■注意事項
  • 賢い?ゆっくり
  • 虐待薄いかも
  • 独自設定有りマス
  • 制裁かもね
  • 生き残り多数





■潜入!ボスの群

最低限必要な荷物を纏めて森へ入る。これからゆっくりの群に潜入するのだ。
普段は畑仕事をしているが、夏野菜と冬野菜の間のこの時期は少し余裕が出来る。
この機会に、普段畑を荒らすゆっくりの生態について調べて、今後の対策を立てようと
思ったのだ。ついでにストレスも解消しよう。
友達?恋人?そんなの居たら折角の余暇をゆっくりと過ごしたりしないよ!理解してね!





なんでも「飾り」があれば仲間と認めて貰えるらしい。
畑に野菜を食べに来ていたれいむからリボンを失敬しておいたのでコレで十分だろう。
殺す前に奪ったので使えると思うが、駄目なら現地調達するだけだ。

正直、男がリボンはキモいので帽子にしようかと思ったが、走ったり寝てる間に落下する
危険がある為、しっかり結べるリボンにする事にした。
ゆっくりまりさなら、帽子が無くても固体識別出来ないだけで同種のゆっくりだとは
分かるだろうが、こっちは飾りが無くなれば人間でしか無いからな。
万が一にも飾りは外れない様にしておかなければ・・・っと、あのゆっくりで試すか。

「ゆっゆゆ~ん♪ゆゆ~ん♪」

見れば一匹のゆっくりれいむがご機嫌(?)な歌声(騒音?)を撒き散らして
散歩中であった。

「ゆっくりしていってね~っと」
「ゆ!ゆっくり・・・していってね?」

れいむは突然声を掛けられて一瞬驚いたように固まり、それからあわててテンプレの挨拶
を返そうとし、そしてもう一度違和感に驚いて固まり、しかし、その正体にまでは
気付かず挨拶を返した。一応返事をしたが、何か間違っているようなそんな違和感がある
らしく、体を斜めに捻って考えている。全然ゆっくりしてない。

「れいむと一緒にゆっくりしようね!!」
「ゆゆ?おおきなれいむさんといっしょにゆっくりするよ!」

どうやらこのれいむの認識では、俺は大きいれいむと思われているらしい。
流石にサイズまでは誤魔化せないか・・・体や手足は良いのかと思うが、
手足付きのゆっくりも居るらしいし、形状で同種とは認識しないのかもしれない。

「ゆっくり疲れたよ!れいむの家で休ませてね!」

このままゆっくり相手にのんびり遊ぶつもりは無いので、適当な理由で巣に案内させる。

「ゆっ、わかったよ!れいむのうちでゆっくりしていってね!」

野生のゆっくりは人家に侵入してお家宣言を行う事は知っているが、コイツラ自分の家は
取られるとか思わないのか?余所者を巣に案内するには無用心だと思うが。
それとも、そもそも巣の所有権に執着が無いのかもしれない。取られても適当に探して
別のお家を「宣言」すればOKなので気にしないと言う事なのだろうか?

「ゆゆっ!ここだよ!!」

入れないんだが・・・しかし驚いた。このれいむの巣は木の根元を掘り起こした典型的な
ゆっくりの巣穴で、人間はとても入れない規模だったが、付近には別のゆっくり家族が
寛いでいる。よく見れば他の家族の巣穴も幾つかある。
このれいむの警戒心が低いのは、集団で生活しているので、ある程度の治安が維持されて
いる為だろう。いきなりだったが、群に行き当たった。

「駄目だよ!れいむは大きいから、この巣には入れないよ!!」

適当に流して群を観察しようと思っていた俺に、れいむから思わぬ提案が帰ってきた。

「ゆっ!じゃぁボスまりさのおうちにとめてもらえばいいよ!」





ボスまりさと呼ばれたのは、この群のリーダーを務めるまりさの事で、
ドス程には大きくなく中型サイズで特殊能力も持って居なかった。
しかし普通のゆっくり相手ならば、喧嘩で負ける事は無いだろう。
このボスまりさは洞窟に住み、そこは人間も何とか入れるサイズであった。

