ユウコ

「えへへ、ビックリした？」

【名前】	ユウコ
【読み方】	ゆうこ
【分類】	登場人物
【所有ナビ】	ポンタくん（ノーマルナビ）
【登場作品】	『4』

【詳細】

デンサンバトルトーナメント(シティバトルトーナメント)の本戦に出場した女の子。

移動中の光熱斗は「お兄ちゃん！」といきなり声を掛けられ、どこから聞こえるのかと辺りを見回す。
すると、背後には直前まで居なかったユウコがその場に立っており、これには熱斗も絶叫をあげるほど驚愕。
その反応が面白くて気に入ったのか、熱斗のことは以降も「お兄ちゃん」と呼んで親し気に接してくる。

試合が始まるまでの暇潰しということで、熱斗と鬼ごっこで遊ぶことになるのだが、(熱斗が手加減をしていたかどうかは、さておいても)体格差がかなりあるのに走っても中々 追い付けず、さらには熱斗が一時的に見失ったかと思えば、別方向からいきなり姿を現すなど、神出鬼没で元気一杯である。果てに遊び疲れた熱斗に対して、全く疲れる様子も無く遊び続けようとするほど。

この通り年相応に明るくて元気ではあるのだが、彼女は「ナビ幽霊」を引き寄せる…正確には、引き寄せてしまうという特殊な力を持っている。このことに関して熱斗の元へと訪れたのが、ユウコの父であった。
ナビ幽霊の問題も片付き、いよいよ試合開始…の前の入場の際、審判がユウコの名前を呼ぶも全く現れず。「あれ？」と目を離している隙に、気が付けば彼女は既に対面の位置についていた。

「これがきっと最後のバトル…」と、彼女は開始直前に意味深な一言を呟く。

正体

前述の鬼ごっこで遊ぶ直前、ユウコは外へと出る際にフッと姿を消しており、熱斗は単に「自分が疲れているだけなのかな」と気にしないでいた。
しかし、ロックマンはユウコの父に会う前からも「何だか自分に似た不思議な感じがする」ことに気づいていた。

直前まで居なかった場所にいきなり姿を現しており、疲れることなく走り続け、ナビ幽霊を引き寄せる特殊な力の持ち主。

既に察している人も多かっただろうが、彼女もまた、熱斗が生まれるずっとずっと前にこの世を去っていた幽霊なのであった。
試合終了時の審判の「ポンタくん、デリート！」も、この時は恐らく本当の意味でとなっているだろう…。

最後に熱斗とロックマンの二人と最高のネットバトルが出来たことにより、未練は無くなったようで成仏する。
「がんばってね、お兄ちゃん！」の励ましを受けて、二人は優勝を目指すのであった。

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以上のように、序盤から早速の涙腺崩壊イベント。
こんな可愛い女の子に応援された以上は負けてなんかいられない…というのは、初回ならば共感できるであろう。
1周目でこのルートに行けたならば、以降のシナリオも頑張れること、この上ない。

問題は「1周目でユウコのシナリオを見たが、2周目も3周目も全部ユウコのシナリオだった」、
あるいは「1周目から3周目まで全部ガンテツが対戦相手だった」みたいなケース。

前者だと「何回ユウコを成仏させればいいんだ…」となってしまい、後者だと最悪4周目でもガンテツが相手だった場合、これ以上の周回のメリットも特に無い関係で、リセットでもしなければこのシナリオを見ることも出来ない。

普通に良い話で終わるだけに、何度も見ることになる周回性と嚙み合っていないのが惜しいとも言える…。

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