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YDM@共同小説-22話 - (2008/03/17 (月) 16:03:03) のソース

執筆者…Ice.D

視点 山本 光


私達は一体どうなるのだろうか。

氷天の奴……何故来ない……

その時、フライムが瞬間移動のような物で俺の前に現れた。

「次は君達の番だよ……アールガン、山本。」

「なんでやねん!なんでわいが酷い目に~!!」

「君は前まで楽しみにしていなかったか?とりあえず、君達にはある物を集めてもらう。
 ちょっと着いてこい。」

フライムはそう言うと、私たちを異次元のような場所へ連れて行った。

頭痛と眩暈がして気持ち悪い。

ラエクルやライラ、アールガンも同じ事を感じいるのだろうか。

眩暈と頭痛がする。

数秒後、私達はほとんど何もない殺風景な空間に立っていた。

「さてと、お前達にはこの空間で、アレキサンドライトとオニキスと呼ばれる宝石を取ってきて欲しい。
ミッションはそれだけだ。」


やれやれ……こんな物か。本当にフライムは変なミッションを与えるなぁ……


その時、アールガンの目が光った。

「はい、オニキス。これでいいんやろ?」

アールガンが黒光りをする宝石、”オニキス”を手に持ちフライムに手渡す。

フライムは、かなり驚いた目で見つめ、拳でオニキスを砕いてしまった。

「まさか……持込していたとは。しかしその手は通用しないぞ」

と言い残すと、フライムは消えてしまった。



「駄目なんかいな……
 そもそも此処に何もあらへんぞ。
 見つかるわけないんちゅーねん……」

アールガンが暗い顔をして、呟く。

一体私達は、どうなってしまうのだろうか……