準動詞
概要
準動詞は動詞をもとにして名詞や形容詞を作る構文のことをいいます。
xarpa2では準動詞によって次のような名詞と形容詞を作ることができます。
- kyura di karto キューラ ディ カルト 魚を食べる
- kyura di kartolbera キューラ ディ
カルトベーラ 魚を食べる人(ないし動物)
- kyura di kartolbere nyaima キューラ ディ カルトベーレ
ニャイマ 魚を食べる猫
- -obere 動詞から主語を表す形容詞を作る接尾辞
ここで、準動詞を作る接尾辞「-obera」「-obere」は「-obe」+格副詞の属性詞+変化先の品詞辞と分解することができます。すなわち、目的語や理由や道具などを表す名詞や形容詞を作れるということです。
- harkolbeta ハルコベータ 交通手段
- harko ハルコ 移動する
- -obeta ~する手段
- harkolbena ハルコベーナ 行先
- harkolbesa ハルコベーサ 行く理由
一般名詞となった準動詞
実はharolbeta(筆記具)も本来は準動詞の一種です。
- haro ハーロ 書く
- harolbeta ハロベータ 書くための道具→筆記具
ただし、harolbetaは利用頻度が高いため個別に意味が定義されています。ペンだけではなく記述に使う道具全般を表すには、次のように言い換える必要があります。
- harolchie cema ハローシエ ツェーマ 書くことの道具
- harolchie ハローシエ 書くことの
- cema ツェーマ 道具
最終更新:2018年07月12日 11:52