形容詞は名詞を修飾して名詞が意味する範囲を変化させる品詞です。
例えばkrapa(笛)にsinke(赤い)を付与してsinke krapa(赤い笛)にすると、笛の中でも色が赤いものだけを意味するようになります。
一般的な形容詞です。
-ieは属性辞に対して-aによる名詞参照を行い、所有を表す形容表現を作ります。tha(私)に対してthie(私の)は「tha(私)が所有している~」を意味します。この形容詞は名詞として修飾することができます。
もののプロパティの参照も所有格で表します。
キャスト-acheと同じ働きをし、名詞が表すものに該当するという意味の形容表現を作ります。そのため、この形容詞は名詞として修飾することができます。
これは複数の名詞に当てはまる名詞句を作ることや限定詞と名詞の順序を入れ替えることに使えます。
キャスト-ocheと同じ働きをし、動詞によって名詞を修飾する表現を作ります。そのため、この形容詞は動詞として修飾することができます。
-erma基は形容詞をプロパティを表す名詞に変換します。
kuroumerma(色)とkurouma(色名)の使い分けは、物体の性質が書かれた表におけるキーと値に対応します。例えばピラミッドの性質を次の表で表すとします。
| キー | 値 |
|---|---|
| 形 | 四角錐 |
| 大きさ | 1辺が200mくらい |
| 高さ(bimerma) | 高い(bime) |
| 色(kuroumerma) | 着色済み(kuroume) |
| 重さ | 非常に重い |
| 素材 | 石 |
キーには基本的に-erma基が含まれる名詞が来、値にはsinka(赤)やkikurouma(黄色)のような具体的な値が来ます。
kurouma(色)はあらゆる色名の根源となる概念で、あらゆる色はkurouma(色名)の一種であるといえます。これはtha(私)がhaima(人物)に該当することと同じです。
-este基は形容詞に「最も」という表現を加えた形を作ります。