- α質エーテルについて
これまでの研究では物質の最小単位は元素であり、その組み合わせによて大気や物質が作られると思われていたのが、実際には大気などが何もない空間というのは、ただ何もないのではなく、そのスキマを全て穴埋めしているエーテルと呼ばれる物質で埋め尽くされており、それらが互いの元素同士、もしくは物質同士の距離を作る役割をしていた。
その役割とは例えば我々の住む三次元であれば、その次元としての位置関係やさまざまな理論的根拠、摂理をルールつけている。つまり、このエーテルの質そのものが、我々の世界でいう三次元というルールを確立しているといえる存在なのだ。この発見されたエーテル質は、αエーテルと名付けられた。圧縮させ反応させることで別の次元(理論世界)を一時的に生み出すことが出来る。
- β質エーテルについて
それまで分子については、元素同士が定着してうまれる物としての考え方しかなく、その接着の役割をになっているものの存在は無視されてきた。近年の発見によりこの物質が明らかになり、これをβ質エーテルと呼ぶようになった。この物質の最大の特徴は、元素同士の自由結合だけでなく、物質と空間、もしくは空間と次元の境界線を作ることである。近年ではβ質エーテルだけの取り出し、加工に成功し、『次元泡』と呼ばれる物質が生み出されている。
巻末資料