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凡骨 第125話 Bパート - (2007/11/14 (水) 11:20:51) のソース

てめぇ……!

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【回想】
杏子。遊戯には、黙っててくれ。
あいつと約束したんだ。
いつか必ず、お互いに真のデュエリストとなって、正々堂々と戦おうってな。
今の俺にその資格があるかどうか、正直分からねぇ。
でも、これだけは言えるぜ。
舞一人助けられねぇような実力じゃ、その資格なんかねぇってな。
だから、遊戯との約束を果たすためにも俺は、
俺がこの手でマリクの野郎をぶっ潰し、舞いを助けなきゃいけないって事よ!
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これは俺の戦いなんだ!
俺自身がマリクを倒して、舞を助ける!だから、その先で待っててくれ遊戯!
受けてやるぜ、闇のゲーム!そしててめぇをぶっ倒す!

てぇぇ、ぐずぐず言ってねぇで、さっさとしやがれ!
っ……。

ヘッ!そんなんでビビる俺じゃねぇぜ!
あぁ?何だ?いつの間にか、モンスターと俺の体が繋がってる。
この……。

ううっ、ぐはーー!!あぁぁ!
うっ、ぐぅ……。
うっ!なんだこれ、モンスターがやられただけでこんな痛みが走るなんて!

そうは行くかよ!リバースカード、オープン!スケープゴート!
へっ。こいつらはモンスターカードじゃねぇからな!やられてもダメージは受けねぇぜ!

俺のターン、ドロー!
よし、漆黒の豹戦士パンサーウォーリアーを攻撃表示で召喚!
行くぜぇ、スケープゴートを1体生贄に、ギル・ガースを攻撃!
さっきのお返しだ!
チッ!強がってんじゃねぇよ!ターンエンド!

何!?
っ……。
ヘルポエマー、攻撃力2000か。俺のパンサーウォーリアーと互角。
なら、スケープゴートを狙ってくるか!
何!?

俺のターン、ドロー!
サイコショッカー。こいつなら、奴のヘルポエマーを倒せる。
だが、奴は前のターンで攻撃できるはずのスケープゴートを攻撃してこなかった。
俺に攻撃を誘ってるってことか?
ヘルポエマーの特殊能力が分からねぇ!ここでサイコショッカーを失うような事になったらヤバイしなぁ。
ここは様子を見るか。
なら、こいつだ!ロケット戦士、召喚!攻撃表示!

何!
う、うわああああ!!
クッ……。舞……?

舞、お前、こんなに痛い思いをさせられたんだな……。
こんなに苦しいのに、お前、デュエリストとして最後まで戦ったんだよな。
待ってろ舞。俺がお前の借りを返してやるぜ!!
うあああ!!
てめぇだけは許さねぇ!ロケット戦士の特殊能力、発動!
行くぜマリク、ヘルポエマーに攻撃!
更に、スケープゴートを生贄に、パンサーウォーリアーの攻撃!
追撃のソードアタックだ!この一撃に、舞の思いをこめるぜ!
ヘルポエマー、撃破!

どうだ!
何だと……?
特殊能力だと?
何!俺のディスクの、墓地に!
なんだ?この、不気味な歌は。
あぁっ!何だ?!
あぁっ!それは!俺の手札が!
俺のサイコショッカーが墓地に?そんな……!