「ゆっくりしていってね!」
「ゆっくりしないでね!」
「ゆゆっ! 動けないよ!」
「足を真っ黒焦げになるまで焼いたからな」
 足を黒焦げにされ動けないことに気付いたようだ。
「それじゃ、まりさはここでゆっくりさせてもらうね!」
 えええええええええええ!
 そういう返しが来るの? 想定外の返事に困惑した。
 ゆっくりの中のゆっくり。真のゆっくりというのは伊達ではないのか。
 だが、そんなことではめげない。
 ドスまりさの特殊能力を使うようにわざと挑発する。
「ドスまりさだけが使えるっていうドスパークやゆっくりオーラで言うことを聞かせてみれば?」
 使われたところで無駄なことを知りながら挑発するのは意地が悪い気もするが、相手はゆっくりだ。
 ゆっくりオーラやドスパークがあっても人間にはまったく意味がないことを理解し
 そして、ゆっくりと人間との力の差を思い知って絶望してくれ。


「ゆ! おにいさん、まりさは食事を作ればいいの?」
「・・・は?」
 なんで食事が出てくるんだ?
 特殊能力と食事が繋がらず困惑する虐待お兄さん。
「山に実った木の実や果物をドスパークで焼くとすっごく美味しくなるよ!」
 ああ、なるほどって
 火じゃないんだから焼いてねーだろ、それは単に暖めてるだけだ。
 人間からしてみれば、ドスパークは攻撃手段だと考えてしまうのだが
 どうやらドスまりさは食材を焼く能力(実際は暖めるだけ)と勘違いしていた。
「食事を作るから、まりさのお願いを聞いてね!」
「あ、それともゆっくり寝たいの?」
「・・・え、ごめん、意味が分からない」
 またもドスまりさは意味不明なことを言ってきた。本気で意味が分からない。
「ゆっくりオーラは風の音がうるさくて眠れないときに使うとゆっくり眠れるようになるよ!」
「へ?」
「他にも暑くて眠れないときに使うとゆっくり眠れるようになるよ!」
 ちょ、ゆっくりオーラもよく眠れるようになる能力と勘違いしてやがる。
 それは眠れるようになったんじゃなくて、思考能力を失って気にならなくなっただけだろ。
 このドスまりさはドスパークやゆっくりオーラを、ゆっくり達をゆっくりさせるための能力と思っているようだった。
 人間の特殊能力に対する考えとゆっくりの特殊能力に対する考えが180度違いすぎた。


「えーと、何をしようしていたんだっけ」
「まりさは、おにいさんにゆっくりを虐めないようにお願いしにきたんだよ!」
「おまえのことは聞いてねーよ。
 というか、動けないことは気にしないのか?」
「ゆ?」
 こいつ動けなくなったことを忘れていやがった。ありえん。
「まりさのことはどうでもいいよ。群れのゆっくりがゆっくりできるなら何でもするからお願いを聞いてね!」
 しかも、スルーかよ。群れのことが大事なのは理解できるが餡子脳の考えることは分からんわ。
 それにどうでもいいと言うなら本当にどうでもいいのか試してやろう。 
「今日は気分がいいから条件付きならお願いを聞いても良いぞ」
「ゆゆっ! ほんと!」
「ああ、ゆっくりを虐めないなら、まりさはどうなってもいいんだよな。
 なら、これからゆっくりにやろうと思っていた虐待をすべておまえが引き受けろ。
 おまえが生きてるうちはゆっくりを虐めないでやろう」
 さぁ、自分と群れのどちらが大事なのか大いに悩め。
「ゆ! 理解したよ! まりさは頑張って生きるよ! おにいさんも約束を守ってね!」
 あっれえええぇぇぇ、即答ですか。
 もしかして自分が虐められるって理解してない?
 いやいや、虐めないようにってお願いしに来たんだから理解してないはずはない。
 ほんと餡子脳の考えることって分からんわ。
 まぁ、いい。
 これでドスまりさは何が何でも生きようと、死ぬほど辛い目にあっても、どれだけ苦しい思いをしても
 群れのみんなを守るために必死になって虐待に耐えてくれるだろう。










