KAMI…KAMI…kami……
アメニモマケズカゼニモマケズ、顔面ニ弦ガアタル痛ミニモマケズ…
そんな信仰心だ。
その信仰心を持つことにより、アイデンティティの完成と自我の発育を促進し、人のもつ自浄作用を極限にまで高めることができる。そうすることにより、神と同等、もしくはそれを遥かに上回る天上の力を己の肉体に蓄えることができる。
だがそれには当然副作用がある。その副作用とは、周りに人が寄りつかなくなるということだ。
このことを右谷に教えるべきなのか!?
もし、ぼぼ僕が右谷の立場だったら………
否!
ぼぼ僕は何があっても右谷を見捨てることはない!
右京「右谷、君に教えよう」
右谷『黙れ!!』
バコッ
右京「ガバッ!ぼぼ僕の運動エネルギーが……」
あいつに侵された右谷君は強い……。例えて言うなら森からペンギンが出てきて日本語を話すぐらい強い…。
右谷『クズが!弱すぎる!』
右京「隣の人に膝をぶつけられたんだよぉ…」
こうなったら右京4千年の歴史を注ぎ込んだあの舞を……。いや、あれは最後の手段だ…。いったいどうすれば……。
小澤『遠足まだですかー?』
齒香山『あの寸胴なんかほっときましょうよ』
ぼぼ僕はどうすればいいんだ!!!
右谷『いいか、よーく聞け!俺は今お前にかまってるひまなんてない、そう、やらなければならないことがある。』
右京「そそそれは?」
このぼぼぼ僕より大切な事……
侵略?
そんな事はさせない。このメガネにかえても…
右谷『俺が今しなければならないことは…』
ゴクリ。
右谷『ぇンソクだ。』
右京「?ぜんそく?」
こいつぜんそく持ちだったか?だとしたら……
右谷『何を聞き間違えてるし。お前の耳ちゃんと穴あいてますか〜』
あぁ、完全に侵されてる……
右谷『エンソクだ!』
エンソク……猿足……減速……遠足!
右京「お前………まさか」
右谷『そうだ!遠足に行くんだ。』
右京「トイレに行きたいのかぁ!!」
バゴッ!
最終更新:2012年01月28日 09:02