根底

概要

根底はxarpa2に特有の文法で、品詞ごとに存在し、その品詞の形となるあらゆる言葉を総称する単語です。

例えば名詞の場合、名詞の形となる言葉とは、次のようなものです。

  • kyura  キューラ  魚
  • ke ra  ケ ラ  ここ
  • ge sina  ゲ スィーナ  ある日
  • kartolcha  カルトーシャ  食事
  • tha  サ  私
  • thae zie ya  サエ ズィエ ヤ  私とあなた
  • Tokyo'a  トキョーア  東京
  • humalsta  フマスタ  人々
  • na  ナ  無し

名詞の根底「sa」は、このようなありとあらゆる名詞すべてが該当する言葉のことです。英語の「it」、日本語の「事物」「やつ」などに近い概念です。

  • sa  サ  事物(名詞の根底)

名詞の根底「sa」(もの)は、形容詞を目的語にするときに使います。

  • me heuma ri ko id sarte sau.  メ ヘウマ リ コ イヅ サルテ サウ  この犬は白い(やつだ)。

形容詞は格副詞を直接修飾できないため、ダミーの名詞が必要となるのです。

動詞の根底「so」はあらゆる動作のベースとなる概念です。

  • so  ソ  する・行う

こちらも名詞を動詞として使うときに使うことができます。

根底の属性詞「s」からなる分節はすべて根底を表します。

 

最終更新:2018年07月13日 00:13