注意 ゲスなゆっくりが出ます。ゆっくりによるストレスに弱い方はご注意ください。
注意 ふらんちゃんで癒し要素を入れてますが、ゆっくりによるストレスにはご注意ください。
注意 俺設定の俺ワールドです。
注意 あのAAのあの体付きゆっくりが出ます。あのAAの元ネタはま○こさんの画像だそうです。






俺は突然変異したゆっくりを保護して、愛好家に販売する仕事をしている。
突然変異したゆっくりは、群れで「ゆっくりできない子」と認識され、迫害や虐待を受けてしまっていることが多い。


たとえば、捕食種のれみりゃと、どんくさい通常種がすっきりした場合などは、踊れないし狩りも下手。
いわゆる「駄目りゃ」とか「駄目ふらん」なんかが発生してしまうことがある。

内面的なものだけでなく、外見的な変異も確認されている。
体つきれみりゃとすっきりしたれいむ種から、「体付きれいむ」が産まれたという事例もある。

まぁ、どとらにしても「ゆっくりできない子」と認識されるので、群れで暮らすことはできないのだが。





体付き☆れいむ&まりさ



俺は今、1匹のふらんを抱いて家に帰っている。
このふらんも、いわゆる「駄目ふらん」だ。
発情したふらん種が「おねぇええさまぁああああああ」などと叫びながら、無理にれみりゃ種とすっきりした結果、産まれてしまった子だ。
外見はふらん種だし、中身も一応ふらん種だ。しかし、れみりゃ種の中身が混ざってしまっている。
そのため、このふらんは、相手を痛ぶることを好まない。
そのかわり、ゆっくりしたり、ダンスを踊ったり、人間に甘えることが大好きなのだ。
俺はそんな優しいふらんが大好きだ。
今日も「ゆー園地」に一緒に行ってきたところだ。
可愛いふらんに、お菓子や服をいっぱい買ってあげた。ふらんもすごく嬉しそうだ。

さて、家に着いたのでカギを開けて中に入る。
すると、ポテポテと2匹の体付きゆっくりが、おぼつかない足取りで走ってくる。
体付きれいむと、体付きまりさだ。
この2匹は、普通種と体付きのすっきりで産まれた突然変異だ。
胴体が付いているだけで、中身は普通のれいむとまりさである。

この2匹は俺の前まで来ると、シャキーン!とヒーロー戦隊ばりのポーズを決める。
そしていつもの決め台詞を叫ぶ。
「ごはんはできてないし!」
「おふろもわいてないよ!」
「そんなことは最初から分かっている。わざわざ報告するんじゃない。」
帰って早々、全裸で腹の立つ台詞を叫ばれ俺のストレスがマッハだ。
だが、ふらんがキャッキャッと笑っているので、これくらいは許してやることにしよう。

はっきり言ってこの2匹、珍しいだけで全く可愛くない。
きちんと服でも着せてやれば外見だけでも少しはマシになるのだが、何回着せてやっても、すぐに服を脱いでしまう。
また、中身は普通のれいむとまりさなので、普通のゆっくりのように偉そうなやつらだ。
しかしこいつらは大事な商品だ。
非常に珍しい固体なので、愛好家に高く売れる。
そのため、虐待して殺してしまうわけにはいかないのだ。
今、オークションにかけているのだが、入札の締め切りまで、あと1週間もある。
ゆっくりとの1週間は、短いようで長い。
愛でてやれば増長する。かといって虐待すれば、少しのことで死んでしまう。
かかわりたくないので放し飼いにすれば、勝手にケガをして死んでしまう。
本当に手のかかる生き物だ。


俺は夕飯の支度があるので、台所に向かう。
ふらんは「うー!うー!」と言いながら俺の後を付いてくる。よしよし、一緒にご飯作ろう。
一方ゆっくりは、俺が持って帰った荷物をガサガサとあさり始める。
「おかしははいってないし!」
「おもちゃもはいってないよ!」
こいつらは手が使えるので、きちんと縛った袋なんかも開けることができる、非常に厄介な種類だ。
いっそのこと腕をちぎってやりたいが、そんなことをしたら売れなくなってしまう。我慢するしかない。
自分たちにお土産があるとでも思っていたのだろうか。
思い上がりもはなはだしい。
袋の中身を床に並べると、ヒョコヒョコと走ってどこかに行ってしまった。
「ふらん、片付けておいてくれ。プリンあげるから。」
「うー!ぷり~ん♪」
決して手際が良いとはいえないが、ゆっくり丁寧に片付けてくれるふらんに俺は感動し、涙した。
あの2匹もこれくらい素直なら売ったりしないのになぁ。