洞窟の中には他にも数匹のゆっくりが居たが、位置関係的にも
この群のリーダーは中型ボスまりさ、標準サイズのぱちゅりーが参謀役と言った所か。

「ボスまりさ!暫くゆっくりさせて貰うね!」
「ゆゆ!ゆっくりしていってね!」
「むきゅ!?ボス!そのゆっくりは・・・」
「ぱちゅりー!おきゃくさんはゆっくりさせてあげなきゃだめだよ!」
「有難う!!さすがボスだね!ゆっくりしてるね!!」
「ゆ?ゆへへへ!!」
「むきゅ~」

ぱちゅりーは明らかに警戒していたが、ボスは大きいだけで賢くないのか、
あるいは巨体ゆえにイザとなれば戦って勝てると思っているのか、
特に警戒なく受け入れてくれた。こうして俺の潜伏ライフが始まった。





潜伏を始めて数日が達、群の構成も概ね分かってきた。

「まりささまのごきかんだぜ!」
「すごいわまりさ!こんなにおやさいが」
「れいみゅおやちゃいちゃんだいちゅきー!」
「まりちゃもちゅきー!」

まりさと数匹のゆっくりが明らかに野生の食物とは異なる野菜を持って帰ってきた。
家族だろうか?群の一部のゆっくりがそれを出迎える。

「むきゅ!まりさ、またにんげんのはたけへ・・・」
「ババァはウルサイんだぜ!まりささまはいのちがけではたらいてきたんだぜ!!」

畑荒らしのゆっくりはもっと組織的に動いている物と考えていたが、
畑を荒らしているのは組織からはみ出したグループのようだな。
それにしてもこのままでは、畑を荒らすゆっくりまりさ「強盗まりさ」が発言力を
強めそうな感じだ。実際、若いゆっくりは強盗まりさになびいてるし。

実際畑を荒らしても、群のゆっくりには被害が及ばないしな。
人間の畑に行くなと言うのは、畑で殺されるゆっくりが多いからだし。
別に悪事を働いてる訳ではない強盗まりさに対して強く言えないのだろう。

こいつを殺すのは簡単だが、直ぐに次が出てくるだろうしな。
この群を全滅させてもコイツラの繁殖力なら短期間で数が増える。
ここは何とか群に、畑を襲わない事を学ばせたい。

畑を荒らすゆっくりを積極的に排除する理由が必要だな。
ゆっくりは無差別に人間に殺される訳だし、趣味で殺す人間も居る。
畑を荒らさなければ安全が保障される訳でも無いからな。
協定を結んだ村もあると聞くが、ココにはドスも居ないし、俺も村での発言力も無いので
ゆっくりを殺さないでくれと頼むのも難しい。
これでは「自分が危ないから畑は襲わない」という判断は出来ても、
畑を襲ってる他のゆっくりを制止する理由はまったく無い。

ぱちゅりーの発言力と群の統率力を高める必要もある。
群の方針として人間の里には近づかない様に教育はしている様だが、
若いゆっくりは危険を冒してでも強盗まりさに付いていく。
食糧事情も芳しくないのだろう。リーターの求心力が低い。
文句を言うだけのリーダーより、命を掛けて食料を持ってくる強盗まりさを支持する
ゆっくりも少なくない。
考えに夢中に成っていると、ふと視線を感じた・・・ぱちゅりーがこっちを見ている。
あの目は何かに感づいたか・・・まぁいいさ。





  • プラン1:野菜を食べたら死ぬ作戦

野菜を食べたゆっくりは謎の奇病で死ぬ事にする。
夜間、ゆっくりが寝ている間に、野菜を食べた家族殺していく。
全滅はさせない。野菜を食べたから死ぬんだと理解させ、知識として広めなければ
この悲劇を忘れて直ぐに繰り返すからだ。

