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A2SD+ - (2011/01/07 (金) 02:32:20) の最新版との変更点
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*A2SD+
**目次
#contents(fromhere=true)
**Froyo純正Apps2SDとの違い
rootスレpart3から引用します。
> 185 :白ロムさん :2010/08/25(水) 23:54:13 ID:o4wxUMNNi (1 回発言)
> >>163
> 酔った勢いでA2SD(Apps2EXT)とFroyo Apps2SD(Apps2FAT)の違いを書いてみる。
> 今更な感じもするけど、意外と混同してる人もいるので。
> 間違ってたら誰か指摘してね。
>
> ●Froyo Apps2SD(Apps2FAT)
> SDのふつーの領域(FAT領域)にアプリを移動できる機能。
> なのでPCからSDをUSB接続するとSD格納アプリは見えなくなる。
> 移動できるアプリは限られている(アプリ種や開発者次第)。
> アプリによってはデフォルトインストール先がSDだったりする。Google Skyマップとか。
> 移動できるアプリはCyanogenMod設定とかでインストール先を自動/内蔵/外部選択可?
> CyanogenMod設定とかで無理矢理すべてのアプリを移動できるようにすることも一応可。
> でもSDに移動したら不具合が出るアプリもある。Widgetとか。マウントが遅いせいか?
> 移動されたアプリは暗号化されていて端末固有。なので端末移動出来ない。
> dalvik-cacheは内蔵ストレージのまま(だから思ったより内蔵ストレージを消費する)
>
> ●A2SD(Apps2EXT)
> いわゆるLegacy A2SD。
> A2SD対応ROMやDarkTremorApps2SD等を導入した状態でSDにextパーティションがあると有効。
> Quick System Info ProとかでA2SD Strageが有効かどうか確認できる。
> /data/appをSDのextパーティション(/sd-ext)にシンボリックリンクすることで格納場所をSDに変更。
> つまり内蔵インストール=SDのextパーティションに格納。
> /data/app, /data/app-privateを移動するのがA2SD。
> 加えて/data/dalvik-cacheも移動させるのがA2SD+ (cache2extとか言ったりもする?)。
> dalvik-cacheも結構バカにならないサイズなので、内蔵ストレージの消費を抑えられる。
> /sd-extは内部ストレージと同じように扱われるので、SDをUSB接続しても格納アプリはそのまま使える。
> 逆にSDを抜いた状態だと端末起動できない(多分)。
> A2SD有効な状態であってもアプリケーションの管理で"SDカードに移動"するとFATに移ってしまう。
> Google SkyマップなどSD(FAT)にインストールされるものは、内蔵(SDのext)に移動したほうがよいかも。
>
> こんなんでどうかしら?
> ?
A2SD+を使えばDesireのアキレス腱である内蔵ストレージサイズから解放されます。
ただしA2SD+を適用しても、アプリの設定ファイルやアプリが自前で持っているライブラリ、ブラウザのキャッシュ等は/data/dataにそのまま残るため、ある程度内蔵ストレージを消費します。
**A2SD+適用手順
***extパーティション作成
+RecoverymodeでRAを起動する。(Recoverymodeでの操作は上下はトラックパッド上下。決定は押しこみ。)
+「Partition sdcard」を選択
+swap,extの領域を設定。(swapは必要ないとも言われているのでextだけでもいい。extパーティションサイズはお好みで決めればよいが1GB以下で十分。)
+標準ではext2なのでext3にするために「SD:ext2 to ext3」を選択、実行。
+reboot system nowで再起動する。
***SBM FroyoのままA2SD+対応したい場合
+[[root化]]でSBM Froyoをunrevoked
+2chのrom焼きスレの>>3の[[公式froyo with app2sd+修正版 Part6 17氏感謝>>http://www.multiupload.com/WFERIQ8GYO]] ファイル名はupdate_softbank_froyo_app2sdp_101020.zip (5.4 MB) をDesireからDL,またはPCでDLしてdesireのSDカードのDownloadフォルダにそのまま解凍せずに入れる(標準ではSDのDownloadというフォルダに入る)
+電源を切ってrecoverymodeで起動してFlash zip from sdcard→先程DLしたzipファイルを選択,指定。
+終わったら Backキーで戻って Reboot system now を選択して再起動。
+ブートループする場合は、ボリュームダウン+電源+トラックパッド押下(そのままボリュームダウンは押しっぱなし)でリセット~リカバリに戻って、Dalvik-cacheをwipeする。
***カスタムROMの場合
A2SD+対応の[[カスタムROM]]を焼くだけ。
***CyanogenModの場合
CyanogenModは後述する弊害を嫌ってか、S-OFF N1Tableで十分という開発者が多いためか、デフォルトではA2SD+非対応です。
下記いずれかの方法でA2SDにできますが、Firerat scriptが推奨されています。
****Firerat
http://forum.cyanogenmod.com/topic/2636-froyo-apps2sdext-2010-10-22-v135-resolves-mount-issues-i-hope/
