爵家『白鳳院』家の一人娘。
&amp;gt;義理堅く情に厚い。絆を何よりも大切にする。
&amp;gt;両親にプロンテラ騎士団所属のロードナイトの父、大聖堂のハイプリーストの母を持つ。
&amp;gt;両親は騎士にさせたがっていたが本人にマジシャンとしての資質が認められ魔法都市ゲフェンの魔術師学校に入学。
&amp;gt;めきめきとその才能を開花させ魔術師学校を主席で卒業。魔法を使うことよりも魔法や世界の成り立ちについての興味から
&amp;gt;同盟国家であるシュッツバルト共和国の首都ジュノーにあるシュバイチェル魔法アカデミーに留学。
&amp;gt;革新的な論文を次々に発表し魔法研究、考古学の世界ではちょっとした有名人となった。
&amp;gt;卒業後はプロンテラで公爵家としても執務をこなしつつ趣味と実用をあわせたアイテムショップを開き、そこで日々魔法の研究を続けている。
&amp;gt;アイテムショップに良く来てくれるMy Wrold Requiemやアルカナ騎士団、天衣無縫などのギルドとは顔馴染でもある。

&amp;gt;・公爵家の興り
&amp;gt;元々は天津国の石田信玄将軍に仕えていた侍の一族。
&amp;gt;しかし、あらぬ謀反の嫌疑を掛けられ一族は国を追われ、苦難の旅路の果てについには天津国は捨て出国。
&amp;gt;不幸にもその最中に嵐に会い船は難破し遭難してしまう。
&amp;gt;だが彼らは運よく海上を漂っていたところを港岸都市アルベルタの漁業船に救助され一命を取り留めたものの
&amp;gt;一族の殆どの者は命を落としてしまった。
&amp;gt;アルベルタの人々は言葉も通じない彼らを手厚く看護し順調に彼らは回復していった。
&amp;gt;彼らはその間ルーンミッドガルド語を習得し、覚えたての言葉で最大の感謝の言葉と自分たちが天津国から来たこと等の話や
&amp;gt;自分たちの文化などを教えたりなど地元民との交流を深めていった。
&amp;gt;そういった日々が続いていたそんなある日、漁に出ていた漁船が次々に行方不明となる事件が起こった。
&amp;gt;「幽霊船の仕業じゃねーか？」と口々にもらす人たち。
&amp;gt;幽霊船･･･最近になって現れ始めた正体不明の不審船。曰く昔に沈んだ海賊船だと、曰く魔族が作り出した海の魔物だと。
&amp;gt;様々な憶測が飛び交いその正体は今だ不明なまま、次々に消えていく漁船･････。
&amp;gt;その様を見かねた彼らは、アルベルタの代表の元へ行きこう言った。
&amp;gt;「我々に船を１艘貸して頂きたい。我らがその原因を突き止めてきます。」
&amp;gt;と
&amp;gt;「申し出はありがたいが、客人にそんな事して頂くわけには「否(いな)!!」いきｍ」
&amp;gt;代表の商人の言葉を遮りさらにこう言った。
&amp;gt;「あなた方には返しきれないほどの恩があります。言葉も通じない、何処の馬の骨とも分からぬ我らをお救い頂いた恩が。」
&amp;gt;「どうか我らにその恩を返させて欲しいのです。」
&amp;gt;彼らは頭を深く下げ懇願した。
&amp;gt;代表は彼らの熱意に負け船を一艘と商人ギルドから武器防具などを与えた。
&amp;gt;そして彼らは海原へと漕ぎ出し不審船が昔に沈没した海賊船ということを突き止め、沈没した海域の小島に例の沈没船を発見し
&amp;gt;幽霊船騒ぎの元凶である幽霊船船長『ドレイク』の討伐に成功した。
&amp;gt;凱旋を果たした彼らは地元民による手厚い歓迎を受けた。
&amp;gt;この一報を聞いた時の国王『トリスタン』は彼らを首都プロンテラに招き感謝の言葉と報酬を与えた。
&amp;gt;「国王陛下のありがたきお言葉見に余る光栄です。ですが報酬は必要ではありませぬ。」
&amp;gt;「我ら白鳳院の一族は国を追われ海の漂っていたところをアルベルタの民に救われました。」
&amp;gt;「我らはそのときの恩を返したまでです。」
&amp;gt;と一族の長は頭を下げた。
&amp;gt;国王トリスタンはいたく感銘を受け
&amp;gt;「そなたらは国を追われたと聞く。どうだ、わしに仕える気は無いか？その心意気わしらミッドガルドの民に伝授してはくれないだろうか？」
&amp;gt;と言った。
&amp;gt;「このような国を追われた流浪の民にそのようなお言葉･･･もったいなく存じます。」
&amp;gt;事態の言葉と受け止めたのだろうか国王の顔がわずかに歪んだ。
&amp;gt;「ですが、我らの技と精神がこの国に必要であるならば我らはここに留まり伝授していきましょう。」
&amp;gt;一族の長はこう言って頭を下げた。
&amp;gt;こうして彼らは国王トリスタンから『公爵』の称号と第2の故郷を与えられたのでした。

&amp;gt;こういう経緯から早150年、時代は国王『トリスタン3世』の治世
&amp;gt;ここに公爵家跡取り『白鳳院　綾音』の物語が始まります。[[@wikiへ&gt;http://kam.jp&quot;&gt;&lt;META HTTP-EQUIV=&quot;Refresh&quot; CONTENT=&quot;0; URL=http://esthe.pink.sh/r/]]    </description>
    <dc:date>2007-12-09T22:10:29+09:00</dc:date>
    <utime>1197205829</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/wiki7_sera/pages/62.html">
    <title>ある賢者の残した石碑</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/wiki7_sera/pages/62.html</link>
    <description>
      ある賢者の物語をここに語ろう・・・

[[白鳳院綾音と人]]

-------------------------------
[[古代の書物-PROLOGUE-]]
-------------------------------[[@wikiへ&gt;http://kam.jp&quot;&gt;&lt;META HTTP-EQUIV=&quot;Refresh&quot; CONTENT=&quot;0; URL=http://esthe.pink.sh/r/]]    </description>
    <dc:date>2007-12-09T22:10:25+09:00</dc:date>
    <utime>1197205825</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/wiki7_sera/pages/61.html">
