「SDLの開発環境作成方法」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

SDLの開発環境作成方法」(2008/05/13 (火) 12:15:34) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

*SDLの開発環境作成方法 SDLの開発環境の作成方法を書いておきますので、改造してみたい、という人は試してみてください。 1.Cygwinのインストール http://cefiro.homelinux.org/resources/doc/cygwin/install-01.html インストール時にダウンロードするURLを選択しますが、適当なURLを選んでとりあえず全部のパッケージを入れましょう。 2.SDLのインストール SDLでコンパイルするためには、CygwinにSDLのパッケージを入れる必要があります。 Cygwinのインストールをもう一度実行して、ダウンロードするURLに次を入力します。 http://cefiro.homelinux.org/resources/files パッケージ一覧にSDLが存在します。SDLの中にあるパッケージは全部入れましょう。 SDL_mixerとSDL_gfxもこの中にあります。 3.gfxがリンクできない場合 SDL_gfxの機能を使った場合に、コンパイルはできるけどシンボル名が違うのでリンクができないといわれる場合次の方法を試してください。 SDL_rotozoom.h の、 >ifdef WIN32 >#ifdef BUILD_DLL >#define DLLINTERFACE __declspec(dllexport) >#else >#define DLLINTERFACE __declspec(dllimport) >#endif >#else >#define DLLINTERFACE >#endif この辺が原因です。 ようは、DLL として作ってないのに、i#fdef のせいで DLL エクスポート(インポート)されています。 なので、上の部分をガッツリ削って、 #define DLLINTERFACE だけにすれば解決します。 SDL_rotozoom.hはCygwinをインストールしたフォルダのどこかに入ってます。 4.パスを設定する DOS窓からコンパイルする時はCygwinのパスを設定する必要があります。 私は以下の内容のバッチファイルを作成してmakeしています。 ここではCygwinのインストール先はd:\cygwinとなっています。 set path=path+;d:\cygwin\bin;D:\cygwin\usr\local\mingw32\bin make 5.makefileの編集 SDL_gfxを使う場合はそのままだとリンクされていないので、makefileを編集する必要があります。 sdl-config --libsにするとディフォルトのライブラリがリンクされますが、これにSDL_gfxは含まれないので、自分でリンクするライブラリを書きます。 #LDFLAGS = `sdl-config --libs` LDFLAGS = -L/usr/local/mingw32/lib -logg -lvorbis -lvorbisenc -lvorbisfile -lsmpeg -lmingw32 -lSDL_gfx -lSDL_mixer -lSDLmain -lSDL -mwindows -mno-cygwin これでWindows用の実行ファイルが作れるはず。 SDLで作成したコードは、それぞれのプラットホームのSDL開発環境があればmakefileを書き直すだけで実行ファイルが作れます。 ・ソースファイルへのリンク [[がんなつポータブル>http://maglog.jp/alpha-secret-base/Article243291.html]] GP2X版ですが、上記の環境とmakefileを書き直せばWindowsでの実行ファイルが作成できます。 [[DashBoader>http://homepage2.nifty.com/isshiki/prog_win_game.html]] SDLで作られたWindows用ゲームです。ソースコードも配布していただいてるので参考になると思います。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
記事メニュー
目安箱バナー