 その日からドスまりさを虐待する日々が始まったのだが・・・










 ドスまりさの髪には、群れのゆっくりから貰った信頼の証というリボンが数え切れないほどついてる。
 ゆっくりに取って髪飾りとは個体間の識別にも使われ、ゆっくりに取っては命同様の大事なものだ。
 それを千切り、小さなリボンを作ってドスまりさの髪につけることで信頼と感謝を表しているらしい。
 まずは手始めに大切にしている群れからの信頼の証のリボンを奪ってやるか。
「おまえの髪についてるリボンって大事なものなんだよな」
「そうだよ! 群れのみんなが自分の髪飾りを少しちぎって作ってくれたの!」
 やっぱり大事なものなんだな。
「なら、それを奪ってやろう」
「冗談ばっかりー!」
 ・・・流された。
 だが、冗談ではない。ドスまりさを虐めるのが目的なのだから。
 ドスまりさの後ろに回りに髪に付けられたリボンを端から全て取っていく。
「ゆゆ! おにいさん、まりさの髪についた葉っぱを取ってくれたんだね、ありがとう!」
「ちげーよ」
 リボンを取ったにも関わらず、なぜかドスまりさは勘違いしていた。
「いつもは群れのみんなが髪のお手入れをしてくれてたんだ!」
「知らねーよ」
 群れのゆっくりならともかく、なぜ私がおまえの髪を手入れせねばいけないんだ。
 勘違いを正すためにも大量のリボンをドスまりさに見せてやる。
「おにいさん、リボンが作るのが上手だね!」
 なんでそういう発想にいきつく?
 開いた口が塞がらないとはこのことだ。
 ああ、そうか。髪飾りはドスまりさの後ろ髪についている。
 生物は構造上後頭部を見ることが出来ない。鏡があれば見ることも出来るだろうが少なくとも野生にはない。
 人間ならばそれでも触れば分かるのだが、ドスまりさは手足がないため触って確かめることも出来ない。
 なので、後ろ髪に付いたリボンを取られても自分で見ることも触ることも出来ないため取られたことを分からないのだ。
 私が言っても冗談としか思ってくれないので、家で虐待用に保管していたゆっくりを連れてきて教えてやることにした。
「なぁ、れいむ。こいつのドスまりさなのに髪にリボンがついてないよな」
「ゆゆっ ほんとだ! リボンがなくなってるね!」
「ゆー 雨でリボンが流されちゃったのかぁ! 群れに戻ったらまたみんなにゆっくりつけてもらおう!」
 なにそのポジティブシンキング。
 リボンを奪ったという私の言葉は華麗にスルーですか?
 というか、なくしてもまた貰えるんだ。大事なものじゃないの?
 いろいろ突っ込みどころが多すぎだろ。
 まぁ、よく考えてみれば手がないゆっくりが髪にリボンをつけるんだから取れやすいのも当然か。
 髪飾りは着脱可能であるにも関わらず、ゆっくりの成長に応じて髪飾りも成長したり
 傷ついてもゆっくりの体同様に治ったりするので、髪飾りそのものを失わない限り作り直すことも可能だろうし。