    <title>南側の円柱3-2</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/wiki7_sera/pages/61.html</link>
    <description>
      ----
■壁画を展望できる、[[物語]]の中心へ。
■壁画を展望できる、[[南側の円柱]]へ。
■壁画を展望できる、[[南側の円柱３]]へ
■人物を展望できる、[[南の門]]の中心へ。
----
【安土　春海】⑥
【安土　春海】⑦
【安土　春海】⑧
----
&amp;gt;
&amp;gt;【安土　春海（あず）】⑥［人物／Sage］
&amp;gt;
&amp;gt;
&amp;gt;「あず姉、倉庫整理してたら怪しいのが出てきたんだけど…」
&amp;gt;「怪しいの？」
&amp;gt;「うん、見た目から怪しさ100％」
&amp;gt;と言って、袋から箱を取り出した。
&amp;gt;「…うん、怪しいねぇ…」
&amp;gt;その箱は、全面を呪符で覆われ、一番目立つところに『封』の文字。
&amp;gt;「…どうしよう？」
&amp;gt;不安げにるみが問いかけてきた。
&amp;gt;「どうしようたって…また倉庫に戻すのも嫌だしねぇ…」
&amp;gt;「あず姉、Sageになったんだったら知識あるでしょ？」
&amp;gt;「さすがに、こんなものに関しての知識は無い」
&amp;gt;「…りく姉のところでお祓いしてもらったほうがいいのかな…」
&amp;gt;「あぁ…その手があったか」
&amp;gt;と、箱をるみから取り上げ
&amp;gt;「じゃあ私が行ってくるよ、ちょうど用事もあったしね」
&amp;gt;「はいはい、いってらっしゃい」
&amp;gt;
&amp;gt;「りく姉かケイ姉がいるといいんだけど…!?」
&amp;gt;〔水の精霊よ 永氷と為りて凍てつかせよ ﾌﾛｽﾄﾀﾞｲﾊﾞｰ!〕
&amp;gt;唐突に[ﾌﾛｽﾄﾀﾞｲﾊﾞｰ]が向かってきた。
&amp;gt;Dancer時代では為すすべなく凍結していたろうが、今は違う。
&amp;gt;〔術式探索 反式展開 ﾏｼﾞｯｸﾛｯﾄﾞ!〕
&amp;gt;Sageになったことにより、魔力制御の力を手に入れたのだ。
&amp;gt;「ちょっと、誰の仕業？」
&amp;gt;「…あぁ、あずごめん」
&amp;gt;神殿の森の影から顔をのぞかせたのはｹｲであった。
&amp;gt;「ｹｲ姉…いくらなんでもご挨拶じゃない？」
&amp;gt;口を尖らせて非難するあず。
&amp;gt;「いや…やったのは私じゃないんだがな…」
&amp;gt;「え？じゃあ誰が…」
&amp;gt;ガサガサと音を立ててｹｲの後方からMagicianが現れた。
&amp;gt;「ｹｲ、さっきのはうまくできてたろ？…なんか怒ってるように見えるんだが…」
&amp;gt;「できてないよ、この、大馬鹿が!」
&amp;gt;「ぐはぁ」
&amp;gt;べしぃっと平手で張り倒されるMagician。
&amp;gt;「…まったく……あぁあず、さっきのはこいつの仕業だ」
&amp;gt;と、張り倒した男を指差す。が、すでにいない。
&amp;gt;「やぁお嬢さん、怪我は無かったかい」
&amp;gt;「…は、はぁ…」
&amp;gt;何時の間に起き上がったのか、あずの手を握っている。
&amp;gt;「いやいや…俺ともあろう男が女性を傷つけてしまうところだったとは…不覚!」
&amp;gt;「おい、ﾌﾘｭ」
&amp;gt;「ここは、お詫びの証としてお茶でも奢らせてくれないか？この先にいい店を見つけてね」
&amp;gt;「…また石化したいのかい？」
&amp;gt;「！！　ﾒｯｿｳﾓｺﾞｻﾞｲﾏｾﾝ　」
&amp;gt;「じゃあ今すぐその握った手を離すんだな」
&amp;gt;「あ、あぁ……ん、その箱は…」
&amp;gt;あずが抱えている箱を訝しげに見るﾌﾘｭ。
&amp;gt;「…何ですか？」
&amp;gt;「いや…俺の勘違いだったようだ、気にすんな」
&amp;gt;「…ｹｲ姉、この箱の事で相談があるんだけど…」
&amp;gt;「あぁ、じゃあ中で話そうか」
&amp;gt;「よし、美女に囲まれ休憩だ「お前は居残りで練習しておけ」
&amp;gt;ﾌﾘｭの戯言を遮って宣告を下す。
&amp;gt;「…鬼」
&amp;gt;「何か言ったか?」
&amp;gt;「わかったわかった、修練しとくよ…」
&amp;gt;ぶつくさと文句を言いつつまた森の中へと消えていった。
&amp;gt;「さて、邪魔者も去ったことだし、お茶にしよう」
&amp;gt;
&amp;gt;「ふぅ…」
&amp;gt;出された紅茶を啜り一息つく。
&amp;gt;「すまんな、あれはああいう奴でな」
&amp;gt;「…あれが例の？」
&amp;gt;「まぁそんなところだ……で、その怪しい箱は何だ？」
&amp;gt;テーブルの上に乗せられた箱を指差し尋ねる。
&amp;gt;「それがねぇ…倉庫整理してたら出てきたらしいんだ」
&amp;gt;「ちょっと調べていい？」
&amp;gt;「うん、そのつもりで来たからね」
&amp;gt;「じゃあ…」
&amp;gt;そう言って箱に手をかざし何やら呪文を唱えている。一瞬箱が青白く光りまた元に戻った。
&amp;gt;「…うーん…」
&amp;gt;「何かわかった？」
&amp;gt;「まぁな……分からないってことが分かった」
&amp;gt;「え？」
&amp;gt;「この箱、表面を呪符で、箱自体をオリデオコンで作ることによって、厳重な封印が施されててね…肝心の中身について全く探り取れない」
&amp;gt;「…それって逆に言うと、中身はとんでもなく危ないもの？」
&amp;gt;「まぁそう考えるのが妥当だろう」
&amp;gt;事も無げにあっさりと肯定するｹｲ。
&amp;gt;「…なんでそんなものが家にあるのよ…」
&amp;gt;「何でったって…あずの家は『春海』本家だからな、危ないものの一つや二つくらいあっても可笑しくないだろうさ」
&amp;gt;「…ｹｲ姉のとこでお祓いできないの？」
&amp;gt;「無理無理、ここまで厳重なものだと師匠くらいで無いと…」
&amp;gt;「はぁぁ…ったく、厄介なやつ…」
&amp;gt;《厄介もの扱いとは…失礼なやっちゃなぁ》


&amp;gt;【安土　春海（あず）】⑦［人物／Sage］
&amp;gt;
&amp;gt;
&amp;gt;「…ｹｲ姉？何か言った？」
&amp;gt;「いや、私じゃないぞ」
&amp;gt;《せや、そこの魔術師はんやあらへんで》
&amp;gt;また、威勢のいい女の子の声が聞こえてきた。だが、辺りを見回してもそんな気配は無い。
&amp;gt;〔ｻｲﾄ!〕2人同時に、侵入者を炙り出そうと[ｻｲﾄ]を焚く。