rootスレ part7から引用
>54 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/11/11(木) 11:26:48 ID:uqDMwFc3 (3 回発言)
> >>28
> > i recommend the Firerat solution: CM specific, less space usage 25kb vs 6mb, bind mount, no boot loop, auto restore after cm rom update (from 1.35b)
> とかKali-が言ってるもんだから、Fireratのa2sdext使ってます。
>
> 普段使っている分にはとくに従来のA2SDとさほど変わらず。
> 目立った点としてはFireratのはアプリごとに内蔵/sd-extのどちらに置くか選択可能。
> あとオプションとして/data/dataもsd-extに持ってくこともできます。
> 基本は/data/appと/data/app-privateを移動(symlinkじゃなくてbind mount)
> /data/dalvik-cacheは内蔵のまま(Fireratの別スクリプト使えば動かせるらしいけど)
>
> s-off通常起動時にadbからインストールしたけど、system read onlyだから
> /system/etc/custom_backup_list.txtに書けないというエラーが出たので、手で
> etc/init.d/05mountsdを追記しときました。これでROMアップデート時も残ってくれます。
> もしくは、fr-a2sd_1-36b.sh.txtの819行目のmountrwがまずいはずで、これを
> mount -o ro,remount /systemに書き換えておけばちゃんと動くと思います。
> (というか、リカバリでインストールすれば多分s-onでもいいはず)
>
> >>33 >>35
> 逆に、Fireratは /data/data移動については特に言及してないけど、
> > the dalvik-cache bind will reduce performance .. so should be used as a 'last resort'
> とか言ってる。
>
> dalvik-cacheなんてアプリ起動時に一度読むだけじゃない?とか思うんだけどねえ。。
> ま、なんにせよできるだけ内蔵に置いといたほうがいいよね。
※v1.36cでmountrwのバグは修正されている模様。
※S-ON向けバージョンも用意されている。
****Darktremor
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=715940
- リカバリからflashすればA2SD化(/data/dalvik-cacheは内蔵ストレージのまま)
- Dalvik-cacheもextに飛ばしたい場合はadb shellで
> a2sd cachesd
- [[custom_backup_list.txtに書いておけば>http://forum.xda-developers.com/showpost.php?p=7834748&postcount=1794]]、CMアップデートしても継承する
正しくA2SD化されたら、Quick System info PROというアプリでextパーティションに移動されたファイルの容量(A2SD storage)を確認することができるでしょう。
**A2SD+の弊害
ブートループで起動しなくなったりすることがあったりなかったり。
YAFFS(NAND Flash用のファイルシステム)じゃないし、内蔵ストレージと違ってちゃんとしたウェアレベリングをやってなさそうなので、SDの寿命が短くなるかも。
**DATA2SD
A2SDと違って/dataをまるごとextのループバックデバイスに移すDATA2SDという手法が最近流行っています。
ファイルアクセスが速くなってベンチマークスコアがやたらよくなったりします。
とりあえず下記とか参照してください。
http://whitesc3.blog7.fc2.com/blog-entry-292.html
*A2SD+
**目次
#contents(fromhere=true)
**Froyo純正Apps2SDとの違い
-Froyo Apps2SD
--/sdcard/.android_secureにアプリを暗号化して移動(端末固有の暗号化のため、別端末ではそのSDに格納したアプリは使えない)
--PCからSDをUSB接続するとSD格納アプリにはアクセスできない
--移動できるアプリは限られている(アプリ種や開発者次第)
-A2SD (Legacy A2SD)
--/data/app, /data/app-privateをSDのextパーティション(/sd-ext)にsymlinkで移動
--/sd-extは内蔵パーティション扱いのため、PCからSDをUSB接続しても格納アプリはそのまま使える
--A2SDが有効であってもアプリケーションの管理で"SDカードに移動"するとFroyo Apps2SD扱いとなる
--A2SD+はさらに/data/dalvik-cacheも/sd-extに移動
A2SD+を使えばDesireのアキレス腱である内蔵ストレージサイズから解放されます。
ただしA2SD+を適用しても、アプリの設定ファイルやアプリが自前で持っているライブラリ、ブラウザのキャッシュ等は/data/dataにそのまま残るため、ある程度内蔵ストレージを消費します。
また、[[デメリット>A2SD+#demerit]]もあります。
**A2SD+適用手順
***extパーティション作成&anchor(ext_partition)
+RecoverymodeでRAを起動する。(Recoverymodeでの操作は上下はトラックパッド上下。決定は押しこみ。)
