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カスタムROM - (2011/01/08 (土) 09:42:26) のソース

*カスタムROM導入手順
**目次
#contents(fromhere=true)
**カスタムROMの種類
大別すると下記のカスタムROMがあります。
-GingerBread
-Sense HD
-Sense
-Non-Sense(AOSP)
-MIUI
[[Desire Index - Everything Desire is here!>http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=809328]]からお好みのROMを探してzipをDL~SDに保存してください。
**バックアップ
まずはNandroidやTitanium Backupでバックアップしましょう。
**Wipe
Sense系と非Sense系ではframeworkやシステムアプリのデータ構造が異なるため、異なるカスタムROMを導入するときなどにはリカバリでデータ領域を消去(wipe)する必要があります。
RAならWipe>Wipe ALL userdata
ClockworkModならwipe data/factory reset

Wipe onlyで下記データを個別にwipeすることもできます。
|/data|ユーザ設定やユーザアプリ等を消去|
|/sd-ext|A2SD+化しているときのユーザアプリやDalvik-cacheを消去|
|/sdcard/.android_secure|Froyo純正Apps2SDでSDに移動したアプリを消去|
|/cache|通常Desireでは特に意味はないが、N1TableでCM導入している場合などはシステムアプリのDalvik-cacheを消去|
|Dalvik-cache|アプリのDalvik VM実行ファイル(.dex)を消去|
|battery stats|バッテリー情報(設定>端末情報>電池使用量の情報)をリセット|
|rotate settings|ローテーションセンサーをリセット(画面ローテート不具合時などに)|
&color(red){またROM導入後何か不具合があったときには、とりあえずwipeしてみるのが吉です。}
**Flash
SDにDLしたzipをカスタムリカバリからFlashします。
RAならFlash zip from sdcard
ClockworkModならinstall zip from sdcard>choose zip from sdcard
***CyanogenModの場合
[[使用許可論争>http://ja.wikipedia.org/wiki/CyanogenMod#.E4.BD.BF.E7.94.A8.E8.A8.B1.E5.8F.AF.E8.AB.96.E4.BA.89]]の結果、CyanogenModにはgoogle apps(gapps)が含まれておらずそのままではマーケットアプリ等を使うことが出来ません。
gappsを追加flashしてください。
なおCMアップデート時にはgappsは継承されるのでflashする必要はありません。
**その他
***build.prop追加
カスタムROMをそのまま導入するとSBMの基地局依存なのかやたらバッテリー消費が激しい場合があります。
/system/build.propに下記プロパティを追加すると改善するようです。
> ro.ril.enable.sbm.feature=1
(いわゆる魔法の5行とか12行とか言われる中で最も重要なプロパティ)

またAOSP系カスタムROMではライブラリ(/system/lib/libhtc_ril.so)がこのプロパティに対応していないことが多いので、対応ライブラリに差し替える必要があります。

下記パッチを追加flashすると楽です。
[[バッテリー消費改善(libhtc_ril.so更新&build.prop追記) Part2 727氏、782氏感謝>http://www.multiupload.com/5EAK6IUSQR]]
※SBM Froyoのbuild.propからローカライゼーションで追加されているっぽい12行をカスタムROMのbuild.prop先頭に追加&libhtc_ril.soを上書きします。
※ちなみに、build.propで二重定義されたプロパティは先に定義したものが優先されます。
***フォント
お好みのフォントを/system/fonts/DroidSansJapanese.ttfという名前で格納してください。
ちなみにDroidSans-Bold.ttfを消してDroidSans.ttfのsymlinkにしておくと日本語フォントもボールド表示可能になります。
> mount /system
> cd /system/fonts
> rm DroidSans-Bold.ttf
> ln -s DroidSans.ttf DroidSans-Bold.ttf
**リストア
Titanium BackupでアプリやAPN、ブラウザのブックマーク、SMS/MMSなどをリストアできます。
ただしSense系と非Sense系ではデータ非互換だったりするので、適宜他のバックアップアプリとか使ってください。