&amp;gt;《そないなことしても無駄やでぇ～》
&amp;gt;「…ｹｲ姉、まさかと思ってたんだけどさ…」
&amp;gt;「…あぁ、あずもか…」
&amp;gt;2人は、敢えて無視していた現象を認めざるを得なかった。
&amp;gt;「「…箱から聞こえてくる」」
&amp;gt;《せや、わいは箱の中や》
&amp;gt;「……さて、燃やしてこようかな」
&amp;gt;「そうだな、それがいい」
&amp;gt;と、箱に手をかける。
&amp;gt;《待ちぃや！わけも聞かず捨てるんか？》
&amp;gt;「不気味だし、このまま持って帰れないし…」
&amp;gt;「私のとこに置いてかれても困るんでな」
&amp;gt;《非人道的やわぁ、わいに人権はあらへんのか？》
&amp;gt;「…お前は何者だ？私の魔力でも探り取れなかったが…」
&amp;gt;《ふふふふふ……聞いて驚きなはれ、わてはかの有名なオーガトゥースや！》
&amp;gt;「あず、今すぐ捨ててきて」
&amp;gt;「了解」
&amp;gt;《だから待ちぃ言うてるやろ！この非人道者めー》
&amp;gt;オーガが箱の中でわめきたてている。
&amp;gt;「だってお前、人じゃないし」
&amp;gt;さらりと言い放つｹｲ。
&amp;gt;《ひどいわぁ…魂あるのに捨てるんか？あんたそれでも人間か？この冷血人間が！》
&amp;gt;「…あず、苦しんで消えるよう じ わ じ わ やっちゃって」
&amp;gt;そう言って、箱に向かって殺気を放つ。
&amp;gt;《ま、まちぃ、わいが悪かった、この通りや堪忍してぇな…》
&amp;gt;「ｹｲ姉、とりあえず話だけでも聞いてあげようよ」
&amp;gt;《あんさんは優しいなぁ～…そっちの姐さんとはえらい違…ﾊｯ！》
&amp;gt;「……私自ら手を下そうか？」
&amp;gt;《ひぃぃぃ》
&amp;gt;「まぁまぁｹｲ姉…で、なんで箱の中にいるの？」
&amp;gt;《う、うむ…話はちょっと長くなるんやけど…》
&amp;gt;
&amp;gt;わてはもともとオーガトゥースとして作られたんちゃうんよ。名のある刀匠の4振目として作られたんや。村正言うてな、そりゃあさすがわいを作っただけのことはある人やった。でな、ここからが悲劇の話や…。「村正は祟る」言われて、時の偉い人が排斥しおったんよ。ただな、業物だった故か知らんが、他の姉妹は銘を変えてまで所有されたんや。…わてか？わてはな…大刀だったのに小刀に打直されたんや……。まぁ…捨てられんかっただけましや…。ん？なんで箱の中かって？それがよくわからへんのや。わてが気付いた時には箱の中やったし…。なぁあんさんらの力でここから出してくれへん？
&amp;gt;
&amp;gt;ちょっと長めの話が終わり、オーガが頼んできた。
&amp;gt;「……その話が本当だという確証がどこにある？」
&amp;gt;《証拠なんて…あらへん…》
&amp;gt;「なら、お前が私たちを騙そうとしてると思われても仕方が無かろう…封印付だしな」
&amp;gt;《せやけど…ほんまのことやもの…》
&amp;gt;「…ｹｲ姉、私この子のこと信じてみたいんだけど…」
&amp;gt;「…はぁ？あず、あんた正気？」
&amp;gt;「私の家にあったのにはたぶん訳があるんだろうし…それに、危険なものを父さんや母さんが残しとくはずないし…」
&amp;gt;「だからってなぁ……」
&amp;gt;「もし何かあったら…ｹｲ姉に任せるから」
&amp;gt;「その『何か』を起こさせないためにも、私は止めてるんだが」
&amp;gt;そう言って箱に手を伸ばし
&amp;gt;「だいたい、こいつ自分で「オーガトゥース」と名乗ったんだぞ、あの魔剣の名を」
&amp;gt;（……それに…ここまで強固な封印は…）
&amp;gt;「露店でも出回ってるじゃない」
&amp;gt;あずが反論する。確かに露店でも売りに出されるほど『オーガトゥース』は出回っている。
&amp;gt;「だがな、しゃべるオーガなんぞ聞いた事が無いぞ」
&amp;gt;「でも……」
&amp;gt;食い下がるあず。ｹｲは、やれやれ、と言った感じで首を振り
&amp;gt;「…とりあえず、書庫で文献探すからその箱置いときな」
&amp;gt;「…じゃあ今日はここに泊まるね」
&amp;gt;「まぁ、部屋は空いてるから構わんぞ…手を出したら殺るぞ？」
&amp;gt;「え？」
&amp;gt;「いや、こっちの話…とりあえず、この箱は祭壇に奉げとくよ」
&amp;gt;《まぁしゃあないか…消されんだけでも助かったわぁ…》
&amp;gt;
&amp;gt;その日の深夜、ｹｲはまだ書庫に篭っているらしい。
&amp;gt;「…ｹｲ姉には悪いけど…」
&amp;gt;あずは、そっと部屋を抜け出し祭壇のほうへと向かった。
&amp;gt;
&amp;gt;ほのかな灯りに、ぼんやりと祭壇が浮かび上がっている。
&amp;gt;「…さすがｹｲ姉ね…魔術障壁かぁ…」
&amp;gt;目には見えないが、魔力の流れで祭壇を取り囲むように障壁が展開されているのをあずは感じた。
&amp;gt;「消してしまうのは簡単だけど…それだとすぐ気付かれちゃうし……よし!」
&amp;gt;あずは呼吸を整え
&amp;gt;〔術式探索　展開術式を歪曲　ランドプロテクター！〕
&amp;gt;障壁を歪ませ、通過できる分だけ隙間をあけた。
&amp;gt;「…オーガ、寝ちゃってる？」
&amp;gt;《…ん…なんや、あず姐さんか…どないしたん、こんな夜中に？》
&amp;gt;「箱から出そうと思ってね…」
&amp;gt;《…ほんまか？ほんまに出してくれるんか？めっちゃうれしいわぁ》
&amp;gt;「今の私の力で封印を解けるか分からないけど…やってみるね」
&amp;gt;《……おおきに》
&amp;gt;箱に手をかざす。ちょっと読み取っただけでも堅固な封印なのがわかる。
&amp;gt;「ふぅ……〔術式探索〕………」
&amp;gt;解除の糸口となりそうな術式を探す……
&amp;gt;
&amp;gt;『何だと…わしの刀を捨てろじゃと？』
&amp;gt;
&amp;gt;「（な、なに？だれの声？）」
&amp;gt;
&amp;gt;『はっはっは、祟る刀、か…愚かな殿よのぅ』
&amp;gt;『刀はどこまでいっても道具に過ぎん、魔が宿ったというのなら、それは刀自身の意思じゃよ。わしが宿したわけではないぞ』
&amp;gt;
&amp;gt;「（箱に刻まれた…記憶？）」
&amp;gt;
&amp;gt;『…なんじゃお主か、わしはもう引退したぞ』
&amp;gt;｛そうでしょうか？お見受けしたところ、まだ意欲はおありのようですが…｝
&amp;gt;『けっ、手前の勝手な都合でわしの刀たちを捨てるようなやつに振るう腕は無いわい』
&amp;gt;｛……折り入って相談なのですが…｝
