ここは人間に飼われている身分の高いゆっくり達御用達のすっきりのための店の立ち並ぶ町。
今日も今日とてうっすらと化粧をされ、華やかに着飾った麗しいゆー女達が艶を帯びた声で通りの飼いゆっくりを誘っている。

「ねぇ!そこのぼうしのすてきなまりさぁ!れいむといっしょにすっきりしようよ!」
「まりさぁ、まりさぁ!ありすをむちゃくちゃにしてね!いくらでもいっしょにすっきりできるわよ!」
「むきゅ~!びょうじゃくっこもいいわよ!」

ゆー女たちの誘惑を一身に受けるのは一人の人間を従えて、ありもしない肩で風を切って通りを闊歩する一匹のまりさ。
このまりさこそ町一の遊びゆっくりと名高い商家のせがれの飼いゆっくりで、今までに4匹ものゆー女を身請けしたことがある。
身請け、と言うのは一言で言えばゆー女に教養をつませる為にかかった費用等を負担して、彼女らを買い取ること。
このまりさを飼っている商家は人里でも随一の規模を誇り、ゆー女の10匹や20匹何の問題もなく買い取れるに裕福なのだ。

「ゆゆっ!てんしゅ、きょうこそは“ぼてばらありすだゆう”とすっきりさせるんだぜ!」
「ええ、勿論ですとも。奥の部屋であなたの到着を心待ちにしておりましたよ」
「ゆっへっへ・・・この町一のゆっくりのまりささまにはいちばんのゆーじょがふさわしいんだぜ!」
「ささっ、こちらで御座いますよ!足を少し焼いているので交尾に必要な分以上は動けませんし、欲情もある程度抑えられるほうなので、存分に楽しんでください」
通りのゆー女達に見向きもせずに、この町で最も大きい店に足を踏み入れたまりさは、店主に手厚く出迎えられて店内最奥の部屋へと入っていった。



「ゆっくりしていってね!」
「ゆっくりしていってね!だぜ!」

そこにいたのは体高50cmはあろうかと言う巨大なゆっくりありすだった。
名前の通りにんっしんしているらしいのだが、この大きさから察するに10匹以上は身篭っていると見てよさそうだ。
肌はつやつやとしていて、文字通り珠のよう。艶やかで、滑らかな毛並みはまるでシルクのようだ。
その美しい髪には小さなビーズが飾り付けられていて、もともと美しいボテ腹ありす太夫の美貌をさらに引き立てている。

「あなたがまちいちばんのまりさね?ゆっくりまってたわ!」
「ゆっへっへ・・・そんなまえおきはいらないんだぜ!さっさとそこのわらにねころがるんだぜ!」
「きのはやいまりさね!」

その魅力の虜になったまりさは挨拶もそこそこにすぐさま交尾を要求し、急いで藁を敷き詰められた寝床へ向かう。
やや若干遅れて寝床に到着したボテ腹ありす太夫は今か今かと体を揺すっているまりさに口付けをし、自分も体を揺らし始めた。
互いに頬を摺り寄せて、気分を盛り上げて行く2匹。ありす太夫はゆっくり優しく、しかし感度の高い場所からそれることのない完璧に近い愛撫をこなしている。
一方のまりさの快感を貪ることしか頭に無い激しい動きからは相手への気遣いが微塵も感じられない。

「ゆっ・・・ゆっ・・・すごくうまいわ、まりさぁ・・・ゆっ!」
「ゆっへっへ・・・まりさのっ、てくはっ、むてきなんだぜっ!!」
「しゅごいっ!まりしゃあああああ!!」

しかし、あくまで仕事であり、快感を得ることが目的ではないありす太夫に痛みを訴える資格は無い。
勿論、ありす太夫クラスであれば普通の飼いゆっくりなら、文句を言ったところで何の問題もない。
だが、このまりさに限っては勝手が違う。今までに4匹もの妹分を、同じ苦労を分かち合った仲間をここから連れ出してくれているのだ。
それを気持ちよくないなんて言って気分を害させて、ここに来ないようになったらどれだけの仲間がここで朽ちていくことになるか。

「まりしゃああああ!もっどおおおお!もっどめぢゃぐぢゃにぢでえええええ!」
「ゆっべっべっ!さすがっ!まりさっ・・・だぜっ!ぼでばらっ!ありすだゆうがっ!もうにきべんきだぜっ!この、いんらんめっ!」
「あああああんっ!まりざあああああ!いぢわるっ!いわないでええええ!」

頬を乱暴にこすり付ける、交尾の形を借りた暴力にありす太夫は必死に耐え続ける。
仲間のため、あるいはいつか生まれる誰の子かもしれない赤ちゃんのために、微塵も感じていない快楽に溺れているかのように振る舞う。
あまりに乱暴な愛撫に気がつけば頬に擦り傷が出来ている。僅かに熱を帯び、じくじくとありす太夫を苦痛が攻め立てる。