「ゆゆっ!あだだよ!ゆっくりしないでおきないとだめだよ!」
「ゆー!どうじてれいむのあがぢゃんがじんでるのー!?」
「ゆがー!まりざのあがちゃんがー!!」

親ではなく子の一部を殺したのは、理解力の高い親の方に、事態を把握させる為だ。
子供では目の前の惨劇の理由を理解できないし、理解しても回りの大人のゆっくりに
取り合って貰えない可能性がある。・・・しかしコレは失敗だった。

「ゆぅ・・・あかちゃんのぶんまでゆっくりしようね」
「あかちゃんはてんごくでゆっくりしてね」
「む~しゃ、む~しゃ・・・しあわせー!!」

結局、子供が死んだのは弱いから。程度にしか考えていなかった。
一応ぱちゅりーは野菜を食べた家族から犠牲者が出ている法則に気付いたようだが、
その警告を聞くようなゆっくりは居なかった。
元より、危険を承知で人間の畑に行く連中だ。食べたら死ぬかも、程度では抑止力に
ならないのかもしれない。
仲間が犠牲になっても、自分は強いので大丈夫だと根拠の無い自信があるのだろう。

つまり、自分が死ぬまでやめない。殺すしかない。
しかし、畑に来るゆっくりを全部駆除するのは現実的じゃない。
今目の前の強盗ゆっくりを消すのは容易いが、他の群の可能性や、今後新たに畑の味を
覚えるゆっくりの事を考えるとキリが無い。これから畑仕事が忙しい時期になれば、
こうやって群まで駆除に来る事も出来なくなる。
確実な案は無いが、ココまで潜伏したのだ。何か結果を残したい・・・
ぱちゅりーがこっちを見ている。目が合うとあわてて誤魔化したが、
確実にこの異常の原因に気付いているだろう。何とかするべきなのか?
今のところ害がないなら放置すべきか・・・





  • プラン2:群の掟作戦

群のゆっくりに、畑を荒らすゆっくりを処罰するように仕向けるのだ。
畑を荒らすとゆっくりできないと教えても、荒らすやつは荒らす。
問題は、荒らしたゆっくりを処罰するシステムを確立する事。
畑を荒らしたゆっくりを処罰しないと、ゆっくり出来ないと教えるのだ。

「ゆゆ、だいじなはなしをゆっくりはなしてね!」
「畑を荒らしたゆっくりを処罰しないと群がゆっくり出来ないよ!」

ぱちゅりーを通じてボスまりさに交渉する。
決定権があるのはボスまりさだが、ボスに直接話しても俺の話を理解するか微妙な事は
ここ数日の観察で分かっていた。まちゅりーは賢かったし、ボスまりさもぱちゅりーの
話は理解できている。単純な理解力の問題ではなく、餡子脳ゆえの超ポジティブ
シンキング故の考え方が、相手の話を「たいした問題じゃない」と解釈するのだろう。
群の危機を何度も救ったであろうぱちゅりーの助言だからこそ真剣に考えるのだ。

「だいじょうぶだよ!しんぱいないよ!」
「畑から野菜を盗むと人間に怒られるよ!」
「むきゅ!ボス、しんけんにかんがえてね!!」

つまり、ボスまりさは、最初から「何とか成る・心配ない」の答えが確定しており、
ソコに至る都合の良い解釈を選択しているのだ。人間でもそういった例は見られるので
案外頭の良い固体なのかも知れないし、普段ボスまりさに接する相手は「ゆっくり」なの
だから、話半分に聞いて都合よく解釈して答えるのも理に適っているとも言える。
ぱちゅりーの話は真剣に聞くのだから、もしかしたら同クラスの相手やドス級や、俺でも
リボンを外して人間の姿を見せれば普通に会話が可能なのかも知れない。・・・が、
今の状態ではまともに交渉するにはぱちゅりーを間に挟む必要がある。
それにしても、普段から畑を荒らすゆっくりを快く思ってない為か、ぱちゅりーは
ノリノリである。

「はたけはあぶないよ!でもむれのゆっくりにはかんけいないよ!!」
「人間の野菜の味を覚えると、草や木の実や虫を一生懸命集めなくなるよ!」
「おなかがすけばたべるよ!おいしくなくてもじごうじとくだよ・・・」
「餌集めをしなくなって、群の皆も畑に行く様に成るかもしれないよ!」
「かえってこないこがいることもみなしってるよ!わかいこはいってもきかないけど」