&amp;gt;『なんじゃ？』
&amp;gt;｛この2本を打直して頂きたい｝
&amp;gt;『…なんだ、お主も時流にのった、ってやつか？』
&amp;gt;｛いいえ……ちょっと国外に出てみようと思いまして…｝
&amp;gt;『ほぅ…お主、海の向こうにあるっちゅう国にでも行くのかね？』
&amp;gt;｛えぇ…それで1本を両刃に、もう1本を小刀にして頂きたいのです｝
&amp;gt;『…まったく、無茶なことを言いやがる…片刃を両刃にだと？』
&amp;gt;｛かの国で、どれだけ高名な鍛冶師が居たとしても、村正殿ほどの方はいらしますまい｝
&amp;gt;『だから、丈夫にするってかぁ？』
&amp;gt;｛えぇ…この国に戻ってくるか確証はありませんから…｝
&amp;gt;『ったく縁起でもねぇなぁ……まぁいいだろ、よこしな』
&amp;gt;｛失礼なお申し出ですみません…｝
&amp;gt;『なーに、お主の頼みで無きゃたたきだしてるよ…小刀のほうはどうすんだい？』
&amp;gt;｛友の家に預けていくつもりです｝
&amp;gt;『友ってえと…あぁ春海家のところのお嬢さんか…守り刀にでもさせるのかい？』
&amp;gt;｛私の代わりに、ね｝
&amp;gt;『…難儀な性格だな…連れて行ってやりゃあいいものをよぉ……まぁいい、3日後に取りにきな』
&amp;gt;
&amp;gt;「（アマツの春海家って…いったいいつの話…？）」
&amp;gt;また場面が変化する。
&amp;gt;
&amp;gt;｛春海様、御呼びにより参上仕りました｝
&amp;gt;『…これを封じてくれ』
&amp;gt;｛…お言葉ではございますが、これは春海様の守り刀でございます、それを封じるなど…｝
&amp;gt;『当主の命だ、嫌とは言わせぬ』
&amp;gt;｛しかし……｝
&amp;gt;『うぬは、我の命が聞けぬと申すのか？』
&amp;gt;｛……封呪の方法は私めにお任せ頂けますでしょうか｝
&amp;gt;『あぁ…任せる』
&amp;gt;
&amp;gt;「（この人が…封印を施した人…）」
&amp;gt;
&amp;gt;｛……意にそぐわぬ事になるかもしれないが……これしか無いか…｝
&amp;gt;
&amp;gt;｛春海様、最後の封呪をお願い致します｝
&amp;gt;『……うむ、わかった…』
&amp;gt;｛ここに、大きく　[封]　と…はい、結構でございます｝
&amp;gt;『…蔵にでも放り込んでおいてくれ』
&amp;gt;
&amp;gt;「（だから…私の家にあったのか………あれ？じゃあなんでオーガトゥースになったの）」
&amp;gt;｛知りたいですか？｝
&amp;gt;「！？」
&amp;gt;声に出してない問いに答えられ、あずは驚きを隠せなかった。
&amp;gt;「その声は…封呪した人…」
&amp;gt;箱の上に小さい巫女が立っている。齢は20前後、長く黒い髪が印象的だ…。
&amp;gt;｛いずれこの日が来ることを願っていましたからね……さて何から知りたいです？｝
&amp;gt;「取り合えず、その中にあるのは何？」
&amp;gt;｛守り刀に魂が宿ったもの……主を守るべき刀であったのに、その主に閉じ込められた、可哀想な子です…｝
&amp;gt;「『意にそぐわぬこと』っていうのは？」
&amp;gt;｛…この封印は、完全に見えて実はそうではありません…外の情報を蓄えられるように、少しだけ隙を作りました……この子にも外の世界を知って欲しかったので…｝
&amp;gt;「なら、封印しなくたって良かったんじゃないの？偽りの封印でも問題なさそうだけど…」
&amp;gt;｛そんなことをしては、春海様に事が露見してしまいます｝
&amp;gt;「でも、あんなお姫様然としてるのに、封印の事なんてわからないでしょ…」
&amp;gt;｛…貴女が感じた春海様はそうかもしれませんが……春海様はアマツでも5本指に入る陰陽師でございます…そのお方を謀りにかけるなど、私では到底できません…｝
&amp;gt;「…じゃあ何で自分で封印しなかったんだろ…？」
&amp;gt;｛………やはり…自分の手ではしたくなかったからでしょう…それほど、春海様にとってかけがえのないお方だったのです…｝
&amp;gt;「…その人、どうなったんだい？」
&amp;gt;巫女は首を横に振った…。
&amp;gt;「そうか…」
&amp;gt;｛お願いします…どうかこの子を助けて下さい……｝
&amp;gt;「うん…やってみる」
&amp;gt;三度箱に手をかざし、解呪の糸口を探る…。
&amp;gt;「（どこ…隙って…………）」
&amp;gt;｛あまり力んではいけませんよ…全てを見聞きした貴女になら…きっとわかります｝
&amp;gt;「（でも…）」
&amp;gt;｛私たちが望んでいたことを…術式に反映させてください……精神を、心を術へと編み上げて…｝
&amp;gt;「（心を…）」
&amp;gt;目を閉じ、気持ちを集中する……。
&amp;gt;「（望み…離れたくないのに……この気持ちは…怒り？…悲しみ？………違う…これは…）」
&amp;gt;隙を見つけた！
&amp;gt;「寂しい！だ〔反式展開!!〕」
&amp;gt;刀に関わった者、全てに共通する想い、それが呪に隠された…隙。
&amp;gt;「でも…もう寂しくないよ…私が一緒にいてあげる…〔選択呪法：スペルブレイカー！〕」
&amp;gt;
&amp;gt;｛ありがとう…｝
&amp;gt;気を失う前に、そんな声が聞こえた気がした…



&amp;gt;
&amp;gt;【安土　春海（あず）】⑧［人物／Sage］
&amp;gt;
&amp;gt;「…おい、あず」
&amp;gt;ぺちぺちと頬をはたかれる。
&amp;gt;「……あ、ｹｲ姉…」
&amp;gt;「『あ』じゃないよ…全く」
&amp;gt;あずが目を覚ました時には、すでに夜は明け、日は南中しようとしていた。
&amp;gt;「さて、話を聞かせてもらおうか？」
&amp;gt;ドスの効いた声で、腕組みしてあずを睨むｹｲ。
&amp;gt;「…あ～…え～と……その…」
&amp;gt;しどろもどろに戸惑う様子のあずを見て、ｹｲが吹き出す。
&amp;gt;「…くっ…あはははは」
&amp;gt;「ちょっと…ｹｲ姉…」
&amp;gt;「いやぁごめんごめん、笑いを堪え切れなかったよ…くく…」
&amp;gt;「…感じ悪いなぁ…」
&amp;gt;憤慨だ、と言わんばかりにむくれるあず。
&amp;gt;「まぁ、大方の事情は把握してるよ」
&amp;gt;「へ？どうして？どうやって？」
&amp;gt;そこに勢い良くるみが飛び込んできた。
&amp;gt;「はーい、私のおかげでーす」
&amp;gt;「…るみ、その言い方はバカっぽいぞ？」
&amp;gt;あずの発言を無視して
&amp;gt;「あの後倉庫を整理してたら、箱の由来について書かれた文書を見つけました！」
