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乃亜 第115話 Aパート - (2007/11/18 (日) 22:37:18) の1つ前との変更点

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僕のデッキマスター、奇跡の箱舟の特殊効果のひとつ、 収容能力が発動したのさ! 墓地にあるカードと、墓地に送られるべきカードは、 これ以後あの箱舟が全て収容する。 瀬人…、これで君のヴァンパイア・ロードの不死能力も、 発揮されることはなくなった。 瀬人…しっかりとその目に焼き付けるがいい。 天地創造の7ターンを! ……何が可笑しい? ふっ…。 ふぅ(溜息)…僕もなめられたものだねぇ…。 そんな攻撃が通ると思うかい? 奇跡の箱舟、第二のデッキマスター能力を発動! 出でよ!箱舟に選ばれし者よ! 奇跡の箱舟、第二の能力、それは絶対防御。 バトルフェイズが始まったとき、場にいる相手モンスターの数に対応して、 箱舟に収容したモンスターを、表側守備表示でランダムで出現させるのさ。 (スピア・ドラゴンがヴァンパイア・ロードを破壊) ふっ…。 天地創造の2ターン目…。 既に世界は、恐竜の時代へと突入した。 ジャイアント・レックス、召喚! (ジャイアントレックスの咆哮) ジャイアントレックスの攻撃! スピアドラゴンは、一度攻撃を加えると守備表示に変わるカード。 効果のおかげでライフを減らさずに済んだねぇ、瀬人。 ふふっ、瀬人、最初に言ったじゃないか。 僕は全てにおいて、君より優れた存在だとね。 僕は自分の肉体が無くなってから、ずっとあのコンピュータの中で生きた。 いや…、僕は死の淵から蘇ったのさ! 君たちの常識を超えた存在としてね…。 最初は戸惑ったけど、意外と快適だったよ。 退屈もしなかった。 何故って、人間の世界は情報で溢れているからね。 どんな難解な本も、普通の人間が何時間もかけなければ見られない映像資料も、僕のコンピュータの頭脳は、一瞬でそれを理解することができた…。 おかげで僕は、人間の知る全てのことを知ることができたんだ。 宇宙の誕生から、現在の世界がどうやってできたのかまで、事細かにね! それは到底生身の人間では得られることのできない英知だ! ……瀬人、僕と君の頭脳では、天と地ほどの差があるんだよ! 君は所詮、僕という未来の帝王を作るために、父上が僕に与えた試練に過ぎないんだ。 ……何が可笑しい…!? ンッ…!?何だと…!? ん…。 いい加減なことを言って、僕を翻弄する気か? ……それは…っ。 【過去回想】 うあ…、ハァ…ッ!? はっ、……僕は事故に遭ったんじゃ…? ……そうかぁ!全て夢だったんだぁ…! ふっ…、父上ー! (ベッドから下り、ドアを開けようとして) ……ン、ン…? ん……どうして…?(不思議そうに) 父上…、父上ー! (室内に光の塊が出現して) ん……何…?(怯えたように) (光の塊が画面になり、剛三郎の姿が映って) あ……!父上ー!(嬉しそうに) 父上ー!此処から出して下さい! (剛三郎、首を横に振り) ぁ…!?何故です父上…?お願いです、此処から出して…! えっ……? …ハッ……!? そんな……。 僕が……死んだなんて……。 く…ぅっ…。(泣き声) 父上は、次第に僕の住む世界を広げていってくれた。 僕が行きたいと望む場所のデータを、次々と加えてくれたんだ! やぁ! だけど…、その世界は微妙に……、 今日は、天気がいいねぇ! ……どこかずれていた…。 くっ…うるさい!離れろ! くぅっ…! うん!まさか宇宙旅行ができるなんて思わなかったよ! あの地球の青さを父上にも……。 …そうだったね、父上はデータを作るとき、僕が見たのと同じ風景を見たんだっけね。 ちょっと調整し直したら、凶暴になっちゃって…。 噛み付かないようにロックをかけたんだ。 こいつら駄目だよ。 プログラムが甘くて、おしおきしてもすぐに再生しちゃう。 父上、僕、この前面白いことをシミュレートしてみたんだ! 海馬コーポレーションの財力と、生産している武器を上手く使えば、 約30日で、世界を破壊することができるんだ! 知らなかったでしょ? 3%くらいかな。 そんなこと興味ないよ。 だって、僕は関係ないもの! 僕には、生き物の命なんて超えたところで、 海馬コーポレーションを世界に君臨させる、 もっと大きなビジョンが見え始めてるんだ! その直後だ…。 君が海馬家の養子となったのは…。 【回想終了】 それ以後、僕がどんなに知識を得ようと、父上が僕に会いに来ることは無くなった。 くっ…! ふふふふ…、瀬人、君は誤解している。 僕は人としての感情を失ったのではない……、超えたんだ。 創造主という道を歩む為に! 僕が人の心を理解できないかどうか、それを証明しよう。 僕は、創造主の名の下に予言する。 天地創造の3ターン目、君の存在を揺るがすことが起きるだろう! 僕のターンは、これで終わりだ。
