その1から見ることをお勧めします


「てーてーてれてーてーてーてーてーてーてーてれてーてーてーてーてー(フワラリングナイト)」

既にゆっくりを4匹を手にかけた俺は上機嫌で次のステージに向かう
ここまでは全て計画通り、
誤算といえば3匹目と4匹目のゆっくりを虐めるのに少し時間をかけてしまった事だ。
なあに、残り時間はあと2時間半もある。余裕、余裕

―――1階 居間―――

「さてさてゆっくりした子達はどこかな~(笑)」

さっきからなんとなく気配はする、気配はするが姿は無い。
だが呆気なく見つけても面白くないので正攻法で探してやる

「それにしても散らかし放題だなー」

あちこちに散らばった家具や雑誌がゆっくり達が俺の家でどれだけ好き勝手にゆっくりしていたかを
物語っていた
俺はなんとなく落ちていた漫画を拾おうとした、すると・・・思わず頬が緩んでしまった。なぜなら

「れいむとまりさ見ーっけ!!」

「ゆあっ!!?」

そう俺は見つけたのだテレビ台の下に隠れているゆっくりを、
暗くてよく見えないが親れいむ1匹、赤れいむ2匹、赤まりさ1匹といったところだろう

すると急に親れいむが笑い出した

「ゆっゆっゆ!!ここならおじさんもこれないでしょ!!」

そうか、
俺が言ったのは

「3時間経つまでに見つけたゆっくりを片っ端からゆっくりできなくする」

と通常のかくれんぼとは大きく異なる
このゆっくり達は見つかってもいいから俺の手の届かないところでゆっくり制限時間までやりすごす。と
まあ、その餡子脳でどこまで計算できてるか知らんが

「ゆ!しょうだね!ばかなおじしゃんはそこでゆっきゅりみてちぇね!!」

「じゅうたいばっかのばかないきものだにぇ!!」

「まりしゃたちをゆっきゅりできにゃくするなんてじゅーねんはやいんだよ!ばきゃなじじいはゆっきゅりちんでね!!」

「ばーきゃ♪ばーきゃ♪」

「ばーきゃ♪ばーきゃ♪」

「ばーきゃ♪ばーきゃ♪」

ほう人間様様に馬鹿コールとは・・・
いや、だがなかなか侮れん、
テレビの台なんて少し動かしでもすればいいのだが、間違って赤ゆっくりを潰しかねない
それに棒状の物でひきずり出すというのも面白みに欠ける。
俺は楽しくゆっくりを虐めたいんだ!!

「ゆっゆっゆ!れーむたちのすごさがわかったらさんかいまわってわんとほえるんだよ!!」

くっ!!饅頭のくせにどこでそんな事覚えたんだ・・・ん?・・・おお!!!

「はっはっはっは!!少し待ってなクソ饅頭共!!」

そう言うと俺は急いで2階に駆け上がった!!

「ゆっふっふ!れーむのおそろしさにおじけづいたんだよ!!」

「おかあしゃんすごーい!!」

勝手に言ってな、もうじきその大好きなお母さんがした軽はずみな発言でゆっくりできなくなるからな!
俺は必死でこぼれ出る笑みを抑えながら2階の物置部屋へと入っていった。
そう、俺はある物を探しにきたのだ

「おーあったあった、懐かしいなーおい」

そして俺はそれを段ボール箱に詰め1階の居間へと一直線で向かった

―――1階 居間―――

「待たせたな!餡子ブレイン共!!」

俺は戻ってきた段ボール箱を小脇に抱えて
そして期待に胸膨らませながらテレビ台の下を覗いてみる

「律儀な奴等だ、本当に待ってやがった・・・って、ん?こいつら寝てる?」

「ゆー・・・ゆー・・・」

俺がいなくなって緊張の糸がほぐれたのだろう、俺がこの部屋から出て行った時と同じ場所で寝息をたてている
なんとも微笑ましい光景だろう、まあ俺の顔からはどす黒い笑みしか出てこないが。
これから起こることを想像しながら俺は例の物を段ボール箱から取り出す

それは今子供達の間で再ブームが巻き起こっている注目の玩具、超高速回転ゴマこと「ベイ○レード」だ!!
俺はベイをセットしテレビ台の下をめがけて・・・・

「ゴーシュゥゥゥト!!!」

勢い良く発射されたベイはするりとテレビ台の下に潜り込む!!
いやー子供の時こうなるとテンション下がったよなー(笑)

「ゆ!ゆっきゅりちていっちぇね!」

お、子れいむが起きたようだ。ラッキー

「ゆ?ゆっきゅりちていっちぇね!!」

ヒュオオオオオオオオオオ

「ゆっ!ゆっ!ゆっきゅりちていっちぇね!!」

ヒュオオオオオオオオオオ

「ゆっ!!ゆっきゅりちちぇないこだにぇ!!」

ヒュオオオオオオオオオオ

「ゆうううう・・・・!むぢじないでにぇ!!」

ヒュオオオオオオオオオオ

「ゆぐ!!ゆっくりちちぇないこはゆっくりちね!!」

ヒュオオオオオオオオガガガッ!!!

