魔術具
マジカルマグマグイッポンマツカンパニー(MMI)が世界で初めて開発に成功した、周囲に存在している外気エーテルを用い、魔術を行使するためのデバイス。
術者の内燃エーテルを僅かに使って魔術具を触媒とし、外気へと繋ぐ道筋とする。こうすることによって、今まで内燃エーテルとして10必要だったものが、内燃エーテルを2使って外気エーテルを9用いることで魔術の行使が可能になった。僅かながら魔力のロスがあるのは経路をつなぐための媒介としての魔力が必要であるため。魔術具の出現により、大多数の魔術師にとって相当な負担の軽減となった。
(ある授業の風景 より一部抜粋)
術者の内燃エーテルを僅かに使って魔術具を触媒とし、外気へと繋ぐ道筋とする。こうすることによって、今まで内燃エーテルとして10必要だったものが、内燃エーテルを2使って外気エーテルを9用いることで魔術の行使が可能になった。僅かながら魔力のロスがあるのは経路をつなぐための媒介としての魔力が必要であるため。魔術具の出現により、大多数の魔術師にとって相当な負担の軽減となった。
(ある授業の風景 より一部抜粋)
一般的に魔術具は指輪やイヤリング、ブレスレットなどのアクセサリーのような形状をしている。しかしここ数年開発競争も盛んになってきており、チョーカーのような今までになかった形状、GPSに代表される様々な付加機能が備わったものが増えてきている。
また魔術具にはそれぞれ専用の端末が存在し、魔術具を端末にセットし必要な操作をすることで各企業が配信するアップデートプログラムをインストールすることが出来る。
登場した魔術具(名称や形状、機能などを書き込んでくれるといいかも)
- MMI-E220
- カトリアが身につけているイヤリング型。MMIが開発したE210シリーズの2世代目。安定したエーテルの制御機能が売りだが、開発競争の激しい昨今ではやや旧式化してきている。
- YIC-A01(02)R
- 山城インダストリーが本来軍用に開発していた防護服。エーテルを服表面のラインに沿って張り巡らせることで物理的な衝撃や熱に対して耐性を発揮する。アイツーとの競合トライアルにおいて敗北し、お蔵入りしていたものをループレヒトが入手。研究室全面監修の下、山城独特のピーキーさを緩和し使い易く調整される。改修はほぼ出力調整のみで時間がかかったのは主にデザイン面。そのデザインについてはループレヒト個人の趣味が多分に入っている。
- 試作2品は共に女性用でカトリアに渡されたものは白基調、リーゼロッテに渡されたものは黒基調でデザインされている。ちなみにセットで周囲のエーテルを吸収しやすくするためのデバイスとしてカトリアにはロッド型、リーゼロッテには槍型の端末がセットされている。
- A01(カトリア用)は砲戦タイプで通常魔術の他デバイスに精霊を憑依させ、属性に応じた射撃、補助魔術を得意とする。
- A02(リーゼロッテ用)は機動戦タイプで彼女の特技であるクリスタライズを用いた打撃、遠隔誘導魔術を得意とする。