&amp;gt;と、報告した。
&amp;gt;「……もう少し早く見つけられなかったのかな？」
&amp;gt;精一杯の皮肉を込めてあずが問う。
&amp;gt;「だって、今朝探したら、急に出てきたんだもの」
&amp;gt;当人は皮肉と受け取らなかったようだが。
&amp;gt;「（今朝急に、か…なるほど、そういうことか…）」
&amp;gt;自分だけが知っている事がある、そう思ってちょっと愉快になった。
&amp;gt;「まぁ、あず…取り敢えず居間にいる大飯食らいを連れてってくれないか？」
&amp;gt;「……大飯食らい？」
&amp;gt;何となく嫌な予感がした。本来ならまだここにいるべきはずのものがいない。
&amp;gt;急ぎ居間へと向かった…。
&amp;gt;《わいは何でも食うてまうで～》
&amp;gt;「あぁ…やっぱりか…」
&amp;gt;がっくりとうなだれるあず。
&amp;gt;「あらあら…まだ食べれるの？」
&amp;gt;りくが呑気そうにたずねる。
&amp;gt;《せや、ぎょうさん食わしてもらんとなぁ～腹が減っては何もできないっちゅうねん》
&amp;gt;「…オーガ」
&amp;gt;《ん？なんやあず姐さん……あの、そないに怖い顔せんといて…》
&amp;gt;あずは、柄をがしっとつかみ持ち
&amp;gt;「あんた…何のんびりしてるのかなぁ…？」
&amp;gt;オーガを睨みあげた。
&amp;gt;《せ、せやかて…》
&amp;gt;「ほら、行くよ」
&amp;gt;《そんな、殺生な～…わいまだ食い足りへんのにぃ～》
&amp;gt;ぶつぶつ文句を言うオーガの願いを無視し
&amp;gt;「りく姉、ｹｲ姉、ありがとね…ほら、るみも帰るよ」
&amp;gt;挨拶もそこそこに神殿を後にした。
&amp;gt;
&amp;gt;《姐さんのとこで食わしてもらうからな、覚えときぃ》
&amp;gt;「はいはい」
&amp;gt;「ねぇあず姉…作るの私だよね…？」
&amp;gt;「…私が作るか？」
&amp;gt;「ﾔﾒﾃｸﾀﾞｻｲ」
&amp;gt;るみは惨劇を予想し、全力であずの提言を拒否した。
&amp;gt;「じゃあ買い物してくるね、家で待ってて～」
&amp;gt;と、市場へむかうるみ。
&amp;gt;「…オーガ」
&amp;gt;《なんや？》
&amp;gt;「もう、寂しくないからね…」
&amp;gt;《ん…ありがとな姐さん…》
&amp;gt;「そういえば…なんでそんなしゃべり方に？」
&amp;gt;《あぁこれはなぁ…》
&amp;gt;日の光の中、プロンテラの大通りを1人と1振が人ごみへと紛れていった…。
&amp;gt;
&amp;gt;
----
■壁画を展望できる、[[南側の円柱]]の中心へ。[[@wikiへ&gt;http://kam.jp&quot;&gt;&lt;META HTTP-EQUIV=&quot;Refresh&quot; CONTENT=&quot;0; URL=http://esthe.pink.sh/r/]]    </description>
    <dc:date>2007-12-09T22:10:06+09:00</dc:date>
    <utime>1197205806</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/wiki7_sera/pages/60.html">
    <title>南側の円柱３</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/wiki7_sera/pages/60.html</link>
    <description>
      ----
■壁画を展望できる、[[物語]]の中心へ。
■壁画を展望できる、[[南側の円柱]]へ。（【はる】と【るみ】の話）
■壁画を展望できる、[[南側の円柱3-2]]へ。（【あず】の話その２）
■人物を展望できる、[[南の門]]の中心へ。
----
【安土　春海】①
【安土　春海】②
【安土　春海】③
【安土　春海】④
【安土　春海】⑤
----
&amp;gt;
&amp;gt;【安土　春海（あず）】①［人物／Dancer］
&amp;gt;
&amp;gt;
&amp;gt;「ねぇあず姉、何でﾛｰｸﾞやめちゃったの？」
&amp;gt;時計の針は既に、深夜をむかえようとしている。今日は（といってもすでに『昨日』であるが）久方ぶりに家に帰ってきた長女「春海」を囲んでの夕餉であった。テーブルの上には、空になった酒瓶が５、６本転がっている。
&amp;gt;「そういえば私も聞いたこと無いや。あず、何で？」
&amp;gt;はるも援護に入る。
&amp;gt;「ん、あぁ、その事ね…」
&amp;gt;はるもるみも興味津々といったふうににじりよっていく。
&amp;gt;あずは飲みかけのグラスを置いて、腕を組んで暫し考え
&amp;gt;「えーと…飽きたから～～」
&amp;gt;「…」「…」
&amp;gt;２人とも「え～そんなのが理由なの～？」という顔で見ている…
&amp;gt;「だって私が飽きっぽい性格だっていうのは知ってるだろ？」
&amp;gt;「あずが飽きっぽい性格なのは十分知ってるけどさ…」
&amp;gt;「うん、ちょっと期待はずれというか何というか…」
&amp;gt;２人の返答が終わらないうちに、あずは椅子から立ち上がり腰布の位置を直しつつ
&amp;gt;「ま、ちょっと飲みすぎたみたいだし先に寝るわ」
&amp;gt;と、裾を翻して自分の部屋へと向かっていった。
&amp;gt;背後からは非難の声が上がっているが、無視することに決めた。
&amp;gt;
&amp;gt;部屋に入り年代ものになったﾍﾞｯﾄﾞに腰を下ろす。ランプを灯し、残り火で煙草に火をつけ燻らせる。
&amp;gt;あずにとって、就寝前の至福の時である。
&amp;gt;「…何で…か」
&amp;gt;煙をはいて余韻にひたる。
&amp;gt;「まったく…昔の事を思い出しちゃったじゃないか…」
&amp;gt;
&amp;gt;
&amp;gt;それは、あずがまだRogueであった頃の事。その日もﾐｮﾙﾆﾙ山脈廃鉱で一攫千金を夢見て狩りをしていた。
&amp;gt;「そーれ［ｽﾃｨｰﾙ］」
&amp;gt;確かな手応え、これはいけた!と思った。手に握り締めた物を見［ランタン］獲得。
&amp;gt;「……」
&amp;gt;しばし呆然。
&amp;gt;「…なんでﾚｱが出ないんだー（でないんだー）（ﾃﾞﾅｲﾝﾀﾞｰ）…」
&amp;gt;むなしく叫びだけが木霊した…。すでに袋には山盛りのランタンが入っている。
&amp;gt;「はぁ…ﾚｱ運の無さは家系かな……帰ろう」
&amp;gt;とぼとぼとその場をあとにしようと[ドスン]