確かにゆっくり側にとっては、畑を荒らさない事を徹底させるメリットが薄い。
群の安全が保障される訳でも無いし、潰されるのは畑に行くゆっくりが大半だ。
森の中でも人間や野生動物に襲われる危険もあるが、それは畑荒らしを止めても
変わらないだろう。美味しい野菜や、真面目に狩をしない強盗まりさを疎ましく思う
一方で、大半のゆっくりは野菜の誘惑と生命の危険を天秤に掛けて正しく判断している。
元々無理のある理論展開であったが、このボスまりさ程度なら
なんとか丸め込めると思っていただけに、自分のプランが失敗して非常に腹立たしい。

積極的に俺の味方をしてくれていたぱちゅりーが悲しげな視線を送ってくる・・・
見んなよ・・・こっち見んなぱちゅりー。





その夜、溜まりにたまった俺は、限界(リミットブレイク)に上り詰めていった。

「ゆぅがあぁぁぁっぁぁー!!!もう嫌だぁ!お家帰るぅぅー!!」

本当なら友達と楽しく飲んだり、恋人としっぽりしたり・・・それなのに俺は
森の中で楽しくゆっくりに囲まれて・・・違う!こんな筈じゃ無かった!
間違っているのは世界じゃない!俺の頭が餡子脳!!
俺はゆっくりの群をぶっ潰すぅうぅぅ!!

奇声を発して踊り狂う俺を、ぱちゅりーの瞳だけが静かに見つめていた。





「ゆぎゃー!!」
「どぼじでごんなごどにー!」

朝から絶叫が響く。

「あかちゃん起きてー!」
「ゆゆっ!どうしてれいむがごんなごとにー!!」
「まりさがしんちゃったよー!!」
「ゆ?あまいよ・・・む~しゃ♪む~しゃ♪しあわせー!!」

そこ彼処に散らばるゆっくりの死体。死体。死体。
野菜を盗んだ家族から犠牲者が出ているが、前回と違い、明らかに何かに潰されている。
これはゆっくり目に見ても殺ゆっくり事件である事は確定的に明らか。

「ちあわちぇ~・・・ゆべっ!」
「なかまをたべるこはゆっくりできなくなるよ!!」
「ちね!ゆっくりちね!!」

既に同属に口をつけたゆっくりへのリンチが始まっている。実によく出来た群だ。

「ボス~!!大変だよ!!」
「皆!落ち着いてね!犯人は分かってるよ!」
「ゆゆっ!さすがボスだね!たよりになるね!」
「よく聞いてね・・・犯人は強盗まりさだよ!!」
「ゆっ!?」

これを聞いた強盗まりさは驚きの声を上げる。まったく身に覚えが無い。

「まりさははんにんじゃないよ!そんなことしてないよ!!」
「覚えて無くても仕方ないね!まりさは病気なんだよ!」
「ゆゆっ?びょーき??」
「人間の畑に行ったゆっくりは病気になるんだよ!寝てる間に仲間を襲うよ!!」
「「「ゆゆぅ!!??」」」

皆の疑いの視線が強盗まりさに集まる。強盗まりさは必死に弁明する。

「ゆ!そんなはなししんじられないよ!しょうこがないよ!!」
「煩いよ!群れの平和の為にゆっくり死んでね!!」

餡符「ボススパァァッァーク!!」

「ゆっ!?ゆがぁああっぁぁっぁー!!!」

インスタントマスタースパーク。ゆっくりのドススパークを研究改良した擬似
マスタースパークで、威力は本家の足元どころか偽者のドススパークにさえ及ばないが、
誰でも使える利点がある。発射には相当量の生体餡子とチャージタイムが必要な為、
実戦では役に立たない。しかも結構お高いが、友達も恋人も居ない、たまの休みは森に
篭ってゆっくり観察などしてる俺にはコレといった出費がない為に護身用として購入した
一品ですが何か問題が?