「ゆ゛う゛う゛う゛うううぅぅううう・・・!まりぢゃああああああ!」
「ゆへっ!それをっ、いうならっ!まりささまっ!だぜ、にくべんきっ!」
「まりぢゃざまああああああああ!いぐうううううう!?」
「まりざもいぐぜええええええええええ!!」

勿論、てんこじゃないのだから、快感が皆無の痛みだけの行為でイクはずが無い。
しかし、何とか自力で体液を搾り出して体裁を取り繕ったありす太夫は、この痛みから逃れるために絶頂に達する寸前の乱れた姿を演じる。
そしてありす太夫を全く気遣っていないまりさはありす太夫の体を弄んで得た快感と、自分の技巧に酔いしれる独りよがりの報酬によって絶頂寸前。
ありす太夫は機を見計らって、まりさの機嫌を損ねないようにほんの一瞬早く偽りのオーガズム宣言をした。

「んほおおおおおおお!すっきりーーーーー!」
「んほおおおおおおおお!すっきりーーーーー!だぜ!」



「ゆぐっ!う、うばれりゅ!?」
まりさとの交尾が終わった直後、何度か味わったことのある鈍い痛みがありす太夫を襲った。
見てみると、複数のゆっくりと交尾した結果、その数だけ出来た産道4つのうち2つから水っぽい餡子が漏れ出している。
それは人間で言うところの破水に相当するもので、もう間もなく赤ちゃんが生まれることを意味していた。

「だ、だれがああああ!?あがぢゃんがうばれりゅよおおおお!!」
ありす太夫は少しでも赤ちゃんを確実に安全に出産するために店の従業員を呼ぶ。
「うるさいんだぜ!だまってまりさだけにうむところをみせるんだぜ!」
ありす太夫の助けを求める声を掻き消したのはまりさの怒声。あまつさえ、出産をショーか何かと勘違いしているような物言いだ。

「ゆぅ・・・でぼぉ、あがぢゃんが・・・!」
「ゆっへっへ、まりさにさからうとこわいんだぜ?!」
「ゆ・・・ゆぅ・・・」
「わかったらとっととまりささまにあやまるんだぜ!」
「ご、ごべんなざい、まりささま!」

陣痛の苦しみを堪えながら謝罪の言葉を口にしたありす太夫の姿をまりさは下卑た笑みを浮かべながら凝視している。
ゆっくりにしてはつり目気味のその目は酷く嫌らしい雰囲気を漂わせ、口元にもゆっくりらしからぬ邪悪さが見え隠れする。
そして、その下品にゆがんだ口を更に禍々しく歪めた時、案の定ろくでもない言葉が漏れ出した。

「ほんとうにゆるしてほしいんならあたまをさげるんだぜ!」
いかにも増長しているゲスらしい要求。普通のゆっくりならそろそろ怒り出すところだろう。
が、ありす太夫はそれで許してもらえるならと、お腹が圧迫される痛みに耐えながら素直に頭を下げる。
「ごべんなぢゃい、まりぢゃざま・・・っ!」
お腹が圧迫される痛みで上手く喋れないなりにも要求に応じたありす太夫が頭を頭を上げた瞬間、まりさは頭を踏みつけてきた。

「ゆびゃ!?な、なにずるのおおおお!?」
これには流石のありす太夫も抗議するが、彼女の言葉なんて意にも介さずまりさはこんなことを言ってのけた。
「まりさがいいっていうまでさげつづけるんだぜ!あがぢゃんもそのままうむんだぜ!」
「ぞんなあああああ!あがぢゃんがづぶれぢゃううううううう!」
「まりさのしったことじゃないんだぜ!いやっていうならまりさがかったこたちをひどいめにあわせるんだぜ!」

まりさは実に不快な笑みを浮かべながら、陣痛と腹部を圧迫される痛みにもがき苦しむありす太夫の上で飛び跳ねる。
「たすけをきたいしてもむだなんだぜ?もうかうってやくそくしたからありすはまりさのどれいなんだぜ!」
げらげらと品の無い笑い声をもらしながら、何度も何度も執拗に無力なありす太夫を痛めつける。

「ゆぎゅうう・・・ゆぎぃ!?」
「あかちゃんはまだうまれないんだぜ?」
「ゆがぁあぁぁあああ・・・ゆげっ!?」
「さすがごしゅじんさまよりさきにいくありすのこどもだぜっ!」
「ゆうううううぅううぅう・・・」
「のろますぎてゆっくりしてないんだぜっ!」
「ゆぐぅ!?」