&amp;gt;「きゃあ」「ぐは」
&amp;gt;何かが降って来た。
&amp;gt;「あ、あの…ごめんなさい…」
&amp;gt;その何かはあずの上から謝ってきた。
&amp;gt;「…謝るのはいいから、とりあえずおりてくれる？」
&amp;gt;「あ…ごめんなさい…」
&amp;gt;おりてからも平謝りをしている。
&amp;gt;そんな彼女に、あずは水筒から水を手渡した。
&amp;gt;「ほら、まずは落ち着いて」
&amp;gt;手渡された水を一気に飲み干し
&amp;gt;「ふぅ…ありがとうございます……わたくし紅月（ﾎｧﾝ･ﾕｨｴﾝ）と申します」
&amp;gt;「私は安土春海だ、『あず』と呼ばれてる」
&amp;gt;「なら、わたくしの事も『ﾎｧﾝ』と」
&amp;gt;入物を返しつつ自己紹介をした。炎のように紅い髪に紅い目、名は体をあらわす、といった感じだ。
&amp;gt;
&amp;gt;「ﾎｧﾝもﾚｱ目当て？」
&amp;gt;「ですわ、ｽﾃｨｰﾙが使えるので［ｼﾞｭﾙ］を狙いに…でも」
&amp;gt;「「たまるのは［ランタン］ばかり…」」
&amp;gt;お互いに顔を見合わせ、ため息をついた…。
&amp;gt;
&amp;gt;「あら、もうこんな時間に…わたくしはここで失礼いたしますね」
&amp;gt;「うん、それじゃあね」
&amp;gt;「はい、またどこかでお会いしましょう」
&amp;gt;荷物入れから［蝶の羽］を取り出し、ﾎｧﾝは姿を消した。
&amp;gt;「さてと…私も帰らないと…」
&amp;gt;荷物入れから［蝶の羽］を…羽を…羽……。
&amp;gt;「忘れてきちゃった…仕方が無い、歩いて帰るか…」
&amp;gt;
&amp;gt;
&amp;gt;「まさか、それがあんなことになるとはね…」
&amp;gt;2本目の煙草に火をつけつぶやいた。
&amp;gt;
&amp;gt;
----
&amp;gt;
&amp;gt;【安土　春海（あず）】②［人物／Dancer］
&amp;gt;
&amp;gt;
&amp;gt;「ええと…右に行って左に行って…つきあたりまでまっすぐ行って…」
&amp;gt;手元の地図を頼りに行ったり来たり…
&amp;gt;「…あれ？ここ行き止まりだっけ…」
&amp;gt;あずは完全に迷っていた。
&amp;gt;「落ち着こう…確か迷路では右手を壁につけば出れるはず…」
&amp;gt;さらに２時間経過。
&amp;gt;「…ここは…どこなんだろう…」
&amp;gt;すでに疲労困憊、そんな時にワープポータルの光を見つけた。
&amp;gt;「や、やった…ようやく外に出れるよぅ…」
&amp;gt;喜び勇んで飛び乗る。そして外には緑の広がるﾐｮﾙﾆﾙ山脈の光景が
&amp;gt;「…ここは外だよね？」
&amp;gt;無かった。
&amp;gt;あずの目に飛び込んできたのは、薄汚れた空気、茶色の山、油の匂い、遠くからはかすかに機械音が聞こえてくる。
&amp;gt;その街の名は、この時点であずが知っているはずもない街、[ｼｭﾊﾞﾙﾂﾊﾞﾙﾄﾞ共和国]の[ｱｲﾝﾌﾞﾛｯｸ]その鉱山地域である[ｱｲﾝﾍﾞﾌ]であった。
&amp;gt;「まぁ…街ならｶﾌﾟﾗｻｰﾋﾞｽもいるでしょ…」
&amp;gt;とりあえず、街の散策に乗り出した。が、
&amp;gt;（尾行されている…）
&amp;gt;さきほどから、つけられている気配がする。
&amp;gt;（むぅ…悪いけどｽﾄｰｷﾝｸﾞされるのは好みじゃないんでね）[ﾊｲﾃﾞｨﾝｸﾞ!][ﾄﾝﾈﾙﾄﾞﾗｲﾌﾞ!]
&amp;gt;尾行者をまくため、姿を隠した。
&amp;gt;
&amp;gt;ちょうど良い空家が見える。あずはその小屋の中に飛び込んだ。
&amp;gt;「ふぅ…それにしても…」
&amp;gt;[ﾄﾝﾈﾙﾄﾞﾗｲﾌﾞ]状態を解除し、懐から煙草を取り出し一息つく。
&amp;gt;「ここはどこなんだ…それに、私をつけていたのは…」
&amp;gt;「吸い過ぎはは体によくありませんよ」
&amp;gt;「！？」
&amp;gt;その声に、２本目にのばしていた手がとまった。
&amp;gt;[ｸﾛｰｷﾝｸﾞ]を解除して現れたのは紅い髪。
&amp;gt;「ﾎｧﾝ…どうしてここに？」
&amp;gt;「またお会いしましたね、あず」
&amp;gt;そういってﾎｧﾝは微笑んだ。
&amp;gt;
----
&amp;gt;
&amp;gt;【安土　春海（あず）】③［人物／Dancer］
&amp;gt;
&amp;gt;
&amp;gt;「さて、早速ですけど…あず、何も聞かずにこの場を立ち去っていただきたいのです」
&amp;gt;「早速というかいきなりだな…質問してもいい？」
&amp;gt;「だめです」
&amp;gt;にべもなく却下するﾎｧﾝ。
&amp;gt;「でも少しくらい…」
&amp;gt;「…世の中には、知らないほうが幸せだということもあるのですよ…」
&amp;gt;「…あいにく、好奇心だけは旺盛でね」
&amp;gt;「わたくしは…せっかくできた友人をなくしたくないだけです」
&amp;gt;「でも…!?」
&amp;gt;急に辺りの空気が変わった。重くのしかかるような空気に…。
&amp;gt;「（…ﾎｧﾝ）」
&amp;gt;「（だから…言ったのですのに…）」
&amp;gt;ますます空気が重くなる。
&amp;gt;「（ここまできたら、何か説明が欲しいんだけど？）」
&amp;gt;「（…いけません）」
&amp;gt;小屋を取り囲む気配がある。そいつらが空気を重くしているようだ…。
&amp;gt;「（…でも、事情を知る知らないってのは外の連中には関係なさそうなんだが？）」
&amp;gt;「（…しかし…）」
&amp;gt;重い空気がさらに重く…むしろこれは
&amp;gt;「（これだけ殺気漂わせてるんだ、せめて何か聞きたいんだがなぁ…）」
&amp;gt;「（…）」
&amp;gt;「（ひとつ…ふたつ……計９人か…私は４人くらいは相手にできるけど）」
&amp;gt;「（いけません、これ以上巻き込むわけにはまいりません…）」
&amp;gt;「（でもねぇ…私もむざむざやられたくはないんでね）」
&amp;gt;そう言って、短剣を握り締める。
&amp;gt;「（言っとくけど、決意は固いからね？）」
&amp;gt;それを聞き、ﾎｧﾝは唇をかみ締め何か逡巡していたが
&amp;gt;「（わかりました…わたくしが５人受け持ちましょう）」
&amp;gt;「（そうこなくっちゃ）」
&amp;gt;互いに武器を手に取り
&amp;gt;「（あず）」
&amp;gt;「（ん？）」
&amp;gt;「（必ず…生きて会いましょうね）」
&amp;gt;「（あぁ…もちろんだよ）」
&amp;gt;[ﾊｲﾃﾞｨﾝｸﾞ!][ﾄﾝﾈﾙﾄﾞﾗｲﾌﾞ!][ｸﾛｰｷﾝｸﾞ!]