「ゆびゅおおおおおおおおおお!??」

じびじびびびびびいびびびびびいびびびび!!!

「ゆっぎゅりやめちぇねええええ!!いぢゃいよおおおおお!!」

じばばばばばばばばっ・・ガっ・・ガ・・・・しゅるるるる

「ゆぎゅ・・・!ゆっぎゅ・・・り・・じた・・・けっかがこ・・りぇ・・・だ・・よ」

俺はテレビ台の下を覗き込む
そこには餡子まみれのベイと皮がズタズタになっている赤れいむが転がっていた

「あれ?死んじゃった?早いなー次はガ○アドラグーンでいこうとしたのに」

「ゆああああああ!!?でいぶのあがぢゃんがああああああ!!?」

おお、母れいむも目を覚ましたらしい
それを皮切りに次々と赤ゆっくりが目を覚ましていく

「おかあしゃんな~に?」

「おかあしゃんのしぇえでめがしゃめちゃったんだぜ~」

「みんなああああ!!でいぶのあがぢゃんがあああああああ!!」

「ゆ・・・?どこにもいにゃいよー?」

「なにいっでるのおおおおお!!ごごにいるでじょおおおおおおお!!」

「ゆ!ちぎゃうよ!しょれはあまあましゃんだよ!!おかあしゃんどきょでみちゅけたのー!」

くっくっく、赤ゆっくりが気づかないのも無理は無い、
先程のベイによってゆっくり同士が判別しあう為のリボンもズタズタなのだ、
赤ゆっくりの少ない餡子じゃそれが兄弟だと言っても分かるまい。どうみてもあまあまさんだしな