一瞬で爆散した強盗まりさの姿を目撃した群のゆっくりに戦慄が走る。
この光景は餡子脳でも暫くは忘れないだろう。

「人間の畑に行ったゆっくりは仲間を殺すよ!」
「ゆゆっ!?」
「人間の畑に行ったゆっくりは殺してね!」
「ゆっくりできない!ゆっくりころすよ!」
「人間の野菜を食べたゆっくりも制裁してね!」
「ゆっくりしね!ゆっくりしね!」

寝ている間に襲われる恐怖。ボスまりさによる制裁の恐怖が、
人間の畑を襲ったゆっくりへの制裁へと繋がる。
ここ数日の観察で数匹のゆっくりが事故で自然死していたが、それも
「人間の畑に行って病気になったゆっくりが昼寝中に襲った」と濡れ衣を着せておいた。
これで暫くは、群でゆっくりが死ぬたびに畑に行った者が疑われるだろう。

痙攣しているボスまりさに帽子を返す。
ありがとうボス。今まで泊めてくれて。
ありがとうボス。賢い群を育ててくれて。
ありがとうボス。帽子を貸してくれて。
ありがとうボス。ボススパーク(笑)用の餡子を提供してくれて。

「あなたはとてもつよくてかしこいしちてきだわ」

思ったより賢いやつも居るし、そのうち気付くだろうが・・・
こんな作戦で何処まで通用するか分からないが、何もしないよりはマシだろう。

「にんげんだけどむさべつにころしたりしないわ」

ボスまりさの餡子を拝借したのは少々不本意だが死にはしない筈だ。
意識が戻った時の為に口裏を合わせておかないとな。あと、畑荒らしのゆっくりを
処罰しないと、群に被害を及ぼすとでも脅してみるか。

「とてもゆっくりしたかおではんさむだし」

アウトドアの厳しい食生活と激しい運動で少しはダイエットにもなったと
ポジティブシンキング(笑)しようじゃないか

「もしよかったらぱちゅといっしょに・・・」

友達も恋人も居ない俺だけど、これで畑の被害が少しでも減れば
この数日間の努力も無駄では・・・ん?

「むきゅ~///」

ぱちゅりーが仲間に成りたそうにコッチを見ている。
ギギギ・・・





■あとがき
農家の人は忙しくて駆除どころじゃないと思うんだ。
畑仕事が無い時期は動けるけど守るべき野菜が無いし、
野菜を狙われる時期は畑仕事が忙しくて駆除出来ないとか。
収穫時期が違う周りの農家と協力すれば良さそうだけど
彼が一人で頑張っているのは多分友達が居ないからだよ。おお、ぶざまぶざま(笑)

ボスまりさの知能レベルは、多分ゆっくりよりはマシ程度。
物事の損得は分かるし群を纏める力はあるけど、基本的にゆっくり優先で事なかれ主義。
中型レベルなので飾りを見破れる程ゆっくりの本能を打ち破る知性は無い。
無駄に知恵を付け過ぎず、群の規模も肥大化せず、移動したりアクティブに
行動しないでゆっくりした結果、群には長寿のゆっくりが多く生き残り比較的賢い群に
育った模様。饅頭が積極的に頭使って動くと大抵早死にするんだよ!!

ぱちゅりーは参謀役で、群の危機を回避する為の知識をボスまりさに提供する立場。
何しろボスまりさはゆっくり至上主義者で、何か不味い事が起こってゆっくり
出来なくなってから「仕方なく」で対処療法的に動く程度。極めて正常なゆっくりです。
食料の備蓄や群の掟や若いゆっくりの教育などする気は毛頭無いので、ぱちゅりーが
一人で頑張りますが、ゆっくり出来ないに直結する危機で無い限り大抵無視されます。
最初は人間を見破るが途中から頭がポーっとなって如何でも良くなったらしい(笑)

潜入モノが書きたかった。もっと裏で糸引いてグダグダにかき回したかった。
途中で気付いたよ!餡子脳だよ!作者の叫びだよ!!



BY アンノーマン(餡脳男)


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最終更新:2022年05月18日 21:37