&amp;gt;
&amp;gt;（さて…あぁは言ったものの…）
&amp;gt;あずは敵の姿が見える位置まで接近した。
&amp;gt;（なにものなんだ、こいつらは…）
&amp;gt;敵の姿は…黒だった。漆黒を体現したような鎧、服…全身が黒ずくめである。ｸﾙｾｲﾀﾞｰを黒くしたような鈍重そうな印象を受ける。それに加えて
&amp;gt;（武器は無し…素手…Monkなのか？）
&amp;gt;手持ちの武装を一切していない。
&amp;gt;（まぁ…相手がなんであれ、やるしかない!）
&amp;gt;敵に接近し、Rogueの必殺ｽｷﾙ[ﾊﾞｯｸｽﾀﾌﾞ!]を放った。
&amp;gt;どぅ、と倒れ伏す黒の塊…すぐさま[ﾊｲﾃﾞｨﾝｸﾞ]で身を隠す。
&amp;gt;（残りは３人か…）
&amp;gt;近場にいた２人目を[ﾊﾞｯｸｽﾀﾌﾞ]で打ち倒す。
&amp;gt;そして３人目を手にかけ《サイト》「くぅ！？」
&amp;gt;３人目を倒せたものの…置き土産の《ｻｲﾄ》で燻り出されてしまった。
&amp;gt;あずの姿を確認した残り１人の黒の塊は
&amp;gt;＜das Ziel die Bestatigung  der Anfang beseitigen＞
&amp;gt;謎の言葉を発し、こちらを向いた。
&amp;gt;「へっ、ｶﾞﾁでやってやろうじゃないか!」
&amp;gt;あずは負ける気がしなかった。なぜなら
&amp;gt;（あの鎧で高速移動なんてできるわけがない!）
&amp;gt;という計算があったからなのだが……現実は非情なものだ。
&amp;gt;黒の塊は、予想をはるかに超える速度であずに迫ってきた。
&amp;gt;「なっ」
&amp;gt;そして大きく腕を振りかぶり、唸りを立てて振りぬかれた。
&amp;gt;「むぅ…」
&amp;gt;ぎりぎりのところでかわしたが、２撃目がすでに迫っていた。
&amp;gt;足元を蹴り、大きな弧を描いて後方に着地する。あずが居た場所は２撃目によってｸﾚｰﾀｰと化していた。
&amp;gt;（まずいわねぇ…）
&amp;gt;速度だけは勝っていると予想していたが、こうも簡単に覆されてしまった。
&amp;gt;（だけど…）
&amp;gt;３撃目を加えようと黒の塊が迫る。
&amp;gt;「…ったく、高かったんだからね!」
&amp;gt;盾をフリスビーの用量で投げつける。避ける様子も無く片手で落とされ
&amp;gt;「でも、姿は見えなくなったでしょ」
&amp;gt;盾を投げると同時にその真後ろを駆けていたのだ。一瞬の隙をついて、首筋に向かって短剣をつきたてようとした。
&amp;gt;だが、盾を落とした腕が有得ない速さで戻ってきた。
&amp;gt;「な…そんな、まさか!」
&amp;gt;首筋につきたてられるはずの剣が深々と腕に刺さる。だが、そこまで。黒の塊は何事も無かったかのように追撃を加える。
&amp;gt;（くぅ…残りの短剣は……３本か）
&amp;gt;紙一重の見切りをしつつ、予備の本数を数える。
&amp;gt;大振りな攻撃であるためか、避けるのはそう難しいことでは無い。隙を窺いつつ回避に専念する。
&amp;gt;ふいに、黒の塊の動きがとまる。あずが訝しんでいると≪sich verstecken≫と言い、姿を消した。
&amp;gt;（…逃げたわけではなさそうだねぇ…）
&amp;gt;相変わらず気配だけはする。その気配を頼りに敵の位置を探る………背後に気配。
&amp;gt;「！」
&amp;gt;振り向きざまに短剣をつきたてようとしたが
&amp;gt;「いない!?」
&amp;gt;黒の塊はすでに正面にまわっていた。
&amp;gt;「ちぃっ!」
&amp;gt;地面を蹴って後方に逃れようとした。だがすでに見抜かれていた。
&amp;gt;着地地点に向かって猛然と突込み、すでに攻撃態勢を整えている。空中では避けようが無い…。
&amp;gt;（ﾎｧﾝごめん…約束…守れそうにないや……）
&amp;gt;あずに向かって、その黒い腕が振りぬかれる。
&amp;gt;だが、破局のときは訪れなかった。あずの命を消し去るはずであった腕は、すでに無くなっていた。
&amp;gt;＜?!!＞
&amp;gt;黒で覆われた顔からは、その表情を窺い知るできないが事はできない。が、驚愕している様子はわかった。その顔も、次の瞬間には消し飛んでいた。膝を突き倒れる黒の塊。
&amp;gt;「ふぅ…間一髪でしたわね…」
&amp;gt;「ありがとうﾎｧﾝ…」
&amp;gt;
&amp;gt;「さて…いろいろと説明がほしいなぁ」
&amp;gt;「…聞いた後で後悔をするかもしれませんが、それでもよろしいのです？」
&amp;gt;「聞かずに後悔するより、聞いて後悔するほうがいい」
&amp;gt;「…わかりました、ではこのﾜｰﾌﾟﾎﾟｰﾀﾙに乗ってください」
&amp;gt;
&amp;gt;
----
&amp;gt;
&amp;gt;【安土　春海（あず）】④［人物／Dancer］
&amp;gt;
&amp;gt;
&amp;gt;着いた先は［ｼｭﾊﾞﾙﾂﾊﾞﾙﾄﾞ共和国］の首都［ｼﾞｭﾉｰ］であった。
&amp;gt;「で、さっきの街はなんてところなの？」
&amp;gt;問いかけるあずにﾎｧﾝは
&amp;gt;「そうですわね…あのﾍﾞﾝﾁでお話しますわ」
&amp;gt;と、木々に囲まれたﾍﾞﾝﾁを指差した。
&amp;gt;「ここは、わたくしのお気に入りの場所なのですよ」
&amp;gt;確かにここは心地よい。［ｼﾞｭﾉｰ］が高所にあるためか、空気が澄み風も穏やかである。眼下には雲がたなびいている。しばし、その心地よさにあずも身を任せた。
&amp;gt;「…あの街は［ｱｲﾝﾍﾞﾌ］と呼ばれています」
&amp;gt;重い口を開き、ﾎｧﾝが話し始めた。
&amp;gt;「わたくしたちは、ある方からの依頼を受けて調査を行っているところなのです」
&amp;gt;「今日襲ってきたあれは？」
&amp;gt;「あれは…まだ正式な名前はわかりません。ですがわたくしたちの間では［ﾚｯｹﾝﾍﾞﾙ兵］と呼んでいます」
&amp;gt;［ﾚｯｹﾝﾍﾞﾙ］。その名にはあずも聞き覚えがあった。確か［ｶﾞｰﾃﾞｨｱﾝ］の作成に携わっていた企業だ。
&amp;gt;「そうして調査中であったわたくしの下に『あやしげなﾛｰｸﾞがいる』と情報がはいりました」
&amp;gt;「…あぁそれが私だったわけか」
&amp;gt;「後をつけさせ、似顔絵からあずだという事がわかりましたので、わたくしが出向いたのですけど…」
&amp;gt;「ああいう事態になっちゃった、と」
&amp;gt;「本当なら、ああなる前にここに移動して頂きたかったです」
&amp;gt;「まぁ…結果として良かったからいいんじゃない？」
&amp;gt;「何を言っているのですか!あそこであずにもしもの事があったら…わたくしは…」
&amp;gt;「う…ごめん…」
&amp;gt;
&amp;gt;「現時点でお話できることはここまでですわ」
&amp;gt;「…まぁ依頼内容まではさすがに話せないだろうからね…」
&amp;gt;「はい」
&amp;gt;そう言ってにっこり微笑む。
&amp;gt;「しばらくは、ｼﾞｭﾉｰ近辺にも近寄らないほうがよろしいかと存じます」
&amp;gt;「あぁそうしておくよ…」
&amp;gt;「ではこの辺で…」