仲間を想い抵抗できないありす太夫が呻き声を上げるたびに、まりさは高笑いしながら、罵声を浴びせ、頭の上で飛び跳ねる。
ありすはまりさの奴隷だ。ありすは下賎な肉便器だ。まりさに絶対服従するしかないペットだ。まりさはゆっくりをゆっくりと思わぬ言葉を吐き捨てる。
頭上から浴びせられる罵詈雑言と執拗なボディプレスの痛みに耐えながら、ありす太夫はそれに屈することなく呼吸を整えて、身を小さくして赤ちゃんを守っていた。



「ゆっ!ゆっ・・・ゆーっ・・・」
「ゆっへっへ・・・やさしいまりささまにかんしゃするんだぜ!」
ようやく頭を上げることが許されたときには赤ちゃんありすの顔が産道から覗いていた。

「あ、あがぢゃんっ・・・!がんばっでねっ!?」
みちみちと産道をこじ開けながら赤ちゃんありすはゆっくりと産道を進んで行く。
「ゆっぐぢぃぃぃぃぃ・・・ゆぎぃいぃぃぃ!?」
その都度、ありす太夫は苦悶の表情を浮かべて呻くきながら、下腹部に力を入れて我が子をひりだそうと力んでいる。

「ゆぅぅぅうう・・・ゆんっ!!?」
そうして5分ほど経った頃、ようやく最初の赤ちゃんが産道から飛び出し、産声を上げた。
「ゆっきゅりちてっちぇね!」
「「ゆっくりしていってね!」」
幼い声に応じるありす太夫の表情には苦痛が和らいだ安堵と、我が子の誕生の喜びが溢れていた。

一方、ありす太夫と同じように赤ちゃんありすの産声に応えたまりさの表情には隠しても隠し切れない悪意が浮かんでいる。
「ゆっへっへ・・・もっちりしたあかちゃんだぜ!」
「ゆきゅ!?やめちぇ!やめちぇね!」
「ゆっへっへっへ・・・まりさがすっきりさせてやるぜ!」

幼いゆっくりにとってすっきりさせられ、にんっしんさせられることは半ば死を意味する。
まりさも当然そのことは知っている。このまりさは知った上で赤ちゃんありすを欲望のはけ口にしようとしているのだ。
「ありぢゅのあがぢゃんにでをだざないでえええええええ!」
いや、違う。まりさが赤ちゃんを犯す理由はそんなものではない。ありす太夫の苦しむ姿が見たい。そのために生まれたての命を弄ぼうとしているのだ。
赤ちゃんありすを押し倒したまりさは次の赤ちゃんが産道から出ようともがく痛みで身動き一つ取れないありす太夫の悲痛な叫びをBGMにひたすら幼い命を嬲り続けた。

「いぢゃい!いぢゃいよおおおお!やめぢぇえええええ!」
「うるさいんだぜっ!さっさとっ!まりさのてくでっ!イくんだぜ!」
「いぢゃいよおおお!ぎぼぢわりゅいよおおおお!」
「まりさのてくがっ!きもちわるいわけっ!ないんだぜっ!」

やはり独りよがりで乱暴な交尾を行うまりさ。
赤ちゃんありすの皮は瞬く間に削り取られ、気がつけば圧し掛かられている下あごからカスタードが漏れ始めた。
外傷はそれだけではない。「うるさいから」と言って舌を引き抜かれ、逃げようとした際に乱暴に神を引っ張られたせいで頭の一部がはげてしまっている。
その姿を、まりさは、そんな風にしてしまった本人は、体を揺すりながら「ゆーかくのこどもにぴったりのすがただぜ!」と侮辱していた。

「ゆぅ・・・もっちょ、ゆっきゅちちたかったよ・・・」
「ゆっへっへ・・・まりささまのてくがすごすぎてゆっくりするひまもなかったんだぜ!」
頭から蔦をはやした赤ちゃんが黒ずんで息絶え、まりさが亡骸さえも辱めんとしたその瞬間・・・
「ゆっきゅりちちぇっちぇね!」
不幸にも、2匹目のありす太夫の子どもが、種族はゆっくりれいむが産声を上げた。




‐‐‐あとがき‐‐‐
えー、遊郭の描写がいい加減なのはご愛嬌。
実際に太夫クラスを抱こうと思えばそれまでに2回会って(もちろん有料)話をする必要があるし、
そもそも、みだりに触れることさえ出来ない相手なわけで。
少なくとも作中でまりさがやったようなことをやったら殺されても文句が言えないよなぁ・・・。
そもそも、それ以前にボテ腹の太夫とかないわ。

byゆっくりボールマン

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最終更新:2022年04月16日 22:58