僕のデッキマスター、奇跡の箱舟の特殊効果のひとつ、 収容能力が発動したのさ! 墓地にあるカードと、墓地に送られるべきカードは、 これ以後あの箱舟が全て収容する。 瀬人…、これで君のヴァンパイア・ロードの不死能力も、 発揮されることはなくなった。 瀬人…しっかりとその目に焼き付けるがいい。 天地創造の7ターンを! ……何が可笑しい? ふっ…。 ふぅ(溜息)…僕もなめられたものだねぇ…。 そんな攻撃が通ると思うかい? 奇跡の箱舟、第二のデッキマスター能力を発動! 出でよ!箱舟に選ばれし者よ! 奇跡の箱舟、第二の能力、それは絶対防御。 バトルフェイズが始まったとき、場にいる相手モンスターの数に対応して、 箱舟に収容したモンスターを、表側守備表示でランダムで出現させるのさ。 (スピア・ドラゴンがヴァンパイア・ロードを破壊) ふっ…。 天地創造の2ターン目…。 既に世界は、恐竜の時代へと突入した。 ジャイアント・レックス、召喚! (ジャイアントレックスの咆哮) ジャイアントレックスの攻撃! スピアドラゴンは、一度攻撃を加えると守備表示に変わるカード。 効果のおかげでライフを減らさずに済んだねぇ、瀬人。 ふふっ、瀬人、最初に言ったじゃないか。 僕は全てにおいて、君より優れた存在だとね。 僕は自分の肉体が無くなってから、ずっとあのコンピュータの中で生きた。 いや…、僕は死の淵から蘇ったのさ! 君たちの常識を超えた存在としてね…。 最初は戸惑ったけど、意外と快適だったよ。 退屈もしなかった。 何故って、人間の世界は情報で溢れているからね。 どんな難解な本も、普通の人間が何時間もかけなければ見られない映像資料も、 僕のコンピュータの頭脳は、一瞬でそれを理解することができた…。 おかげで僕は、人間の知る全てのことを知ることができたんだ。 宇宙の誕生から、現在の世界がどうやってできたのかまで、事細かにね! それは到底生身の人間では得られることのできない英知だ! ……瀬人、僕と君の頭脳では、天と地ほどの差があるんだよ! 君は所詮、僕という未来の帝王を作るために、父上が僕に与えた試練に過ぎないんだ。 ……何が可笑しい…!? ンッ…!?何だと…!? ん…。 いい加減なことを言って、僕を翻弄する気か? ……それは…っ。 【過去回想】 うあ…、ハァ…ッ!? はっ、……僕は事故に遭ったんじゃ…? ……そうかぁ!全て夢だったんだぁ…! ふっ…、父上ー! (ベッドから下り、ドアを開けようとして) ……ン、ン…? ん……どうして…?(不思議そうに) 父上…、父上ー! (室内に光の塊が出現して) ん……何…?(怯えたように) (光の塊が画面になり、剛三郎の姿が映って) あ……!父上ー!(嬉しそうに) 父上ー!此処から出して下さい! (剛三郎、首を横に振り) ぁ…!?何故です父上…?お願いです、此処から出して…! えっ……? …ハッ……!? そんな……。 僕が……死んだなんて……。 く…ぅっ…。(泣き声) 父上は、次第に僕の住む世界を広げていってくれた。 僕が行きたいと望む場所のデータを、次々と加えてくれたんだ! やぁ! だけど…、その世界は微妙に……、 今日は、天気がいいねぇ! ……どこかずれていた…。 くっ…うるさい!離れろ! くぅっ…! うん!まさか宇宙旅行ができるなんて思わなかったよ! あの地球の青さを父上にも……。 …そうだったね、父上はデータを作るとき、僕が見たのと同じ風景を見たんだっけね。 ちょっと調整し直したら、凶暴になっちゃって…。 噛み付かないようにロックをかけたんだ。 こいつら駄目だよ。 プログラムが甘くて、おしおきしてもすぐに再生しちゃう。 父上、僕、この前面白いことをシミュレートしてみたんだ! 海馬コーポレーションの財力と、生産している武器を上手く使えば、 約30日で、世界を破壊することができるんだ! 知らなかったでしょ? 3%くらいかな。 そんなこと興味ないよ。 だって、僕は関係ないもの! 僕には、生き物の命なんて超えたところで、 海馬コーポレーションを世界に君臨させる、 もっと大きなビジョンが見え始めてるんだ! その直後だ…。 君が海馬家の養子となったのは…。 【回想終了】 それ以後、僕がどんなに知識を得ようと、父上が僕に会いに来ることは無くなった。 くっ…! ふふふふ…、瀬人、君は誤解している。 僕は人としての感情を失ったのではない……、超えたんだ。 創造主という道を歩む為に! 僕が人の心を理解できないかどうか、それを証明しよう。 僕は、創造主の名の下に予言する。 天地創造の3ターン目、君の存在を揺るがすことが起きるだろう! 僕のターンは、これで終わりだ。

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