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    <title>第二話　色男は茶漬け飯</title>
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      ＜前回までのあらすじ＞

今年から茶屋高校に入学する玄田　望は、バラ色の高校生活を夢見るごく普通の女子高生。
しかし、おばあちゃんの言いつけを守らなかったがために、茶道部部長の緑沢　朗に朝からつきまとわれることになる。
なんとかその場を乗り切り、教室にたどり着こうとするも、学生証を人質にとられてしまった望は
緑沢と決着をつけるために茶室へと向かうのであった…。




「あのやろう…見つけたらただじゃおかないんだからっ…」

あれから、私は茶室を探して校内を歩きまわっていた。
しかし、さすが元名門校…敷地の広さが半端ない。
そして、今日入学してきたばかりの自分には、どの建物が茶室なのかも分からない。
イライラが募り、時間だけが過ぎていく。

「あぁ、もう！！何でこんな大切な日に！！」

…キーンコーン…カーンコーン…

校舎からチャイムの音が聞こえる。
もうすぐ、入学式が始まるのだろう。

「…疲れた。」

私はため息をつき、思わず近くにあった桜の木の下に腰をおろした。

どうして、私ばかりがこんな目にあわなければならないのか。
ただ、私はこの高校でミラクルロマンスな生活を送りたいだけなのに…。
そんなネガティブな思いばかりが私の頭の中をぐるぐる回る。

と、その時

*「疲れた時には、緑茶が一番さっ！！」

湯のみを片手に、探していたあの男が木の蔭から現れた。

「あっ！生徒手帳泥棒っ！！」

私はそう叫び、緑沢の胸ぐらをつかんだ。
こう見えても、空手を習い始めて10数年。
腕っ節には自信がある。

「ちょ…緑茶が…」
「はぁっっ？？（こんな時にもお茶の心配かよ！！）」

はじめから変なやつだとは思っていたが、本当に緑沢という男は変人のようだ。

「それよりも、私の生徒手帳を返して下さい！！」

さっきまでのイライラがまたぶり返し、自然と私の手にも力が入る。

「あぁ、返す…返すから。手を…首が、しまっちゃう…」
「あ、動かなくなった。」

これは、本気でしめすぎたか…と思い私は慌てて手を離した。
すると、

「はーっはっはっは！！油断したな！玄田君。生徒手帳を返してほしくば茶道部の部員になるんだ！」

突然、緑沢は元気になり、私の前で仁王立ち    </description>
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    <title>お茶語録</title>
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      *ここでは、小説に出てきたお茶についての言葉を解説します。


*1.朝茶に別れるな

「朝一杯のお茶を忘れることなく飲め」ということらしい。
朝に飲むお茶は一日の災いから守ってくれるといういわれから来ている。
また飲み忘れると縁起が悪いとも言われている。


*2.色男は茶漬け飯

「どんなに色男と呼ばれる人であっても、多くの人を相手にする遊女にとっては茶漬け飯を食べるくらいのものだと言うこと」らしい。
普段は、「ありふれたもの」という意味合いで使われる。

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    <title>o.html</title>
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    <title>第一話　朝茶に別れるな</title>
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    <description>
      4月。

街はまっピンクになり、出会いの嵐が吹き荒れるこの季節。

今、まさに
一人の少女が、これから起こる闘いに身を投じようとしていた…。

＜今から30分前…玄田家の一室＞

「スーハ―、スーハ―…よし！」
私の名前は、玄田　望。
今年から茶屋高校に入学することになった。
中学の時は一人も友達ができなくて、根暗な3年間を過ごしちゃったけど、
今年こそは…今年こそは…

「花の女子高生！夢のミラクルロマンスだ！イエ―！！」

「ちょっと、望。うるさいわよ！！」
そう言って、ベッドの上で飛び跳ねた私に、1階から母の怒鳴り声が響く。
けど…今日は、特別な日なのだ。
なんたって、今日は4月1日。年に一度のビッグイベント、入学式！！
今年こそは根暗な自分から卒業して、新しい自分と出会うのだ。
部活に休み時間に放課後…想像するだけでドキドキする。
これが楽しみにせずにいられようか。
階段を降りながら、私はこれから来る夢の高校生活に胸を躍らせた。