+「Partition sdcard」を選択
+swap,extの領域を設定。(swapは必要ないとも言われているのでextだけでもいい。extパーティションサイズはお好みで決めればよいが1GB以下で十分。)
+標準ではext2なのでext3にするために「SD:ext2 to ext3」を選択、実行。
+reboot system nowで再起動する。
***SBM FroyoのままA2SD+対応したい場合&anchor(sbm_a2sd)
+[[root化]]でSBM Froyoをunrevoked
+2chのrom焼きスレの>>3の[[公式froyo with app2sd+修正版 Part6 17氏感謝>>http://www.multiupload.com/WFERIQ8GYO]] ファイル名はupdate_softbank_froyo_app2sdp_101020.zip (5.4 MB) をDesireからDL,またはPCでDLしてdesireのSDカードのDownloadフォルダにそのまま解凍せずに入れる(標準ではSDのDownloadというフォルダに入る)
+電源を切ってrecoverymodeで起動してFlash zip from sdcard→先程DLしたzipファイルを選択,指定。
+終わったら Backキーで戻って Reboot system now を選択して再起動。
+ブートループする場合は、ボリュームダウン+電源+トラックパッド押下(そのままボリュームダウンは押しっぱなし)でリセット~リカバリに戻って、Dalvik-cacheをwipeする。
***カスタムROMの場合
A2SD+対応の[[カスタムROM]]を焼くだけ。
&anchor(for_cm)
***CyanogenModの場合
CyanogenModは安定志向のため、デフォルトではA2SD+非対応です。
Desireの容量不足解消のためには、まず[[AlphaRev>http://alpharev.nl/]]のカスタムHBOOT(CM6はN1Table、CM7はCM7 HBOOT)で対応することが推奨されています。
CMクリーンインストール時にN1Tableなら200MB弱、CM7 HBOOTでは260MB程度の内蔵ストレージ空き容量を確保できるので、A2SDを導入しなくても相当数のアプリをインストールすることができるでしょう。
さらに下記いずれかの方法でA2SD対応も可能ですが、その場合はFireratまたはそのカットダウン版が推奨されています。
****Firerat
http://forum.cyanogenmod.com/topic/2636-froyo-apps2sdext-2010-10-22-v135-resolves-mount-issues-i-hope/
-Legacy A2SDと違って、/data/appと/data/app-privateをextパーティションにbind mountすることによりアプリをSDに移動(symlinkじゃないのでブートループしない)
-アプリごとに内蔵 or /sd-extのどちらに置くか選択可能
-基本的に/data/dalvik-cacheは内蔵ストレージのまま
-オプションとして/data/dataを/sd-extに移動させることも可能
-CMアップデート時、自動的に継承される
-CM7には導入が容易な[[カットダウン版>http://forum.xda-developers.com/showpost.php?p=10675412&postcount=2]](デフォルトではappとapp-private、オプションでdalvik-cacheとdataの移動が可能)が用意されている
****Darktremor
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=715940
- リカバリからflashすればA2SD化(/data/dalvik-cacheは内蔵ストレージのまま)
- Dalvik-cacheもextに飛ばしたい場合はadb shellで
> a2sd cachesd
- [[custom_backup_list.txtに書いておけば>http://forum.xda-developers.com/showpost.php?p=7834748&postcount=1794]]、CMアップデートしても継承される
正しくA2SD化されたら、Quick System info PROというアプリでextパーティションに移動されたファイルの容量(A2SD storage)を確認することができるでしょう。
&anchor(demerit)
**A2SD+の弊害
symlinkでパスを置き換えるためブートループで起動しなくなったりすることがあったりなかったり。但しbind mountで/sd-extに移動させるFireratスクリプトはブートループと無縁。
dalvik-cacheやdataをsd-extに移動させるとパフォーマンス低下する可能性あり。
また、YAFFS(NAND Flash用のファイルシステム)じゃないし、内蔵ストレージと違ってちゃんとしたウェアレベリングをやってなさそうなので、SDの寿命が短くなるかも。
**DATA2SD/DATA2whatever
A2SDと違って/dataをまるごとextのループバックデバイスに移すDATA2SD or DATA2whateverという手法が最近流行っています。
ファイルアクセスが速くなってベンチマークスコアがやたらよくなったりしますが、こちらもSDの寿命が短くなる恐れがあります。
とりあえず下記とか参照してください。
http://whitesc3.blog7.fc2.com/blog-entry-292.html
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=867049