 そんなことをしてるうちに日が暮れてきた。
 ふとドスまりさの餌をどうするか困った。
 見掛けは5mほどあるゆっくりだ。どれだけ食べるのか想像も付かない。
 食事を与えないで虐めるというのも悪くないが、ドスまりさを虐待してるときに死なれては困る。
 今までは家で余った生ゴミをゆっくりに与えていたが、ドスまりさではさすがに雀の涙ほど量だ。
 仕方ないので虐待お兄さんは人里に行き、余った生ゴミを回収するはめになった。
 生ゴミは本来肥料となるのだが、毎日出るため肥料にする分よりも余る分のほうが多いのだ。
 家々を回り、大量の生ゴミが積まれたリヤカーを引きながら帰途についた。もう自分は何をやってるんだろう・・・
「ゆゆ! ごちそうがいっぱいあるよ! おにいさんはすっごく優しい人だね!」
 おまえを喜ばすためにやったんじゃない。
 返事を返してやるのも癪なので無反応で対応してやる。
 ゆっくりは基本的に雑食性ではあるが、野生で生きてきたゆっくり達は
 肉や魚を取ることが出来るほど強くないので食べる機会が一切無く、必然的に草花や虫ばかりを食べる。
 野菜の皮やくず肉、焼き魚の骨、食い残しの料理、どれも人間が作ったものであり
 また生ゴミとはいえ他人に渡すのに腐ったものはよくないと思ったのか、どれも新鮮なものだった。
 もっとも集めるときに混ぜ合わさりねこまんま状態になっているため、人間では食べる気も起きないだろうが
 そういうことは気にしないゆっくりにとっては、これは素晴らしいご馳走に思えたのだろう。
「むーしゃ むしゃー しあわせ~」
 ドスまりさが幸せそうに食事をしてる横で
 仕方がない仕方がないとひたすら心の中で念じた。
 そうでもしなければ、自分が何をやっているのか分からなくなる。
「おにいさん、このご馳走を群れのみんなにもあげていい?」
「勝手にすれば?」
 動けないのにどうやって持っていくのか知らんが。
「おにいさん、ありがとう! ゆゆっ 動けないよ!」
 ドスまりさは動けないことを驚いていた。
 私は動けないことを忘れてたことに驚いていた。
 どんだけ幸せな思考回路をしているんだ、こいつ。
 またドスまりさは巨体に見合わぬほどの小食で、食べた量は成体ゆっくり10匹分程度だった。
 こんなんで餓死するんじゃないか?とも思ったが
 よく考えたらこの体躯に見合った食事をすると付近の餌を1日ですべて食べ尽くすだろう。
 そんなことをすれば他のゆっくり達の餌がなくなってしまい、さらに森にもダメージが出る。
 故に少ない食料でも生きていけるように特殊能力を手に入れたことと同様に、進化したんだろうか。


 肉体的痛みで虐めてやろうと思い、殴ったり蹴ったりしてみたが
 巨体である故にまったく効かないばかりか
「おにいさん、楽しそうだね! まりさも楽しいよ!」
 別におまえとじゃれてるわけじゃねー! というか、おまえ楽しいのかよ!
 素手ではまったく意味がなかったので、火を使って頬を焼くことにしたのだが
「ゆゆ! 暖かくなってきたよ! おにいさん、ありがとう!」
 いや、おまえ焦げてるんだけどな。
 焼いているのに感謝されるとは思わなかった。
 どこまで感覚が鈍いんだ、このでかぶつ。
 生物は大きくなるほど感覚が鈍っていくそうだが、ゆっくりにも当て嵌まったのか。
 油をかけて全身を燃やせば苦しんでくれると思うが
 家ほどもあるドスまりさの全身を火達磨にしたら我が家や森にまで火がつきそうなので諦めた。
 さすがに虐めるのは好きだが、家をなくしてまで虐めるのはあほすぎる。
 火で虐めるのは諦め、餡子を直接攻撃すればさすがにドスまりさでも痛がるだろう。
 納屋からスコップを引っ張り出してきてドスまりさの頬に思い切り突き刺した。
「ゆ゛っ! おにいさん、どうしたの?」
「ああ、腹が減ったんでおまえの餡子を食べてやろうと思ってな」
 ドスまりさの頬を掘りながら適当に返してやると
「そっか、まりさばかりご馳走になってるもんね! ゆっくりたべてね!」
 ごめん、その返事は予想してなかった。
 てか、なんでそこでポジティブシンキングが発動するんだよ!
 そして掘っても掘っても皮ばかりで餡子が出てこない。1メートルほど掘り進んだところでようやく餡子に辿り着いた。
 さぁ、ここからは苦痛タイムと思ったのも束の間、餡子を掘り出しても「くすぐったいよー!」というばかりでまったく痛がらない。
 リヤカー一杯分ほどの餡子を取ったが、巨大なドスまりさに取っては1割にも遠く及ばない極僅かな量なので蚊に刺されたようなものだろうか。
 また地面を掘るのが重労働なように、餡子を掘っていくのも重労働だった。なんか虐めてるんだか虐められてるんだかよくわからんぞ。
 そしてこれだけの量の餡子を1人で食うことは出来ないので、家で虐待用に保管しているゆっくり達にドスまりさの目の前で食わせてみた。
 普通のゆっくりならば、自分の餡子を他のゆっくりに食べられるのは嫌がるものだが
「むーしゃ むしゃー しあわせー!」
「うっめ! めっちゃうっめ!」
「みんなゆっくりしてるね! おにいさんは優しいね!」
 やっぱそうきたか・・・。
 もう勘弁してくれ。