「望、朝ごはんは？」
「急いでるからいらな―い。」
「あんたねぇ…。」

ローファーを履いて、鏡の前で服装チェック、そして…玄関先でクルリと一回転。
「よし、完璧。」
準備は万端だ。いや、万端…のはずだった。
「これこれ、望ちゃん。」
ふいに後ろからおばあちゃんの声がして慌てて振り返ると、湯のみを持ったおばあちゃんの顔がどアップで現れた。
「うわっ！おばあちゃん！！」
「望ちゃん、ご飯食べていかないんだったらせめてお茶だけでも飲んでいき。」
「お茶？」
そういって湯のみを覗き込むと、熱い玄米茶が入っていた。
「玄米茶？」
「そうじゃ、ほれ…昔から言うじゃろ？朝茶に別れるなって。」
「朝茶に別れるな？」
「そう…朝にいただくお茶にはな…「ちょっと、望、遅刻するわよ！！」
おばあちゃんのありがたいお話は、お母さんのどなり声によってかき消された。
「え？もうこんな時間！？おばあちゃんごめん、もう行かないと…」
そう言って、かばんを掴むと私は玄関から飛び出した。
「望ちゃん！もう、ほんとに誰に似たんだか…」

今思えば、あの時一口でもいいからお茶を飲んでおけばよかったのだ。
そうすれば、こんな争いにも巻き込まれずに済んだのかもしれない。
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    <title>茶柱戦隊 茶れんじゃー</title>
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    <description>
      茶道の名門、茶屋高校。
かの有名な茶道家も教えを請うたとか請わなかったとか。

でも、それも昔の話。
かつては名の知れたこの高校も今では、学歴社会の波にのまれ
県内唯一の進学校へと変貌していく…。

そんな中、立ち上がったのが、
廃部寸前の茶屋高校茶道部。通称「茶柱戦隊茶れんじゃー」。
部長兼リーダーの緑沢を筆頭に、日々茶屋高生に茶の心を伝え歩く。
夢は、茶の心で全校生徒を幸せにすること！


しかし、そんな彼らの前に立ちはだかった大きな敵…生徒会。


茶道部廃部をもくろむ彼らの魔の手から部を守るため、
今日も茶れんじゃーの戦いは続くのだった…


[[第一話　朝茶に別れるな&gt;第一話　朝茶に別れるな]]
[[第二話　色男は茶漬け飯&gt;第二話　色男は茶漬け飯]]
[[第三話　親の甘茶が毒となる&gt;第三話　親の甘茶が毒となる]]


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    <title>登場人物</title>
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    <description>
      **&amp;bold(){茶柱戦隊　茶れんじゃー}

とりあえず、登場人物を紹介していきます。
そのうち増えるかも。

＜＜茶道部メンバー＞＞
＊玄田　望（げんだ　のぞみ）
主人公。1年A組所属（特進クラス）。玄米茶（ブラウン）。
茶れんじゃーの中では、ツッコミ担当。茶道部会計係。
今年から茶屋高校に入学してきた。
根暗な性格のため、中学生の時は友達が一人もできなかった。
そのため、バラ色の高校生活を送ることを夢見ている。
が、緑沢との出会いにより、何もかもがぶち壊されていくのだった…。

性格…根暗でまじめ。優等生タイプ。
容姿…黒髪のロングヘアー。身長は低い（小学生と間違われることもしばしば…）。


＊緑沢　朗（みどりさわ　あきら）
2年A組所属（特進クラス）。緑茶（グリーン）。
茶れんじゃーの中では、リーダー。茶道部部長。
昨年、廃部寸前だった茶道部を引き継ぎ（奪い？）立て直しを図るべく日々奮闘している。
幼い頃から戦隊モノが好きだったという影響からか、部の活動内容もそれを意識したものが多い。（もはや茶道部ではない。）
廃部寸前ということもあり、茶道部をつぶそうとする生徒会とは仲が悪い。（特に生徒会長の霧藤）
夢は、茶屋高校の全生徒に茶道部の存在を認めさせること。

性格…単純バカ。時々天才。
容姿…だまっていればかっこいい。


＊紅坂　進太朗（こうさか　しんたろう）
1年C組所属（普通クラス）。紅茶（レッド）。
茶れんじゃーの中では、ムードメーカー。茶道部渉外係。
今年から茶屋高校に入学してきた。（1年留年→緑沢と同い年）
気さくな性格のため、顔が広い。
緑沢とも昔からの親友である。
茶道部には緑沢の顔を立てるために入ったが、実は軽音部ともかけもちしている。

性格…明朗快活。爽やか青年。
容姿…爽やか。背が高い。
 

＊獨溜　翔（どくだめ　かける）
2年A組所属（特進クラス）。ドクダミ茶（ビリジアンブルー）
茶れんじゃーの中の癒し系、オカン。茶道部副部長。
緑沢の数少ない友達。
いつも寡黙で、図書館で本を読むのが趣味。
また、体が弱いため、教室ではなくほとんどを保健室で過ごしている。

性格…気弱だが、優しい。
容姿…もやしっ子。メガネ男子。


＊神    </description>
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