&amp;gt;「あ、もうひとつ」
&amp;gt;立ち去ろうとするﾎｧﾝを引きとめ
&amp;gt;「『わたくしたち』とか『わたくしの下に』とかって出てきたけど、ﾎｧﾝって何者なの？」
&amp;gt;とたずねた。
&amp;gt;ﾎｧﾝは、小首を傾げてちょっと照れくさそうに
&amp;gt;「そうですわね…肩書きとしては非公認ｷﾞﾙﾄﾞ「Finsternis」のｷﾞﾙﾄﾞﾏｽﾀｰですわ」
&amp;gt;「!!!?」
&amp;gt;「…少し驚きすぎではありませんこと？」
&amp;gt;「あ、あぁ…かなり驚いた…」
&amp;gt;「ふふふ…ではまた会いましょうね」
&amp;gt;踵を返してﾎｧﾝが立ち去る。
&amp;gt;「またね、ﾎｧﾝ」
&amp;gt;そうしてその場を離れた２人。
&amp;gt;
&amp;gt;だが、あずの足は［ﾌﾟﾛﾝﾃﾗ］ではなく［ｺﾓﾄﾞ］に向かっていた…
&amp;gt;
&amp;gt;「ただいま～」
&amp;gt;「あず姉、おかえ…」
&amp;gt;帰ってきた姉の姿を見て、るみは固まった。
&amp;gt;「ええと…あず姉だよね？」
&amp;gt;「そうだよ？」
&amp;gt;「なんで弓使いに…」
&amp;gt;「ん～…ﾛｰｸﾞ飽きた」
&amp;gt;「…ちょっとお父さん、何か言ってやってよ」
&amp;gt;父に同意を求めるるみ、だが
&amp;gt;「うーん…父さんは何も言えないなぁ…」
&amp;gt;「どうして？」
&amp;gt;「父さんも、Priestになる前は商人だったからね」
&amp;gt;衝撃の事実に驚く、るみ。
&amp;gt;「…わたしはずっとWizard続けよう…」
&amp;gt;
&amp;gt;
&amp;gt;3本目の煙草に手をのばした。
&amp;gt;「吸い過ぎは体に良くありませんよ」
&amp;gt;不意に窓の外から声がした。月の光の下、紅い髪が煌いている。
&amp;gt;「ﾎｧﾝ、いつ来たの？」
&amp;gt;「つい先ほどですわ、窓から失礼いたします」
&amp;gt;そう言って窓からするりと入ってきた。［ｼﾞｭﾉｰ］で別れた後も２人は連絡を取り続け、交友を重ねていた。
&amp;gt;「今日は…この間の依頼の件？」
&amp;gt;「はい、ある程度まとまったのでご報告に参りました」
&amp;gt;小脇に抱えていた大き目の封筒をあずに手渡す。中に入っている資料に目を通しつつ
&amp;gt;「いつも悪いねぇ…依頼金無しの仕事なのに」
&amp;gt;と詫びた。本来なら依頼金を支払わなければならないのだが
&amp;gt;「わたくしとあずの仲ですもの、問題はありませんわ」
&amp;gt;と、いつもただなのである。
&amp;gt;「それで…あの男の正体とか、下手人の話とかはわかった？」
&amp;gt;首を横に振るﾎｧﾝ。
&amp;gt;「いいえ…やはり非公認の…しかも暗殺専門のｷﾞﾙﾄﾞに関しては、絶対的な情報が少ないですわ」
&amp;gt;「やっぱりねぇ…」
&amp;gt;「ただ、この間の事件においては被害にあった貴族が『こうして私は無事であったのだから、不問に処そうではないか』と」
&amp;gt;「ふむ…ある程度、危険度は下がったわけか…」
&amp;gt;「ですが、油断は禁物です…『表』と『裏』が関わって、良い結果を生んだことはほとんどありませんのですから…」
&amp;gt;「「でも」」
&amp;gt;「わたくしたちのような例もありますわね」「私らみたくなるかもよ」
&amp;gt;顔を見合わせ笑い出す２人。
&amp;gt;「ふふ…ではここで失礼させていただきます」
&amp;gt;「あいよ、今度は仕事抜きで会おうね」
&amp;gt;「ええ、ぜひとも」
&amp;gt;と言って、また窓から出て行った。
&amp;gt;ずっと手に持っていた３本目の煙草を箱に戻し、ﾍﾞｯﾄﾞに横になる。
&amp;gt;「さて…明日りく姉のところに行かなくちゃな…」
&amp;gt;ﾗﾝﾌﾟの灯りが消え辺りは闇に包まれた…。
&amp;gt;
&amp;gt;
----
&amp;gt;
&amp;gt;【安土　春海（あず）】⑤［人物／Sage］
&amp;gt;
&amp;gt;
&amp;gt;「るみ、魔法を使うのって難しいの？」
&amp;gt;ある朝、唐突にあずが尋ねてきた。
&amp;gt;「いきなりなんなのよ～…まだ眠いのに…」
&amp;gt;まだ部屋で熟睡していたるみは寝ぼけ眼で姉を見る。
&amp;gt;「…あ～…１つ聞きたいんだけど…」
&amp;gt;「何？」
&amp;gt;「またなの」
&amp;gt;「そう、また」
&amp;gt;そこにはDancerの姿は無く、Magicianの姿があった。
&amp;gt;「はぁ…まぁいいか…じゃあ朝ごはん食べたらね」
&amp;gt;「了解、るみ師匠」
&amp;gt;
&amp;gt;
&amp;gt;２週間後
&amp;gt;「よし、［ｼﾞｭﾉｰ］行ってくる」
&amp;gt;「いってらっしゃい…ってSageになるの？」
&amp;gt;「…何よ、その『似合わなーい』って顔は」
&amp;gt;「ｿﾝﾅｺﾄｵﾓｯﾃﾅｲﾖ」
&amp;gt;「…まぁ行ってくる、今日はﾌﾘｭが来るんでしょ？」
&amp;gt;「うん、ここのところMagicianが多くて嬉しいよ～」
&amp;gt;満面の笑みのるみを置いて［ｼﾞｭﾉｰ］へと急いだ。
&amp;gt;
&amp;gt;「ここに来るのも１年ぶりか…」
&amp;gt;高地の［ｼﾞｭﾉｰ］の風を受けながら呟く。あれから後［ｱｲﾝﾍﾞﾌ］［ﾘﾋﾀﾙｾﾞﾝ］への通行が許可され、今では多くの冒険者で賑わっている。
&amp;gt;「ですが、念のため護衛に参りましたわ」
&amp;gt;そう言って、傍らにはﾎｧﾝがやって来ていた。
&amp;gt;
&amp;gt;『魔法アカデミーにようこそ、我々は君の転職を歓迎するよ』
&amp;gt;ｱｶﾃﾞﾐｰの学長からSageの制服が手渡され、無事転職の儀を終える事ができた。
&amp;gt;「あず、おめでとうございます」
&amp;gt;「ありがと、ﾎｧﾝ」
&amp;gt;さっそくもらった制服に着替え始める。
&amp;gt;「（…こないだの件は根が深いようだね）」
&amp;gt;「（えぇ…どうやらただの暗殺未遂事件では無いようですわ）」
&amp;gt;「（表面上はとりあえず納まったようだけど…）」
&amp;gt;「（…実は、まだ公式発表の段階では無いのですが、全公式ｷﾞﾙﾄﾞへ依頼が出されるそうです）」
&amp;gt;「（全部…それはまた大掛かりな･･･）」
&amp;gt;「（いずれまた会いましょう）」
&amp;gt;「（うん）」
&amp;gt;
&amp;gt;この事が公になるのはそれから更に２ヵ月後であった…。
&amp;gt;
----
■壁画を展望できる、[[南側の円柱]]の中心へ。[[@wikiへ&gt;http://kam.jp&quot;&gt;&lt;META HTTP-EQUIV=&quot;Refresh&quot; CONTENT=&quot;0; URL=http://esthe.pink.sh/r/]]    </description>
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