 その後も水攻めをしても
「おにいさん、とっても気持ちいいよ!」
 皮が溶けかけてるんだけどな。
 しかし、分厚い皮だけあって中まで染みるということはなく
 井戸とドスまりさの間を20往復した辺りで挫折した。
 というか重労働すぎてイヤになってきた。
 喜んでいるドスまりさの頬を思い切り蹴ってみたがまたじゃれているのと勘違いされた。


 肉体的に攻撃するのは諦め、精神的に攻撃しようと思ったのだが
 最初にドスまりさが生きてるうちにゆっくりを虐めないと約束してしまったため
 ゆっくりが死んでいくところを見せ付けて虐めることが出来ない。
 私から言い出した約束を私から破るのは負けた気分になるので却下だ。
 なので、他のゆっくりを使って別方向から虐めてみることにした。
 用意したのは私が以前言葉攻めのときに使った調教ゆっくり達だ。
 このゆっくり達は「ゆっくりしていってね!」しか言わない。
 赤ちゃんのころから「ゆっくりしていってね!」を一番多く言えたゆっくりにお菓子。それ以外には生ゴミ。
 また別の言葉を喋ったら食事抜きという方法で育てたゆっくり達だ。
 最初の頃は相手が苦しんでいく様に別の言葉を喋ったのだが、そのたびに食事が抜き
 今では相手の状態に関係なく 壊れたようにひたすら「ゆっくりしていってね!」としか言わない。
 ちなみに一番多く言えたゆっくりにはお菓子を与えると言ってるが数は数えていない。
 ほんとに数えたらノイローゼになりそうなので適当に選んでいたりする。
 何匹ものゆっくりをゆっくりしていってね恐怖症にしてきたゆっくり達だ。
 これならドスまりさも苦しんでくれるだろう。
「ゆっくりしていってね!」
「ゆっくりしていってね!」
「ゆっくりしていってね!」
「ゆっくりしていってね!」
「ゆっくりしていってね!」
「ゆっくりしていってね!」
「ゆっくりしていってね!」
「ゆっくりしていってね!」
「ゆっくりしていってね!」
「ゆっくりしていってね!」
「ゆっくりしていってね!」
「ゆっくりしていってね!」
「ゆっくりしていってね!」
「ゆっくりしていってね!」
「ゆっくりしていってね!」
「ゆっくりしていってね!」
「ゆっくりしていってね!」
「ゆっくりしていってね!」
「ゆっくりしていってね!」
「ゆっくりしていってね!」
「ゆっくりしていってね!」
 調教ゆっくり達に朝から夕方までひたすら「ゆっくりしていってね!」を言わせ、それを1ヶ月間続けた。
 本来なら防音室でやるのだが、ドスまりさは家に入れないので外でやらせたのだが、うるさいことこの上ない。
 昼間家にいるときは仕方なく防音室で過ごすことになった。いったい誰を虐めてるんだろうか。
 そして努力の甲斐なく、ドスまりさには何の効果もなかった。ゆっくりしすぎだろ。