しばらくして夕飯の支度ができたので、俺とふらんはテーブルに着く。
大事な商品に傷を付けるようなことはしないが、きちんと飼いゆっくりと商品の区別はする。
ふらんには、チーズケーキやプリンを与える。
ゆっくりには、生ゴミの寄せ合わせだ。
別に生ゴミを処理させたからといって死ぬわけじゃない。生意気なゆっくりのエサはゴミで十分だ。
「む~しゃむ~しゃ!ゆゆっ?」
「む~しゃむ~しゃ!ゆゆゆゆゆゆ!?」
明らかな食の格差に気づく2匹のゆっくり。なにやらまたポーズを決める。
「こっちじゃゆっくりできないし!」
「あっちをたべるしかないよ!」
いきなりテーブルの上に跳び乗ると、ふらんが食べているケーキを「む~しゃむ~しゃ」し始めた。
「うあぁーー!」と泣き叫ぶふらん。俺、激怒。
いくらなんでも、この事態を見過ごすわけにはいかない。

まずは、れいむの軟体動物のような手をギュッっと結ぶ。
れいむは、腕を組んだ状態のまま、なんとか外そうと必死に走り回っている。
次に、まりさの軟体動物のような足をギュッっと結ぶ。
こっちは、あぐらをかいた状態でピョンピョンともがいている。
「おててはつかえないし!」
「あんよもつかえないよ!」
ざまあみろ。クソゆっくりどもが調子に乗るからだ。
「お前達は反省してその生ゴミを処理する作業に戻れ。処理がオワタらほどいてやろう。」
どうやら自分が圧倒的に不利な立場にある時は、おとなしく言うことを聞くようだ。
やはり中身は普通のゆっくりと変わらないな。
生ゴミ処理の作業に戻ろうとしている。
しかし、なんと醜い光景だろうか。
1匹は腕を組んだ状態で、いもむしの様に体をくねらせて生ゴミをすすっている。
もう1匹は、あぐらをかいた状態のまま、腕を使って生ゴミのところまで移動しようと必死にもがいている。
俺とふらんは、2匹に見せ付けるようにして、デザートのプリンを美味しそうに食べてやった。

さて、食事が終わったら何もすることが無い。各自ゆっくりする時間だ。
生ゴミ処理は終わったようだが、俺の怒りが収まらないので、2匹はそのまま放置だ。
俺がテレビを見てゴロゴロしていたら、ふらんが絵本を持ってやってきた。
「うー。これよんでください。」
れみりゃ種との混合なので良く話す子だ。
「はいはい~♪ふらんちゃん~、こっちこいで~。」
「う~!だっこ~!」
俺が両手を出すと、テトテト歩いてくる。
「よしよし。じゃあ読むよ。むかしむかし・・・」
俺はふらんを膝の上に乗せて、本を読んでやる。至高のひと時だ。
ふらんも俺も、非常にゆっくりしていたのだが、またもあの2匹が邪魔をする。

「あんよはつかえるし!」
「おててはつかえるよ!」
何事かと思い、声の方に視線を移す。
俺は目を疑った。なんと、あの2匹が合体しているではないか。
足を縛られていないれいむが、手をしばられていないまりさを頭の上に乗せている。
絶妙なバランスで、決めポーズをとってる。
そしてその合体のまま、ドタバタと部屋中を駆け回るのだ。
なんだこの気持ち悪い生き物は。そしてドタドタうるさいよ。
まずい、このままでは下の階に住んでいる虐待お兄さんから苦情が来てしまう。
「おにーさん、ごほんのつづき~♪」
唖然としている俺に、ふらんが声をかけてくれているのだが、その声は俺に届いていない。
俺は無意識のうちに、手に持っていた絵本をフリスビーのごとく、気持ちの悪い生き物に向かって投げつけていた。
ドッカーーーーン!
合体を強制解除された2匹は、絵本のカドが当たったところから、餡子を垂れ流している。
あぁ・・・大事な商品にキズが・・・。
落胆する俺、ビビりまくるふらん。
こうしちゃいられない。
オレンジジュースをかけなければ。
「ゆっくりできないし・・・」
「ゆっくりできないよ・・・」
俺は台所からオレンジジュースと小麦粉を持ってきて、ブルブル痙攣する2匹にかけてやった。
対応が早かったからか、傷は10分程度で治った。これで商品としての品質には問題ないだろう。
あんまり虐めて死んでしまうと、商品にならん。
仕方が無いので、結んでいた手足は自由にしてやった。
「あんよはつかえるし!」
「おててもつかえるよ!」
「あぁ・・・そう。よかったね。」
手足が自由になったので、ドタバタと走りながらどこかに行ってしまった。