        • よし!ダメ押しで

「それはねー、お母さんが赤ちゃんに黙ってあまあまさんを食べようとしているんだよー」

「ゆっ!?じゅるいよおかあしゃん!!」

「まりしゃたちにもわけるんだじぇ!!」

赤ゆっくり達は次々と元赤れいむを咀嚼し始める

「どうじでぞんなごどずるのおおおおおおお!?」

「むーしゃ、むーしゃ! ちあわちぇー!!」

「うっめ!めっちゃうっめ!!」

「ゆああああああああ!!でいぶのあがぢゃんがああああ!!」

他の種より母性本能がたかいれいむの事だ、精神的なダメージは計り知れないだろうな

「ゆうう!!おいちかったー!」

「こりぇでまたゆっくりできるじぇ!」

「あああああああ・・・・」

「やあ、君達!ゆっくりしてるかい!?」

「ゆ!まけいにゅのおじちゃんだー!!」

「ゆっゆっゆ!しゃんかいまわってわんっていいたきゅなっちゃの!?ばきゃなの!?」

完全に勝った気でいるなこりゃ、まあいいけど。ほらほら後ろでお母さんムンクみたいになってるぞ

「君達にプレゼントがあるんだよ!受け取ってくれるかな!?」

プレゼントという単語で赤ゆっくり達は目を輝かせる

「ゆ!ぷりぇじぇんと!?」

「はやきゅっ!はやきゅちょうだいにぇ!!ぐじゅはきりゃいだじぇ!!」

「まけいにゅのくしぇにきがききゅね!!れーみゅたちのどれいにしてやっちぇもいいよ!!」

『ゆっゆっゆっゆっゆ!!!!』

そんな赤ゆっくり達は無視してベイをセットする。

「どうしたの!?りぇーむたちのことばがわかりゃないにょ!?ばかにゃの?ちぬの?」

「ぐじゅでのりょまでまけいにゅなんてどれいでもいらにゃいよ!!」

『ゆっゆっゆっゆっゆ「ゴオオオオシュウウゥゥゥウト!!」

俺のが放ったベイは魔法の様にテレビ台へ吸い込まれていく

「ゆゆっ!なんかきちゃよ!!」

「ゆ~♪とっちぇもきりぇいだよ~」

「ゆ!ゆっくりちてにぎゃああああああああああああ!!」

「あがぢゃあああああああん!!!」

「じぇんじぇんゆっぎゅりでぎにゃいよおおおおおおお!!」

容赦なく赤ゆっくりの皮を削るベイ、やっぱガ○アドラグーン強ええ

「ゆ!!りぇーむはまりしゃのためにゆっきゅりたてになっちぇね!!」

「まりじゃひどいいいいいいいぷばっ!!びゅるうううううううう!!!」

お?あの赤まりさ赤れいむを盾にしてやがる。やっぱりまりさは生まれたときからクズなんだな
母れいむにいたっては・・・・直視に耐えない顔してるぞ

「ゆ!!まきぇいにゅはさっさとかわいいまりしゃをたしゅけるんだじぇ!!」

ぶはっ!俺に助けを求めてるよwww

「いやー、助けてあげたいのはやまやまだけどその頼み方はどうかなあ?」

「いいからさっさとまりしゃをたしゅけるんだじぇ!!このぐじゅ!!!」

すかさずもう一個のベイをゴーシュート

「ゆううううう!!おべがいじばじゅうう!!ばりじゃをだじゅげてくだじゃいいいいいいい!!」

その顔は涙やら鼻水やら良く分からん液体やらでひどい有様だ
多分嘘泣きだろうけど

「ばりじゃはうすぎたにゃいぶたでしゅううううう!!だがらだじゅげてくだぢゃいいいいいいい!!」

「駄目、15点。グズまりさはゆっくりしてから出直してきてね!」

そう言い放つと俺は3つ目のベイをシュートした

「ゆうううう!!まりじゃのがわいぢゃがわぎゃらないなんでせんすのにゃいまげいにゅゆげおおおおおおおおおおおおおお!」

ベイが赤まりさの後頭部をとらえた、スカッと爽快!!

ぶぢっぶぢぶぢ!!

「ゆびょああああああ!!ばりじゃのがわいいかみのきぇぎゃああああああ!!」

髪の毛がベイに巻き込まれて何本かちぎれてる、つくづく軟弱な生き物だな。

「グズで負け犬なまりさはゆっくり死んでね!!」

今のはもちろん俺である

「ゆがああああああ!!わがりまじぢゃあああああばぎぇいぬでいいでじゅうううううう!!だがらだじゅげてえええええ!」

「負け犬は負けているのがお似合いさ!そこでゆっくりボロ雑巾になってね!」

そう言うと俺は4つ目のベイを赤まりさにロックオン!

「ゴオオオオシュウウウウトオオオオ!!!」

「ゆぎゃあああがっ!――――――――」

ベイは大きく開いた赤まりさの口の中へ入っていった
勢いのついたベイはそのまま赤まりさの口内を切り刻む

「ごえええええええええ!!あああおおおおおおおお!!!!」

「おがああがががっがあっががががっがっががががっが」

何かおかしいなと思ったらこいつはう段がしゃべれねえんだwww
口閉じたら口内ミンチだしな、

「も・・・っど・・ゆごあがあががっががっががあがががああがっが!!!」

あーあ、ゆなんて言ったらそらそうなるわ

「ゆがあああああ!でいぶのあがぢゃんをがえぜええええええ!!」

唐突に親れいむが俺の脚に突っ込んできた
ちょっとよろけちまった、それにしてもまだいたんだなこいつ

「うがああああ!!おまえなんがじねえええええ!!」

目が血走っている、おおこわいこわい
でもこのまま放っておくと自殺しそうなので
メロンとかを包んでいるあの網(フルーツキャップというらしい)で親れいむを包んで紐を通しハンガーに吊るしておいた

「がああああ!!おろぜえええええええええ!!」

テレビ台の下は餡子だらけなので蟻がたかる前にちりとりとモップで回収する、親れいむは無視。
でもあんまりうるさいのでちりとりに集めた赤ゆっくりの残骸やホコリや虫の死骸などを全部親れいむの口にぶち込んだ

「ほら、お前の子供だ食え(?)」

「ゆごおおおおお!!がほっ!!がほっ!!おぐええええええ!!」

親れいむは当然咳き込んだり吐き出そうとしたりするのでホッチキスで口をとめる

「ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛」

親れいむはなんとか我が子(の亡骸)を吐き出そうと身をよじっている、美しい家族愛だな。関係ないけど
そんな親れいむを尻目に俺は次の場所へと足を運んだ




      残りゆっくり 12匹            残り時間 2時間15分




まだまだ続く







――――――――――――――――――――――――――――――――――――

こんにちわHILOです。
これが2作目となりますが改めて見直してみたらテンポ悪かったですね、すんません
本当は3話位で完結させようとしたんですけど・・・・
それとベイ○レードについて説明不足というご指摘がありましたので修正しました

とりあえずこのSSに目を通して頂きありがとうございます。
今後とも


   _,,....,,_ _人人人人人人人人人人人人人人人_
-''":::::::::::::`> ゆ・・・!ゆっくりできないよ!     <
ヽ::::::::::::::::::: ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
 |::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ :__   _____   ______
 |::::ノ   ヽ、ヽr-r'"´  (.__  _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、:
_,.!イ_  _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7´       ..::::::::::::::.、ン、:
::::::rー''7コ-‐'"´    ;  ', `ヽ/≧-      -─==', i :
r-'ァ'"´/  /! ハ  ハ  ! Σiヾ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i | :
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ  ,' i (◯),  、(◯)::::| .|、i .|| :
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最終更新:2022年05月03日 21:19