 兵糧攻めをしてみた。
「そっか、まりさは我慢するね! また食事が出来るようになったら一緒にゆっくりしようね!」
 またって一緒にゆっくりした覚えなぞ無いんだが。
 おまえの食事は用意できなかったと言って、ドスまりさには食事を与えず
 ドスまりさに見せ付けるように目の前で美味しそうに食事をするのだが
「おにいさん、ゆっくりしてるね! まりさは嬉しいよ!」
 というだけで自分から餌をねだることは無く
 一週間食事を抜いて目に見えて弱ってきても、それは変わらなかった。
 そんな日々が続き
「まりさはそろそろゆっくりするよ」
 と遺言を言い出し始めたので仕方なく次の日食事を与えた。
「おにいさん、ありがとう!」
 へーへー。 


 発情ありすの集団をけしかけてみた。
「「「「「んほおおおぉぉぉ! きょだいなまりさもかわいいよおおおお!」」」」」
 通常のゆっくりなら恐れる光景だろうが
「一緒にゆっくりしようね!」
 ドスまりさは気にせず発情ありすの集団ととゆっくりしようとしていた。
 発情ありす達はそんなことを気にせず必死にドスまりさに体を擦り付け震わせている。
「「「「「はぁはぁ…まりさ!きもちいいよぉぉぉぉぉおぉ!」」」」」
「きもちいいねぇ」
 ドスまりさも発情ありす達も言ってることは同じだがその中身は違った。
 発情ありす達は性的快感から気持ち良くなってるのだが
 ドスまりさのほうはあまりに体躯が違いすぎるため、発情ありす達の振動では性的な気分にはならず
 逆に微弱な振動がマッサージのようになり、うとうとするような気持ちよさだ。
「「「「「んほおおおぉ! まりさいいわ! もうイキそうだよぉぉおおぉぉ!」」」」」
「ゆ~っくりできるね~」
 発情ありす達はそんなドスまりさの様子にも気付かずひたすら快感を得ようとしている。
 そんな発情ありす達をよそにドスまりさは気持ち良さそうな眠そうな、そんな表情を浮かべている。
 あー そろそろ寝そうだな。
 なんなんだろうね、これは。 
「「「「「すっきりー!」」」」」
「すやすや~」
 私も昼寝でもするか。


 その後も数ヶ月に渡り、色んな虐待を試してみたが
 良い様に解釈され喜ばれるか虐待されてることに気付かないかのどちらかだった。
 半年もしたころには虐待お兄さんはドスまりさを虐待することをやめた。
 あまりにも勘違いなしあわせ思考に虐待するのもアホらしくなったのだ。


 1年も経った頃には、虐待お兄さんは普通のお兄さんに戻り
 暇なときはドスまりさと一緒にゆっくりしている。
「おにいさん、ゆっくりできてる?」
「眠い。このまま寝る」
「そう、良かった。お兄さんがゆっくりできて、まりさは嬉しいよ!」
 毎度のコトながら微妙に会話がすれ違いながらも
 ドスまりさはそのことに気付かず、ゆっくりと日々は流れていく。


 ドスまりさは動けない身であるが、幸せであった。


 お兄さんはゆっくりを虐めなくなった。食事は毎日ご馳走だ。
 一緒にお昼寝をしたり、遊んでくれたりするとてもゆっくり出来る人だ。
 きっと群れのゆっくり達も自分と同じようにゆっくりと幸せに暮らしているだろう。


 だが、虐待お兄さんは1人だけではない。
 他の虐待お兄さんによって、ドスまりさの群れは全滅していたのだ。
 虐待することをやめ森に入ることはなくなったお兄さんとドスまりさはそのことを知らなかった。


 ドスまりさは今日もお兄さんと仲良くゆっくりしているのだった。


「一緒にゆっくりしようね!」










終わり

by 睡眠不足な人



ドスまりさの姿が見えない設定をよく見ますが今回のドスまりさの能力では省きました。
睡眠薬→対策でペンキを塗る等も考えましたがその後の勘違いな返答が思いつかんかった。




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最終更新:2022年05月19日 13:37