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カスタムROM - (2011/01/07 (金) 01:56:11) の編集履歴(バックアップ)
カスタムROM導入手順
目次
カスタムROMの種類
大別すると下記のカスタムROMがあります。
- GingerBread
- Sense HD
- Sense
- Non-Sense(AOSP)
- MIUI
バックアップ
まずはNandroidやTitanium Backupでバックアップしましょう。
Wipe
Sense系と非Sense系ではframeworkやシステムアプリのデータ構造が異なるため、異なるカスタムROMを導入するときなどにはリカバリでフルwipeする必要があります。
RAならWipe>Wipe ALL userdata
ClockworkModならwipe data/factory reset
またROM導入後何か不具合があったときには、とりあえずwipeしてみるのが吉です。
ちなみに、Wipe onlyで下記データを個別にwipeすることもできます。
/data |
ユーザ設定やユーザアプリ等を消去 |
/sd-ext |
A2SD+化しているときのユーザアプリやDalvik-cacheを消去 |
/sdcard/.android_secure |
Froyo純正Apps2SDでSDに移動したアプリを消去 |
/cache |
通常Desireでは特に意味はないが、N1TableでCM導入している場合などはシステムアプリのDalvik-cacheを消去 |
Dalvik-cache |
アプリのDalvik VM実行ファイル(.dex)を消去 |
battery stats |
バッテリー情報(設定>端末情報>電池使用量の情報)をリセット |
rotate settings |
ローテーションセンサーをリセット(画面ローテート不具合時などに) |
Flash
SDにDLしたzipをカスタムリカバリからFlashします。
RAならFlash zip from sdcard
ClockworkModならinstall zip from sdcard>choose zip from sdcard
CyanogenModの場合
使用許可論争の結果、CyanogenModにはgoogle apps(gapps)が含まれておらずそのままではマーケットアプリ等を使うことが出来ません。
gappsを追加flashしてください。
なおCMアップデート時にはgappsは継承されるのでflashする必要はありません。
その他
build.prop追加
カスタムROMをそのまま導入するとSBMの基地局依存なのかやたらバッテリー消費が激しい場合があります。
/system/build.propに下記プロパティを追加すると改善するようです。
ro.ril.enable.sbm.feature=1
(いわゆる魔法の5行とか12行とか言われる中で最も重要なプロパティ)
またAOSP系カスタムROMではライブラリ(/system/lib/libhtc_ril.so)がこのプロパティに対応していないことが多いので、対応ライブラリに差し替える必要があります。
フォント
お好みのフォントを/system/fonts/DroidSansJapanese.ttfという名前で格納してください。
ちなみにDroidSans-Bold.ttfを消してDroidSans.ttfのsymlinkにしておくと日本語フォントもボールド表示可能になります。
mount /system
cd /system/fonts
rm DroidSans-Bold.ttf
ln -s DroidSans.ttf DroidSans-Bold.ttf
リストア
Titanium BackupでアプリやAPN、ブラウザのブックマーク、SMS/MMSなどをリストアできます。
ただしSense系と非Sense系ではデータ非互換だったりするので、適宜他のバックアップアプリとか使ってください。