ふらんには申し訳ないが、今日はもう疲れたので寝よう。
俺は布団をひいて横になる。
寝るときも、ふらんと一緒だ。ちゃんと俺の布団に入れてやる。
最近は夜に冷え込むからな。
あの2匹はもちろん布団には入れない。
しかし俺が布団に入ると、どこからともなくあの2匹も俺の布団に入り込んできやがる。それも毎日だ。
「くっそ!出てけクソ饅頭が!」
足を使って布団の外に蹴り出す。
「ふくはきてないし!」
「ふとんもひいてないよ!」
「服を着ていない?そんなことは見ればわかる。」
着せてやっても服は自分で脱ぐだろうが。
「自分たちの布団が無い?お前らゲスにはタオル1枚やるものか。」
れいむが逆立ちして、その上でまりさがポーズを決めている。
なんだかポーズの難易度が高くなってないか。腹立つなぁ、もう!
いつもはこうやって俺が怒るとすぐに逃げていくのだが、なぜだろう、今日は妙にしつこい。

「ゆっくりできないし!」
「ゆっくりさせないよ!」
今のこいつらは、「寝る=ゆっくり」ということらしい。
つまり、自分たちが寒くて眠れないので、俺を寝させないということのようだ。
いつもの俺ならば我慢できるのだが、今日は疲れているうえに先ほどの合体事件でストレスがマッハだ。
「もうゆるせん!ヒャア虐待だ!」
俺は虐待お兄さんではない。そのため芸術的な虐待はできない。
ただ、ゆっくりを殴る。ただただ殴る。ゆっくりが逃げる。追いついて殴る。
「ゆっくりにげられないし!」
「しにたくもないよ!」
何か言ってるが聞こえない。
蹴る。ただひたすら蹴る。
蹴って壁に跳ね返ってきたのを蹴る。逃げようとして立ち上がったのを蹴る。
「ゆっくりできまぜんんんんん!」
「ゆっくりだすげてぐださいぃいいいいい!」
いつもと様子が違うことに気づいたのか、悲鳴をあげて助けを求める。
もはや原型をとどめていない。だがまだ殴る。
「ゆっぐりさぜでぐださいぃいいいいいい!」
「じにだくないですぅうううううう!」
命乞いが始まった。だがもう遅い。
腕はつぶれ、足は吹き飛び、体が裂け、餡子がドロドロと流れ出ている。
もはやオレンジジュースごときででどうにかなる傷ではない。
「お前らはもう・・・死んでいる・・・」
俺はそう言うと、最後の一撃を見舞おうと5歩くらい距離をとった。
こいつらはもう助からない。せめて最後は一撃で楽に死なせてやろう。
その方が、俺もゆっくりもスッキリ終わることができる。
この一踏みで決着を。
俺は、タタターンと3歩で飛びあがった。
グシャア!
柔らかいものが潰れる音がして、2匹のゆっくりは俺の足の下で物言わぬ饅頭と化した。
「部屋は汚れてしまったし、服も着替えないといけないよ!」
俺はそう言い捨てると、潰した2匹に背を向けて歩き出す。
もう「商品が・・・」なんてどうでもいい。ウザい饅頭を潰してスッキリした。また明日から仕事がんばろう。
「あ・・・・あ・・う・・・あ・・」
ふらんが俺の方を見てガタガタと震えている。
目の前でこんな酷い虐殺があったんだ。おびえる気持ちも分かる。
「ごめんな、ふらん。着替えてきたら一緒に寝ような。」
「あぅ・・あ・・・・」
首をブンブンと横に振って、歯をガタガタと鳴らしている。そんなに怖かったのだろうか。
ふらんは黙って俺の方をゆっくりと指差す。
「ごはんは・・・できてないし・・・」
「おふろも・・・わいてないよ・・・」
さっき潰したはずのゆっくりの声。
俺はハッっと後ろを振り向いた。

そこには、グシャグシャに潰れてしまった2匹が、あの決めポーズのままで果てていた。







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最終更新:2022年05月18日 22:10