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アンセム

名前:Ansem
デビュー:『キングダム ハーツ』(2002年)

概要

かつてホロウバスティオンを治めていたとされる賢者。心と闇に関する研究をしていた。すべては闇に始まり闇に終わると考えている。「闇の探求者アンセム」とも呼ばれる。

長い銀髪に褐色の肌、目はオレンジ色がかっている。

シリーズ第1作『キングダム ハーツ』では序盤のトラヴァースタウンでその存在がエアリスから明かされ、彼が書いたというアンセムレポート*が行く先々で手に入る。本人は終盤のホロウバスティオンで初めてその姿を現すまでほぼ登場しない(冒険開始直後のデスティニーアイランドでも肉体を失った姿で声とローブのみ登場はしていた)。本作のラスボスとして主人公ソラの前に立ちはだかる。

シリーズ第2作『キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ』では「リク編:Reverse/Rebirth」のラスボスとして、ソラの親友リクの前に立ちはだかる。

第3作『キングダム ハーツII』ではこのアンセムが偽物であったことが判明。彼の正体は本物の賢者アンセム*を追放し、彼の名を騙った弟子ゼアノート*ハートレス化した姿だった。ハートレス化しても意思を持つというレアケースである。ハートレスになっても言葉を話せた例にはスカーがいる。

KH

キングダム ハーツ

デスティニーアイランドに出現したローブの男アンセムはソラに「この世界は繋がった」と告げ、ソラの無知を侮辱した。その後、島が闇に呑まれると、アンセムはポータルを開きリクホロウバスティオンへと送り込んだ。

島が闇に落ちる瞬間に入り込もうと、未来からやってきたソラに異端の印を刻んだ。(『3D』)

心を失ったカイリを救うためにホロウバスティオンで闇に傾倒したリクは本来のキーブレードの持ち主として、ソラからキーブレードを強奪するがソラの心の強さの前に敗れる。アンセムはリクの心が負けていたと挑発し、リクが闇に心を開いた隙に彼の肉体を乗っ取った。マレフィセントセブンプリンセスの心を使って闇へと通じる鍵穴を召喚するが、アンセムはカイリの心が欠けているため不完全であることを指摘する。アンセムはソラに打ち負かされたマレフィセントの心を解放し彼女はドラゴンへと変身するが再びソラに敗れた。アンセムはハートレスを支配しようとしたマレフィセントも所詮ハートレスの操り人形だったと嘲笑った。

ソラはリクが体を乗っ取られていることを悟ると、アンセムは闇の探求者アンセムと名乗りソラに刃を向けた。アンセムがカイリの心がソラの中に眠っていることを明かすと、ソラは人の心のキーブレードを使って、自らハートレスとなりカイリの心を解放した。カイリの心が揃い闇へと通じる鍵穴が完成すると、アンセムはカイリを始末しようとするが、ドナルドダックグーフィー、リクが立ちはだかった。

実体化したアンセムは真の闇と考えているキングダムハーツを求めてエンド・オブ・ザ・ワールドへと逃亡するが、ソラとの最終決戦に敗れてキングダムハーツの光の中に消滅した。

アンセムは消滅する前、真XIII機関*のメンバーを集めようとするヤング・ゼアノート*とともに未来へ時間移動していた。その時代でソラを真XIII機関に引きずり込むため闇の器にしようとするが失敗。時間移動の記憶を失い、元の時代に帰還していた。(『3D』)

その後、アンセムの心はレプリカに入れられ、再び未来へ時間移動し、真XIII機関のメンバーとして光の守護者たちと対決したが敗北し、再び元の時代へと戻った。(『KHIII』)

キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ / キングダム ハーツ Re:チェイン オブ メモリーズ


キングダム ハーツII

アンセムは既に消滅しているが、アンセムそっくりな男性が登場する。彼の正体は闇の力を解放し姿を変えたリクで、ディズ*にはアンセムと名乗っていた。

登場作品

2000年代






2010年代




2020年代




最終更新:2024年03月28日 20:10